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計測・センシング・露光・加工・表示の装置に組み込む半導体レーザ(レーザダイオード・LDモジュール⁠)を選ぶ、設計・開発・部品調達の担当の方へ

半導体レーザのメーカー8社比較【2026年】

半導体レーザは、半導体に電流を流して、
波長のそろったレーザー光を出す光の部品です。

ABOUT

半導体レーザとは

比較表を見る ↓

半導体レーザとは、半導体に電流を流して、
波長のそろったレーザー光を出す光の部品です。
レーザーダイオード(LD)⁠と⁠も呼びます。
連続で光るCW型、パルスで光るパルス型、
ファイバ出力型・LDモジュールがあります。

製品の特長

  • 小さく、電流で直接光る(直径5.6mmや9.0mmのCAN)
  • 波長を選べる(紫・青・赤・⁠⁠⁠赤外)
  • パルスで高いピーク出力(LiDAR用は905nm)

使うメリット

  • 装置を小さくできる(ランプやガスレーザーより小型)
  • 電流で出力を変えられる(ACC・APCで制御)
  • 水銀ランプを置き換えられる(h線に近い402nmの紫色)

選ぶときに注意すること

  1. 静電気やサージで劣化する。触るときはリストストラップを着ける
  2. 放熱が足りないと出力が出ず、劣化が早まる
  3. 劣化すると、同じ出力に多くの電流が流れる
  4. 高出力品はクラス4。保護めがねと安全対策を取る

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・データシート・カタログによる。種類と使い方は浜松ホトニクス・ローム・日亜化学工業の解説による。

LIST

半導体レーザの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

半導体レーザ10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

CANパッケージのCW型

5製品
ウシオ電機株式会社赤色レーザダイオード HL63642DG屋外のレベラ・計測の赤色光源口コミを書く要見積

639nmの赤色で横シングルモードのまま最大210mWを出す、直径5.6mmのCANのレーザダイオードです。200mW時の動作電流は225mAと少なく、電池で動く機器に向きます。動作温度は−40〜+60℃で、建築現場のレベラにも使われています。

種類
CANパッケージのCW型
波長
639nm(typ.)
光出力
最大210mW
発振・横モード
横シングルモード
パッケージ
直径5.6mmのCAN
動作電流
225mA(⁠200mW時)
動作電圧
2.7V(typ.)
動作温度
−40〜+60℃
放射角
平行8°(typ.)
主な用途
建築用のレベラ
記載なし
発光サイズ・ファイバ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日亜化学工業株式会社青色レーザダイオード NDB7K75青色で数Wの光を出す光源口コミを書く要見積

波長448nmの青色で3.5Wを出す、直径9.0mmのCANのレーザダイオードです。動作電流2.3A、動作電圧4.3Vで、青色の高出力光源を小さなCANで組めます。フォトダイオードは無く、ツェナーダイオードを内蔵しています。

種類
CANパッケージのCW型
波長
448nm(typ.)
光出力
3.5W(typ.)
発振・横モード
横マルチモード
パッケージ
直径9.0mmのCAN、ツェナーダイオード内蔵
動作電流
2.3A(⁠3.5W時)
動作電圧
4.3V(typ.)
動作温度
0〜60℃(ケース温度)
放射角
平行14°(typ.)
記載なし
発光サイズ・ファイバ・主な用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社紫色レーザダイオード KLC434FL01WWLDI露光・樹脂硬化の紫色光源口コミを書く要見積

波長402nmで4.5Wを出す、直径9.0mmのTO-CANの紫色レーザダイオードです。水銀ランプのh線に近く、基板の直接描画露光(LDI)や樹脂硬化の光源を置き換えられます。動作電流は2.6A、ケース温度は0〜+50℃で使います。

種類
CANパッケージのCW型
波長
402nm(typ.)
光出力
4.5W(定格)
発振・横モード
横マルチモード
パッケージ
直径9.0mmのTO-CAN
動作電流
2.6A(4.5W時、typ.)
動作電圧
4.4V(typ.)
動作温度
0〜+50℃(ケース温度)
放射角
水平12°、垂直42°(typ.)
発光サイズ・ファイバ
45μm×1μm
主な用途
LDI露光、樹脂硬化、3Dプリンター、分析・⁠⁠⁠計測
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
浜松ホトニクス株式会社CWレーザダイオード L9277-⁠42830nmで1Wの連続光を出す光源口コミを書く要見積

