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建機・農機・ドローン・車両・アンテナで姿勢と動きを測る慣性計測装置(IMU)を選ぶ、設計・開発・計測・購買の担当の方へ

慣性計測装置(IMU)のメーカー6社比較【2026年】

慣性計測装置は、機械や車両の傾きと動きを、
角速度と加速度から測る装置です。

ABOUT

慣性計測装置とは

比較表を見る ↓

慣性計測装置とは、角速度を測るジャイロと加速度計を組み合わせ、
機械や車両の傾きと動きを測る装置です。
IMU、慣性センサユニットとも呼びます。

製品の特長

  • 外の信号なしで動きを測れる(衛星が届かない場所でも出力が止まらない)
  • 姿勢角まで出す型がある(ロール・ピッチ・ヨー)
  • GNSSと組み合わせられる(位置と方位を補える)

使うメリット

  • 機械の傾きを自動で直せる(建機・農機の姿勢制御)
  • 揺れを打ち消せる(カメラやアンテナの制御)
  • 動きを数字で残せる(車両や人の運動計測)

選ぶときに注意すること

  1. 使える角速度と加速度の範囲は型で違う。機械の一番速い動きに合わせて選ぶ
  2. ヨー角は時間とともにずれる。長く使うならGNSSや地磁気で補う
  3. バイアスと精度の書き方は各社で違う。条件をそろえて比べる

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる。方式の説明はエプソンと日本航空電子工業の解説による。

LIST

慣性計測装置の比較表

慣性計測装置(IMU)10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

MEMS・振動ジャイロ式

5製品
セイコーエプソン株式会社IMU M-G370PDG0小さな機器への組み込み口コミを書く要見積

24×24×10mmで10gと小さく、バイアス安定性0.8°/hを公表しています。自動走行やナビゲーションの機器で、載せる場所が狭いときに効きます。電源は3.3Vで、機器側の回路につないで使います。

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±450°/s
加速度の範囲
±8G・±16G
ジャイロのバイアス
安定性0.8°/h
出力
SPI、UART
寸法
24×24×10mm
質量
10g
動作温度
-40〜+85℃
電源
3.3V
記載なし
姿勢角の精度・防塵防水
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
セイコーエプソン株式会社IMU M-G552PR30屋外の移動体への取り付け口コミを書く要見積

ケースに入ったIP67の防水型で、バイアス安定性1.2°/hを公表しています。雨やほこりのかかる自動走行の車両に、そのまま取り付けられます。信号はRS-422で出します。

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±450°/s
加速度の範囲
±8G・±16G
ジャイロのバイアス
安定性1.2°/h
出力
RS-422
寸法
65×60×30mm
質量
115g
動作温度
-30〜+80℃
電源
9〜24V
防塵防水
IP67
記載なし
姿勢角の精度
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
多摩川精機株式会社MEMS IMU TAG320N1000建機・農機の姿勢制御口コミを書く要見積

IP67のケースに入った普及モデルで、CANでそのまま車両につなげます。電源は8〜32Vと幅があり、建機や農機の車載電源で使えます。同じ大きさの高精度モデルもあります。

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±200°/s
加速度の範囲
±4G
ジャイロのバイアス
0.2°/s rms
出力
CAN
寸法
83×47.9×20mm
質量
50g以下
動作温度
-40〜85℃
電源
8〜32V
防塵防水
IP67
記載なし
姿勢角の精度
公式ページへ詳細・仕様
東京計器株式会社振動ジャイロ姿勢センサ VSAS-4GMGNSSと組み合わせた運動計測口コミを書く要見積

GNSSの受信機と磁気センサを積み、位置と方位まで1台で出します。建設機械や農業機械、無人回転翼機の運動計測に使います。出力はRS-232CとCAN 2.0Bです。

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±300°/s
加速度の範囲
±4G
姿勢角の精度
2.0°rms
出力
RS-232C、CAN 2.0B
寸法
65×45×25mm
質量
125g以下
動作温度
-30〜+65℃
電源
+7〜24V
記載なし
ジャイロのバイアス・防塵防水
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本航空電子工業株式会社MEMS-IMU JIMS-80S建機・農機・ドローンの姿勢検出口コミを書く要見積

航空宇宙で培った慣性航法の技術を使った、IP67の小型IMUです。建設機械や農業機械、ドローンの姿勢を測り、ピッチ角とロール角の精度は0.1°rmsです。出力はCANとRS232Cです。

