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アルミのダイカストや、鋳鉄・銅合金の鋳造で使う溶解炉を選ぶ、工場の設備・生産技術・購買の担当の方へ

溶解炉(金属溶解炉)のメーカー8社比較【2026年】

溶解炉は、金属を溶かして、
鋳造に使う溶湯にする炉です。

ABOUT

溶解炉とは

比較表を見る ↓

溶解炉とは、鋳造工場で、アルミ・鋳鉄・銅などの金属を溶かして、
鋳物に流し込む溶湯にする炉です。
金属溶解炉とも呼びます。
溶かした湯をためて温度を保つ、溶解兼保持炉の型も多くあります。

製品の特長

  • 熱のかけ方で3つに分かれる(バーナー・浸漬ヒーター・誘導)
  • 溶かして保つまで1台でできる(溶解兼保持炉)
  • 置き場所で選ぶ(工場の集中溶解と、鋳造機の横の手元炉)

使うメリット

  • 溶かす量に合わせて選べる(研究用の5kgから100〜7,000kg/hまで)
  • 材料を予熱して燃料を減らせる(タワー型はエネルギー効率約60%)
  • 誘導炉は鋼・銅合金・貴金属も溶かせる(金属そのものを発熱させる)

選ぶときに注意すること

  1. 値段は公開されていない。溶解量と金属を伝えて見積もりを取る
  2. タワー型は、上から材料を入れる衝撃で炉が傷みやすい
  3. 燃焼だけの炉は保持室が850〜950℃になり、酸化物が出やすい
  4. 誘導炉はコイル交換のあいだ止まる。北芝電機は約7日を約3日に縮めた

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる。メイチュー・正英製作所の値は、シリーズの代表の型式の値。仕組みは富士電波工業・三建産業の解説による。

LIST

溶解炉の比較表

溶解炉(金属溶解炉)15製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

燃焼式(タワー型・手元炉)

7製品
三建産業株式会社タワー型溶解炉 サンケンメルタワーアルミの集中溶解を大きな量で回す口コミを書く要見積

上のタワーから材料を入れ、排ガスの熱で予熱してから溶かすアルミ用の溶解炉です。溶解能力は100〜7,000kg/hで、エネルギー効率は約60%です。世界で2000基以上の納入実績があります。

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
燃焼式、タワーで材料を予熱
溶解能力
100〜7,000kg/h
溶かせる金属
アルミニウム
主な用途
ダイカスト・低圧・重力鋳造の集中溶解、ギガキャスト用の機側溶解
記載なし
保持量・1回の溶解量・電源容量
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社正英製作所手許溶解兼保持炉 SMK-300ダイカスト機ごとに合わせた手元炉口コミを書く要見積

保持室で溶湯に火を直接当てず、湯面を揺らさない造りの手元溶解兼保持炉です。SMK-300は溶解能力300kg/hで、1,200kgを保持できます。ダイカストマシンに合わせてレイアウトを都度設計します。

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
ガスバーナー、保持室はフラットフレームバーナー
溶解能力
300kg/h
保持量・1回の溶解量
1,200kg
溶かせる金属
アルミ(非鉄金属)
主な用途
ダイカストマシン横の手元溶解
記載なし
電源容量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社正英製作所集中溶解炉 STM-1000工場全体の溶湯をまとめて溶かす口コミを書く要見積

保持室と樋の間に脱ガス室を設けた一体型も選べる集中溶解炉です。STM-1000は溶解能力1000kg/hで、3000kgを保持できます。脱ガス装置へ運ぶ手間が減り、溶湯の温度が下がりません。

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
ガスバーナー、保持室はフラットフレームバーナー
溶解能力
1,000kg/h
保持量・1回の溶解量
3,000kg
溶かせる金属
アルミ(非鉄金属)
主な用途
工場の集中溶解と保持
記載なし
電源容量
公式ページへ詳細・仕様
日本ルツボ株式会社タワー式溶解炉 ジェットメルター排熱を回収して燃料を減らす口コミを書く要見積

排ガスの熱で燃焼用の空気を温めるリジェネレイティブ燃焼を入れたタワー式の溶解炉です。特殊バーナーで材料をじかに温め、急いで溶かします。小型にしたミニジェットメルターもあります。