830nmで1Wの連続光を出す、横マルチモードのCWレーザダイオードです。動作電流は1.2A、動作電圧は2Vで、ワットクラスの光をCAN1個で取り出せます。動作温度は0〜+30℃なので、冷却して使います。

種類
CANパッケージのCW型
波長
830nm(typ.)
光出力
1W(CW、typ.)
発振・横モード
CW、横マルチモード
パッケージ
直径9.0mmのメタルパッケージ
動作電流
1.2A(typ.)
動作電圧
2V(typ.)
動作温度
0〜+30℃
放射角
水平8°、垂直32°(typ.)
発光サイズ・ファイバ
50μm×1μm
記載なし
主な用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
三菱電機株式会社赤色レーザダイオード ML562G75プロジェクターの赤色光源口コミを書く要見積

636nmの赤を連続発振で1.55W出す、マルチモードのレーザダイオードです。視感度の高い640nm以下の赤で、カラープロジェクターの赤の光源に使います。パッケージは直径9.0mmのTOで、フラットガラスのキャップ付きです。

種類
CANパッケージのCW型
波長
636nm
光出力
1.55W(CW)
発振・横モード
CW、マルチモード
パッケージ
直径9.0mmのTO、フラットガラスキャップ
動作温度
ケース温度35℃
主な用途
プロジェクター用光源
記載なし
動作電流・動作電圧・放射角・発光サイズ・ファイバ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

パルス型(測距・LiDAR用)

2製品
浜松ホトニクス株式会社パルスレーザダイオード L11854-307-⁠05LiDARや3Dセンシングの測距口コミを書く要見積

発光層を3段に重ねた3スタック構造で、ピーク21Wを出すパルスレーザダイオードです。波長は905nmで、LiDARや3Dセンシングの測距に使います。動作温度は−40〜+85℃で、屋外の機器にも組み込めます。

種類
パルス型(測距・LiDAR用)
波長
905nm(typ.)
光出力
ピーク21W(typ.)
発振・横モード
パルス、マルチモード
パッケージ
直径5.6mmのメタルパッケージ
動作電流
パルス10A(パルス幅100ns)
動作電圧
11V(typ.)
動作温度
−40〜+85℃
放射角
水平11°、垂直23°(typ.)
発光サイズ・ファイバ
70μm×10μm
主な用途
LiDAR、3Dセンシング
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ローム株式会社高出力半導体レーザー RLD90QZW3LiDARの長距離測定口コミを書く要見積

発光幅を225μmに絞って、ピーク75Wを出すLiDAR用のパルスレーザーです。温度が変わっても波長がずれにくく、受光側のフィルタを狭くできます。パッケージは業界標準の直径5.6mmのCANです。

種類
パルス型(測距・LiDAR用)
波長
905nm
光出力
ピーク75W
発振・横モード
パルス
パッケージ
直径5.6mmのCAN
動作電流
23A
動作電圧
11V
動作温度
最大85℃
放射角
垂直25°、水平12°
発光サイズ・ファイバ
225μm×10μm
主な用途
レーザーレンジファインダ、AGV、セキュリティ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

ファイバ出力型・LDモジュール

3製品
株式会社QDレーザDFBレーザ QLD106Dファイバレーザの種光源口コミを書く要見積

1064nmで単一モードの光を出す、14ピンバタフライのDFBレーザです。CWで50mWを出し、加工用・半導体検査用・LiDAR用のファイバレーザの種光源に使います。ファイバの端はFC/APCコネクタなどから選べます。

種類
ファイバ出力型・LDモジュール
波長
1064nm
光出力
50mW(CW)
発振・横モード
単一モード、DFB
パッケージ
14ピンバタフライ
発光サイズ・ファイバ
ファイバ出力、FC/APCコネクタなど
主な用途
ファイバレーザの種光源
記載なし
動作電流・動作電圧・動作温度・放射角
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日亜化学工業株式会社ファイバー結合型半導体レーザー NUBD31青色の高出力をファイバーで取り出す口コミを書く要見積

24個の青色レーザダイオードの光を、コア径110μmのファイバー1本にまとめたユニットです。波長465nmで300Wを出し、加工機やモジュールの光源に組み込めます。冷却水は20〜25℃で、4.5〜5.5L/minを流します。

