口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料

研究所・品質管理・試作の現場で電気炉を入れる担当の方へ

電気炉のメーカー8社比較【2026年】

電気炉は、電気の熱で炉の中を高い温度にして、
試料や部品を焼く・溶かす・熱処理する装置です。

ABOUT

電気炉とは

比較表を見る ↓

電気でヒーターを熱くして炉の中を高い温度にし、
試料や部品を焼く・溶かす・熱処理する装置です。

ラボ用の電気炉・実験用の電気炉とも呼びます。

研究所では灰化・焼成・アニール、工場では試作や小ロットの熱処理に使います。

製品の特長

  • 前扉の箱型・高温炉・管状炉・昇降式の形がある
  • 発熱体で上がる温度が決まる(鉄クロム線は1150℃級、二ケイ化モリブデンは1700℃⁠⁠⁠級)
  • 昇温・保持・冷却をプログラムで自動で回せる

使うメリット

  • 決めた温度と時間で、同じ条件の熱処理をくり返せる
  • 管状炉や置換炉なら、窒素・アルゴンや真空の中で焼ける
  • 卓上の小型機なら、実験室の作業台に置ける

選ぶときに注意すること

  1. 先に、ふだん使う温度(常用温度)と試料の大きさを決めて、種類を絞る
  2. 電源を確かめる。単相200Vや三相200Vの工事がいる機種が多い
  3. 有機物を焼くと煙と臭いが出る。排気と脱臭の段取りを決める(脱臭装置・排気ユニットはオプションの機種が多い)
  4. 断熱材のRCF(セラミックファイバー)は特定化学物質。交換や捨てるときの扱いを確かめる

※マッフル炉の説明とRCFの扱いはヤマト科学の製品ページ、製品の数字は各メーカーの公式の製品ページ、値段はヤマト科学の製品ページの掲載価格による。

LIST

電気炉の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

電気炉13製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

箱型(マッフル炉)

3製品
デンケン・ハイデンタル株式会社マッフル炉 1500Plus灰化・焼成を速く回したい口コミを書く936,000円税抜、ヤマト科学の掲載価格

室温から1150℃まで約25分で上がる、デンケン・ハイデンタルのマッフル炉です。炉内は13.8Lで、プログラムは50パターン・100セグメントまで入ります。ヤマト科学の掲載価格は936,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
箱型(マッフル炉)
最高温度
1150℃
常用温度
1000℃
炉内寸法
W230×H200×D300mm
容量
13.8L
昇温時間
約25分(室温から1150℃)
発熱体
鉄クロム線
電力
3.6kVA
電源
AC200V 単相30A
雰囲気
大気(ガス導入ユニットはオプション)
特長
プログラム50パターン・100セグメント
外形・⁠⁠⁠質量
W510×H520×D608mm、49kg
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ヤマト科学株式会社マッフル炉 FP313灰化や微量分析の前処理口コミを書く791,000円税抜

ヒーターが炉の中に出ていない、ヤマト科学のマッフル炉です。ヒーターから出る成分が試料に付きにくいので、微量分析の前処理に向きます。断熱材にはRCFを使わないアルミナファイバを使い、値段は791,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
箱型(マッフル炉)
最高温度
1150℃
炉内寸法
W200×D250×H150mm
容量
7.5L
昇温時間
約90分(1150℃通過まで)
発熱体
断熱材に覆われたヒーター(炉内に出ない)
電力
ヒーター2.4kW
電源
単相AC200V 12.5A
雰囲気
大気(N2ガス導入装置はオプション)
特長
RCFを使わないアルミナファイバの炉体
外形・⁠⁠⁠質量
W446×D504×H565mm、43kg
記載なし
常用温度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ヴァーダー⁠・サイエンティフィック株式会社カーボライト CWF 11/13ガスを流す熱処理も視野に入れる口コミを書く要見積

カーボライト・ゲロの卓上のチャンバー炉で、日本ではヴァーダー・サイエンティフィックが売っています。金属製のレトルトを組み合わせると、1100℃までガスを流しながら熱処理できます。炉内は13Lで、最高1100℃まで76分で上がります。