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
特殊バーナーの直接加熱、リジェネレイティブ燃焼
溶かせる金属
アルミニウム
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・電源容量・主な用途
公式ページへ詳細・仕様
日本ルツボ株式会社ルツボ式連続溶解兼保持炉 メルキーパー多品種をルツボで少しずつ溶かす口コミを書く要見積

黒鉛ルツボの炉にタワーを組み合わせ、ルツボのまま続けて溶かせる手元炉です。低い温度で溶かして適温で鋳込めるので、品種の切り替えが多い現場で使えます。定期の炉修がいりません。

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
黒鉛ルツボの炉に材料予熱のタワーを付けた型
溶かせる金属
アルミニウム
主な用途
ダイカスト・金型・砂型鋳造の手元炉
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・電源容量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社メイチュークリーンホーメル炉 HMC-30-100ハードスポットを減らしたい鋳造口コミを書く要見積

酸化物を処理する専用の部屋を持つホーメル炉で、ハードスポット対策の型です。HMC-30-100は溶解量300kg/hで、1,000kgを保持できます。酸化物を炉の中で分けて処理し、鋳物への混入を抑えます。

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
ルツボを使わない手元溶解炉、酸化物の専用処理室つき
溶解能力
300kg/h
保持量・1回の溶解量
1,000kg
溶かせる金属
アルミニウム
記載なし
電源容量・主な用途
公式ページへ詳細・仕様
株式会社メイチューニューホーメル炉 HMS-30-100ダイカスト機の横で溶かして保つ口コミを書く要見積

ルツボを使わず、傾けた炉床の上で材料を乾いたまま溶かす手元溶解炉です。HMS-30-100は溶解量300kg/hで、1,000kgを保持できます。ルツボがないので、ルツボの交換がいりません。

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
ルツボを使わない完全ドライ溶解、溶解室がドライハース室を兼ねる
溶解能力
300kg/h
保持量・1回の溶解量
1,000kg
溶かせる金属
アルミニウム
記載なし
電源容量・主な用途
公式ページへ詳細・仕様

電気ヒーター式(浸漬ヒーター)

1製品
三建産業株式会社オール電化アルミ溶解炉 S-MIC燃料を燃やさずにアルミを溶かす口コミを書く要見積

バーナーを使わず、溶湯に沈めたヒーターだけでアルミを溶かすオール電化の溶解炉です。燃焼空間・予熱タワー・排ガスダクトがいらないので、炉まわりが小さく収まります。東京電力との共同研究で開発しました。

熱のかけ方
電気ヒーター式(浸漬ヒーター)
熱源・溶かし方
電気、高出力浸漬ヒーター(SAヒーター)
溶かせる金属
アルミニウム
主な用途
中小型鋳造機の手元の溶解保持、中型の集中溶解
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・電源容量
公式ページへ詳細・仕様

誘導炉(るつぼ形・溝型)

7製品
アジャックストッコ・マグネサーミック ジャパン株式会社るつぼ形誘導炉 コアレス炉1kgから数十トンまで同じ方式で口コミを書く要見積

るつぼ形の誘導炉で、1kg単位の小さな炉から数十トン単位の大きな炉まで作ります。溶湯を一方向にかき混ぜるUDS攪拌モードを選ぶと、合金が均一になり脱ガスも進みます。真空溶解や自動注湯とも組み合わせられます。

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
誘導(るつぼ形)、シェルタイプとボックスタイプ
保持量・1回の溶解量
1kg単位から数十トン単位
主な用途
特殊合金・軽金属の合金化、真空溶解、自動注湯
記載なし
溶解能力・溶かせる金属・電源容量
公式ページへ詳細・仕様
アジャックストッコ・マグネサーミック ジャパン株式会社溝型誘導炉 ジェットフロータイプ大量の溶湯を24時間溶かし続ける口コミを書く要見積

溶湯を速く流すジェットフロータイプの溝型誘導炉で、合金がそろい炉材も長持ちします。最大の定格で24時間続けて溶かせます。傾動・定置・メッキポット・ドラムの各タイプがあります。

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
誘導(溝型)、傾動・定置・ドラムなどの型
溶かせる金属
鉄、鋳鉄、銅、銅合金、アルミニウム、亜鉛
主な用途
24時間の連続溶解、メッキ用の溶融金属
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・電源容量
公式ページへ詳細・仕様
北芝電機株式会社小型誘導炉 マイクロメルタ試作品を少量だけ鋳込む口コミを書く要見積