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±300°/s
加速度の範囲
±8G
姿勢角の精度
0.1°rms
出力
CAN、RS232C
寸法
54×110×29mm
質量
220g以下
動作温度
-40〜+80℃
電源
+9〜+32V
防塵防水
IP67
記載なし
ジャイロのバイアス
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

光ファイバー式(FOG)

3製品
多摩川精機株式会社i-FOG 3軸慣性装置 TA7589車両・船舶の姿勢と位置の計測口コミを書く要見積

光ファイバジャイロを組み合わせ、真北を検出できる慣性装置です。GPS受信機を内蔵した複合航法で、車両や船舶の動きと位置を測ります。電源は28V DCで、質量は3.5kg以下です。

方式
光ファイバー式(FOG)
姿勢角の精度
0.1°⁠⁠⁠まで
質量
3.5kg以下
動作温度
-20〜+60℃
電源
28V DC
記載なし
角速度の範囲・加速度の範囲・ジャイロのバイアス・出力・寸法・防塵防水
公式ページへ詳細・仕様
東京計器株式会社FOG姿勢方位センサ FOGC-C02GPSに頼らない方位の計測口コミを書く要見積

GPSの補正なしで方位を出せる光ファイバー式のセンサです。静止状態の姿勢角の精度は±0.05°で、揺れる場所でも方位を出すモードがあります。質量は8kg以下で、据え付けて使います。

方式
光ファイバー式(FOG)
角速度の範囲
±300°/s
加速度の範囲
±10G
姿勢角の精度
±0.05°
出力
RS-422
質量
8kg以下
動作温度
-20〜+55℃
電源
DC24V
防塵防水
IP54
記載なし
ジャイロのバイアス・寸法
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本航空電子工業株式会社FOG姿勢計測装置 JCS7402-A運動体の姿勢角の計測口コミを書く要見積

光ファイバジャイロと加速度計を軸ごとに内蔵し、ロール・ピッチ・ヨーの姿勢角を1台で測ります。GPSの速度を入れて、加減速や旋回の誤差を補正できます。質量は2.6kg以下です。

方式
光ファイバー式(FOG)
角速度の範囲
±100°/s
加速度の範囲
±19.6m/s²
姿勢角の精度
0.2°+入力の1%以下
出力
RS-232C
寸法
170×170×139mm
質量
2.6kg以下
電源
24V DC
記載なし
ジャイロのバイアス・動作温度・防塵防水
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

無線式

1製品
マイクロストーン株式会社6軸無線モーションレコーダー MVP-RF6L-AC機械や人の動きの無線計測口コミを書く要見積

920MHz帯の無線を使うので、障害物があっても計測できます。計測の結果は内蔵メモリーにも記録します。手のひらに載る45×45×18mmの大きさです。

方式
無線式
角速度の範囲
±500・±2000deg/sec
加速度の範囲
±20・±60m/s²
出力
WiSUN(920MHz)
寸法
45×45×18mm
質量
約60g
記載なし
ジャイロのバイアス・姿勢角の精度・動作温度・電源・防塵防水
公式ページへ詳細・仕様

ジャイロの方式を公式で確かめられなかった型

1製品
株式会社LP-RESEARCHIMU LPMS-IG1地磁気も使う姿勢の計測口コミを書く要見積

加速度とジャイロに地磁気を足したIMUで、ジャイロを2つ積んでいます。USBのほかにCAN、RS232、RS485の型があり、機械に合わせて選べます。ケースはアルミニウムでIP67です。

方式
ジャイロの方式を公式で確かめられなかった型
角速度の範囲
±400dps
加速度の範囲
±2〜±16g
出力
USB、CAN、RS232、RS485
寸法
51×45×24mm
質量
114.2g
動作温度
-20〜+80℃
電源
5〜36V DC
防塵防水
IP67
記載なし
ジャイロのバイアス・姿勢角の精度
公式ページへ詳細・仕様

MEMS・振動ジャイロ式5製品

セイコーエプソン株式会社

IMU M-G370PDG0

小さな機器への組み込み

24×24×10mmで10gと小さく、バイアス安定性0.8°/hを公表しています。自動走行やナビゲーションの機器で、載せる場所が狭いときに効きます。電源は3.3Vで、機器側の回路につないで使います。

