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測量・ICT施工・建機の位置出しで、RTKやネットワーク型RTKのGNSS受信機を選ぶ、測量・施工管理・購買の担当の方へ

GNSS受信機(測量用)のメーカー7社比較【2026年】

GNSS受信機(測量用)は、衛星の電波を受けて、
その場所の座標をcm単位で出す測量機です。

ABOUT

GNSS受信機とは

比較表を見る ↓

GNSS受信機(測量用)⁠と⁠は⁠、衛星の電波を受けて、その場所の座標をcm単位で出す測量機です。
「GNSS測量機」「GPS測量機」⁠と⁠も呼びます。
RTKでは、基準局の補正情報を無線やLTEで受けて精度を上げます。

製品の特長

  • 衛星の電波で座標を直接出す(見通しが無くても点どうしを結べる)
  • 補正情報でcm単位に(固定局の無線か、ネットワーク型RTKの配信)
  • 傾き補正つきの機種も(ポールを傾けたまま測る)

使うメリット

  • 1人で測れる(ネットワーク型RTKなら固定局を立てない)
  • 離れた点も据え直さずに測れる(広い造成地や農地)
  • 建機に積んで位置を出せる(ICT施工のマシンガイダンス)

選ぶときに注意すること

  1. ビルの谷間・森の中・橋の下など、空が開けていない所では精度が落ちる
  2. デジタル簡易無線を使うときは、総務省への登録が必要
  3. 公共測量に使うなら、国土地理院の測量機の級を確かめる
  4. ネットワーク型RTKは、配信会社と通信会社の契約が別にかかる
  5. RTKの精度は、基準局から離れるほど落ちる(ppm×Dの分)

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・カタログ・データシートによる(価格はマイゾックスの公式サイトの希望小売価格)。

LIST

GNSS受信機の比較表

GNSS受信機(測量用)9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

アンテナ一体型

5製品
TIアサヒ株式会社GNSS受信機 GX21日通しのRTK観測と杭打ち口コミを書く要見積

内部バッテリ2個で約20時間動き、60°まで傾き補正をする受信機です。下向きカメラで杭打ちを助ける型と、レーザ距離計を積んだ型を選べます。防塵防水はIP68です。

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・BeiDou・Galileo・QZSS
RTKの精度
水平10mm+1ppm、垂直20mm+1ppm
通信
外付けのデジタル簡易無線(351MHz帯・RTKセット)
防塵防水
IP68
質量
1.0kg(バッテリ込み)
連続使用時間
約20時間(内部バッテリ2個)
チャンネル数
1408
傾き補正
60°まで補正(30°以内で20mm)
使用温度
-25〜+60℃
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社トプコンGNSS受信機 HiPer HR公共測量のRTK・スタティック観測口コミを書く要見積

デジタル簡易無線・LongLink無線・4G LTEを1台に積み、固定局と移動局のどちらにも使えるアンテナ一体型です。ポールの傾きが15°以内ならTILT機能で補正します。カタログでは1級GNSS測量機として載っています。

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・QZSS・BeiDou・SBAS、Galileoはオプション
RTKの精度
水平(5mm+0.5ppm×D)、垂直(10mm+0.8ppm×D)
通信
デジタル簡易無線(Mタイプ)、LongLink無線、4G LTE
防塵防水
IP67
質量
1.07kg・1.14kg(バッテリー含む)
連続使用時間
約4〜5時間(無線の使い方で変わる)
チャンネル数
452ch
傾き補正
傾き15°以内を補正(TILT機能)
使用温度
-20〜50℃(充電中でないとき)
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社ニコン・トリンブルGNSS受信機 Trimble R980ポールを傾けたままの観測・杭打ち口コミを書く要見積

IMUでポールの傾きを補正し、最大40°まで傾けたまま測れるアンテナ一体型です。672チャンネルで、NavICまで含めた衛星を受けます。壁ぎわや木の下など、ポールを立てにくい所の観測に効きます。