電源から炉体までを1つの台に載せた、研究・試作向けの小型誘導炉です。電源容量は30〜100kWで、1回に5〜100kgを溶かせます。鋳鉄・鉄鋼・銅合金に使えます。

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、1,000〜3,000Hz
保持量・1回の溶解量
5〜100kg
溶かせる金属
鋳鉄、鉄鋼、銅合金など
電源容量
30〜100kW
主な用途
研究・試作、少量多品種の生産
記載なし
溶解能力
公式ページへ詳細・仕様
北芝電機株式会社高周波誘導炉 スマートメルタ誘導炉の電力を減らして更新する口コミを書く要見積

磁気シールドと鉄心で磁気の漏れを抑えた高周波誘導炉です。同社の従来機より最大約10%の省エネになります。コイル交換の工期を短くするクイックチェンジ炉にもできます。

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、高効率コイルと磁気シールド
主な用途
鋳造工場の溶解工程、既設誘導炉の更新
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・溶かせる金属・電源容量
公式ページへ詳細・仕様
第一高周波工業株式会社小型高周波溶解装置 30kg用合金の試作で少量だけ溶かす口コミを書く要見積

試験・研究向けの小型の高周波溶解装置で、コイル保護センサを標準で付けています。50kWの高周波電源で銅換算30kg以下を60分以内に溶かします。市販の黒鉛坩堝が使えるので、手入れの費用を抑えられます。

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、5〜9.9kHz
保持量・1回の溶解量
30kg以下(銅換算)
溶かせる金属
鋳鉄、銅合金、亜鉛、金、銀など
電源容量
50kW
主な用途
少量金属の溶解、合金の試作・研究開発
記載なし
溶解能力
公式ページへ詳細・仕様
富士電波工業株式会社真空溶解炉 FVM-15酸化させたくない金属を溶かす口コミを書く要見積

真空のタンクの中で高周波誘導で溶かし、そのまま鋳込む炉です。FVM-15は鉄換算15kgを10分で溶かします。誘導のかき混ぜる作用で脱ガスも進みます。

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、真空中または雰囲気中で溶かす
保持量・1回の溶解量
15kg(鉄換算)
溶かせる金属
電池材料、磁性材料、シリコン、貴金属、高純度金属
主な用途
酸化を嫌う材料の溶解と鋳造
記載なし
溶解能力・電源容量
公式ページへ詳細・仕様
富士電波工業株式会社高周波誘導大気溶解炉 FBT-300特殊鋼や貴金属を大気中で溶かす口コミを書く要見積

耐火るつぼの周りのコイルに高周波電流を流し、金属そのものを発熱させて溶かす大気溶解炉です。FBT-300は300kgの構成例で、ステンレス・特殊鋼から貴金属まで溶かした実績があります。出湯は手動のギヤーハンドルか油圧を選べます。

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、サイリスタインバータ電源
保持量・1回の溶解量
300kg
溶かせる金属
ステンレス・特殊鋼、鋳鉄、銅・銅合金、貴金属など
主な用途
大気中での金属溶解
記載なし
溶解能力・電源容量
公式ページへ詳細・仕様

燃焼式(タワー型・手元炉)7製品

三建産業株式会社

タワー型溶解炉 サンケンメルタワー

アルミの集中溶解を大きな量で回す

上のタワーから材料を入れ、排ガスの熱で予熱してから溶かすアルミ用の溶解炉です。溶解能力は100〜7,000kg/hで、エネルギー効率は約60%です。世界で2000基以上の納入実績があります。

コスト要見積

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
燃焼式、タワーで材料を予熱
溶解能力
100〜7,000kg/h
溶かせる金属
アルミニウム
主な用途
ダイカスト・低圧・重力鋳造の集中溶解、ギガキャスト用の機側溶解
記載なし
保持量・1回の溶解量・電源容量
公式ページへ
株式会社正英製作所

手許溶解兼保持炉 SMK-300

ダイカスト機ごとに合わせた手元炉

保持室で溶湯に火を直接当てず、湯面を揺らさない造りの手元溶解兼保持炉です。SMK-300は溶解能力300kg/hで、1,200kgを保持できます。ダイカストマシンに合わせてレイアウトを都度設計します。

