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GUIDE / NENDANSEI-SOKUTEI-SOUCHI

粘弾性測定装置とは?DMA・回転式レオメーター・ロータレスレオメーターの種類と、周波数・温度範囲・価格の選び方

樹脂・ゴム・塗料・食品の硬さと粘りを測る粘弾性測定装置の3つの種類、DMAとレオメーターの違い、周波数と温度範囲、液体窒素なしで測れる機種、加硫試験の規格を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

粘弾性測定装置は、材料の硬さと粘りが温度や周波数でどう変わるかを測る装置です。固体を測るDMA、液や溶融物を測る回転式レオメーター、ゴムの加硫を見るロータレスレオメーターに分かれます。選ぶときは「固体か液かゴムか」「測りたい温度の幅」「試料を何本測るか」の3つを先に決めます。

粘弾性測定装置とは

粘弾性測定装置は、樹脂・ゴム・塗料・食品に振動の力をかけて、硬さ(弾性)と粘り(粘性)を分けて測る装置です。温度や周波数を変えながら測ると、ガラス転移のような変化や、使う温度での硬さがわかります。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社の型番で売る製品を、各社の代表の型で載せています。粘度だけを測る粘度計、細い穴から押し出すキャピラリーレオメーター、ムーニー粘度計は載せていません。

3つの種類

  • 動的粘弾性測定装置(DMA)は、フィルムやシートのような固体を引っぱる・曲げる・ずらす向きに振動させて測ります。日立ハイテクのNEXTA DMA200、NETZSCHのDMA 303 Eplexor、TA InstrumentsのDMA 850、ユービーエムのRheogel-E4000、上島製作所のVR-7130があります
  • 回転式レオメーターは、液やペースト、溶けた樹脂を板のすき間に挟んで回したり振動させたりして測ります。TA InstrumentsのARES-G3、NETZSCHのKinexus Prime pro+、サーモフィッシャーのHAAKE MARS iQ、ユービーエムのRheosol-G5000NTがあります
  • ロータレスレオメーターは、ゴムをダイで密閉して振動をかけ、加硫の進み方を測ります。東洋精機製作所のRLR-4、上島製作所のVR-3110があります

周波数と温度の範囲

  • Rheogel-E4000の周波数は、0.1〜1000Hzです
  • DMA 303 EplexorとDMA 850の周波数は、0.001〜200Hzです
  • DMA 303 Eplexorの温度は、-170〜800℃です
  • NEXTA DMA200の温度は、液体窒素で-150〜600℃、電気ガス冷却で-100〜600℃です
  • ARES-G3の温度は、強制対流オーブンで-150〜600℃です

液体窒素を使いたくないとき

  • NEXTA DMA200は、電気ガス冷却で-100℃まで下げられます
  • VR-7130は、THERMO JETTERとの組み合わせで-90℃まで下げられます。オプションで-100℃まで使えます

試料の数が多いとき

  • VR-7130は、試験片を最大100個まで全自動で測れます
  • RLR-4は、オプションの自動着脱装置で試料を最大84個まで全自動で測れます

値段

表の11製品に公開価格はありません。どの会社も問い合わせて見積りを取ります。測りたい試料と温度の幅を決めてから、複数の会社に同じ条件で聞くと比べやすくなります。

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