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研究機関・検査センター・製薬の現場で、遺伝子の塩基配列を読むDNAシーケンサを選ぶ、研究・検査・設備・購買の担当の方へ

DNAシーケンサのメーカー2社比較【2026年】

DNAシーケンサは、DNAの塩基配列を
読み取る装置です。

ABOUT

DNAシーケンサとは

比較表を見る ↓

DNAシーケンサとは、DNAの塩基配列を読み取る装置です。
遺伝子解析装置・シーケンサーとも呼びます。
断片を大量に並べて読む次世代シーケンサと、
キャピラリーで1本ずつ読むサンガー法の装置があります。

製品の特長

  • 読み方で2つに分かれる(次世代シーケンサ・キャピラリー型)
  • 読める量が大きく違う(NGSはGbからTb、キャピラリー型は1本ずつ)
  • 同じ装置で使い分けられる(キャピラリー型はフラグメント解析も)

使うメリット

  • 全ゲノムを一度に読める(大型のNGS)
  • 決まった場所をすぐ確かめられる(サンガー法)
  • 検体数に合わせて選べる(ベンチトップ機から大型機まで)

選ぶときに注意すること

  1. 試薬・フローセル・カートリッジは装置ごとに専用の品を使う
  2. 出力やリード長は、使うフローセルや試薬で変わる
  3. NGSは前処理(ライブラリー調製)と解析の環境を別に用意する
  4. 値段は公開されていない。メーカーに見積もりを取る
  5. 研究用と診断用の機種は分かれている。用途に合うものを選ぶ

※仕様は各メーカーの日本語の公式製品ページによる。方式の説明はイルミナとサーモフィッシャーサイエンティフィックの製品ページによる。

LIST

DNAシーケンサの比較表

DNAシーケンサ4製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

次世代シーケンサ(NGS)

2製品
イルミナ株式会社次世代シーケンサ MiSeq i100 Plus細菌・ウイルスや遺伝子パネルの解析口コミを書く要見積

イルミナのベンチトップ機で、ランが約4時間から終わる小型の次世代シーケンサです。リード長は最大2×500bpで、試薬は解凍せずにそのまま使えます。出力の上限30Gbは、i100 Plusで使えるフローセルのときの値です。

方式
次世代シーケンサ(NGS)
読み取りの方式
XLEAP-SBSケミストリー
出力
1.5〜30Gb
最大リード長
2×500bp
ラン時間
約4〜24時間
リード数・サンプル
10〜200M(ペアエンド)
記載なし
キャピラリー数・大きさ・重さ・電源
公式ページへ詳細・仕様
イルミナ株式会社次世代シーケンサ NovaSeq X Plusヒト全ゲノムなど大量の解析口コミを書く要見積

デュアルフローセルで、1ランに16〜21Tbを読むイルミナの大型機です。ヒト・植物・動物の全ゲノムを数多く回す検査センターや研究機関に向きます。リード長は最大2×300bpで、ランは約17〜48時間です。

方式
次世代シーケンサ(NGS)
読み取りの方式
XLEAP-SBSケミストリー
出力
16〜21Tb(1ラン)
最大リード長
2×300bp
ラン時間
約17〜48時間
リード数・サンプル
約16億〜520億(シリーズ)
記載なし
キャピラリー数・大きさ・重さ・電源
公式ページへ詳細・仕様

キャピラリー型(サンガー法)

2製品
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社ジェネティックアナライザ SeqStudio研究室で少ない検体を手早く読む口コミを書く要見積

キャピラリー4本・検出器・ポンプを1つのカートリッジにまとめた小型のキャピラリー型です。カートリッジを差し込むだけで始められ、ランは最短30分で終わります。検出色素は6色で、サンガー法とフラグメント解析を同じプレートで回せます。

方式
キャピラリー型(サンガー法)
読み取りの方式
キャピラリー電気泳動、一体型カートリッジ
ラン時間
最短30分
キャピラリー数
4本
リード数・サンプル
96ウェルプレート、8連チューブ
記載なし
出力・最大リード長・大きさ・重さ・電源
公式ページへ詳細・仕様
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社ジェネティックアナライザ SeqStudio Flexサンガー法の受託・検体の多い検査室口コミを書く要見積

プレートを最大4枚載せて続けて流せる、Applied Biosystemsブランドのキャピラリー型です。8本と24本のキャピラリーがあり、解析数が増えたら8本から24本へ上げられます。同時に8色素まで検出でき、サンガー法とフラグメント解析を同じプレートで回せます。

