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建設機械・水門・水力発電・港湾・風力発電など、漏れると土や水に出る所で使う生分解性グリースを選ぶ、保全・設備・購買の担当の方へ

生分解性グリースのメーカー5社比較【2026年】

生分解性グリースは、漏れても微生物で分解されやすい、
環境にやさしいグリースです。

ABOUT

生分解性グリースとは

比較表を見る ↓

生分解性グリースとは、漏れても微生物で分解されやすい、
環境にやさしいグリースです。

バイオグリース・環境対応グリースとも呼びます。

建機や水門など、漏れると土や水に出る所に使います。

製品の特長

  • 基油は合成エステル・植物油などの分解されやすい油
  • 増ちょう剤は、リチウム石けん系とウレア系がある
  • エコマークの認定を取った品がある

使うメリット

  • 漏れたときに、土や水への影響を小さくできる
  • 水辺や自然の中の工事で、環境への配慮を示せる
  • 一般のグリースと同じように、給脂して使える

選ぶときに注意すること

  1. 一般のグリースと混ぜると、生分解性や性能が下がる
  2. 生分解度は試験法で値が違うので、試験法をそろえて比べる
  3. 使う温度と荷重が、使用温度範囲と極圧性に合うかを確かめる
  4. 保管期間と保管の条件を、メーカーの資料で確かめる

※性状は各メーカーの公式の製品ページと商品紹介の記載。生分解度は、メーカーが示す試験法での値。

LIST

生分解性グリースの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

生分解性グリース6製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

リチウム石けん系

4製品
出光NTG株式会社生分解性グリース ニグエース BV植物油系の極圧グリースがほしい所口コミを書く要見積

植物油を基油にした、リチウム石けん系の生分解性グリースです。生分解性と極圧性に優れ、エコマーク商品の認定を受けています。外観は茶褐色の半固体です。

増ちょう剤
リチウム石けん系
基油
植物油
増ちょう剤
リチウム石けん
ちょう度番号
2
環境ラベル
エコマーク商品認定品
主な用途
環境にやさしい生分解性グリースとして
記載なし
生分解度・試験法・使用温度範囲・荷姿・⁠⁠⁠滴点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ENEOS株式会社生分解性グリース バイオグリースEP水辺で動く建機の汎用極圧グリース口コミを書く要見積

エコマーク商品に登録された、ポリオールエステル系合成油の生分解性グリースです。極圧剤を入れていて、汎用の極圧グリースを上回る耐荷重性と耐摩耗性をうたっています。使用温度範囲は-50〜130℃で、16kgのペール缶と400gのカートリッジがあります。

増ちょう剤
リチウム石けん系
基油
ポリオールエステル系合成油
増ちょう剤
特殊リチウム系化合物
ちょう度番号
2号
生分解度・試験法
65%以上(OECD301C法、28日間)
使用温度範囲
-50〜130℃
環境ラベル
エコマーク認定(04 110 026)
荷姿
16kgペール缶、400gカートリッジ×20本
滴点
182℃
主な用途
水辺の建機、浚渫船、窯業機械、水車発電機
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
コスモ石油ルブリカンツ株式会社生分解性グリース コスモテラグリースEP NO.2合成エステルの生分解性グリースを2号で口コミを書く要見積

生分解性に優れた合成エステル基油を使った、リチウム石けん系のグリースです。ちょう度はNO.2のほかに、やわらかいNO.0があります。生分解度や温度範囲は公式の一覧に出ておらず、メーカーに資料を求めます。

増ちょう剤
リチウム石けん系
基油
合成エステル
増ちょう剤
リチウム石けん
ちょう度番号
NO.2(NO.0もある)
記載なし
生分解度・試験法・使用温度範囲・環境ラベル・荷姿・滴点・主な用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社ニッペコ生分解性グリース ニッペコバイオ LC寒い所で使う生分解性グリース口コミを書く要見積

日本で最初にエコマークを取った生分解性グリースです。基油はエステルで、増ちょう剤にリチウム石けんとカルシウム石けんを使っています。低温時の作動性と潤滑性に優れます。