コスト要見積

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±450°/s
加速度の範囲
±8G・±16G
ジャイロのバイアス
安定性0.8°/h
出力
SPI、UART
寸法
24×24×10mm
質量
10g
動作温度
-40〜+85℃
電源
3.3V
記載なし
姿勢角の精度・防塵防水
公式ページへ
セイコーエプソン株式会社

IMU M-G552PR30

屋外の移動体への取り付け

ケースに入ったIP67の防水型で、バイアス安定性1.2°/hを公表しています。雨やほこりのかかる自動走行の車両に、そのまま取り付けられます。信号はRS-422で出します。

コスト要見積

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±450°/s
加速度の範囲
±8G・±16G
ジャイロのバイアス
安定性1.2°/h
出力
RS-422
寸法
65×60×30mm
質量
115g
動作温度
-30〜+80℃
電源
9〜24V
防塵防水
IP67
記載なし
姿勢角の精度
公式ページへ
多摩川精機株式会社

MEMS IMU TAG320N1000

建機・農機の姿勢制御

IP67のケースに入った普及モデルで、CANでそのまま車両につなげます。電源は8〜32Vと幅があり、建機や農機の車載電源で使えます。同じ大きさの高精度モデルもあります。

コスト要見積

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±200°/s
加速度の範囲
±4G
ジャイロのバイアス
0.2°/s rms
出力
CAN
寸法
83×47.9×20mm
質量
50g以下
動作温度
-40〜85℃
電源
8〜32V
防塵防水
IP67
記載なし
姿勢角の精度
公式ページへ
東京計器株式会社

振動ジャイロ姿勢センサ VSAS-4GM

GNSSと組み合わせた運動計測

GNSSの受信機と磁気センサを積み、位置と方位まで1台で出します。建設機械や農業機械、無人回転翼機の運動計測に使います。出力はRS-232CとCAN 2.0Bです。

コスト要見積

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±300°/s
加速度の範囲
±4G
姿勢角の精度
2.0°rms
出力
RS-232C、CAN 2.0B
寸法
65×45×25mm
質量
125g以下
動作温度
-30〜+65℃
電源
+7〜24V
記載なし
ジャイロのバイアス・防塵防水
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日本航空電子工業株式会社

MEMS-IMU JIMS-80S

建機・農機・ドローンの姿勢検出

航空宇宙で培った慣性航法の技術を使った、IP67の小型IMUです。建設機械や農業機械、ドローンの姿勢を測り、ピッチ角とロール角の精度は0.1°rmsです。出力はCANとRS232Cです。

コスト要見積

方式
MEMS・振動ジャイロ式
角速度の範囲
±300°/s
加速度の範囲
±8G
姿勢角の精度
0.1°rms
出力
CAN、RS232C
寸法
54×110×29mm
質量
220g以下
動作温度
-40〜+80℃
電源
+9〜+32V
防塵防水
IP67
記載なし
ジャイロのバイアス
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光ファイバー式(FOG)3製品

多摩川精機株式会社

i-FOG 3軸慣性装置 TA7589

車両・船舶の姿勢と位置の計測

光ファイバジャイロを組み合わせ、真北を検出できる慣性装置です。GPS受信機を内蔵した複合航法で、車両や船舶の動きと位置を測ります。電源は28V DCで、質量は3.5kg以下です。

コスト要見積

方式
光ファイバー式(FOG)
姿勢角の精度
0.1°⁠⁠⁠まで
質量
3.5kg以下
動作温度
-20〜+60℃
電源
28V DC
記載なし
角速度の範囲・加速度の範囲・ジャイロのバイアス・出力・寸法・防塵防水
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東京計器株式会社

FOG姿勢方位センサ FOGC-C02

GPSに頼らない方位の計測

GPSの補正なしで方位を出せる光ファイバー式のセンサです。静止状態の姿勢角の精度は±0.05°で、揺れる場所でも方位を出すモードがあります。質量は8kg以下で、据え付けて使います。

コスト要見積

方式
光ファイバー式(FOG)
角速度の範囲
±300°/s
加速度の範囲
±10G
姿勢角の精度
±0.05°
出力
RS-422
質量
8kg以下
動作温度
-20〜+55℃
電源
DC24V
防塵防水
IP54
記載なし
ジャイロのバイアス・寸法
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日本航空電子工業株式会社

