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医療機器・分析装置・ロボット・位置決め装置に組み込む小型の駆動源として、超音波モーター(超音波モータ・USM)を選ぶ、設計・開発・購買の担当の方へ

超音波モーターのメーカー2社比較【2026年】

超音波モーターは、圧電セラミックの振動と摩擦で、
磁石を使わずに回すモーターです。

ABOUT

超音波モーターとは

比較表を見る ↓

超音波モーターとは、圧電セラミックの振動と摩擦で、
磁石とコイルを使わずに回すモーターです。
超音波モータ・USMとも呼びます。
交流電圧で振動体に進行波を起こし、表面に押し付けたロータを回します。

製品の特長

  • 低速で高トルク(減速機なしで装置を直接回せる)
  • 電源を切っても止まる(電磁ブレーキがいらない)
  • 磁気の影響を受けない(3T以上の磁場で使える型がある)

使うメリット

  • 静か(電磁モーター+減速機より20dBほど静か)
  • 小さく軽い(作りが簡単)
  • 止まった位置を保つのに電気を使わない(Piezo Sonic)

選ぶときに注意すること

  1. 湿度45%以上では固着することがある
  2. 効率は約30%で、残りは熱になる。長く回し続けるなら冷やす
  3. 摩擦で回るので、電磁モーターより耐久性が短い
  4. ドライバ・ケーブルとセットで調整されている。組み合わせを変えたら再調整する
  5. 止まっているときに保持トルクより大きな力で回さない

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる。原理と使い方の注意は新生工業の総合カタログによる。

LIST

超音波モーターの比較表

超音波モーター4製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

一般環境用

2製品
株式会社新生工業超音波モーター USR60-S3一般環境で低速・高トルクの直結駆動口コミを書く要見積

ケースに収めてコネクタでケーブルを抜き差しできる、新生工業の標準型の超音波モーターです。最大トルク1.0N・m、最高150rpmで、減速機を挟まずに装置を直接回せます。電源を切っても1.0N・mの保持トルクで止まった位置を保ちます。

種類
一般環境用
最大トルク
1.0N・m
回転数
定格100rpm、最高150rpm
保持トルク
1.0N・m
駆動電圧・周波数
130Vrms、40〜45kHz
外形寸法
67×77×47.5mm
定格トルク
0.5N・m
質量
258g
使用温度
-10〜+55℃
記載なし
使える磁場・耐久時間
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社Piezo Sonic超音波モーター PSM60S-A工場・研究所の搬送や位置決め口コミを書く要見積

耐久時間を間欠動作6,000時間、連続動作3,000時間と公表している、Piezo Sonicの一般環境用の超音波モーターです。最大トルク1.2N・m、最高180rpmで、ステージや割り出し台、ロボットアームの関節に使えます。センサは付かないので、装置側のセンサで位置を決めます。

種類
一般環境用
最大トルク
1.2N・m
回転数
定格120rpm、最高180rpm
保持トルク
1.2N・m
駆動電圧・周波数
130Vrms、40〜47kHz
外形寸法
66×66×45mm
定格トルク
0.6N・m
質量
230g
耐久時間
間欠動作6,000時間、連続動作3,000時間
使用温度
-10〜+55℃
記載なし
使える磁場
公式ページへ詳細・仕様

非磁性型(磁場環境用)

2製品
株式会社新生工業非磁性超音波モーター USR60-S3NMRIまわりなど3Tを超える磁場口コミを書く要見積

金属部品を特殊なアルミと銅合金だけにした、新生工業の非磁性型の超音波モーターです。磁束密度が3Tを超える環境でも使え、MRIまわりの装置に組み込めます。トルクと回転数は標準型と同じ最大1.0N・m、最高150rpmです。

種類
非磁性型(磁場環境用)
最大トルク
1.0N・m
回転数
定格100rpm、最高150rpm
保持トルク
1.0N・m
駆動電圧・周波数
130Vrms、40〜45kHz
外形寸法
67×77×47.5mm
定格トルク
0.5N・m
質量
250g
使える磁場
3Tを超える磁場で使える
使用温度
-10〜+55℃
記載なし
耐久時間
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社Piezo Sonic磁場環境用超音波モーター PSM60N-AMRI・元素分析機など3Tの磁場口コミを書く要見積

3Tの磁場環境で使える、Piezo Sonicの磁場環境用の超音波モーターです。MRIや元素分析機など強い磁場の中で動く装置の位置決めや搬送に使えます。最大トルク1.2N・m、最高180rpmで、耐久時間は間欠動作6,000時間です。

種類
非磁性型(磁場環境用)
最大トルク
1.2N・m
回転数
定格120rpm、最高180rpm
保持トルク
1.2N・m
駆動電圧・周波数
130Vrms、40〜47kHz
外形寸法
66×66×45mm
定格トルク
0.6N・m
質量
230g
使える磁場
3Tの磁場で使える
耐久時間
間欠動作6,000時間、連続動作3,000時間
使用温度
-10〜+55℃
公式ページへ詳細・仕様