種類
箱型(マッフル炉)
最高温度
1100℃
常用温度
1000℃
炉内寸法
H200×W200×D325mm
容量
13L
昇温時間
76分
発熱体
自然輻射型巻線式ヒータ
電力
最大3,100W
雰囲気
大気(金属製レトルトで1100℃まで⁠の改変雰囲気)
特長
ヒーターユニットを交換しやすい
外形・⁠⁠⁠質量
H670×W435×D608mm、47kg
記載なし
電源
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)

4製品
デンケン・ハイデンタル株式会社KDF-1700セラミックスの焼結・⁠⁠⁠溶融口コミを書く3,533,000円税抜、ヤマト科学の掲載価格

常温から1700℃まで約65分で上がる、デンケン・ハイデンタルの卓上の高温炉です。常用1600℃で、二硅化モリブデンのヒーター10本で炉内12Lを熱します。ヤマト科学の掲載価格は3,533,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)
最高温度
1700℃
常用温度
1600℃
炉内寸法
W200×H230×D260mm
容量
12L
昇温時間
約65分(常温から1700℃、空積・50Hz時)
発熱体
二硅化モリブデン(カンタルスーパー1800)10本
電力
6kW max
電源
AC200V ⁠⁠単相
特長
プログラム19パターン・30セグメント
外形・⁠⁠⁠質量
W560×H830×D630mm、約140kg
記載なし
雰囲気
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
フルテック株式会社FT-106(FM)高温の小さな試料を手早く焼く口コミを書く要見積

炉内が幅・奥行・高さとも150mmの、フルテックの小型の高温炉です。ガスの流量計が付いていて、そのまま簡易な雰囲気焼成ができます。オプションの急速仕様なら、30分で1,500℃まで上がります。

種類
高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)
最高温度
1,600℃
炉内寸法
W150×D150×H150mm
昇温時間
30分で1,500℃(オプションの急速仕様)
電力
3.5kW
電源
AC200V ⁠⁠単相
雰囲気
簡易雰囲気(ガスフローメーター標準装備)
特長
炉内の幅と高さが同じ
外形・⁠⁠⁠質量
W430×D630×H710mm、77kg
記載なし
常用温度・容量・発熱体
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
丸祥電器株式会社SUPER MAX SPX1518T-⁠17高温で取り出す作業を安全に口コミを書く要見積

前の扉を横に滑らせて開ける、丸祥電器の高温炉です。扉が開く向きのおかげで、高温のワークを安全に取り出せます。常用最高1700℃で、出力3kWの小さな機種です。

種類
高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)
常用温度
1700℃(常用最高)
炉内寸法
W150×H160×D180mm
発熱体
二珪化モリブデンヒーター
電力
3kW
電源
単相200V 5kVA
雰囲気
大気
特長
スライド扉で高温のワークを取り出せる
記載なし
最高温度・容量・昇温時間・外形・⁠⁠⁠質量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社モトヤマスーパーバーン S7-2025D1700℃で使い続ける焼成口コミを書く要見積

1975年からのスーパーバーンを改めた、モトヤマの高温炉です。常用最高1700℃で、有効寸法の中の温度分布は約±3℃です。制御部が炉と分かれていて、卓上にも専用架台にも置けます。

種類
高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)
常用温度
1700℃(常用最高温度)
炉内寸法
W200×H200×D250mm
昇温時間
約60min(空炉)
発熱体
二ケイ化モリブデン(MoSi2)
電力
発熱体容量6.0kW
電源
AC200V ⁠⁠単相
雰囲気
酸化雰囲気⁠(大気)
特長
温度分布 約±3℃(有効寸法内)
外形・⁠⁠⁠質量
炉体W490×H625×D670mm、約74kg(制御部は別)
記載なし
最高温度・⁠⁠⁠容量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

管状炉・真空ガス置換炉

3製品
SKメディカル電子株式会社VF-3000A100Vで真空・ガス置換の焼成試験口コミを書く要見積

炉内を真空にしてガスを入れ替えられる、SKメディカル電子の卓上の電気炉です。昇降式のステージに試料を載せて炉に入れ、AC100Vで動きます。常温から1000℃まで約10分で上がります。

