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GUIDE / SOXHLET-EXTRACTOR

ソックスレー抽出装置とは?全自動型・抽出法の切り替え型・ヒーター多連型の違いと、連数・溶媒回収率・電源の選び方

食品・飼料の脂肪分析や環境試料の前処理に使うソックスレー抽出装置の3つの種類、ソックスレー法と高温抽出の違い、連数・溶媒回収率・電源・冷却水の見方を、公式資料の数字でまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

ソックスレー抽出装置は、試料の脂肪や成分を溶媒で繰り返し抽出する分析前処理の装置です。動かし方で、全自動型・抽出法の切り替え型・ヒーター多連型の3つに分かれます。選ぶときは「連数」「抽出法」「電源と冷却水」の3つを先に決めます。

ソックスレー抽出装置とは

ソックスレー抽出装置は、試料に溶媒を繰り返し通して、脂肪や添加剤、環境汚染物質を溶かし出す装置です。ソックスレー抽出は溶媒も時間も多くかかりますが、多くの分野で公定法に指定されています。

比較ページには、自社ブランドの会社と日本法人が公式に案内する製品を、型番の単位で載せています。ガラス器具だけの抽出器とマントルヒーター単体は載せていません。

3つの種類

  • 全自動型:抽出から溶媒回収までの工程を自動で進めます。例はフォス・ジャパンの Soxtec 8000 と、ゲルハルトジャパンのソクスサーム SOX416 ⁠⁠⁠です
  • 抽出法の切り替え型:ガラス部品の交換や設定で抽出法を選びます。例は日本ビュッヒの E-500 と E-800 ⁠⁠です
  • ヒーター多連型:ヒーターの上にガラス器具を並べて回します。例は宮本理研工業の SDX-60 と SDK-60、ゲルハルトジャパンの EV 6 AII 16 ⁠⁠⁠です

ソックスレー法と高温抽出の違い

高温抽出はランドール法とも呼ばれ、試料を高温の溶媒に浸します。ビュッヒは、ソックスレー抽出に比べ大幅に時間を縮め、溶媒も減らせると書いています。公定法どおりに測る必要があるなら、ソックスレー法で測れるかを先に確かめます。E-500 はガラス部品の交換で両方を使えます。

連数と処理の数

  • Soxtec 8000 は6本かけと12本かけがあり、1日に42または84サンプルを測れます
  • E-500 と E-800 は、どちらも6つのポジションで抽出します
  • SOX416 は6連で、同じシリーズに2連と4連があります
  • SDX-60 と SDK-60 は6連で、フラスコは1,000mLです

溶媒回収率

  • E-500 と E-800 の溶媒回収率は、90%以上です
  • Soxtec 8000 の溶媒回収率は、通常80%です
  • ほかの製品は、公式の仕様に回収率の数字がありません

電源と冷却水

  • E-500 は100〜240Vで、E-800 は220〜240Vで動きます
  • SOX416 と EV 6 AII 16 は230Vです
  • SDX-60 は100Vで、電流は24Aです
  • 冷却水は、E-500 が最大1.7L/分、Soxtec 8000 が2L/分、SOX416 が3L/分です

価格

今回の7製品で、公式に価格を出している製品はありません。連数と抽出法を決めてから、各社に見積を頼みます。

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