FOG姿勢計測装置 JCS7402-A

運動体の姿勢角の計測

光ファイバジャイロと加速度計を軸ごとに内蔵し、ロール・ピッチ・ヨーの姿勢角を1台で測ります。GPSの速度を入れて、加減速や旋回の誤差を補正できます。質量は2.6kg以下です。

コスト要見積

方式
光ファイバー式(FOG)
角速度の範囲
±100°/s
加速度の範囲
±19.6m/s²
姿勢角の精度
0.2°+入力の1%以下
出力
RS-232C
寸法
170×170×139mm
質量
2.6kg以下
電源
24V DC
記載なし
ジャイロのバイアス・動作温度・防塵防水
公式ページへ

無線式1製品

マイクロストーン株式会社

6軸無線モーションレコーダー MVP-RF6L-AC

機械や人の動きの無線計測

920MHz帯の無線を使うので、障害物があっても計測できます。計測の結果は内蔵メモリーにも記録します。手のひらに載る45×45×18mmの大きさです。

コスト要見積

方式
無線式
角速度の範囲
±500・±2000deg/sec
加速度の範囲
±20・±60m/s²
出力
WiSUN(920MHz)
寸法
45×45×18mm
質量
約60g
記載なし
ジャイロのバイアス・姿勢角の精度・動作温度・電源・防塵防水
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ジャイロの方式を公式で確かめられなかった型1製品

株式会社LP-RESEARCH

IMU LPMS-IG1

地磁気も使う姿勢の計測

加速度とジャイロに地磁気を足したIMUで、ジャイロを2つ積んでいます。USBのほかにCAN、RS232、RS485の型があり、機械に合わせて選べます。ケースはアルミニウムでIP67です。

コスト要見積

方式
ジャイロの方式を公式で確かめられなかった型
角速度の範囲
±400dps
加速度の範囲
±2〜±16g
出力
USB、CAN、RS232、RS485
寸法
51×45×24mm
質量
114.2g
動作温度
-20〜+80℃
電源
5〜36V DC
防塵防水
IP67
記載なし
ジャイロのバイアス・姿勢角の精度
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Q&A

慣性計測装置選びで、よくある疑問

購買担当の疑問慣性計測装置(IMU)の価格は、いくら?

このページに載せた会社は、公式に値段を出していません。使う台数と仕様を伝えて、見積もりで確かめます。

設備担当の疑問MEMS式と光ファイバー式の違いは?

回転を測る部品が違います。エプソンのM-G370PDG0のようなMEMS式は10gで基板に載り、東京計器のFOGC-C02のような光ファイバー式は8kg以下と重い分、GPSなしで方位を出せます。

設備担当の疑問IMUとMEMSセンサーの違いは?

MEMSセンサーは素子そのもので、IMUは補正と演算まで済ませて機械につなげる形にした装置です。エプソンは、IMUなら各センサーの間の補正で出力を安定させられると説明しています。

設備担当の疑問IMUと傾斜計の違いは?

日本航空電子工業は、運動体の姿勢角は加速度計や傾斜角センサだけでは測るのが非常に難しいと説明しています。IMUはジャイロと加速度計の出力を組み合わせるので、動いている最中の姿勢も追えます。JIMS-80Sは建設機械や農業機械の姿勢の検出に使います。

設備担当の疑問バイアス安定性とは?

静止しているときのジャイロ出力がどれだけ安定しているかを表す数字で、小さいほどずれが少なくなります。M-G370PDG0は0.8°/h、M-G552PR30は1.2°/hと公表しています。

設備担当の疑問建機や農機に使えるIMUは?

ケース入りで防水の型を選びます。多摩川精機のTAG320N1000と日本航空電子工業のJIMS-80SはどちらもIP67で、CANで出力します。

設備担当の疑問出力は何でつなぐ?

車両ならCANの型が使いやすく、TAG320N1000はCANで出します。組み込み機器ならM-G370PDG0のSPIとUART、離れた機器までならM-G552PR30のRS-422があります。LPMS-IG1はUSBに加えてCAN、RS232、RS485の型があります。

設備担当の疑問GPSがない場所でも方位はわかる?

光ファイバー式なら出せます。東京計器のFOGC-C02はGPSの補正なしで方位を出し、起動後60分で方位角の精度は±0.3°secλです。起動後4分30秒では±1°secλです。

設備担当の疑問動きを測るだけなら、無線の型でいい?

