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GUIDE / BOUON-SHEET

防音シートとは?足場用・採光用・遮音シートの違いと効果・厚さ・サイズの選び方

建設・解体現場と工場・事業所で使う防音シートの種類、透過損失と現場の減音量の違い、面密度・重量・寸法・防炎表示の見方、壁下地の施工と足場の点検を公式資料でまとめました。

2026年10月27日更新

この記事の答え

防音シートは、工事や設備から伝わる音を減らす柔らかいシートです。足場に張る製品、光を通す採光品、壁・天井の下地や設備に使う遮音シートに分かれます。先に使う場所を決め、対象の周波数と透過損失、面密度、寸法と固定方法をそろえて比べます。

防音シートとは

足場や間仕切りを覆ったり、壁・天井の下地に入れたりして、音の透過を減らす材料です。縫製済みの工事用シートと、生地のロールでは発注する単位が違います。

防音シートの比較ページ⁠は柔らかいシート材を扱います。完成した板や囲いは防音パネル、反射音を抑える材料単体は吸音材の比較で確認します。傷・汚れを防ぐだけの養生シートと、音の性能を持つシートも分けて選びます。

使う場所で種類を分ける

  • 仮設・間仕切り用は、足場や工場の囲いに張るシートです。萩原工業のGKMS、モリリンのMRS-101などがあります。縫製品は継ぎ目とハトメ、生地は端部加工まで確認します
  • 採光用は、光を通す防音シートです。平岡織染のKN-800採光は厚さ0.8mm、透明色の透光率56%です。明るさと遮音の数値は別に照合します
  • 内装下地・設備用の遮音シートは、壁や天井の下地、設備の遮音部材として使います。ゼオン化成のCZ-12と、シーシーアイ住設建材のダイポルギー遮音シートがあります

効果は透過損失と施工条件で見る

平岡織染の説明では、透過損失は入射音と透過音の差です。材料を透過する音の減り方を示し、敷地境界で測る騒音の低下量とは分けます。

  • 明治商工の軽量防音シートは、第三者機関の測定で500Hzが8.3dB、1000Hzが12.3dBです。同じ製品でも周波数で変わります
  • ターピーPO防音シートは、1000〜5000Hzで透過損失10dB以上の測定結果を示しています。帯域全体の記載を、別製品の特定周波数の値と同条件にはしません
  • シートの高さ、音源や受音点からの距離、隙間で現場の効果が変わります。必要な減音量をメーカーへ伝え、張る範囲も確認します

厚さ・面密度と重量

  • GKMSの物性表は、厚さ0.67mm・面密度800g/㎡です。1枚の重量とは別の値です
  • ターピーPOの物性表は、厚さ1.00mm・面密度795g/㎡です。材料名や厚さだけで遮音性能の順位は付けません
  • CZ-12は、厚さ1.2mm・面密度2.1kg/㎡です。ダイポルギーの品番0597622は1mm・2.3kg/㎡、0597623は1.5mm・3.5kg/㎡です
  • 明治商工の1829×3410mm品は、7.3kg/枚です。持ち運びや取付時の負担を考えるときは、実際に扱う寸法の重量も確認します

サイズと防炎表示をそろえる

  • ターピーPOの規格1.8×3.4mは、実寸約1.90×3.50mです。GKMSの同じ規格は実寸約1.92×3.60mで、仕上がり寸法が異なります
  • KN-1000の幅190cm×長さ10.5mは原反の寸法です。そのまま足場に張る縫製品の寸法として発注しません
  • KN-800採光の防炎物品番号はC1180003です。防炎表示と仮設工業会の認定は別に確認し、現場が指定するラベル・番号を照合します

壁・天井と足場では、固定方法が違う

CZ-12の現行施工マニュアル⁠に従い、下地の種類で手順を分けます。

  • 木枠下地は、不織布側から100〜150mmピッチでステープル留めします。下地のある場所で隙間なく突き付け、旧資料の重ね代をそのまま転用しません
  • 軽量鉄骨は、先に石こうボードへ仮留めしてから、ボードを鉄骨へビス止めします。ボードの隙間もパテ処理します
  • 足場は、厚生労働省の資料⁠で水平支持材を原則として垂直方向5.5m以下ごとに設けます。引張強度0.98kN以上の緊結材で全ハトメを留め、隙間を残しません
  • 使用期間が1か月以上なら、取付状態を1か月以内ごとに点検します。大雨・強風後は臨時点検し、破損したシートは取り替え・補修を行います

価格を問い合わせる前に

  • 品番または厚さ・寸法を固定し、原反・縫製品・加工済み部材のどれかを伝えます
  • 必要数量、ハトメや継ぎ目の仕様、防炎・仮設認定の指定をそろえます
  • 生地代、縫製・加工費、運賃、取付費を分けて見積もります。今回の比較では公開価格を確認できなかったため、価格から安め・高めの判定は付けていません
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