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GUIDE / LASER-SOKUCHOKI

レーザー測長機とは?分離型と一体型の違いと、長さの刻み・速度範囲・測定距離・価格の選び方

流れる材料の長さを触らずに測るレーザー測長機の2つの種類、長さの刻みと速度範囲の見方、レーザーのクラス、出力のつなぎ方を、主なメーカーの公式資料で解説します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

レーザー測長機は、流れる材料の長さと速度を触らずに測る計測器です。レーザ測長計・非接触長さ計とも呼びます。形はセンサーと処理器が別の分離型と、1台に収めた一体型の2つです。選ぶときは「長さの刻み」「速度の上限」「測定距離」の3つを先に決めます。

レーザー測長機とは

レーザー測長機は、鋼板・線材・フィルム・紙など流れる材料にレーザーを当て、返った光から速度を求めて長さを出す計測器です。メジャーリングロールのように材料へ当てないので、滑りや摩耗の誤差が出ず、製品に傷も付きません。

比較ページには、自社で作るか自社ブランドで売る会社の製品を、型番の単位で載せています。速度の管理を主に見る型は速度センサーに載せています。工作機械の校正に使うレーザ干渉計とは別の品です。

分離型と一体型の違い

  • 分離型は、センサーと処理器が別です。測る物に合わせてセンサーを選べます。アクト電子の MODEL 2531B と MODEL 2541S がこの形です。
  • 一体型は、信号処理まで検出器に収めた形です。ラインに付ける物が1台で済みます。日鉄テックスエンジの VELM-Pシリーズとノードソンの LaserSpeed Pro 8500 がこの形です。

選ぶときに見る3つ

長さの刻み

  • アクト電子の MODEL 2541S は、0.0001mm刻みで読めます。
  • アクト電子の MODEL 2531B と日鉄テックスエンジの VELM-Pシリーズは、0.01mm刻みです。

速度の上限

  • ノードソンの LaserSpeed Pro 8500 は、最大8000m/minまで測れます。
  • 日鉄テックスエンジの VELM-Pシリーズは、測定距離1000mmで+5200m/minまで測れます。
  • アクト電子の MODEL 2531B は、MODEL 1522-3 で3120m/minまでです。MODEL 2541S は、MODEL 1522-1 で±120m/minまでです。

測定距離

  • アクト電子の MODEL 2531B は、100・200・300mmのセンサーを選べます。
  • 日鉄テックスエンジの VELM-Pシリーズは、300・500・750・1000mmです。
  • ノードソンの LaserSpeed Pro 8500 は、300・600・1000mmです。

熱や水しぶきを避けたいラインは、離して付けられる型が楽です。

精度の見方

ノードソンの LaserSpeed Pro 8500 は、精度±0.03%、再現性±0.02%です。日鉄テックスエンジの VELM-Pシリーズは、読み値の±0.05%以下で、測定距離の±5%の範囲での値です。アクト電子の2製品は公式資料に精度の数字がないので、問い合わせて確かめます。

つなぎ方

  • パルスで受けるなら、アクト電子の2製品のA・B相パルスと、日鉄テックスエンジの VELM-Pシリーズの2相パルスが使えます。
  • パソコンへ出すなら、アクト電子の MODEL 2541S はLAN・USB・RS-232Cを持っています。
  • ノードソンの LaserSpeed Pro 8500 は、イーサネットの接続を備えています。

現場の条件と安全

  • 熱間材は、日鉄テックスエンジの VELM-Pシリーズを耐環境ボックスと組み合わせて使えます。
  • 蒸気やミストの多い金属製造には、ノードソンの LaserSpeed Pro 8500X があります。
  • レーザーのクラスで現場の決まりが変わります。アクト電子の MODEL 1522 はクラス3B、MODEL 1622 はクラス3R、MODEL 1722 はクラス2です。

価格の出し方

今回載せた4製品に公開価格はありません。どの会社も見積で、センサーや周辺機器の構成で金額が変わります。測る材料・ラインの速度・付けられる距離を伝えると、話が早く進みます。

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