種類
ファイバ出力型・LDモジュール
波長
465nm(参考値)
光出力
300W(参考値)
発振・横モード
CW、横マルチモード
パッケージ
ファイバー結合ユニット、水冷
動作電流
8.5A(LD24個を直列)
動作電圧
95V(参考値)
動作温度
周囲温度20〜30℃
放射角
出射NA0.12(参考値)
発光サイズ・ファイバ
コア径110μm、NA0.21のファイバー
記載なし
主な用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ネオアーク株式会社温度安定型半導体レーザ TCSQ2研究・検査装置に組み込む光源口コミを書く要見積

LD素子の温度を制御して、出力と発振波長を安定させる半導体レーザです。375〜808nmの中から波長を選べ、LD素子の出力は70〜1000mWです。コリメータレンズや光ファイバー入射装置のオプションがあり、研究用や検査装置の光源に組み込めます。

種類
ファイバ出力型・LDモジュール
波長
375〜808nm
光出力
70〜1000mW(LD素子出力)
発振・横モード
シングル、マルチ
パッケージ
角型、温度制御付き
主な用途
研究・実験用の光源、検査装置組込用
記載なし
動作電流・動作電圧・動作温度・放射角・発光サイズ・ファイバ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

CANパッケージのCW型5製品

ウシオ電機株式会社

赤色レーザダイオード HL63642DG

屋外のレベラ・計測の赤色光源

639nmの赤色で横シングルモードのまま最大210mWを出す、直径5.6mmのCANのレーザダイオードです。200mW時の動作電流は225mAと少なく、電池で動く機器に向きます。動作温度は−40〜+60℃で、建築現場のレベラにも使われています。

コスト要見積

種類
CANパッケージのCW型
波長
639nm(typ.)
光出力
最大210mW
発振・横モード
横シングルモード
パッケージ
直径5.6mmのCAN
動作電流
225mA(⁠200mW時)
動作電圧
2.7V(typ.)
動作温度
−40〜+60℃
放射角
平行8°(typ.)
主な用途
建築用のレベラ
記載なし
発光サイズ・ファイバ
公式ページへ
日亜化学工業株式会社

青色レーザダイオード NDB7K75

青色で数Wの光を出す光源

波長448nmの青色で3.5Wを出す、直径9.0mmのCANのレーザダイオードです。動作電流2.3A、動作電圧4.3Vで、青色の高出力光源を小さなCANで組めます。フォトダイオードは無く、ツェナーダイオードを内蔵しています。

コスト要見積

種類
CANパッケージのCW型
波長
448nm(typ.)
光出力
3.5W(typ.)
発振・横モード
横マルチモード
パッケージ
直径9.0mmのCAN、ツェナーダイオード内蔵
動作電流
2.3A(⁠3.5W時)
動作電圧
4.3V(typ.)
動作温度
0〜60℃(ケース温度)
放射角
平行14°(typ.)
記載なし
発光サイズ・ファイバ・主な用途
公式ページへ
ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社

紫色レーザダイオード KLC434FL01WW

LDI露光・樹脂硬化の紫色光源

波長402nmで4.5Wを出す、直径9.0mmのTO-CANの紫色レーザダイオードです。水銀ランプのh線に近く、基板の直接描画露光(LDI)や樹脂硬化の光源を置き換えられます。動作電流は2.6A、ケース温度は0〜+50℃で使います。

コスト要見積

種類
CANパッケージのCW型
波長
402nm(typ.)
光出力
4.5W(定格)
発振・横モード
横マルチモード
パッケージ
直径9.0mmのTO-CAN
動作電流
2.6A(4.5W時、typ.)
動作電圧
4.4V(typ.)
動作温度
0〜+50℃(ケース温度)
放射角
水平12°、垂直42°(typ.)
発光サイズ・ファイバ
45μm×1μm
主な用途
LDI露光、樹脂硬化、3Dプリンター、分析・⁠⁠⁠計測
公式ページへ
浜松ホトニクス株式会社

CWレーザダイオード L9277-⁠42

830nmで1Wの連続光を出す光源

830nmで1Wの連続光を出す、横マルチモードのCWレーザダイオードです。動作電流は1.2A、動作電圧は2Vで、ワットクラスの光をCAN1個で取り出せます。動作温度は0〜+30℃なので、冷却して使います。

