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工場排水や河川の有機汚濁を測るCOD計を選ぶ、環境・設備・品質管理・購買の担当の方へ

COD計(化学的酸素要求量計)のメーカー7社比較【2026年】

COD計は、水中の有機物を酸化するときに使う酸素の量を、
mg/Lで測る水質計です。

ABOUT

COD計とは

比較表を見る ↓

COD計とは、工場排水や河川の水に含まれる有機物の量を、
酸化に使う酸素の量で測る水質計です。
化学的酸素要求量計とも呼びます。

製品の特長

  • 有機物の汚れをmg/Lで読める(酸化剤が消費した量から求める)
  • 測りかたが4つある(自動滴定・簡易滴定・吸光光度・UV)
  • 使う酸化剤で値が変わる(過マンガン酸カリウムと二クロム酸カリウム)

使うメリット

  • BODより早く結果が出る(BOD検査には5日間かかる)
  • ラインで測り続けられる(自動測定装置とUV計)
  • 現場でも測れる(電池で動く吸光光度計もある)

選ぶときに注意すること

  1. CODMnとCODCrの値は別物として扱う。使う方法を先に決める
  2. 塩化物イオンの多い水は、アルカリ性法の型を選ぶ
  3. UV計は吸光度を読むので、CODとの相関を先に取る
  4. 廃液は硫酸などを含むので、法に従って処理する
  5. 自動測定装置の値段は公開されておらず、見積もりで決まる

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログ、取扱説明書による。

LIST

COD計の比較表

COD計の価格・相場公開価格(税抜)

相場
350,000円3製品の中央値

COD計(化学的酸素要求量計)9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

自動測定装置(滴定式)

3製品
株式会社アナテック・ヤナコCOD自動測定装置 COD-3100河川水・工場排水のCODを自動で測る口コミを書く要見積

最短約45分の周期で測れるのが、この機種の違いです。硝酸銀を入れない酸性法、入れる酸性法、アルカリ性法から水に合わせて選べます。冷却水を使わずに加熱温度を制御します。

測りかた
自動測定装置(滴定式)
測定法
酸性過マンガン酸カリウム法、アルカリ性過マンガン酸カリウム法
測定範囲
0~20mg/Lから0~400mg/Lの1レンジ指定
測定周期・時間
最短約45分
精度・繰返し性
20mg/Lレンジでフルスケール±1%
出力
DC4~20mA、無電圧接点
寸法・質量
600×600×1600mm、約145kg
電源
AC100V 50/60Hz
公式ページへ詳細・仕様
東亜ディーケーケー株式会社COD自動測定装置 CODR-400試薬を減らして排水を常時測る口コミを書く要見積

試薬の量を指定計測法の1/20に減らしたのが、この機種の違いです。試薬交換と廃液処理は1か月に1回で済みます。複数の流路やレンジの測定にも使えます。

測りかた
自動測定装置(滴定式)
測定法
過マンガン酸カリウム法(酸性法、アルカリ性法)
測定範囲
0~20から0~2000mg/Lの任意1レンジ
測定周期・時間
1時間に1測定
精度・繰返し性
0~20mg/Lレンジで±1%FS以内
出力
DC 4~20mA、無電圧接点
寸法・質量
500×450×1500mm、約95kg
電源
AC 100V 50/60Hz
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社堀場製作所自動COD測定装置 CODA-500放流槽のCODを全自動で監視する口コミを書く要見積

試薬量を当社従来比1/10に抑えたのが、この機種の違いです。試薬デリバリーサービスがあり、試薬を調合しなくて済みます。塩化物イオンの多い水はアルカリ性法の型を選びます。

測りかた
自動測定装置(滴定式)
測定法
100℃の過マンガン酸カリウム法(A・Cは酸性法、Bはアルカリ性法)
測定範囲
0~20mg/L、1段希釈で最大0~2000mg/L
測定周期・時間
60分
精度・繰返し性
フルスケールの±1%以内(20mg/L)
出力
DC 4-20mA、DC 0-16mA、無電圧接点
寸法・質量
600×510×1600mm、約150kg
電源
AC100~240V 50/60Hz
公式ページへ詳細・仕様

簡易式(卓上の滴定)

2製品
セントラル科学株式会社クーロメトリー方式COD計 Quick COD HC-607型排水を電量滴定で素早く測る口コミを書く要見積

電解で滴定する電量滴定法を使い、COD値をmg/L単位で直接読めるのが、この機種の違いです。JIS法の値へ自動で換算します。反応時間は5分で、試薬はあらかじめ調製されています。