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS・NavIC・SBAS
RTKの精度
水平8mm+1ppm、鉛直15mm+1ppm
通信
LTE、Bluetooth(内蔵UHF無線は日本国内非対応)
防塵防水
IP67
質量
1.13kg(内蔵バッテリーとUHFアンテナ含む)
連続使用時間
7.0時間(LTEで受信のとき)
チャンネル数
672チャンネル
傾き補正
最大40°までIMUで補正
使用温度
-40〜+65°C
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社マイゾックスGNSS受信機 GEO WALKER PRO GW01Pスマホで操作する1人のGNSS測量口コミを書く720,000円(税抜)、792,000円(税込)

単3電池6本で動き、充電を忘れても市販の電池で測れる受信機です。専用のコントローラは使わず、Androidのスマートフォンに無料アプリを入れて操作します。国土地理院の1級GNSS測量機に登録され、希望小売価格は792,000円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS
RTKの精度
水平1cm+1ppm
通信
Bluetooth 4.2、Wi-⁠Fi
防塵防水
IP66(電池ボックスロック時)
質量
約1.1kg(電池含む)
連続使用時間
約9時間(ニッケル水素充電池)
チャンネル数
184チャンネル
使用温度
-20〜60℃
記載なし
傾き補正
公式ページへ詳細・仕様
ライカジオシステムズ株式会社GNSSスマートアンテナ Leica GS07軽いローバーで1人で回るRTK観測口コミを書く要見積

受信機とアンテナを0.7kgにまとめた、軽いアンテナ一体型です。320チャンネルで、交換式バッテリーで8時間動きます。GLONASS・Galileo・BeiDouはオプションなので、買うときに受ける衛星を決めます。

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・QZSS、GLONASS・Galileo・BeiDouはオプション
RTKの精度
水平10mm+1ppm、高さ20mm+1ppm
通信
LTE、UHF無線(受信)、Bluetooth
防塵防水
IP66・IP68
質量
0.7kg
連続使用時間
8時間(CSモデムでRTKデータを取るときは7時間)
チャンネル数
320
使用温度
-40〜+65℃
記載なし
傾き補正
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

アンテナ分離型

4製品
株式会社コアGNSS受信機 Cohac∞ Ten+通信が切れる山や海でのcm測位口コミを書く要見積

みちびきのCLASとMADOCAを受け、通信が切れるとRTKから自動で切り替えて測り続けます。アンテナをケーブルでつなぐ箱型で、RTKの基準局にも使えます。防塵防水はIP67です。

種類
アンテナ分離型
受信できる衛星
GPS・QZSS・GLONASS・Galileo・BeiDou・SBAS
通信
LAN、RS232C、LTE(オプション)
防塵防水
IP67
質量
650g
使用温度
-20〜70℃
記載なし
RTKの精度・連続使用時間・チャンネル数・傾き補正
公式ページへ詳細・仕様
株式会社トプコン移動体用GNSS受信機 MR-2建機や車両に積む位置と向きの計測口コミを書く要見積

アンテナを外に付けて機体に積む、移動体の計測と制御向けの受信機です。2台のアンテナをつなぐデュアルボード型なら、位置に加えて方向角と傾斜角も出します。使用温度は-40〜75℃で、IP67の箱に入っています。

種類
アンテナ分離型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・QZSS・SBAS、BeiDou・Galileoはオプション
RTKの精度
水平(5mm+0.5ppm×D)、垂直(10mm+0.8ppm×D)
通信
イーサネット、シリアル、1PPS出力
防塵防水
IP67
質量
0.88kg・0.94kg
チャンネル数
226ch
傾き補正
デュアルボードで方向角・傾斜角を出力
使用温度
-40〜75℃
記載なし
連続使用時間
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社ニコン・トリンブルGNSS受信機 Trimble R750-2現場に置く持ち運べる基準局口コミを書く要見積

アンテナを別に立てて使う、持ち運べる基準局向けの受信機です。4G LTE・Bluetooth・Wi-Fi・イーサネットを内蔵し、補正情報をネットで配れます。内蔵バッテリーでも移動局で7時間動きます。

種類
アンテナ分離型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS・NavIC
RTKの精度
水平8mm+1ppm
通信
4G LTE、Bluetooth、Wi-Fi、イーサネット
防塵防水
IP67
質量
2.05kg
連続使用時間
移動局で7時間
チャンネル数
672チャネル
使用温度
-40〜+65°C
記載なし
傾き補正
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ビズステーション株式会社RTK受信機 Drogger RZS.Dスマホとつなぐ小さなRTK受信機口コミを書く要見積