方式
キャピラリー型(サンガー法)
読み取りの方式
キャピラリー電気泳動、505nm固体レーザー
キャピラリー数
8本、24本
リード数・サンプル
プレート最大4枚、96ウェル・384ウェル
大きさ・重さ
70×67.5×86.5cm、115kg
電源
100〜240V
記載なし
出力・最大リード長・ラン時間
公式ページへ詳細・仕様

次世代シーケンサ(NGS)2製品

イルミナ株式会社

次世代シーケンサ MiSeq i100 Plus

細菌・ウイルスや遺伝子パネルの解析

イルミナのベンチトップ機で、ランが約4時間から終わる小型の次世代シーケンサです。リード長は最大2×500bpで、試薬は解凍せずにそのまま使えます。出力の上限30Gbは、i100 Plusで使えるフローセルのときの値です。

コスト要見積

方式
次世代シーケンサ(NGS)
読み取りの方式
XLEAP-SBSケミストリー
出力
1.5〜30Gb
最大リード長
2×500bp
ラン時間
約4〜24時間
リード数・サンプル
10〜200M(ペアエンド)
記載なし
キャピラリー数・大きさ・重さ・電源
公式ページへ
イルミナ株式会社

次世代シーケンサ NovaSeq X Plus

ヒト全ゲノムなど大量の解析

デュアルフローセルで、1ランに16〜21Tbを読むイルミナの大型機です。ヒト・植物・動物の全ゲノムを数多く回す検査センターや研究機関に向きます。リード長は最大2×300bpで、ランは約17〜48時間です。

コスト要見積

方式
次世代シーケンサ(NGS)
読み取りの方式
XLEAP-SBSケミストリー
出力
16〜21Tb(1ラン)
最大リード長
2×300bp
ラン時間
約17〜48時間
リード数・サンプル
約16億〜520億(シリーズ)
記載なし
キャピラリー数・大きさ・重さ・電源
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キャピラリー型(サンガー法)2製品

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

ジェネティックアナライザ SeqStudio

研究室で少ない検体を手早く読む

キャピラリー4本・検出器・ポンプを1つのカートリッジにまとめた小型のキャピラリー型です。カートリッジを差し込むだけで始められ、ランは最短30分で終わります。検出色素は6色で、サンガー法とフラグメント解析を同じプレートで回せます。

コスト要見積

方式
キャピラリー型(サンガー法)
読み取りの方式
キャピラリー電気泳動、一体型カートリッジ
ラン時間
最短30分
キャピラリー数
4本
リード数・サンプル
96ウェルプレート、8連チューブ
記載なし
出力・最大リード長・大きさ・重さ・電源
公式ページへ
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

ジェネティックアナライザ SeqStudio Flex

サンガー法の受託・検体の多い検査室

プレートを最大4枚載せて続けて流せる、Applied Biosystemsブランドのキャピラリー型です。8本と24本のキャピラリーがあり、解析数が増えたら8本から24本へ上げられます。同時に8色素まで検出でき、サンガー法とフラグメント解析を同じプレートで回せます。

コスト要見積

方式
キャピラリー型(サンガー法)
読み取りの方式
キャピラリー電気泳動、505nm固体レーザー
キャピラリー数
8本、24本
リード数・サンプル
プレート最大4枚、96ウェル・384ウェル
大きさ・重さ
70×67.5×86.5cm、115kg
電源
100〜240V
記載なし
出力・最大リード長・ラン時間
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Q&A

DNAシーケンサ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問DNAシーケンサの価格は、いくら?

公式に値段を出している製品はありません。イルミナのMiSeq i100 PlusやNovaSeq X Plus、サーモフィッシャーサイエンティフィックのSeqStudio Flexは、どれもメーカーへの問い合わせで見積もりを取ります。試薬やフローセルの費用も合わせて聞いておきます。

設備担当の疑問次世代シーケンサとサンガー法の違いは?

次世代シーケンサは断片を大量に並べて合成しながら読み、1ランでGbからTbを読みます。サンガー法はキャピラリーで1本ずつ読む方式で、量は少ないものの決まった場所をすぐ確かめられます。NGSの結果の確認にはサンガー法を使います。

設備担当の疑問DNAシーケンサの種類は?

このページでは、次世代シーケンサ(NGS)とキャピラリー型の2つに分けています。NGSには、MiSeq i100 Plusのようなベンチトップ機と、NovaSeq X Plusのような大型機があります。キャピラリー型はSeqStudioとSeqStudio Flexです。

工場長の疑問次世代シーケンサの出力はどれくらい?

MiSeq i100 Plusは1.5〜30Gb、NovaSeq X Plusはデュアルフローセルで1ランに16〜21Tbです。イルミナのベンチトップ機では、NextSeq 1000・2000の最大出力が540Gbです。検体数と読む範囲で、どの規模の機種を選ぶか決めます。

設備担当の疑問リード長とは?どれくらい読める?