測りかた
簡易式(卓上の滴定)
測定法
電量滴定法(酸性法)
測定範囲
0~2000mg/Lで任意に設定、標準7レンジ
測定周期・時間
反応時間5分
精度・繰返し性
±2%FS
出力
RS-232C
寸法・質量
310×270×300mm、約5kg
電源
AC100V 50/60Hz
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
東亜ディーケーケー株式会社簡易式COD計 COD-60A排水のCODを卓上で簡易に測る口コミを書く高め940,000円税抜

酸化部と滴定部を1つにまとめ、酸化から滴定までを自動で進めるのが、この機種の違いです。1回の廃液は少量で済みます。0~20.0mg/L以外のレンジは希釈して測ります。

測りかた
簡易式(卓上の滴定)
測定法
滴定(酸化・滴定処理部が一体)
測定範囲
0~20.0mg/Lから0~1000mg/L
記載なし
測定周期・時間・精度・繰返し性・出力・寸法・質量・電源
公式ページへ詳細・仕様

吸光光度式(二クロム酸法)

3製品
エンドレスハウザー ジャパン株式会社CODアナライザー Liquiline System CA80COD排水処理の入口・出口を連続で測る口コミを書く要見積

二クロム酸法のCODをオンラインで測り続けるのが、この機種の違いです。排水処理場の入口と出口の監視に使えます。Memosensセンサを足せば計測ステーションに広げられます。

測りかた
吸光光度式(二クロム酸法)
測定法
クロム酸塩法(比色分析)
測定範囲
0~500mg/L、0~5000mg/L
出力
0/4~20mA 2点、Modbus(オプション)
寸法・質量
793×530×417mm(開放型ハウジング)
電源
AC 100~120V、AC 200~240V
記載なし
測定周期・時間・精度・繰返し性
公式ページへ詳細・仕様
ハンナ インスツルメンツ・ジャパン株式会社ポータブルCOD計 HI 97106COD専用器を現場へ持ち出して測る口コミを書く安め90,000円税抜

COD専用の吸光光度計で、電池で動かせるのがこの機種の違いです。専用ヒーターを使えば加熱は15分で済みます。二クロム酸法なので、過マンガン酸カリウム法のCODとは値が別物です。

測りかた
吸光光度式(二クロム酸法)
測定法
二クロム酸法(吸光光度)
測定範囲
最大0~60.0g/L
測定周期・時間
加熱15分(HI 839800N使用時)
精度・繰返し性
±5mg/L ±測定値の4%(低濃度)
寸法・質量
142.5×102.5×50.5mm、380g
電源
単三アルカリ電池3個
記載なし
出力
公式ページへ詳細・仕様
ハンナ インスツルメンツ・ジャパン株式会社全窒素・全リン・COD測定器 HI 83314CODと全窒素・全リンを1台で測る口コミを書く平均的350,000円税抜

CODに加えて全窒素と全リンも測れるのが、この機種の違いです。水質総量規制の自主検査やクロスチェックに使えます。設置スペースはA5サイズです。

測りかた
吸光光度式(二クロム酸法)
測定法
二クロム酸法(吸光光度)
測定範囲
0~150mg/L(低濃度)
測定周期・時間
加熱15分(HI 839800N使用時)
精度・繰返し性
±5mg/Lまたは測定値の4%(低濃度)
出力
USB
寸法・質量
177×206×97mm、1.0kg
電源
充電式、電源ケーブル接続可
公式ページへ詳細・仕様

UV計(紫外線吸光度式)

1製品
株式会社明電舎連続式有機汚濁モニタ UVAM-222K放流水の汚れを遅れなく監視する口コミを書く要見積

紫外線の吸光度で有機汚濁を測り続け、測定に遅れが出ないのがこの機種の違いです。単一光路2波長方式で光源の温度や経時変化の影響を抑えます。セルは薬液で定期的に自動洗浄されます。

測りかた
UV計(紫外線吸光度式)
測定法
連続紫外線吸光度法(単一光路2波長)
測定範囲
0〜0.5Abs、0〜1.0Abs、0〜2.0Abs
測定周期・時間
連続測定
出力
DC 4〜20mA、無電圧接点
寸法・質量
約120kg(スタンド盤)
電源
AC100V
記載なし
精度・繰返し性
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