本体54gの小さな受信機に外のアンテナをつなぎ、Androidの無料アプリで動かします。電池を持たず、USBの5Vで動くので、モバイルバッテリーや車のUSBから電気を取れます。専用アンテナと組んだ型は、国土地理院の1級GNSS測量機に登録されています。

種類
アンテナ分離型
受信できる衛星
GPS・QZSS・Galileo・GLONASS・BeiDou・NavIC
RTKの精度
水平0.6cm+0.5ppm(RTK Fix時)
通信
Bluetooth 4.2、Wi-⁠Fi
防塵防水
IP67(SDカードカバー部はIP65)
質量
54g(本体)
連続使用時間
バッテリーなし(USBの5Vで動く)
チャンネル数
448チャンネル
使用温度
-20〜+65℃
記載なし
傾き補正
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

アンテナ一体型5製品

TIアサヒ株式会社

GNSS受信機 GX2

1日通しのRTK観測と杭打ち

内部バッテリ2個で約20時間動き、60°まで傾き補正をする受信機です。下向きカメラで杭打ちを助ける型と、レーザ距離計を積んだ型を選べます。防塵防水はIP68です。

コスト要見積

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・BeiDou・Galileo・QZSS
RTKの精度
水平10mm+1ppm、垂直20mm+1ppm
通信
外付けのデジタル簡易無線(351MHz帯・RTKセット)
防塵防水
IP68
質量
1.0kg(バッテリ込み)
連続使用時間
約20時間(内部バッテリ2個)
チャンネル数
1408
傾き補正
60°まで補正(30°以内で20mm)
使用温度
-25〜+60℃
公式ページへ
株式会社トプコン

GNSS受信機 HiPer HR

公共測量のRTK・スタティック観測

デジタル簡易無線・LongLink無線・4G LTEを1台に積み、固定局と移動局のどちらにも使えるアンテナ一体型です。ポールの傾きが15°以内ならTILT機能で補正します。カタログでは1級GNSS測量機として載っています。

コスト要見積

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・QZSS・BeiDou・SBAS、Galileoはオプション
RTKの精度
水平(5mm+0.5ppm×D)、垂直(10mm+0.8ppm×D)
通信
デジタル簡易無線(Mタイプ)、LongLink無線、4G LTE
防塵防水
IP67
質量
1.07kg・1.14kg(バッテリー含む)
連続使用時間
約4〜5時間(無線の使い方で変わる)
チャンネル数
452ch
傾き補正
傾き15°以内を補正(TILT機能)
使用温度
-20〜50℃(充電中でないとき)
公式ページへ
株式会社ニコン・トリンブル

GNSS受信機 Trimble R980

ポールを傾けたままの観測・杭打ち

IMUでポールの傾きを補正し、最大40°まで傾けたまま測れるアンテナ一体型です。672チャンネルで、NavICまで含めた衛星を受けます。壁ぎわや木の下など、ポールを立てにくい所の観測に効きます。

コスト要見積

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS・NavIC・SBAS
RTKの精度
水平8mm+1ppm、鉛直15mm+1ppm
通信
LTE、Bluetooth(内蔵UHF無線は日本国内非対応)
防塵防水
IP67
質量
1.13kg(内蔵バッテリーとUHFアンテナ含む)
連続使用時間
7.0時間(LTEで受信のとき)
チャンネル数
672チャンネル
傾き補正
最大40°までIMUで補正
使用温度
-40〜+65°C
公式ページへ
株式会社マイゾックス

GNSS受信機 GEO WALKER PRO GW01P

スマホで操作する1人のGNSS測量

単3電池6本で動き、充電を忘れても市販の電池で測れる受信機です。専用のコントローラは使わず、Androidのスマートフォンに無料アプリを入れて操作します。国土地理院の1級GNSS測量機に登録され、希望小売価格は792,000円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト720,000円(税抜)、792,000円(税込)

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS
RTKの精度
水平1cm+1ppm
通信
Bluetooth 4.2、Wi-⁠Fi
防塵防水
IP66(電池ボックスロック時)
質量
約1.1kg(電池含む)
連続使用時間
約9時間(ニッケル水素充電池)
チャンネル数
184チャンネル
使用温度
-20〜60℃
記載なし
傾き補正
公式ページへ
ライカジオシステムズ株式会社