増ちょう剤
リチウム石けん系
基油
エステル
増ちょう剤
リチウム石けん・カルシウム石けん
ちょう度番号
1
環境ラベル
エコマーク認定(第04110002号)
記載なし
生分解度・試験法・使用温度範囲・荷姿・滴点・主な用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

ウレア系

2製品
出光NTG株式会社生分解性グリース ニグエース BS-⁠F風力発電設備の軸受に口コミを書く要見積

ウレア化合物を増ちょう剤にした生分解性グリースで、耐熱性と耐フレッチング性に優れます。風力発電設備の潤滑のほか、耐フレッチング性が要る箇所に使います。ちょう度は1-2です。

増ちょう剤
ウレア系
増ちょう剤
ウレア化合物
ちょう度番号
1-2
主な用途
風力発電設備の潤滑
記載なし
基油・生分解度・試験法・使用温度範囲・環境ラベル・荷姿・⁠⁠⁠滴点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
NOKクリューバー株式会社生分解性グリース クリューバーバイオ M 72-⁠82水や土に出るおそれのある軸受・チェーン口コミを書く要見積

エステル油とウレアの生分解性グリースで、CEC-L-33-A-93の試験で70%以上の生分解性をうたっています。粘着性と耐荷重性に優れ、温度は-40〜140℃まで使えます。水処理施設・水力発電所・港湾施設の軸受やチェーンに使います。

増ちょう剤
ウレア系
基油
エステル油
増ちょう剤
ウレア
ちょう度番号
2号
生分解度・試験法
70%以上(CEC-L-33-A-⁠93)
使用温度範囲
-40〜140℃
荷姿
1kg金属缶、25kg樹脂容器
主な用途
水処理施設、水力発電所、港湾施設、製紙工場
記載なし
環境ラベル・⁠⁠⁠滴点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

リチウム石けん系4製品

出光NTG株式会社

生分解性グリース ニグエース BV

植物油系の極圧グリースがほしい所

植物油を基油にした、リチウム石けん系の生分解性グリースです。生分解性と極圧性に優れ、エコマーク商品の認定を受けています。外観は茶褐色の半固体です。

コスト要見積

増ちょう剤
リチウム石けん系
基油
植物油
増ちょう剤
リチウム石けん
ちょう度番号
2
環境ラベル
エコマーク商品認定品
主な用途
環境にやさしい生分解性グリースとして
記載なし
生分解度・試験法・使用温度範囲・荷姿・⁠⁠⁠滴点
公式ページへ
ENEOS株式会社

生分解性グリース バイオグリースEP

水辺で動く建機の汎用極圧グリース

エコマーク商品に登録された、ポリオールエステル系合成油の生分解性グリースです。極圧剤を入れていて、汎用の極圧グリースを上回る耐荷重性と耐摩耗性をうたっています。使用温度範囲は-50〜130℃で、16kgのペール缶と400gのカートリッジがあります。

コスト要見積

増ちょう剤
リチウム石けん系
基油
ポリオールエステル系合成油
増ちょう剤
特殊リチウム系化合物
ちょう度番号
2号
生分解度・試験法
65%以上(OECD301C法、28日間)
使用温度範囲
-50〜130℃
環境ラベル
エコマーク認定(04 110 026)
荷姿
16kgペール缶、400gカートリッジ×20本
滴点
182℃
主な用途
水辺の建機、浚渫船、窯業機械、水車発電機
公式ページへ
コスモ石油ルブリカンツ株式会社

生分解性グリース コスモテラグリースEP NO.2

合成エステルの生分解性グリースを2号で

生分解性に優れた合成エステル基油を使った、リチウム石けん系のグリースです。ちょう度はNO.2のほかに、やわらかいNO.0があります。生分解度や温度範囲は公式の一覧に出ておらず、メーカーに資料を求めます。

コスト要見積

増ちょう剤
リチウム石けん系
基油
合成エステル
増ちょう剤
リチウム石けん
ちょう度番号
NO.2(NO.0もある)
記載なし
生分解度・試験法・使用温度範囲・環境ラベル・荷姿・滴点・主な用途
公式ページへ
株式会社ニッペコ