コスト要見積

種類
CANパッケージのCW型
波長
830nm(typ.)
光出力
1W(CW、typ.)
発振・横モード
CW、横マルチモード
パッケージ
直径9.0mmのメタルパッケージ
動作電流
1.2A(typ.)
動作電圧
2V(typ.)
動作温度
0〜+30℃
放射角
水平8°、垂直32°(typ.)
発光サイズ・ファイバ
50μm×1μm
記載なし
主な用途
公式ページへ
三菱電機株式会社

赤色レーザダイオード ML562G75

プロジェクターの赤色光源

636nmの赤を連続発振で1.55W出す、マルチモードのレーザダイオードです。視感度の高い640nm以下の赤で、カラープロジェクターの赤の光源に使います。パッケージは直径9.0mmのTOで、フラットガラスのキャップ付きです。

コスト要見積

種類
CANパッケージのCW型
波長
636nm
光出力
1.55W(CW)
発振・横モード
CW、マルチモード
パッケージ
直径9.0mmのTO、フラットガラスキャップ
動作温度
ケース温度35℃
主な用途
プロジェクター用光源
記載なし
動作電流・動作電圧・放射角・発光サイズ・ファイバ
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パルス型(測距・LiDAR用)2製品

浜松ホトニクス株式会社

パルスレーザダイオード L11854-307-⁠05

LiDARや3Dセンシングの測距

発光層を3段に重ねた3スタック構造で、ピーク21Wを出すパルスレーザダイオードです。波長は905nmで、LiDARや3Dセンシングの測距に使います。動作温度は−40〜+85℃で、屋外の機器にも組み込めます。

コスト要見積

種類
パルス型(測距・LiDAR用)
波長
905nm(typ.)
光出力
ピーク21W(typ.)
発振・横モード
パルス、マルチモード
パッケージ
直径5.6mmのメタルパッケージ
動作電流
パルス10A(パルス幅100ns)
動作電圧
11V(typ.)
動作温度
−40〜+85℃
放射角
水平11°、垂直23°(typ.)
発光サイズ・ファイバ
70μm×10μm
主な用途
LiDAR、3Dセンシング
公式ページへ
ローム株式会社

高出力半導体レーザー RLD90QZW3

LiDARの長距離測定

発光幅を225μmに絞って、ピーク75Wを出すLiDAR用のパルスレーザーです。温度が変わっても波長がずれにくく、受光側のフィルタを狭くできます。パッケージは業界標準の直径5.6mmのCANです。

コスト要見積

種類
パルス型(測距・LiDAR用)
波長
905nm
光出力
ピーク75W
発振・横モード
パルス
パッケージ
直径5.6mmのCAN
動作電流
23A
動作電圧
11V
動作温度
最大85℃
放射角
垂直25°、水平12°
発光サイズ・ファイバ
225μm×10μm
主な用途
レーザーレンジファインダ、AGV、セキュリティ
公式ページへ

ファイバ出力型・LDモジュール3製品

株式会社QDレーザ

DFBレーザ QLD106D

ファイバレーザの種光源

1064nmで単一モードの光を出す、14ピンバタフライのDFBレーザです。CWで50mWを出し、加工用・半導体検査用・LiDAR用のファイバレーザの種光源に使います。ファイバの端はFC/APCコネクタなどから選べます。

コスト要見積

種類
ファイバ出力型・LDモジュール
波長
1064nm
光出力
50mW(CW)
発振・横モード
単一モード、DFB
パッケージ
14ピンバタフライ
発光サイズ・ファイバ
ファイバ出力、FC/APCコネクタなど
主な用途
ファイバレーザの種光源
記載なし
動作電流・動作電圧・動作温度・放射角
公式ページへ
日亜化学工業株式会社

ファイバー結合型半導体レーザー NUBD31

青色の高出力をファイバーで取り出す

24個の青色レーザダイオードの光を、コア径110μmのファイバー1本にまとめたユニットです。波長465nmで300Wを出し、加工機やモジュールの光源に組み込めます。冷却水は20〜25℃で、4.5〜5.5L/minを流します。

コスト要見積

種類
ファイバ出力型・LDモジュール
波長
465nm(参考値)
光出力
300W(参考値)
発振・横モード
CW、横マルチモード
パッケージ
ファイバー結合ユニット、水冷
動作電流
8.5A(LD24個を直列)
動作電圧
95V(参考値)
動作温度
周囲温度20〜30℃
放射角
出射NA0.12(参考値)
発光サイズ・ファイバ
コア径110μm、NA0.21のファイバー
記載なし
主な用途
公式ページへ
ネオアーク株式会社