GNSSスマートアンテナ Leica GS07

軽いローバーで1人で回るRTK観測

受信機とアンテナを0.7kgにまとめた、軽いアンテナ一体型です。320チャンネルで、交換式バッテリーで8時間動きます。GLONASS・Galileo・BeiDouはオプションなので、買うときに受ける衛星を決めます。

コスト要見積

種類
アンテナ一体型
受信できる衛星
GPS・QZSS、GLONASS・Galileo・BeiDouはオプション
RTKの精度
水平10mm+1ppm、高さ20mm+1ppm
通信
LTE、UHF無線(受信)、Bluetooth
防塵防水
IP66・IP68
質量
0.7kg
連続使用時間
8時間(CSモデムでRTKデータを取るときは7時間)
チャンネル数
320
使用温度
-40〜+65℃
記載なし
傾き補正
公式ページへ

アンテナ分離型4製品

株式会社コア

GNSS受信機 Cohac∞ Ten+

通信が切れる山や海でのcm測位

みちびきのCLASとMADOCAを受け、通信が切れるとRTKから自動で切り替えて測り続けます。アンテナをケーブルでつなぐ箱型で、RTKの基準局にも使えます。防塵防水はIP67です。

コスト要見積

種類
アンテナ分離型
受信できる衛星
GPS・QZSS・GLONASS・Galileo・BeiDou・SBAS
通信
LAN、RS232C、LTE(オプション)
防塵防水
IP67
質量
650g
使用温度
-20〜70℃
記載なし
RTKの精度・連続使用時間・チャンネル数・傾き補正
公式ページへ
株式会社トプコン

移動体用GNSS受信機 MR-2

建機や車両に積む位置と向きの計測

アンテナを外に付けて機体に積む、移動体の計測と制御向けの受信機です。2台のアンテナをつなぐデュアルボード型なら、位置に加えて方向角と傾斜角も出します。使用温度は-40〜75℃で、IP67の箱に入っています。

コスト要見積

種類
アンテナ分離型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・QZSS・SBAS、BeiDou・Galileoはオプション
RTKの精度
水平(5mm+0.5ppm×D)、垂直(10mm+0.8ppm×D)
通信
イーサネット、シリアル、1PPS出力
防塵防水
IP67
質量
0.88kg・0.94kg
チャンネル数
226ch
傾き補正
デュアルボードで方向角・傾斜角を出力
使用温度
-40〜75℃
記載なし
連続使用時間
公式ページへ
株式会社ニコン・トリンブル

GNSS受信機 Trimble R750-2

現場に置く持ち運べる基準局

アンテナを別に立てて使う、持ち運べる基準局向けの受信機です。4G LTE・Bluetooth・Wi-Fi・イーサネットを内蔵し、補正情報をネットで配れます。内蔵バッテリーでも移動局で7時間動きます。

コスト要見積

種類
アンテナ分離型
受信できる衛星
GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS・NavIC
RTKの精度
水平8mm+1ppm
通信
4G LTE、Bluetooth、Wi-Fi、イーサネット
防塵防水
IP67
質量
2.05kg
連続使用時間
移動局で7時間
チャンネル数
672チャネル
使用温度
-40〜+65°C
記載なし
傾き補正
公式ページへ
ビズステーション株式会社

RTK受信機 Drogger RZS.D

スマホとつなぐ小さなRTK受信機

本体54gの小さな受信機に外のアンテナをつなぎ、Androidの無料アプリで動かします。電池を持たず、USBの5Vで動くので、モバイルバッテリーや車のUSBから電気を取れます。専用アンテナと組んだ型は、国土地理院の1級GNSS測量機に登録されています。

コスト要見積

種類
アンテナ分離型
受信できる衛星
GPS・QZSS・Galileo・GLONASS・BeiDou・NavIC
RTKの精度
水平0.6cm+0.5ppm(RTK Fix時)
通信
Bluetooth 4.2、Wi-⁠Fi
防塵防水
IP67(SDカードカバー部はIP65)
質量
54g(本体)
連続使用時間
バッテリーなし(USBの5Vで動く)
チャンネル数
448チャンネル
使用温度
-20〜+65℃
記載なし
傾き補正
公式ページへ
Q&A

GNSS受信機選びで、よくある疑問

購買担当の疑問GNSS受信機の価格は、いくら?