生分解性グリース ニッペコバイオ LC

寒い所で使う生分解性グリース

日本で最初にエコマークを取った生分解性グリースです。基油はエステルで、増ちょう剤にリチウム石けんとカルシウム石けんを使っています。低温時の作動性と潤滑性に優れます。

コスト要見積

増ちょう剤
リチウム石けん系
基油
エステル
増ちょう剤
リチウム石けん・カルシウム石けん
ちょう度番号
1
環境ラベル
エコマーク認定(第04110002号)
記載なし
生分解度・試験法・使用温度範囲・荷姿・滴点・主な用途
公式ページへ

ウレア系2製品

出光NTG株式会社

生分解性グリース ニグエース BS-⁠F

風力発電設備の軸受に

ウレア化合物を増ちょう剤にした生分解性グリースで、耐熱性と耐フレッチング性に優れます。風力発電設備の潤滑のほか、耐フレッチング性が要る箇所に使います。ちょう度は1-2です。

コスト要見積

増ちょう剤
ウレア系
増ちょう剤
ウレア化合物
ちょう度番号
1-2
主な用途
風力発電設備の潤滑
記載なし
基油・生分解度・試験法・使用温度範囲・環境ラベル・荷姿・⁠⁠⁠滴点
公式ページへ
NOKクリューバー株式会社

生分解性グリース クリューバーバイオ M 72-⁠82

水や土に出るおそれのある軸受・チェーン

エステル油とウレアの生分解性グリースで、CEC-L-33-A-93の試験で70%以上の生分解性をうたっています。粘着性と耐荷重性に優れ、温度は-40〜140℃まで使えます。水処理施設・水力発電所・港湾施設の軸受やチェーンに使います。

コスト要見積

増ちょう剤
ウレア系
基油
エステル油
増ちょう剤
ウレア
ちょう度番号
2号
生分解度・試験法
70%以上(CEC-L-33-A-⁠93)
使用温度範囲
-40〜140℃
荷姿
1kg金属缶、25kg樹脂容器
主な用途
水処理施設、水力発電所、港湾施設、製紙工場
記載なし
環境ラベル・⁠⁠⁠滴点
公式ページへ
Q&A

生分解性グリース選びで、よくある疑問

購買担当の疑問生分解性グリースの価格は?

載せた6製品とも、公式サイトに値段を出していません。荷姿は、ENEOSのバイオグリースEPが16kgペール缶と400gカートリッジ×20本、NOKクリューバーのクリューバーバイオ M 72-82が1kg金属缶と25kg樹脂容器です。量と荷姿を伝えて見積もりを取ります。

設備担当の疑問生分解性グリースと一般のグリースの違いは?

基油に合成エステルや植物油など、微生物で分解されやすい油を使っています。ENEOSのバイオグリースEPは、漏れても微生物で速やかに分解され、自然環境を悪化させないグリースとして作られています。給脂のしかたは一般のグリースと同じです。

設備担当の疑問生分解度は、どう比べる?

試験法で値が違うので、試験法をそろえて比べます。ENEOSのバイオグリースEPはOECD301C法で65%以上(合格基準は28日間で60%以上)、NOKクリューバーのクリューバーバイオ M 72-82はCEC-L-33-A-93で70%以上です。

設備担当の疑問リチウム石けん系とウレア系の違いは?

リチウム石けん系は汎用で、ENEOSのバイオグリースEP、コスモ石油ルブリカンツのコスモテラグリースEP、出光NTGのニグエース BV、ニッペコのニッペコバイオ LCがあります。ウレア系は耐熱性や耐フレッチング性に強く、出光NTGのニグエース BS-FとNOKクリューバーのクリューバーバイオ M 72-82があります。

施設管理の疑問エコマークの付いた生分解性グリースは?

ENEOSのバイオグリースEP(認定番号04 110 026)、出光NTGのニグエース BV、ニッペコのニッペコバイオ LC(第04110002号)がエコマークを取っています。ニッペコバイオ LCは、日本で最初にエコマークを取った生分解性グリースです。

設備担当の疑問使用温度範囲は?