コスト要見積

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
ガスバーナー、保持室はフラットフレームバーナー
溶解能力
300kg/h
保持量・1回の溶解量
1,200kg
溶かせる金属
アルミ(非鉄金属)
主な用途
ダイカストマシン横の手元溶解
記載なし
電源容量
公式ページへ
株式会社正英製作所

集中溶解炉 STM-1000

工場全体の溶湯をまとめて溶かす

保持室と樋の間に脱ガス室を設けた一体型も選べる集中溶解炉です。STM-1000は溶解能力1000kg/hで、3000kgを保持できます。脱ガス装置へ運ぶ手間が減り、溶湯の温度が下がりません。

コスト要見積

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
ガスバーナー、保持室はフラットフレームバーナー
溶解能力
1,000kg/h
保持量・1回の溶解量
3,000kg
溶かせる金属
アルミ(非鉄金属)
主な用途
工場の集中溶解と保持
記載なし
電源容量
公式ページへ
日本ルツボ株式会社

タワー式溶解炉 ジェットメルター

排熱を回収して燃料を減らす

排ガスの熱で燃焼用の空気を温めるリジェネレイティブ燃焼を入れたタワー式の溶解炉です。特殊バーナーで材料をじかに温め、急いで溶かします。小型にしたミニジェットメルターもあります。

コスト要見積

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
特殊バーナーの直接加熱、リジェネレイティブ燃焼
溶かせる金属
アルミニウム
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・電源容量・主な用途
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日本ルツボ株式会社

ルツボ式連続溶解兼保持炉 メルキーパー

多品種をルツボで少しずつ溶かす

黒鉛ルツボの炉にタワーを組み合わせ、ルツボのまま続けて溶かせる手元炉です。低い温度で溶かして適温で鋳込めるので、品種の切り替えが多い現場で使えます。定期の炉修がいりません。

コスト要見積

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
黒鉛ルツボの炉に材料予熱のタワーを付けた型
溶かせる金属
アルミニウム
主な用途
ダイカスト・金型・砂型鋳造の手元炉
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・電源容量
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株式会社メイチュー

クリーンホーメル炉 HMC-30-100

ハードスポットを減らしたい鋳造

酸化物を処理する専用の部屋を持つホーメル炉で、ハードスポット対策の型です。HMC-30-100は溶解量300kg/hで、1,000kgを保持できます。酸化物を炉の中で分けて処理し、鋳物への混入を抑えます。

コスト要見積

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
ルツボを使わない手元溶解炉、酸化物の専用処理室つき
溶解能力
300kg/h
保持量・1回の溶解量
1,000kg
溶かせる金属
アルミニウム
記載なし
電源容量・主な用途
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株式会社メイチュー

ニューホーメル炉 HMS-30-100

ダイカスト機の横で溶かして保つ

ルツボを使わず、傾けた炉床の上で材料を乾いたまま溶かす手元溶解炉です。HMS-30-100は溶解量300kg/hで、1,000kgを保持できます。ルツボがないので、ルツボの交換がいりません。

コスト要見積

熱のかけ方
燃焼式(タワー型・手元炉)
熱源・溶かし方
ルツボを使わない完全ドライ溶解、溶解室がドライハース室を兼ねる
溶解能力
300kg/h
保持量・1回の溶解量
1,000kg
溶かせる金属
アルミニウム
記載なし
電源容量・主な用途
公式ページへ

電気ヒーター式(浸漬ヒーター)1製品

三建産業株式会社

オール電化アルミ溶解炉 S-MIC

燃料を燃やさずにアルミを溶かす

バーナーを使わず、溶湯に沈めたヒーターだけでアルミを溶かすオール電化の溶解炉です。燃焼空間・予熱タワー・排ガスダクトがいらないので、炉まわりが小さく収まります。東京電力との共同研究で開発しました。

コスト要見積

熱のかけ方
電気ヒーター式(浸漬ヒーター)
熱源・溶かし方
電気、高出力浸漬ヒーター(SAヒーター)
溶かせる金属
アルミニウム
主な用途
中小型鋳造機の手元の溶解保持、中型の集中溶解
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・電源容量
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誘導炉(るつぼ形・溝型)7製品

アジャックストッコ・マグネサーミック ジャパン株式会社

るつぼ形誘導炉 コアレス炉

1kgから数十トンまで同じ方式で

るつぼ形の誘導炉で、1kg単位の小さな炉から数十トン単位の大きな炉まで作ります。溶湯を一方向にかき混ぜるUDS攪拌モードを選ぶと、合金が均一になり脱ガスも進みます。真空溶解や自動注湯とも組み合わせられます。