種類
管状炉・真空ガス置換炉
最高温度
1100℃
常用温度
1000℃
炉内寸法
直径80×高さ50mm(有効炉内寸法)
昇温時間
約10分(常温から1000℃、⁠⁠⁠空炉)
電力
1100VA(真空ポンプ含まず)
電源
AC100V
雰囲気
大気・真空・不活性ガス(到達真空100Pa以下)
特長
昇降式ステージに試料を載せる
外形・⁠⁠⁠質量
W290×D310×H490mm、約18kg
記載なし
容量・発熱体
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
フルテック株式会社FT-01VAC-1650卓上で真空・ガス中の焼成口コミを書く要見積

卓上に載る大きさで、真空とガス雰囲気の中で1,600℃まで焼ける、フルテックの管状炉です。ガスの導入は2系統で、流量はデジタルで合わせます。1,550℃までは30分で上がります。

種類
管状炉・真空ガス置換炉
最高温度
1,600℃
炉内寸法
管の直径42×長さ120mm
昇温時間
30分で1,550℃
電力
4kW
電源
AC200V
雰囲気
真空・ガス雰囲気(ガス導入2系統)
特長
デジタルブルドン計つき
外形・⁠⁠⁠質量
W330×D570×H390mm、17.5kg
記載なし
常用温度・容量・発熱体
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ヴァーダー⁠・サイエンティフィック株式会社カーボライト TF1 12/60/300管の太さを替えて使い回す口コミを書く要見積

カーボライト・ゲロの管状炉で、日本ではヴァーダー・サイエンティフィックが売っています。アダプタで太さの違う作業管を差し替えられ、1台を何通りにも使えます。水平にも垂直にも置け、1200℃まで35分で上がります。

種類
管状炉・真空ガス置換炉
最高温度
1200℃
炉内寸法
作業管の外径60mm、加熱長300mm
昇温時間
35分
電力
最大1,500W
雰囲気
大気(作業管パッケージ⁠で真空・修飾雰囲気)
特長
水平・垂直どちらでも使える
外形・⁠⁠⁠質量
H575×W495×D480mm、37kg
記載なし
常用温度・容量・発熱体・⁠⁠⁠電源
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

昇降式・ポット炉

3製品
株式会社畑電機製作所エレポット電気炉 SH型焼入れ・焼戻しを少量で口コミを書く要見積

上の蓋を開けて入れる円筒形の、畑電機製作所のポット炉です。15kgと軽く、電力1.8kWで1150℃まで上がるので、工場の片すみで焼入れ・焼戻しをするのに向きます。窒素を流して酸化・脱炭を減らす仕様もあります。

種類
昇降式・ポット炉
最高温度
1150℃
炉内寸法
直径200×300mm(有効275mm)
電力
1.8kW
電源
単相200V
雰囲気
大気(窒素雰囲気仕様あり)
特長
上蓋式の円筒形の炉
外形・⁠⁠⁠質量
外径直径355×540mm、15kg(制御盤除く)
記載なし
常用温度・容量・昇温時間・発熱体
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
丸祥電器株式会社SUPER MINI SPM6512-17A少量の試料を1700℃で焼く口コミを書く要見積

炉の底が下がる昇降式の、丸祥電器の小型の高温炉です。炉内は直径65mmと小さく、大学や研究機関の少量の加熱処理に向けて作られています。出力1.4kWで、常用最高1700℃まで使えます。

種類
昇降式・ポット炉
常用温度
1700℃(常用最高)
炉内寸法
直径65×高さ120mm
電力
1.4kW
電源
単相200V 2.2kVA
雰囲気
大気
特長
炉床昇降式、ゾーンPIDプログラム制御
外形・⁠⁠⁠質量
W620×D485×H840mm、110kg
記載なし
最高温度・容量・昇温時間・発熱体
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社モトヤマNLV-5050J大きな試料をまとめて1600℃⁠⁠⁠で口コミを書く要見積