測って調べる仕事なら無線で足ります。MVP-RF6L-ACは920MHz帯の無線を使い、障害物があっても計測できます。約60gで、内蔵メモリーにも記録します。

工場長の疑問屋外で使うときの防水は?

型番で確かめます。M-G552PR30・TAG320N1000・JIMS-80S・LPMS-IG1はIP67、FOGC-C02はIP54です。動作温度も型で違い、M-G370PDG0は-40〜+85℃、M-G552PR30は-30〜+80℃です。

TYPES

慣性計測装置の方式の違い

MEMS・振動ジャイロ式

小さな振動する素子で回転を測る型です。小さく軽いので、基板やケースに入れて機械に組み込めます。建機や農機、ドローンの姿勢の検出に使います。

向いている使い方

  • 建機や農機の姿勢を制御する
  • ドローンやカメラの揺れを抑える
  • 狭い場所に組み込む

根拠:IMUに搭載されているジャイロセンサーは、一般的に精度の高い順に、(出典1)

この方式の5製品を表で見る

光ファイバー式(FOG)

光ファイバーに通した光で回転を測る型です。MEMS式より大きく重くなりますが、精度は高くなります。GPSに頼らず方位を出す用途で使います。

向いている使い方

  • GPSなしで方位を出す
  • 車両や船舶の動きを精度よく測る
  • 揺れる場所で方位を出す

根拠:光ファイバージャイロとサーボ加速度計を使用した高精度センサで、方位、姿勢角及び XYZ3軸の加速度、角速度をリアルタイム出力する(出典5)

この方式の3製品を表で見る

無線式

電池と無線を積み、ケーブルなしで動かす型です。人や機械に付けて、動きをそのまま記録します。機械に組み込んで制御するより、測って調べる仕事に向いています。

向いている使い方

  • 人の動きを測る
  • 動く機械の振動を調べる
  • ケーブルを引けない場所で記録する

根拠:920MHz帯の無線のため、障害物を気にせず計測ができる!(出典7)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

慣性計測装置の主なメーカー6社

株式会社LP-RESEARCH

加速度とジャイロに地磁気を足したIMUで、ジャイロを2つ積んでいます。

東京都

セイコーエプソン株式会社

24×24×10mmで10gと小さく、バイアス安定性0.8°/hを公表しています。

長野県

多摩川精機株式会社

IP67のケースに入った普及モデルで、CANでそのまま車両につなげます。

長野県

東京計器株式会社

GNSSの受信機と磁気センサを積み、位置と方位まで1台で出します。

東京都

日本航空電子工業株式会社

航空宇宙で培った慣性航法の技術を使った、IP67の小型IMUです。

東京都

マイクロストーン株式会社

920MHz帯の無線を使うので、障害物があっても計測できます。

長野県

出典
  1. エプソン IMUとは
  2. エプソン IMU 製品一覧
  3. 日本航空電子工業 慣性装置について
  4. 多摩川精機 MEMS IMU
  5. 東京計器 FOGC-C02 カタログ
  6. 多摩川精機 3軸ジャイロ
  7. マイクロストーン MVP-RF6L-AC
  8. LP-RESEARCH LPMS-IG1
  9. 住友精密工業 慣性センサ応用製品事業からの撤退
掲載基準

移動体や機械の姿勢と動きを測る、ケースや基板に組み上がった慣性計測装置(IMU)と、それを使った姿勢計測装置を、公式の製品ページかカタログで確かめられた型番に限ります。素子だけのMEMSセンサーはMEMSセンサーのページ、傾きだけを測る傾斜計は傾斜計のページで扱います。海外品の販売店は載せません。除いた会社:三菱プレシジョン(公式に慣性装置の案内はあるが型番と仕様を確かめられない)、住友精密工業(慣性センサ事業から撤退)、日本精機(IM-3は公式で開発中)、村田製作所・TDK(素子が中心で、IMUの公式の日本語ページを確かめられない)、アナログ・デバイセズ(公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられなかった)、ナノシード・クレアクト・KBK(海外メーカーの品を売る販売店)、スポーツセンシング(スポーツの計測向けで型番を確かめられない)。ATR-Promotionsの小型無線多機能センサは、モーションキャプチャーとウェアラブルセンサーのページで扱います。LPMS-IG1は、ジャイロの方式を公式の製品ページで確かめられなかったので別の組にしました。

慣性計測装置(IMU)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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