値段を公式に出しているのは、マイゾックスのGEO WALKER PRO GW01Pだけで、希望小売価格720,000円(税込792,000円)で⁠す⁠。ほかの8製品は値段を出していないので、販売店から見積もりを取ります。

設備担当の疑問GNSS受信機とトータルステーションの違いは?

トータルステーションは器械から目標までの角度と距離を測り、GNSS受信機は衛星の電波でその場所の座標を直接出します。空が開けた広い現場はGNSS受信機、建物の際や屋内はトータルステーションで測ります。

設備担当の疑問アンテナ一体型とアンテナ分離型の違いは?

一体型はポールの先に付けて持ち歩く機種で、トプコンのHiPer HR、TrimbleのR980、ライカのGS07、TIアサヒのGX2、マイゾックスのGW01Pがこちらです。分離型はアンテナを別に立てる機種で、TrimbleのR750-2は基準局、トプコンのMR-2は建機や車両に積む用途です。

設備担当の疑問RTKとネットワーク型RTKの違いは?

RTKは自分で固定局を立て、無線で補正情報を送ります。ネットワーク型RTKは配信会社の補正情報をネットで受けるので、固定局を立てずに1人で測れます。トプコンのHiPer HRはマイクロSIMを入れると、スマートフォンのテザリングなしでネットワーク型RTKを使えます。

工場長の疑問RTKの精度はどれくらい?

ビズステーションのRZS.Dは水平0.6cm+0.5ppm、トプコンのHiPer HRとMR-2は水平(5mm+0.5ppm×D)、TrimbleのR980は水平8mm+1ppm、ライカのGS07とTIアサヒのGX2は水平10mm+1ppmです。Dは基準局からの距離で、離れるほど誤差が増えます。

設備担当の疑問ポールを傾けたままでも測れる?傾き補正とは?

ポールが傾いた分をセンサーで計算して、先端の座標に直す機能です。TIアサヒのGX2は60°まで、TrimbleのR980はIMUで最大40°まで、トプコンのHiPer HRは15°以内を補正します。壁ぎわや木の下など、ポールを立てにくい所で効きます。

工場長の疑問公共測量に使える1級GNSS測量機は?

マイゾックスのGW01Pは国土地理院の1級GNSS測量機に登録され、ビズステーションのRZS.DはアンテナHX-CSX601Aとの組で登録されています。トプコンのHiPer HRはカタログに1級GNSS測量機と書いています。TIアサヒのGX2は申請中です。

設備担当の疑問バッテリーはどれくらい持つ?

TIアサヒのGX2は内部バッテリ2個で約20時間、マイゾックスのGW01Pは単3電池6本で約9時間、ライカのGS07は8時間です。TrimbleのR980はLTEで受けて7.0時間、トプコンのHiPer HRは約4〜5時間です。ビズステーションのRZS.Dは電池を持たず、USBの5Vで動きます。

施設管理の疑問雨の日や寒い所でも使える?防水の等級は?

TIアサヒのGX2はIP68、ライカのGS07はIP66・IP68、トプコンのHiPer HRとMR-2、TrimbleのR980とR750-2はIP67です。TrimbleのR980とR750-2、ライカのGS07は-40℃から使えます。

設備担当の疑問携帯の電波が届かない山の中でも測れる?

コアのCohac∞ Ten+はみちびきのCLASとMADOCAを受け、通信が不安定な所ではRTKから自動で切り替えて測り続けます。ネットワーク型RTKは携帯の電波を使うので、圏外では固定局を立てて無線でRTKを組みます。

総務の疑問無線を使うのに届け出はいる?