炉内が500mm角ある、モトヤマの炉底昇降式の電気炉です。炉の底がモーターで下がるので、重い試料も載せやすく、研究用にも生産用にも使えます。1600℃まで約4時間で上がります。

種類
昇降式・ポット炉
最高温度
1,600℃
常用温度
1,600℃
炉内寸法
W500×H500×D500mm
昇温時間
約4時間(1600℃⁠⁠⁠まで)
発熱体
二ケイ化モリブデン(MoSi2)
電力
ヒーター電力34kW
電源
AC200V 三相、設備電力39kVA
雰囲気
大気(酸化雰囲気)
特長
炉底がモーターで昇降
記載なし
容量・外形・⁠⁠⁠質量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

箱型(マッフル炉)3製品

デンケン・ハイデンタル株式会社

マッフル炉 1500Plus

灰化・焼成を速く回したい

室温から1150℃まで約25分で上がる、デンケン・ハイデンタルのマッフル炉です。炉内は13.8Lで、プログラムは50パターン・100セグメントまで入ります。ヤマト科学の掲載価格は936,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト936,000円税抜、ヤマト科学の掲載価格

種類
箱型(マッフル炉)
最高温度
1150℃
常用温度
1000℃
炉内寸法
W230×H200×D300mm
容量
13.8L
昇温時間
約25分(室温から1150℃)
発熱体
鉄クロム線
電力
3.6kVA
電源
AC200V 単相30A
雰囲気
大気(ガス導入ユニットはオプション)
特長
プログラム50パターン・100セグメント
外形・⁠⁠⁠質量
W510×H520×D608mm、49kg
公式ページへ
ヤマト科学株式会社

マッフル炉 FP313

灰化や微量分析の前処理

ヒーターが炉の中に出ていない、ヤマト科学のマッフル炉です。ヒーターから出る成分が試料に付きにくいので、微量分析の前処理に向きます。断熱材にはRCFを使わないアルミナファイバを使い、値段は791,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト791,000円税抜

種類
箱型(マッフル炉)
最高温度
1150℃
炉内寸法
W200×D250×H150mm
容量
7.5L
昇温時間
約90分(1150℃通過まで)
発熱体
断熱材に覆われたヒーター(炉内に出ない)
電力
ヒーター2.4kW
電源
単相AC200V 12.5A
雰囲気
大気(N2ガス導入装置はオプション)
特長
RCFを使わないアルミナファイバの炉体
外形・⁠⁠⁠質量
W446×D504×H565mm、43kg
記載なし
常用温度
公式ページへ
ヴァーダー⁠・サイエンティフィック株式会社

カーボライト CWF 11/13

ガスを流す熱処理も視野に入れる

カーボライト・ゲロの卓上のチャンバー炉で、日本ではヴァーダー・サイエンティフィックが売っています。金属製のレトルトを組み合わせると、1100℃までガスを流しながら熱処理できます。炉内は13Lで、最高1100℃まで76分で上がります。

コスト要見積

種類
箱型(マッフル炉)
最高温度
1100℃
常用温度
1000℃
炉内寸法
H200×W200×D325mm
容量
13L
昇温時間
76分
発熱体
自然輻射型巻線式ヒータ
電力
最大3,100W
雰囲気
大気(金属製レトルトで1100℃まで⁠の改変雰囲気)
特長
ヒーターユニットを交換しやすい
外形・⁠⁠⁠質量
H670×W435×D608mm、47kg
記載なし
電源
公式ページへ

高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)4製品

デンケン・ハイデンタル株式会社

KDF-1700

セラミックスの焼結・⁠⁠⁠溶融

常温から1700℃まで約65分で上がる、デンケン・ハイデンタルの卓上の高温炉です。常用1600℃で、二硅化モリブデンのヒーター10本で炉内12Lを熱します。ヤマト科学の掲載価格は3,533,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト3,533,000円税抜、ヤマト科学の掲載価格