1回で続けて読める塩基の長さです。MiSeq i100 Plusは最大2×500bp、NovaSeq X Plusは最大2×300bpです。キャピラリー型はリード長を数字で出していません。

工場長の疑問ラン時間はどれくらい?

MiSeq i100 Plusは約4〜24時間、NovaSeq X Plusは約17〜48時間です。サンガー法のSeqStudioは最短30分でランが終わります。急ぎの確認ならキャピラリー型が向きます。

設備担当の疑問キャピラリーの本数はどう選ぶ?

1回に流す検体数で決めます。SeqStudioは4本、SeqStudio Flexは8本と24本があります。SeqStudio Flexは、解析数が増えたら8本から24本へ上げられます。

施設管理の疑問置き場所と電源は?

SeqStudio Flexは幅70×奥行67.5×高さ86.5cmで重さ115kg、電源は100〜240Vです。床の強さと搬入の通路を先に確かめます。ほかの機種は大きさを製品ページに書いていないので、メーカーに聞きます。

施設管理の疑問消耗品の交換や手入れは?

SeqStudioはキャピラリー・検出器・ポンプが1つのカートリッジにまとまっていて、v2で1,000サンプル(250ラン)⁠ま⁠で流せます。装置に入れてから4〜6か月使えます。NGSは試薬とフローセルを1ランごとに使います。

経営者の疑問保証やサポートは?

サーモフィッシャーサイエンティフィックのSeqStudio Flexには、購入から1年間の保証が付きます。イルミナ株式会社は、米国Illumina, Inc.が100%出資する日本法人で、東京と大阪に拠点があります。保守契約の内容は見積もりのときに確かめます。

TYPES

DNAシーケンサの方式の違い

次世代シーケンサ(NGS)

DNAを短い断片にしてフローセルに並べ、塩基を1つずつ合成しながら蛍光で読む方式です。1ランでGbからTbの単位の配列を読めます。小型のベンチトップ機と、全ゲノムを大量に回す大型機があります。

向いている使い方

  • 全ゲノムやエクソームを読む
  • 遺伝子パネルで多くの検体を回す
  • RNAの発現やメタゲノムを調べる

根拠:SBS(Sequencing by Synthesis)ケミストリーをさらに高速、高品質、かつロバストにしたXLEAP-SBSケミストリーに対応しています。(出典3)

この方式の2製品を表で見る

キャピラリー型(サンガー法)

蛍光で印を付けたDNAを細いキャピラリーの中で電気泳動し、1本ずつ配列を読むサンガー法の装置です。読める量は少ないものの、決まった場所の配列をすぐ確かめられます。同じ装置でフラグメント解析もできます。

向いている使い方

  • NGSの結果を確かめる
  • プラスミドやゲノム編集の確認
  • 細胞株認証やSTR解析

根拠:ゴールドスタンダードであるキャピラリー電気泳動によるサンガーシーケンスとフラグメント解析をワンクリックで素早く実行します。(出典5)

この方式の2製品を表で見る
MAKERS

DNAシーケンサの主なメーカー2社

イルミナ株式会社

イルミナのベンチトップ機で、ランが約4時間から終わる小型の次世代シーケンサです。

東京都

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

キャピラリー4本・検出器・ポンプを1つのカートリッジにまとめた小型のキャピラリー型です。

東京都

出典
  1. イルミナ シーケンスプラットフォーム
  2. イルミナ MiSeq i100シリーズ
  3. イルミナ NovaSeq Xシリーズ
  4. サーモフィッシャーサイエンティフィック SeqStudio Flexジェネティックアナライザ
  5. サーモフィッシャーサイエンティフィック SeqStudioジェネティックアナライザ
  6. イルミナ株式会社 日本法人
掲載基準

研究機関・検査センター・製薬などで、DNAの塩基配列を読むDNAシーケンサ(次世代シーケンサ、キャピラリー電気泳動のジェネティックアナライザ)で、自社のブランドで作って売る会社の日本法人が日本語の公式サイトで今案内していて、仕様を公式で確かめられた製品です。各社の代表の型を1社2製品まで載せました。DNAを増やすPCR装置(サーマルサイクラー)、ゲルの電気泳動装置、試薬・キット・フローセルなどの消耗品だけの品、中古、診断用の体外診断機器は載せていません。日立ハイテクのDS3000は公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられなかったため、Oxford Nanopore TechnologiesとPacific Biosciencesは日本語の公式ページで日本法人を確かめられなかったため、MGIは日本での販売をPHCが担う形のため、プロメガは公式サイトがメンテナンスで止まっていたため載せていません。

DNAシーケンサを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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