コスト要見積

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
誘導(るつぼ形)、シェルタイプとボックスタイプ
保持量・1回の溶解量
1kg単位から数十トン単位
主な用途
特殊合金・軽金属の合金化、真空溶解、自動注湯
記載なし
溶解能力・溶かせる金属・電源容量
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アジャックストッコ・マグネサーミック ジャパン株式会社

溝型誘導炉 ジェットフロータイプ

大量の溶湯を24時間溶かし続ける

溶湯を速く流すジェットフロータイプの溝型誘導炉で、合金がそろい炉材も長持ちします。最大の定格で24時間続けて溶かせます。傾動・定置・メッキポット・ドラムの各タイプがあります。

コスト要見積

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
誘導(溝型)、傾動・定置・ドラムなどの型
溶かせる金属
鉄、鋳鉄、銅、銅合金、アルミニウム、亜鉛
主な用途
24時間の連続溶解、メッキ用の溶融金属
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・電源容量
公式ページへ
北芝電機株式会社

小型誘導炉 マイクロメルタ

試作品を少量だけ鋳込む

電源から炉体までを1つの台に載せた、研究・試作向けの小型誘導炉です。電源容量は30〜100kWで、1回に5〜100kgを溶かせます。鋳鉄・鉄鋼・銅合金に使えます。

コスト要見積

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、1,000〜3,000Hz
保持量・1回の溶解量
5〜100kg
溶かせる金属
鋳鉄、鉄鋼、銅合金など
電源容量
30〜100kW
主な用途
研究・試作、少量多品種の生産
記載なし
溶解能力
公式ページへ
北芝電機株式会社

高周波誘導炉 スマートメルタ

誘導炉の電力を減らして更新する

磁気シールドと鉄心で磁気の漏れを抑えた高周波誘導炉です。同社の従来機より最大約10%の省エネになります。コイル交換の工期を短くするクイックチェンジ炉にもできます。

コスト要見積

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、高効率コイルと磁気シールド
主な用途
鋳造工場の溶解工程、既設誘導炉の更新
記載なし
溶解能力・保持量・1回の溶解量・溶かせる金属・電源容量
公式ページへ
第一高周波工業株式会社

小型高周波溶解装置 30kg用

合金の試作で少量だけ溶かす

試験・研究向けの小型の高周波溶解装置で、コイル保護センサを標準で付けています。50kWの高周波電源で銅換算30kg以下を60分以内に溶かします。市販の黒鉛坩堝が使えるので、手入れの費用を抑えられます。

コスト要見積

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、5〜9.9kHz
保持量・1回の溶解量
30kg以下(銅換算)
溶かせる金属
鋳鉄、銅合金、亜鉛、金、銀など
電源容量
50kW
主な用途
少量金属の溶解、合金の試作・研究開発
記載なし
溶解能力
公式ページへ
富士電波工業株式会社

真空溶解炉 FVM-15

酸化させたくない金属を溶かす

真空のタンクの中で高周波誘導で溶かし、そのまま鋳込む炉です。FVM-15は鉄換算15kgを10分で溶かします。誘導のかき混ぜる作用で脱ガスも進みます。

コスト要見積

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、真空中または雰囲気中で溶かす
保持量・1回の溶解量
15kg(鉄換算)
溶かせる金属
電池材料、磁性材料、シリコン、貴金属、高純度金属
主な用途
酸化を嫌う材料の溶解と鋳造
記載なし
溶解能力・電源容量
公式ページへ
富士電波工業株式会社

高周波誘導大気溶解炉 FBT-300

特殊鋼や貴金属を大気中で溶かす

耐火るつぼの周りのコイルに高周波電流を流し、金属そのものを発熱させて溶かす大気溶解炉です。FBT-300は300kgの構成例で、ステンレス・特殊鋼から貴金属まで溶かした実績があります。出湯は手動のギヤーハンドルか油圧を選べます。

コスト要見積

熱のかけ方
誘導炉(るつぼ形・溝型)
熱源・溶かし方
高周波誘導、サイリスタインバータ電源
保持量・1回の溶解量
300kg
溶かせる金属
ステンレス・特殊鋼、鋳鉄、銅・銅合金、貴金属など
主な用途
大気中での金属溶解
記載なし
溶解能力・電源容量
公式ページへ
Q&A

溶解炉選びで、よくある疑問

購買担当の疑問溶解炉の価格は、いくら?