自動測定装置(滴定式)3製品

株式会社アナテック・ヤナコ

COD自動測定装置 COD-3100

河川水・工場排水のCODを自動で測る

最短約45分の周期で測れるのが、この機種の違いです。硝酸銀を入れない酸性法、入れる酸性法、アルカリ性法から水に合わせて選べます。冷却水を使わずに加熱温度を制御します。

コスト要見積

測りかた
自動測定装置(滴定式)
測定法
酸性過マンガン酸カリウム法、アルカリ性過マンガン酸カリウム法
測定範囲
0~20mg/Lから0~400mg/Lの1レンジ指定
測定周期・時間
最短約45分
精度・繰返し性
20mg/Lレンジでフルスケール±1%
出力
DC4~20mA、無電圧接点
寸法・質量
600×600×1600mm、約145kg
電源
AC100V 50/60Hz
公式ページへ
東亜ディーケーケー株式会社

COD自動測定装置 CODR-400

試薬を減らして排水を常時測る

試薬の量を指定計測法の1/20に減らしたのが、この機種の違いです。試薬交換と廃液処理は1か月に1回で済みます。複数の流路やレンジの測定にも使えます。

コスト要見積

測りかた
自動測定装置(滴定式)
測定法
過マンガン酸カリウム法(酸性法、アルカリ性法)
測定範囲
0~20から0~2000mg/Lの任意1レンジ
測定周期・時間
1時間に1測定
精度・繰返し性
0~20mg/Lレンジで±1%FS以内
出力
DC 4~20mA、無電圧接点
寸法・質量
500×450×1500mm、約95kg
電源
AC 100V 50/60Hz
公式ページへ
株式会社堀場製作所

自動COD測定装置 CODA-500

放流槽のCODを全自動で監視する

試薬量を当社従来比1/10に抑えたのが、この機種の違いです。試薬デリバリーサービスがあり、試薬を調合しなくて済みます。塩化物イオンの多い水はアルカリ性法の型を選びます。

コスト要見積

測りかた
自動測定装置(滴定式)
測定法
100℃の過マンガン酸カリウム法(A・Cは酸性法、Bはアルカリ性法)
測定範囲
0~20mg/L、1段希釈で最大0~2000mg/L
測定周期・時間
60分
精度・繰返し性
フルスケールの±1%以内(20mg/L)
出力
DC 4-20mA、DC 0-16mA、無電圧接点
寸法・質量
600×510×1600mm、約150kg
電源
AC100~240V 50/60Hz
公式ページへ

簡易式(卓上の滴定)2製品

セントラル科学株式会社

クーロメトリー方式COD計 Quick COD HC-607型

排水を電量滴定で素早く測る

電解で滴定する電量滴定法を使い、COD値をmg/L単位で直接読めるのが、この機種の違いです。JIS法の値へ自動で換算します。反応時間は5分で、試薬はあらかじめ調製されています。

コスト要見積

測りかた
簡易式(卓上の滴定)
測定法
電量滴定法(酸性法)
測定範囲
0~2000mg/Lで任意に設定、標準7レンジ
測定周期・時間
反応時間5分
精度・繰返し性
±2%FS
出力
RS-232C
寸法・質量
310×270×300mm、約5kg
電源
AC100V 50/60Hz
公式ページへ
東亜ディーケーケー株式会社

簡易式COD計 COD-60A

排水のCODを卓上で簡易に測る

酸化部と滴定部を1つにまとめ、酸化から滴定までを自動で進めるのが、この機種の違いです。1回の廃液は少量で済みます。0~20.0mg/L以外のレンジは希釈して測ります。

コスト高め940,000円税抜

測りかた
簡易式(卓上の滴定)
測定法
滴定(酸化・滴定処理部が一体)
測定範囲
0~20.0mg/Lから0~1000mg/L
記載なし
測定周期・時間・精度・繰返し性・出力・寸法・質量・電源
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吸光光度式(二クロム酸法)3製品

エンドレスハウザー ジャパン株式会社

CODアナライザー Liquiline System CA80COD

排水処理の入口・出口を連続で測る

二クロム酸法のCODをオンラインで測り続けるのが、この機種の違いです。排水処理場の入口と出口の監視に使えます。Memosensセンサを足せば計測ステーションに広げられます。

コスト要見積

測りかた
吸光光度式(二クロム酸法)
測定法
クロム酸塩法(比色分析)
測定範囲
0~500mg/L、0~5000mg/L
出力
0/4~20mA 2点、Modbus(オプション)
寸法・質量
793×530×417mm(開放型ハウジング)
電源
AC 100~120V、AC 200~240V
記載なし
測定周期・時間・精度・繰返し性
公式ページへ
ハンナ インスツルメンツ・ジャパン株式会社