種類
高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)
最高温度
1700℃
常用温度
1600℃
炉内寸法
W200×H230×D260mm
容量
12L
昇温時間
約65分(常温から1700℃、空積・50Hz時)
発熱体
二硅化モリブデン(カンタルスーパー1800)10本
電力
6kW max
電源
AC200V ⁠⁠単相
特長
プログラム19パターン・30セグメント
外形・⁠⁠⁠質量
W560×H830×D630mm、約140kg
記載なし
雰囲気
公式ページへ
フルテック株式会社

FT-106(FM)

高温の小さな試料を手早く焼く

炉内が幅・奥行・高さとも150mmの、フルテックの小型の高温炉です。ガスの流量計が付いていて、そのまま簡易な雰囲気焼成ができます。オプションの急速仕様なら、30分で1,500℃まで上がります。

コスト要見積

種類
高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)
最高温度
1,600℃
炉内寸法
W150×D150×H150mm
昇温時間
30分で1,500℃(オプションの急速仕様)
電力
3.5kW
電源
AC200V ⁠⁠単相
雰囲気
簡易雰囲気(ガスフローメーター標準装備)
特長
炉内の幅と高さが同じ
外形・⁠⁠⁠質量
W430×D630×H710mm、77kg
記載なし
常用温度・容量・発熱体
公式ページへ
丸祥電器株式会社

SUPER MAX SPX1518T-⁠17

高温で取り出す作業を安全に

前の扉を横に滑らせて開ける、丸祥電器の高温炉です。扉が開く向きのおかげで、高温のワークを安全に取り出せます。常用最高1700℃で、出力3kWの小さな機種です。

コスト要見積

種類
高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)
常用温度
1700℃(常用最高)
炉内寸法
W150×H160×D180mm
発熱体
二珪化モリブデンヒーター
電力
3kW
電源
単相200V 5kVA
雰囲気
大気
特長
スライド扉で高温のワークを取り出せる
記載なし
最高温度・容量・昇温時間・外形・⁠⁠⁠質量
公式ページへ
株式会社モトヤマ

スーパーバーン S7-2025D

1700℃で使い続ける焼成

1975年からのスーパーバーンを改めた、モトヤマの高温炉です。常用最高1700℃で、有効寸法の中の温度分布は約±3℃です。制御部が炉と分かれていて、卓上にも専用架台にも置けます。

コスト要見積

種類
高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)
常用温度
1700℃(常用最高温度)
炉内寸法
W200×H200×D250mm
昇温時間
約60min(空炉)
発熱体
二ケイ化モリブデン(MoSi2)
電力
発熱体容量6.0kW
電源
AC200V ⁠⁠単相
雰囲気
酸化雰囲気⁠(大気)
特長
温度分布 約±3℃(有効寸法内)
外形・⁠⁠⁠質量
炉体W490×H625×D670mm、約74kg(制御部は別)
記載なし
最高温度・⁠⁠⁠容量
公式ページへ

管状炉・真空ガス置換炉3製品

SKメディカル電子株式会社

VF-3000A

100Vで真空・ガス置換の焼成試験

炉内を真空にしてガスを入れ替えられる、SKメディカル電子の卓上の電気炉です。昇降式のステージに試料を載せて炉に入れ、AC100Vで動きます。常温から1000℃まで約10分で上がります。

コスト要見積

種類
管状炉・真空ガス置換炉
最高温度
1100℃
常用温度
1000℃
炉内寸法
直径80×高さ50mm(有効炉内寸法)
昇温時間
約10分(常温から1000℃、⁠⁠⁠空炉)
電力
1100VA(真空ポンプ含まず)
電源
AC100V
雰囲気
大気・真空・不活性ガス(到達真空100Pa以下)
特長
昇降式ステージに試料を載せる
外形・⁠⁠⁠質量
W290×D310×H490mm、約18kg
記載なし
容量・発熱体
公式ページへ
フルテック株式会社

FT-01VAC-1650

卓上で真空・ガス中の焼成

卓上に載る大きさで、真空とガス雰囲気の中で1,600℃まで焼ける、フルテックの管状炉です。ガスの導入は2系統で、流量はデジタルで合わせます。1,550℃までは30分で上がります。