値段を公式に出しているメーカーはありません。各社とも溶かす量・金属・置き場所を聞いて都度設計するので、見積もりで決まります。このページの15製品も、すべて見積もりです。

設備担当の疑問溶解炉の種類は?

熱のかけ方で、バーナーで溶かす燃焼式、溶湯に沈めたヒーターで溶かす電気ヒーター式、コイルで金属を発熱させる誘導炉の3つに分かれます。このページの燃焼式は7製品、電気ヒーター式は1製品、誘導炉は7製品です。

設備担当の疑問燃焼式と誘導炉の違いは?

燃焼式はバーナーの火で材料を溶かし、アルミのダイカスト工場で多く使います。誘導炉はコイルに流した高周波電流で金属そのものを発熱させ、鋳鉄・鋼・銅合金まで溶かせます。北芝電機のマイクロメルタは鋳鉄・鉄鋼・銅合金に使えます。

工場長の疑問溶解能力はどれくらい?

三建産業のサンケンメルタワーは100〜7,000kg/hまで作ります。正英製作所のSTM-1000は1,000kg/h、メイチューのHMS-30-100は300kg/hです。研究用なら北芝電機のマイクロメルタが1回5〜100kgです。

設備担当の疑問集中溶解炉と手元炉の違いは?

集中溶解炉は工場の溶湯をまとめて溶かし、各鋳造機へ配ります。正英製作所のSTM-1000は1,000kg/hで3,000kgを保持します。手元炉は鋳造機の横に置き、正英製作所のSMK-300は300kg/hで1,200kgを保持します。

工場長の疑問アルミの酸化物やハードスポットを減らすには?

燃焼だけの炉は保持室が850〜950℃まで上がり、酸化物が出やすくなります。正英製作所のSMKシリーズは保持室で溶湯に火を当てません。メイチューのクリーンホーメル炉は、酸化物を処理する専用の部屋を持ちます。

経営者の疑問電気式の溶解炉で省エネやCO2削減になる?

なります。三建産業のS-MICは浸漬ヒーターだけで溶かし、タワー型燃焼炉より30%以上の省エネができます。バーナーとヒーターを併せたハイブリッドメルターは約25%減です。北芝電機のスマートメルタは同社の従来の誘導炉より最大約10%の省エネです。

設備担当の疑問研究・試作用の小型の溶解炉は?

誘導炉に小型があります。北芝電機のマイクロメルタは電源容量30〜100kWで、1回5〜100kgを溶かします。第一高周波工業の小型高周波溶解装置は銅換算30kg以下で、鋳鉄30kgを約40分で溶かした実績があります。

設備担当の疑問真空の中で金属を溶かせる?

誘導炉なら溶かせます。富士電波工業の真空溶解炉は鉄換算0.3kgから1500kgまで作り、FVM-15は15kgを10分で溶かします。アジャックストッコ・マグネサーミック ジャパンも、コアレス炉を真空チャンバーに入れる型を作ります。

設備担当の疑問るつぼ形(コアレス)と溝型の誘導炉の違いは?

るつぼ形は耐火るつぼの周りのコイルで溶かす型で、1kg単位から数十トン単位まであります。溝型は溶湯を溝に流して温める型で、最大の定格で24時間続けて溶かせます。アジャックストッコ・マグネサーミック ジャパンが両方を作ります。

施設管理の疑問溶解炉の寿命と手入れは?

三建産業には30年以上使われているタワー型溶解炉が多くあります。ただしタワー型は、上から材料を入れる衝撃で炉が傷みやすい設備です。誘導炉はコイル交換で止まり、北芝電機のクイックチェンジ炉は約7日を約3日に縮めました。

TYPES

溶解炉の熱のかけ方の違い

燃焼式(タワー型・手元炉)

ガスなどのバーナーで材料を溶かす型です。タワーで材料を予熱する集中溶解炉と、鋳造機の横に置く手元炉があります。アルミのダイカスト工場で多く使います。

向いている使い方

  • アルミの集中溶解
  • ダイカスト機の横での手元溶解
  • インゴット・リターン材の溶解

根拠:タワーでの材料予熱効果で、エネルギー効率約60%を達成しています。(出典2)