トプコンのHiPer HRのデジタル簡易無線は、総務省への登録が必要です。同じ機種のLongLink無線は免許不要のBluetooth無線で、約300mの範囲で固定局1局に移動局3局まで使えます。

TYPES

GNSS受信機の種類の違い

アンテナ一体型

受信機とアンテナを1つにまとめ、ポールの先に付けて持ち歩く機種です。補正情報を無線やLTEで受けて、点を測ったり杭を打ったりします。ポールの傾きを補正する機種もあります。

向いている使い方

  • 基準点・境界の測量
  • 杭打ち・丁張り
  • 造成や法面の出来形の確認

根拠:フルスペック一体型GNSS受信機(出典1)

この種類の5製品を表で見る

アンテナ分離型

アンテナを別に立て、ケーブルで受信機につなぐ機種です。現場に置く基準局や、建機・車両に積んで位置と向きを測る用途に使います。電源を外から取る機種が多くあります。

向いている使い方

  • 現場に置く基準局
  • 建機・車両の位置と向きの計測
  • 長い時間の観測や記録

根拠:アンテナ分離型受信機の常識を打ち破る「モバイル」な基準局受信機(出典7)

この種類の4製品を表で見る
MAKERS

GNSS受信機の主なメーカー7社

株式会社コア

みちびきのCLASとMADOCAを受け、通信が切れるとRTKから自動で切り替えて測り続けます。

東京都

TIアサヒ株式会社

内部バッテリ2個で約20時間動き、60°まで傾き補正をする受信機です。

埼玉県

株式会社トプコン

デジタル簡易無線・LongLink無線・4G LTEを1台に積み、固定局と移動局のどちらにも使えるアンテナ一体型です。

東京都

株式会社ニコン・トリンブル

IMUでポールの傾きを補正し、最大40°まで傾けたまま測れるアンテナ一体型です。

東京都

ビズステーション株式会社

本体54gの小さな受信機に外のアンテナをつなぎ、Androidの無料アプリで動かします。

長野県

株式会社マイゾックス

単3電池6本で動き、充電を忘れても市販の電池で測れる受信機です。

愛知県

ライカジオシステムズ株式会社

受信機とアンテナを0.7kgにまとめた、軽いアンテナ一体型です。

東京都

出典
  1. トプコン GNSS受信機 HiPer HR
  2. トプコン HiPer HR カタログ(PDF)
  3. トプコン 移動体計測用GNSS受信機 MR-2
  4. トプコン MR-2 カタログ(PDF)
  5. ニコン・トリンブル Trimble R980
  6. ニコン・トリンブル Trimble R980 スペックシート(PDF)
  7. ニコン・トリンブル Trimble R750-2
  8. ニコン・トリンブル Trimble R750-2 データシート(PDF)
  9. ライカジオシステムズ Leica GS07
  10. ライカジオシステムズ Leica GS07 データシート(PDF)
  11. TIアサヒ 製品一覧
  12. TIアサヒ GX2シリーズ 仕様書(PDF)
  13. マイゾックス GEO WALKER PRO
  14. ビズステーション Drogger RZS・RWSシリーズ
  15. ビズステーション RZS 取扱説明書(PDF)
  16. コア Cohac∞ Ten+
掲載基準

測量・ICT施工・建機の位置出しで使う、RTK・ネットワーク型RTK・スタティック観測ができるGNSS受信機に限ります。メーカーが自社で作るか自社のブランドで売り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式資料で確かめられた製品で、日本法人のある会社だけです。1社1〜2製品の代表機種です。ニコン・トリンブルのTrimble R980とR750-2、ライカのGS07は、それぞれの日本法人が案内する海外メーカーの製品です。トプコンはSOKKIAブランドのGRX5・GCX3も出していますが、TOPCONブランドのHiPer HRとMR-2を載せました。ライカのGS18 Tは日本語の仕様資料が見つからず外しました。コアは他社製の受信ボードも扱っていますが、自社ブランドのCohac∞ Ten+だけを載せました。レフィクシアのLRTK Phoneは、公式サイトで仕様の数字を確かめられず外しました。車両の位置を遠くから見るGPS端末(GPS端末の比較ページにあります)、トータルステーション(トータルステーションの比較ページにあります)、ドローン、組み込み用の受信ボード・モジュール、アンテナ・データコレクター・ポールなどの付属品、補正情報の配信サービス、中古品、レンタル、販売終了品、海外ブランドを輸入して売る販売店は除いています。価格はマイゾックスの公式サイトの希望小売価格です。

GNSS受信機(測量用)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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