一般環境用2製品

株式会社新生工業

超音波モーター USR60-S3

一般環境で低速・高トルクの直結駆動

ケースに収めてコネクタでケーブルを抜き差しできる、新生工業の標準型の超音波モーターです。最大トルク1.0N・m、最高150rpmで、減速機を挟まずに装置を直接回せます。電源を切っても1.0N・mの保持トルクで止まった位置を保ちます。

コスト要見積

種類
一般環境用
最大トルク
1.0N・m
回転数
定格100rpm、最高150rpm
保持トルク
1.0N・m
駆動電圧・周波数
130Vrms、40〜45kHz
外形寸法
67×77×47.5mm
定格トルク
0.5N・m
質量
258g
使用温度
-10〜+55℃
記載なし
使える磁場・耐久時間
公式ページへ
株式会社Piezo Sonic

超音波モーター PSM60S-A

工場・研究所の搬送や位置決め

耐久時間を間欠動作6,000時間、連続動作3,000時間と公表している、Piezo Sonicの一般環境用の超音波モーターです。最大トルク1.2N・m、最高180rpmで、ステージや割り出し台、ロボットアームの関節に使えます。センサは付かないので、装置側のセンサで位置を決めます。

コスト要見積

種類
一般環境用
最大トルク
1.2N・m
回転数
定格120rpm、最高180rpm
保持トルク
1.2N・m
駆動電圧・周波数
130Vrms、40〜47kHz
外形寸法
66×66×45mm
定格トルク
0.6N・m
質量
230g
耐久時間
間欠動作6,000時間、連続動作3,000時間
使用温度
-10〜+55℃
記載なし
使える磁場
公式ページへ

非磁性型(磁場環境用)2製品

株式会社新生工業

非磁性超音波モーター USR60-S3N

MRIまわりなど3Tを超える磁場

金属部品を特殊なアルミと銅合金だけにした、新生工業の非磁性型の超音波モーターです。磁束密度が3Tを超える環境でも使え、MRIまわりの装置に組み込めます。トルクと回転数は標準型と同じ最大1.0N・m、最高150rpmです。

コスト要見積

種類
非磁性型(磁場環境用)
最大トルク
1.0N・m
回転数
定格100rpm、最高150rpm
保持トルク
1.0N・m
駆動電圧・周波数
130Vrms、40〜45kHz
外形寸法
67×77×47.5mm
定格トルク
0.5N・m
質量
250g
使える磁場
3Tを超える磁場で使える
使用温度
-10〜+55℃
記載なし
耐久時間
公式ページへ
株式会社Piezo Sonic

磁場環境用超音波モーター PSM60N-A

MRI・元素分析機など3Tの磁場

3Tの磁場環境で使える、Piezo Sonicの磁場環境用の超音波モーターです。MRIや元素分析機など強い磁場の中で動く装置の位置決めや搬送に使えます。最大トルク1.2N・m、最高180rpmで、耐久時間は間欠動作6,000時間です。

コスト要見積

種類
非磁性型(磁場環境用)
最大トルク
1.2N・m
回転数
定格120rpm、最高180rpm
保持トルク
1.2N・m
駆動電圧・周波数
130Vrms、40〜47kHz
外形寸法
66×66×45mm
定格トルク
0.6N・m
質量
230g
使える磁場
3Tの磁場で使える
耐久時間
間欠動作6,000時間、連続動作3,000時間
使用温度
-10〜+55℃
公式ページへ
Q&A

超音波モーター選びで、よくある疑問

購買担当の疑問超音波モーターの価格は、いくら?

新生工業とPiezo Sonicは、公式サイトに定価を出していません。新生工業は見積もりの問い合わせ窓口があり、Piezo Sonicは製品ページから通販サイトの購入先を案内しています。ドライバは別に買うので、モーターとドライバの組み合わせで見積もりを取ります。

設備担当の疑問超音波モーターの種類と違いは?

使う場所で、一般環境用と非磁性型に分かれます。新生工業のUSR60-S3とPiezo SonicのPSM60S-Aが一般環境用、USR60-S3NとPSM60N-Aが非磁性型です。トルクと回転数は同じシリーズでそろっています。

設備担当の疑問超音波モーターとステッピングモーターの違いは?

超音波モーターは磁石とコイルを使わず、圧電セラミックの振動と摩擦で回します。新生工業の総合カタログでは、低速で高トルクが出るので減速機なしで装置を回せ、電源を切っても保持力があるので電磁ブレーキがいらないとしています。電磁モーターに減速機を組み合わせた場合より20dBほど静かです。

工場長の疑問超音波モーターのトルクと回転数は?

新生工業のUSR60-S3は最大トルク1.0N・m、定格100rpm・最高150rpmです。Piezo SonicのPSM60S-Aは最大トルク1.2N・m、定格120rpm・最高180rpmです。どちらも低い回転数で大きなトルクが出ます。

設備担当の疑問電源を切ったときの保持トルクは?