温度安定型半導体レーザ TCSQ2

研究・検査装置に組み込む光源

LD素子の温度を制御して、出力と発振波長を安定させる半導体レーザです。375〜808nmの中から波長を選べ、LD素子の出力は70〜1000mWです。コリメータレンズや光ファイバー入射装置のオプションがあり、研究用や検査装置の光源に組み込めます。

コスト要見積

種類
ファイバ出力型・LDモジュール
波長
375〜808nm
光出力
70〜1000mW(LD素子出力)
発振・横モード
シングル、マルチ
パッケージ
角型、温度制御付き
主な用途
研究・実験用の光源、検査装置組込用
記載なし
動作電流・動作電圧・動作温度・放射角・発光サイズ・ファイバ
公式ページへ
Q&A

半導体レーザ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問半導体レーザの価格は、いくら?

このページの10製品は、どれもメーカーの公式サイトに値段が出ていません。浜松ホトニクスは、購入や価格を問い合わせで受けています。数量・波長・パッケージで見積もりを取ります。

設備担当の疑問半導体レーザの種類と違いは?

光の出し方と形で3つに分かれます。連続で光るCANパッケージのCW型、パルスで高いピーク出力を出すパルス型、ファイバや温度制御を組み込んだファイバ出力型・LDモジュールです。浜松ホトニクスは、CW・パルス・ファイバ出力型をそれぞれ出しています。

設備担当の疑問CWとパルスの違いは?

CWは連続で光らせる使い方で、浜松ホトニクスのL9277-42は830nmで1Wを出します。パルスは短く点灯させて高いピーク出力を出す使い方で、ロームのRLD90QZW3はピーク75W、浜松ホトニクスのL11854-307-05はピーク21Wです。測距やLiDARにはパルス型を使います。

設備担当の疑問シングルモードとマルチモードの違いは?

横シングルモードはビームの質が良く、絞りやすい光です。ウシオ電機のHL63642DGは横シングルモードで最大210mWです。横マルチモードは出力を上げやすく、日亜化学工業のNDB7K75は3.5W、ヌヴォトン テクノロジージャパンのKLC434FL01WWは4.5Wです。

工場長の疑問半導体レーザの波長は何nmがある?

このページの製品では、紫の402nm、青の448nm・465nm、赤の636nm・639nm、赤外の830nm・905nm・1064nmがあります。露光や樹脂硬化には紫、プロジェクターには赤、LiDARには905nmを使います。ネオアークのTCSQ2は375〜808nmから選べます。

設備担当の疑問CANパッケージの5.6mmと9.0mmの違いは?

どちらも半導体レーザの標準のTOパッケージです。W級の高出力は9.0mmが多く、日亜化学工業のNDB7K75・三菱電機のML562G75・ヌヴォトン テクノロジージャパンのKLC434FL01WWは9.0mmです。ロームのRLD90QZW3とウシオ電機のHL63642DGは5.6mmです。

施設管理の疑問動作温度と冷却は?

高出力品ほど使える温度の幅が狭くなります。浜松ホトニクスのL9277-42は0〜+30℃、日亜化学工業のNDB7K75はケース温度0〜60℃です。ウシオ電機の資料では、放熱が足りないと決めた出力が出ないか、劣化します。

設備担当の疑問駆動回路はACCとAPCのどちら?

ACCは電流を一定に、APCは光の出力を一定にして動かします。日亜化学工業は、NDB7K75をACC(定電流)で動かすよう勧めています。ネオアークの温調付半導体レーザコントローラは、ACCとAPCを切り替えて使えます。

総務の疑問半導体レーザの寿命と劣化は?

半導体レーザは、劣化すると同じ出力を出すのに多くの電流を流すようになります。静電気やサージでも劣化するので、触るときはリストストラップや静電気対策の手袋を使います。温度を上げすぎないことも寿命を延ばします。

総務の疑問レーザーの安全クラスは?

日亜化学工業の高出力の青色レーザダイオードは、IEC60825-1のクラス4です。目や皮膚に直接・レンズ越しに光を当てないよう、保護めがねを着け、装置全体で安全対策を取ります。

購買担当の疑問LiDAR用の半導体レーザは?