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電気ヒーター式(浸漬ヒーター)

溶湯に沈めたヒーターで、燃料を燃やさずにアルミを溶かす型です。燃焼空間や排ガスダクトがいらず、炉が小さく収まります。工場のCO2を減らしたいときに使います。

向いている使い方

  • 工場のCO2を減らす
  • 炉まわりの場所が狭い
  • アルミの手元の溶解保持

根拠:熱源に化石燃料を使用した燃焼機器ではなく、高出力浸漬ヒータ(SAヒータ)を採用(出典3)

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誘導炉(るつぼ形・溝型)

コイルに高周波電流を流し、金属そのものに電流を起こして発熱させる型です。鋳鉄・鋼・銅合金・貴金属まで溶かせ、真空の中でも溶かせます。研究用の5kgの炉から数十トンの炉まであります。

向いている使い方

  • 鋳鉄・鋳鋼の溶解
  • 銅合金・貴金属の溶解
  • 研究・試作の少量溶解

根拠:その周囲に巻かれたコイルに高周波電流を流すと電磁誘導作用により金属に2次電流が生じます。(出典1)

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MAKERS

溶解炉の主なメーカー8社

アジャックストッコ・マグネサーミック ジャパン株式会社

るつぼ形の誘導炉で、1kg単位の小さな炉から数十トン単位の大きな炉まで作ります。

東京都

北芝電機株式会社

電源から炉体までを1つの台に載せた、研究・試作向けの小型誘導炉です。

福島県

三建産業株式会社

上のタワーから材料を入れ、排ガスの熱で予熱してから溶かすアルミ用の溶解炉です。

広島県

株式会社正英製作所

保持室で溶湯に火を直接当てず、湯面を揺らさない造りの手元溶解兼保持炉です。

大阪府

第一高周波工業株式会社

試験・研究向けの小型の高周波溶解装置で、コイル保護センサを標準で付けています。

東京都

日本ルツボ株式会社

排ガスの熱で燃焼用の空気を温めるリジェネレイティブ燃焼を入れたタワー式の溶解炉です。

東京都

富士電波工業株式会社

真空のタンクの中で高周波誘導で溶かし、そのまま鋳込む炉です。

大阪府

株式会社メイチュー

酸化物を処理する専用の部屋を持つホーメル炉で、ハードスポット対策の型です。

愛知県

出典
  1. 富士電波工業 高周波誘導大気溶解炉(FBTシリーズ)
  2. 三建産業 アルミ溶解炉
  3. 三建産業 オール電化アルミ溶解炉(S-MIC)
  4. 三建産業 タワー型溶解炉 サンケンメルタワー カタログ
  5. 三建産業 ハイブリッド式急速溶解炉
  6. メイチュー アルミ溶解炉
  7. メイチュー ニューホーメル炉 HMS
  8. メイチュー クリーンホーメル炉 HMC
  9. メイチュー 会社案内
  10. 正英製作所 手許溶解兼保持炉
  11. 正英製作所 集中溶解炉
  12. 日本ルツボ 非鉄金属用工業炉
  13. 北芝電機 次世代高効率誘導炉 スマートメルタ
  14. 北芝電機 小型誘導炉 マイクロメルタ
  15. 富士電波工業 真空溶解炉
  16. 第一高周波工業 小型高周波溶解炉
  17. アジャックストッコ・マグネサーミック ジャパン コアレス炉
  18. アジャックストッコ・マグネサーミック ジャパン 溝型誘導炉
掲載基準

鋳造工場や研究所で、アルミ・鋳鉄・鋼・銅合金・貴金属などの金属を溶かして溶湯にする溶解炉(溶解兼保持炉を含む)に限ります。バーナーで溶かす燃焼式(タワー型・手元炉・ルツボ式)、溶湯に沈めたヒーターで溶かす電気ヒーター式、コイルで金属を発熱させる誘導炉を載せました。日本に法人があり、自社で設計・製作し、公式サイトで今案内している製品で、各社の代表の型を1社2製品まで載せています。シリーズで型が並ぶものは代表の型式の値です。熱処理用の電気炉(電気炉のページ)、るつぼ単体(るつぼのページ)、粉体を焼くロータリーキルン、溶かさずに温めるだけの誘導加熱装置、取鍋の加熱装置、保持専用の炉は載せていません。

溶解炉(金属溶解炉)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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