コスト要見積

種類
管状炉・真空ガス置換炉
最高温度
1,600℃
炉内寸法
管の直径42×長さ120mm
昇温時間
30分で1,550℃
電力
4kW
電源
AC200V
雰囲気
真空・ガス雰囲気(ガス導入2系統)
特長
デジタルブルドン計つき
外形・⁠⁠⁠質量
W330×D570×H390mm、17.5kg
記載なし
常用温度・容量・発熱体
公式ページへ
ヴァーダー⁠・サイエンティフィック株式会社

カーボライト TF1 12/60/300

管の太さを替えて使い回す

カーボライト・ゲロの管状炉で、日本ではヴァーダー・サイエンティフィックが売っています。アダプタで太さの違う作業管を差し替えられ、1台を何通りにも使えます。水平にも垂直にも置け、1200℃まで35分で上がります。

コスト要見積

種類
管状炉・真空ガス置換炉
最高温度
1200℃
炉内寸法
作業管の外径60mm、加熱長300mm
昇温時間
35分
電力
最大1,500W
雰囲気
大気(作業管パッケージ⁠で真空・修飾雰囲気)
特長
水平・垂直どちらでも使える
外形・⁠⁠⁠質量
H575×W495×D480mm、37kg
記載なし
常用温度・容量・発熱体・⁠⁠⁠電源
公式ページへ

昇降式・ポット炉3製品

株式会社畑電機製作所

エレポット電気炉 SH型

焼入れ・焼戻しを少量で

上の蓋を開けて入れる円筒形の、畑電機製作所のポット炉です。15kgと軽く、電力1.8kWで1150℃まで上がるので、工場の片すみで焼入れ・焼戻しをするのに向きます。窒素を流して酸化・脱炭を減らす仕様もあります。

コスト要見積

種類
昇降式・ポット炉
最高温度
1150℃
炉内寸法
直径200×300mm(有効275mm)
電力
1.8kW
電源
単相200V
雰囲気
大気(窒素雰囲気仕様あり)
特長
上蓋式の円筒形の炉
外形・⁠⁠⁠質量
外径直径355×540mm、15kg(制御盤除く)
記載なし
常用温度・容量・昇温時間・発熱体
公式ページへ
丸祥電器株式会社

SUPER MINI SPM6512-17A

少量の試料を1700℃で焼く

炉の底が下がる昇降式の、丸祥電器の小型の高温炉です。炉内は直径65mmと小さく、大学や研究機関の少量の加熱処理に向けて作られています。出力1.4kWで、常用最高1700℃まで使えます。

コスト要見積

種類
昇降式・ポット炉
常用温度
1700℃(常用最高)
炉内寸法
直径65×高さ120mm
電力
1.4kW
電源
単相200V 2.2kVA
雰囲気
大気
特長
炉床昇降式、ゾーンPIDプログラム制御
外形・⁠⁠⁠質量
W620×D485×H840mm、110kg
記載なし
最高温度・容量・昇温時間・発熱体
公式ページへ
株式会社モトヤマ

NLV-5050J

大きな試料をまとめて1600℃⁠⁠⁠で

炉内が500mm角ある、モトヤマの炉底昇降式の電気炉です。炉の底がモーターで下がるので、重い試料も載せやすく、研究用にも生産用にも使えます。1600℃まで約4時間で上がります。

コスト要見積

種類
昇降式・ポット炉
最高温度
1,600℃
常用温度
1,600℃
炉内寸法
W500×H500×D500mm
昇温時間
約4時間(1600℃⁠⁠⁠まで)
発熱体
二ケイ化モリブデン(MoSi2)
電力
ヒーター電力34kW
電源
AC200V 三相、設備電力39kVA
雰囲気
大気(酸化雰囲気)
特長
炉底がモーターで昇降
記載なし
容量・外形・⁠⁠⁠質量
公式ページへ
Q&A

電気炉選びで、よくある疑問

購買担当の疑問電気炉の価格は、いくら?