波長905nmのパルス型を使います。ロームのRLD90QZW3はピーク75Wで発光幅225μm、浜松ホトニクスのL11854-307-05はピーク21Wで動作温度−40〜+85℃です。ロームは905nmでピーク5〜120Wの品を開発しています。

設備担当の疑問ファイバーレーザーとの違いは?

半導体レーザは半導体そのものが光る部品で、ファイバーレーザーは半導体レーザの光でファイバを光らせる発振器です。QDレーザのQLD106Dは1064nmのDFBレーザで、ファイバレーザの種光源に使います。発振器は「ファイバーレーザー光源」のページで比べています。

TYPES

半導体レーザの種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

CANパッケージのCW型

金属のCAN(TOパッケージ)にレーザダイオードを入れ、連続で光らせる型です。直径5.6mmと9.0mmが標準で、mWからW級まであります。放熱板に付け、定電流の回路で動かします。

向いている使い方

  • 露光・樹脂硬化の光源
  • プロジェクターの赤・青の光源
  • レベラや計測器の光源

根拠:ワットクラスの光出力に対応した、連続発振タイプのレーザダイオード (LD)です。(出典1)

この種類の5製品を表で見る

パルス型(測距・LiDAR用)

短いパルスで点灯させ、高いピーク出力を出す型です。波長905nmの赤外が多く、LiDARや距離計の光源に使います。平均の出力は小さく、パルス幅と繰り返しで決まります。

向いている使い方

  • LiDAR・3Dセンシング
  • レーザー距離計
  • AGVやロボットの障害物検知

根拠:パルス点灯による高いピーク出力が特長のレーザダイオード (LD)です。(出典1)

この種類の2製品を表で見る

ファイバ出力型・LDモジュール

レーザダイオードにファイバや温度制御、レンズを組み込んだ型です。光をファイバで運べるので、離れた所へ光を届けたり、装置に組み込みやすくなります。高出力のものは水冷で使います。

向いている使い方

  • 加工機・ファイバレーザの光源
  • 検査装置・研究用の光源
  • 波長と出力を安定させたい

根拠:LDをファイバに導光し、取扱い性の良いファイバ出力型LDです。(出典1)

この種類の3製品を表で見る
MAKERS

半導体レーザの主なメーカー8社

半導体レーザの主なメーカーは、次の8社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

ウシオ電機株式会社

639nmの赤色で横シングルモードのまま最大210mWを出す、直径5.6mmのCANのレーザダイオードです。

東京都

株式会社QDレーザ

1064nmで単一モードの光を出す、14ピンバタフライのDFBレーザです。

神奈川県

日亜化学工業株式会社

波長448nmの青色で3.5Wを出す、直径9.0mmのCANのレーザダイオードです。

徳島県

ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社

波長402nmで4.5Wを出す、直径9.0mmのTO-CANの紫色レーザダイオードです。

京都府

ネオアーク株式会社

LD素子の温度を制御して、出力と発振波長を安定させる半導体レーザです。

東京都

浜松ホトニクス株式会社

830nmで1Wの連続光を出す、横マルチモードのCWレーザダイオードです。

静岡県

三菱電機株式会社

636nmの赤を連続発振で1.55W出す、マルチモードのレーザダイオードです。

東京都

ローム株式会社

発光幅を225μmに絞って、ピーク75Wを出すLiDAR用のパルスレーザーです。

京都府

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:計測・センシング・露光・加工・表示の装置に組み込む半導体レーザ(レーザダイオード・LD)で⁠、メーカーが自社で作るか自社グループの製品として日本法人が売り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式の製品ページ・データシートで確かめられた型です。CANパッケージのCW型、パルス型、ファイバ出力型・LDモジュールを、1社2製品までの型番の単位で載せています。半導体レーザで励起するファイバーレーザーの発振器は「ファイバーレーザー光源」、レーザーを積んだ切断機・溶接機・マーカーは「レーザー加工機」のページで扱い、このページでは扱いません。LEDの光源、SLD(スーパールミネッセントダイオード)、量子カスケードレーザ、光通信用の光トランシーバも載せていません。ロームのRLD90QZW8とRLD8BQAB3は公式で開発中のため、古河電気工業とオプトエナジーは公式サイトがこちらから開けず、住友電工デバイス・イノベーションは製品ページの仕様を確かめられなかったため、今回は載せていません。海外ブランドの輸入販売や代理店が売る他社製品、販売終了品は載せていません。値段を公式に出している製品はありません。並びは種類ごとに会社の五十音順です。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

半導体レーザを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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