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GUIDE / CREEP-TESTING-MACHINE

クリープ試験機とは?おもり・サーボ・スプリング・内圧の種類と、荷重・温度・連数の選び方

材料に一定の力をかけ続け、時間とともに増える変形を測るクリープ試験機の4つの種類、クリープ破断試験との違い、最大荷重・温度範囲・連数・規格の見方を、公式の資料でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

クリープ試験機は、材料に一定の力をかけ続け、時間とともに増える変形を測る試験機です。力のかけ方で、おもり・てこ式、サーボ式、スプリング式、内圧式の4つに分かれます。選ぶときは「材料と規格」「荷重と温度」「同時に試す本数」の3つを先に決めます。

クリープ試験機とは

材料に静的な力をかけ続けると、ひずみが少しずつ進み、最後には破壊に至ります。クリープ試験機は、この変化を長時間かけて測る試験機です。クリープテスターとも呼びます。

比較ページには、自社で作って自社の名前で売る会社の製品を載せています。受託試験だけの会社と、粘着テープ専用の保持力試験機は載せていません。

4つの種類

  • おもり・てこ式:おもりの力を直接、または天秤やてこで増やしてかけます。例は東洋精機製作所のクリープ試験機 259、安田精機製作所の No.145-B、前川試験機製作所の CRTD-02 と CRCD-1 ⁠⁠です
  • サーボ式:モーターの駆動で荷重をかけます。例は安田精機製作所の No.145-SV、ツビックローエルの Kappa DS ⁠⁠⁠です
  • スプリング式:スプリングの力で荷重を保ちます。例はマルイの MIC-188-1-51、ツビックローエルの Kappa LA スプリングです
  • 内圧式:成形品の中に内圧をかけ、破壊までの時間を測ります。例は第一科学とバロン電子の製品です

クリープ試験とクリープ破断試験の違い

  • クリープ試験は、時間ごとの変形を測り、時間とひずみの関係を求めます
  • クリープ破断試験は、決めた温度と応力で、破断までの時間を求めます

荷重の幅

  • 東洋精機製作所の 259 は、型によって最大1kN・2kN・3kN・10kNです
  • 安田精機製作所の No.145-SV は、最大5kNと10kNがあります
  • 前川試験機製作所の CRCD-1 は、最大容量が10kNです
  • 今田製作所のクリープ試験機は、最大荷重が100kNです
  • ツビックローエルの Kappa DS は、50〜250kNの範囲です

温度の範囲

  • 安田精機製作所の No.145 シリーズは、RT+25℃~200℃です
  • 東洋精機製作所の 259 は、最高200°Cです
  • 前川試験機製作所の CRCD-1 は、電気炉で最高500°Cです
  • 米倉製作所の環状炉付きは、300℃~1100℃です
  • ツビックローエルの Kappa LA スプリングは、+200〜+1200°Cです

規格を先に確かめる

  • 金属のクリープとクリープ破断は JIS Z 2271 ⁠⁠⁠です
  • プラスチックの引張クリープは JIS K7115、3点曲げクリープは JIS K 7116 ⁠⁠⁠です
  • 応力緩和の規格は JIS K 6263 ⁠⁠⁠です
  • マルイのコンクリート用は、JIS A 1157 を準拠規格に挙げています

同時に試す本数

  • 東洋精機製作所の 259 は、3本掛・5本掛・6本掛です
  • 安田精機製作所の No.145 シリーズは、3個掛・6個掛・10個掛です
  • 前川試験機製作所の CRTD-02 は、6連型です
  • 試験は長くかかるので、本数は試料の数と期間で決めます

価格の調べ方

載せた会社の公式ページに価格の掲載はありません。最大荷重・本数・恒温槽や電気炉を決めて、各社に見積もりを取ります。恒温槽や治具はオプションの機種があるので、見積もりの範囲を確かめます。

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