値段を出しているのは13製品中3製品だけで、どれもヤマト科学の掲載価格です。マッフル炉のFP313が791,000円、デンケン・ハイデンタルの1500Plusが936,000円、1700℃の高温炉KDF-1700が3,533,000円(いずれも税抜)⁠で⁠す⁠。ほかの機種はメーカーか販売店に見積もりを取ります。

設備担当の疑問電気炉とマッフル炉の違いは?

マッフル炉は電気炉の一つで、炉の中にヒーターが出ていない作りのものを指します。ヒーターから出る成分が試料に付きにくいので、ヤマト科学は微量分析やコンタミを防ぎたい用途に向くと案内しています。

設備担当の疑問電気炉の仕組みは?

炉の中のヒーター(発熱体)に電気を流して熱くし、まわりを断熱材で囲んで熱を逃がさないようにしています。炉の中の温度を熱電対で測り、温度調節器がPID制御でヒーターに流す電気を加減して、決めた温度に保ちます。

設備担当の疑問電気炉の種類は?陶芸用・家庭用とは違う?

このページでは4つに分けています。前の扉から出し入れする箱型(マッフル炉)、1600〜1700℃まで上げる高温炉、管の中をガスや真空にして焼く管状炉・真空ガス置換炉、炉の底や上の蓋から出し入れする昇降式・ポット炉です。陶芸・ガラス工芸用の電気窯や家庭用の小型炉は、このページでは扱っていません。

工場長の疑問最高温度と常用温度の違いは?

最高温度は短い時間なら出せる上限で、常用温度はふだん使い続ける温度です。デンケン・ハイデンタルの1500Plusは常用1000℃・最高1150℃、KDF-1700は常用1600℃・最高1700℃です。使いたい温度が常用温度に収まる機種を選びます。

設備担当の疑問1700℃まで上げられる電気炉は?

デンケン・ハイデンタルのKDF-1700(最高1700℃)、モトヤマのS7-2025D、丸祥電器のSPX1518T-17とSPM6512-17A(いずれも常用最高1700℃)で⁠す⁠。ヒーターは二ケイ化モリブデンを使います。

工場長の疑問電気炉の昇温時間は、どのくらい?

機種と温度で大きく違います。デンケン・ハイデンタルの1500Plusは室温から1150℃まで約25分、KDF-1700は1700℃まで約65分、SKメディカル電子のVF-3000Aは1000℃まで約10分です。モトヤマの炉内500mm角のNLV-5050Jは、1600℃まで約4時間かかります。

工場長の疑問管状炉は、どんなときに使う?

管の中にガスを流したり真空にしたりして、酸化させたくない試料を焼くときです。フルテックのFT-01VAC-1650は直径42mmの管で1,600℃まで、ガスの導入は2系統です。カーボライト・ゲロのTF1 12/60/300は外径60mmの作業管で、加熱長は300mmです。

施設管理の疑問小型・卓上の電気炉は、100Vで使える?

この表でAC100Vで動くのは、SKメディカル電子のVF-3000A(1100VA)だけです。ヤマト科学のFP313は単相200V 12.5A、デンケン・ハイデンタルの1500Plusは単相200V 30A、モトヤマのNLV-5050Jは三相200Vで設備電力39kVAです。置く前に電源の工事がいるかを確かめます。

経営者の疑問電気炉の断熱材のRCF規制とは?

炉の断熱材に使うRCF(リフラクトリーセラミックファイバー)は、特定化学物質の管理第2類物質です。ヤマト科学のFP313は、RCFを使わないアルミナファイバに替えています。古い炉の断熱材を交換するときや捨てるときは、扱い方を確かめます。

購買担当の疑問少量の焼入れ・焼戻しに使える電気炉は?

畑電機製作所のエレポット電気炉SH型は、単相200V・1.8kWで1150℃まで上がり、本体は15kgです。窒素を流して酸化・脱炭を減らす仕様もあります。大きな部品をまとめて焼くなら、モトヤマのNLV-5050J(炉内500mm角・1,600℃)のような昇降式を選びます。

購買担当の疑問電気炉でシェアが大きいメーカーは?