ENEOSのバイオグリースEPは-50〜130℃、NOKクリューバーのクリューバーバイオ M 72-82は-40〜140℃です。寒い所で使うなら、低温時の作動性をうたうニッペコのニッペコバイオ LCもあります。

工場長の疑問風力発電設備には、どれを使う?

出光NTGのニグエース BS-Fは、ウレア化合物の生分解性グリースで、風力発電設備の潤滑を用途に挙げています。耐熱性と耐フレッチング性に優れます。

施設管理の疑問水門や水力発電所の軸受に使える?

NOKクリューバーのクリューバーバイオ M 72-82は、水処理施設・水力発電所・港湾施設・製紙工場の軸受やチェーンを用途にしています。ENEOSのバイオグリースEPは、水車発電機や浚渫船を用途にしています。

設備担当の疑問ちょう度番号は、どう選ぶ?

多くは2号で、ENEOSのバイオグリースEPとNOKクリューバーのクリューバーバイオ M 72-82は2号です。ニッペコのニッペコバイオ LCは1、コスモ石油ルブリカンツのコスモテラグリースEPはNO.2のほかにNO.0もあります。集中給脂やポンプで送るなら、やわらかい番号を選びます。

経営者の疑問一般のグリースと混ぜてもいい?

混ぜると、生分解性や性能が下がります。生分解性グリースに切り替えるときは、古いグリースをできるだけ取り除いてから入れます。

TYPES

生分解性グリースの増ちょう剤の違い

ボタンを押すと、表がその増ちょう剤の製品だけになります。

リチウム石けん系

リチウム石けんやリチウム系化合物を増ちょう剤にした、汎用の生分解性グリースです。基油は合成エステルや植物油で、エコマークを取った品が多いです。

向いている使い方

  • 水辺で動く建機の給脂
  • 窯業機械・水車発電機の軸受
  • 寒い所で使う機械

根拠:ENEOSのバイオグリースEPは、増ちょう剤に特殊リチウム系化合物を使い、エコマーク商品に登録されています。(出典1)

この増ちょう剤の4製品を表で見る

ウレア系

ウレアを増ちょう剤にした生分解性グリースで、耐熱性や耐フレッチング性に強い型です。風力発電設備や、水処理施設・港湾の軸受に使います。

向いている使い方

  • 風力発電設備の軸受
  • 水処理施設・水力発電所のチェーンや軸受
  • 高めの温度で使う所

根拠:NOKクリューバーのクリューバーバイオ M 72-82は、エステル油とウレアで、使用温度は-40〜140℃です。(出典4)

この増ちょう剤の2製品を表で見る
MAKERS

生分解性グリースの主なメーカー5社

生分解性グリースの主なメーカーは、次の5社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

出光NTG株式会社

植物油を基油にした、リチウム石けん系の生分解性グリースです。

神奈川県

NOKクリューバー株式会社

エステル油とウレアの生分解性グリースで、CEC-L-33-A-93の試験で70%以上の生分解性をうたっています。

東京都

ENEOS株式会社

エコマーク商品に登録された、ポリオールエステル系合成油の生分解性グリースです。

東京都

コスモ石油ルブリカンツ株式会社

生分解性に優れた合成エステル基油を使った、リチウム石けん系のグリースです。

東京都

株式会社ニッペコ

日本で最初にエコマークを取った生分解性グリースです。

東京都

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:建設機械・水門・水力発電・港湾・風力発電など、漏れると土や水に出る所で使う業務用の生分解性グリースに限ります。メーカーが自社で作り、公式サイトで今案内していて、基油・増ちょう剤・ちょう度を公式で確かめられた品だけです。生分解性の油圧作動油やチェーンオイルなど液体の潤滑油、一般のグリース(grease)、海外ブランドの代理店販売、終売品は除いています。協同油脂は公式サイトを開けず、今回は載せていません。各社の代表の品を1社2製品まで載せています。並びは増ちょう剤ごとに会社の五十音順です。

並び順:増ちょう剤ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。

生分解性グリースを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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