新生工業のUSR60-S3は1.0N・m、Piezo SonicのPSM60S-Aは1.2N・mの保持トルクがあり、電源を切っても止まった位置を保ちます。Piezo Sonicは待機電力ゼロで最大トルクを保持するとしています。保持トルクより大きな力で外から回すと壊れることがあります。

施設管理の疑問MRIのそばで使える非磁性の超音波モーターは?

新生工業のUSR60-S3Nは金属部品を特殊なアルミと銅合金だけにして、3Tを超える磁場で使えます。Piezo SonicのPSM60N-Aは3Tの磁場で使え、MRIや元素分析機の中の装置に向けています。

設備担当の疑問超音波モーターの駆動電圧とドライバは?

USR60-S3とPSM60S-Aはどちらも130Vrmsの交流で、40kHz台の周波数で動かします。この電圧と周波数は専用のドライバが作ります。新生工業のモーターはドライバ・ケーブルとセットで調整されているので、組み合わせやケーブルの長さを変えたらドライバを再調整します。

工場長の疑問超音波モーターの寿命は?

摩擦で回るため、電磁モーターより耐久性が短いと新生工業は書いています。Piezo SonicのPSM60S-Aは耐久時間を間欠動作6,000時間、連続動作3,000時間と公表しています。重い慣性の負荷で起動と停止を繰り返すと、摩耗が早く進みます。

施設管理の疑問超音波モーターを使える環境は?湿度と温度

4製品とも使用温度は-10〜+55℃です。新生工業は、湿度45%以上では固着することがあるとしています。効率は約30%で残りは熱になるので、ケースが55℃を超えないよう放熱します。

工場長の疑問超音波モーターの大きさと重さは?

USR60-S3は67×77×47.5mmで258g、非磁性のUSR60-S3Nは250gです。PSM60S-AとPSM60N-Aは66×66×45mmで230gです。

TYPES

超音波モーターの種類の違い

一般環境用

オフィス・工場・研究所で使う標準の型です。ケースに収めてコネクタでケーブルを抜き差しできる型や、エンコーダ付きの型があります。電源を切っても止まった位置を保ちます。

向いている使い方

  • ステージ・割り出し台の駆動
  • ロボットの関節
  • 減速機なしで低速・高トルク

根拠:USR60-Sシリーズはケースに収められているため堅牢性が高く、コネクタによるケーブル着脱が可能となっている標準型モデルです。(出典3)

この種類の2製品を表で見る

非磁性型(磁場環境用)

金属部品を磁気を帯びない材料にして、MRIなど強い磁場の中で使えるようにした型です。新生工業の型は3Tを超える磁場、Piezo Sonicの型は3Tの磁場で使えます。トルクと回転数は一般環境用と同じ型がそろっています。

向いている使い方

  • MRIのそばで動く装置
  • 元素分析機など強い磁場の中
  • 磁気を嫌う装置の位置決め

根拠:非磁性型超音波モータはMRIなどの高い磁場で利用することを想定し、金属部品は特殊なアルミと銅合金のみです。(出典2)

この種類の2製品を表で見る
MAKERS

超音波モーターの主なメーカー2社

株式会社新生工業

ケースに収めてコネクタでケーブルを抜き差しできる、新生工業の標準型の超音波モーターです。

東京都

株式会社Piezo Sonic

耐久時間を間欠動作6,000時間、連続動作3,000時間と公表している、Piezo Sonicの一般環境用の超音波モーターです。

熊本県

出典
  1. 新生工業 総合カタログ
  2. 新生工業 非磁性型モデル
  3. 新生工業 標準型モデル
  4. 新生工業 会社案内
  5. Piezo Sonic 片軸モータ PSM60S-A
  6. Piezo Sonic 片軸モータ PSM60N-A
  7. Piezo Sonic 超音波モータ
掲載基準

医療機器・分析装置・ロボット・位置決め装置に組み込む回転型の超音波モーター(超音波モータ・USM・ピエゾソニックモータ)で、日本の会社が自社で開発・製造し、公式サイトで今案内していて、型番ごとの仕様を公式で確かめられた製品。各社の代表の型を1社2製品まで載せています。電圧で伸び縮みするピエゾアクチュエータ(piezo-actuator)、ステッピングモーター(stepping-motor)、ダイレクトドライブモーター(dd-motor)、モーターを組み込んだステージ、駆動用のドライバ単体は載せていません。PIジャパンは超音波ピエゾモータを回転・直動のステージに組み込んだ形で案内していて、モーター単体の型番を日本語の公式ページで確かめられなかったため、テクノハンズは超小型超音波モータを韓国Piezoelectric Technology社が製品化したものとしてステージに組み込んで売っているため、載せていません。ピエゾソニックモータを扱うオリムベクスタは取扱商社なので、メーカーとして数えていません。直動(リニア)型の超音波モーターを単体で売る日本の会社は見つかりませんでした。

超音波モーターを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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