国内シェアの公的な統計は見つかりませんでした。デンケン・ハイデンタルは公式サイトで、自社を理化学向け電気炉の「国内TOPメーカ」と案内しています(自社の記載)。モトヤマは、高温炉スーパーバーンの販売台数が3000台を超えたと案内しています。

TYPES

電気炉の種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

箱型(マッフル炉)

前の扉を開けて試料を出し入れする、いちばん基本の電気炉です。炉の壁の中にヒーターを埋め、炉の中にヒーターが出ていないものをマッフル炉と呼びます。1100〜1150℃級が多く、灰化や焼成、金属・ガラスのアニールに使います。

向いている使い方

  • 灰化・強熱減量の試験
  • 試料の焼成
  • 金属・ガラスのアニール

根拠:電気炉の中で炉内にヒータが露出していない構造の物をマッフル炉と呼んでいます(ヤマト科学 FP313)(出典1)

この種類の3製品を表で見る

高温炉(1600〜1700℃⁠⁠⁠級)

二ケイ化モリブデンなどのヒーターで、1600〜1700℃まで上げる前扉の炉です。セラミックスの焼結やガラスの溶融のように、マッフル炉の温度では足りない試験に使います。単相200Vで数kWの電気を使う機種が多く、電源を先に確かめます。

向いている使い方

  • セラミックスの焼結
  • ガラスの溶融
  • 新素材のテスト焼成

根拠:デンケン・ハイデンタル KDF-1700 最高使用温度1700℃、発熱体 二硅化モリブデン(出典3)

この種類の4製品を表で見る

管状炉・真空ガス置換炉

筒形の炉に石英やアルミナの管を通し、管の中にガスを流したり真空にしたりして焼く炉です。酸化させたくない試料の焼成や、窒素・アルゴンの中での熱処理に使います。炉内を真空にしてガスを入れ替える卓上の置換炉も、この組に入れています。

向いている使い方

  • 窒素・アルゴン中の焼成
  • 真空中の熱処理
  • 粉末の還元・⁠⁠⁠合成

根拠:フルテック 卓上型高温管状真空雰囲気炉 FT-01VAC-1630/1650(出典9)

この種類の3製品を表で見る

昇降式・ポット炉

炉の底(炉床)を下げて試料を載せる昇降式と、上の蓋を開けて入れる円筒形のポット炉です。熱い試料を出し入れしやすく、重い物や数の多い試料もまとめて焼けます。大きいものは炉内500mm角で、三相200Vの電源を使います。

向いている使い方

  • 重い試料・るつぼの出し入れ
  • 少量の焼入れ・焼戻し
  • 大きな試料のまとめ焼き

根拠:モトヤマ 炉底昇降式電気炉 NLVシリーズ(出典7)

この種類の3製品を表で見る
MAKERS

電気炉の主なメーカー8社

デンケン・ハイデンタルは公式サイトで、自社を歯科技工機器・材料と理化学向け電気炉の「国内TOPメーカ」と案内しています(自社の記載)。国内シェアの公的な統計は見つからなかったので、シェアの順位は書いていません。
社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:研究所・品質管理・試作・小ロット生産で使う、据え置きの電気炉に限ります。前扉の箱型炉(マッフル炉)、1600〜1700℃級の高温炉、管状炉と真空ガス置換炉、炉床昇降式・ポット炉を載せています。メーカーが自社で作るか自社の型番で売り、公式サイトで今案内している製品で、日本法人のある会社だけです。カーボライト・ゲロはVerder Scientificグループの海外のメーカーで、日本法人のヴァーダー・サイエンティフィック株式会社が売っているので、カーボライトの日本語の公式サイトの記載を使っています。値段はメーカーの公式サイトに無いため、販売するヤマト科学の製品ページの掲載価格を載せています。製鋼用のアーク炉・誘導炉や連続炉などの大型の工業炉、注文ごとに作る生産炉、ヒーター単体(工業用ヒーターのページで比べます)、300℃くらいまでの恒温器・乾燥器、陶芸・趣味用の電気窯、歯科技工用の炉、熱処理の受託サービスだけのもの、家庭用、中古、代理店や商社が売る他社製品は除いています。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

電気炉を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