ポータブルCOD計 HI 97106

COD専用器を現場へ持ち出して測る

COD専用の吸光光度計で、電池で動かせるのがこの機種の違いです。専用ヒーターを使えば加熱は15分で済みます。二クロム酸法なので、過マンガン酸カリウム法のCODとは値が別物です。

コスト安め90,000円税抜

測りかた
吸光光度式(二クロム酸法)
測定法
二クロム酸法(吸光光度)
測定範囲
最大0~60.0g/L
測定周期・時間
加熱15分(HI 839800N使用時)
精度・繰返し性
±5mg/L ±測定値の4%(低濃度)
寸法・質量
142.5×102.5×50.5mm、380g
電源
単三アルカリ電池3個
記載なし
出力
公式ページへ
ハンナ インスツルメンツ・ジャパン株式会社

全窒素・全リン・COD測定器 HI 83314

CODと全窒素・全リンを1台で測る

CODに加えて全窒素と全リンも測れるのが、この機種の違いです。水質総量規制の自主検査やクロスチェックに使えます。設置スペースはA5サイズです。

コスト平均的350,000円税抜

測りかた
吸光光度式(二クロム酸法)
測定法
二クロム酸法(吸光光度)
測定範囲
0~150mg/L(低濃度)
測定周期・時間
加熱15分(HI 839800N使用時)
精度・繰返し性
±5mg/Lまたは測定値の4%(低濃度)
出力
USB
寸法・質量
177×206×97mm、1.0kg
電源
充電式、電源ケーブル接続可
公式ページへ

UV計(紫外線吸光度式)1製品

株式会社明電舎

連続式有機汚濁モニタ UVAM-222K

放流水の汚れを遅れなく監視する

紫外線の吸光度で有機汚濁を測り続け、測定に遅れが出ないのがこの機種の違いです。単一光路2波長方式で光源の温度や経時変化の影響を抑えます。セルは薬液で定期的に自動洗浄されます。

コスト要見積

測りかた
UV計(紫外線吸光度式)
測定法
連続紫外線吸光度法(単一光路2波長)
測定範囲
0〜0.5Abs、0〜1.0Abs、0〜2.0Abs
測定周期・時間
連続測定
出力
DC 4〜20mA、無電圧接点
寸法・質量
約120kg(スタンド盤)
電源
AC100V
記載なし
精度・繰返し性
公式ページへ
Q&A

COD計選びで、よくある疑問

購買担当の疑問COD計の価格は、いくら?

公開価格があるのは3製品です。ハンナのHI 97106は90,000円、HI 83314は350,000円、東亜ディーケーケーのCOD-60Aは940,000円で、いずれも税抜です。自動測定装置は公開価格がなく、見積もりで決まります。

設備担当の疑問COD計の種類と違いは?

自動測定装置はラインで自動に滴定し、簡易式は卓上で検体ごとに滴定します。吸光光度式は二クロム酸法で色を読み、UV計は紫外線の吸光度を連続で読みます。

設備担当の疑問CODMnとCODCrの違いは?

CODMnは過マンガン酸カリウム、CODCrは二クロム酸カリウムで酸化して測ります。酸化剤が違うので、同じ水でも同じ値になるとは限りません。CODR-400、CODA-500、COD-3100、HC-607型はCODMnの方法で、ハンナの2製品とCA80CODはCODCrの方法です。

設備担当の疑問CODとBODの違いは?

CODは酸化剤が消費した量から求め、BODは微生物が使う酸素の量から求めます。BOD検査には5日間かかるので、日常の監視にはCODが使われます。

工場長の疑問工場排水を常時監視するCOD計は?

測定周期は、CODR-400が1時間に1測定、CODA-500が60分、COD-3100が最短約45分です。明電舎のUVAM-222Kは連続で測ります。

設備担当の疑問海水や塩分の多い排水はCOD計で測れる?

塩化物イオンの多い水はアルカリ性法を使います。CODR-400、CODA-500、COD-3100はアルカリ性法を選べます。CODA-500は、塩化物イオンがフルスケールの100倍以上ならアルカリ性法を選びます。

設備担当の疑問簡易COD計で総量規制の測定はできる?

セントラル科学の簡易COD計は、水質総量規制の対応機種として開発されました。ハンナのHI 83314は自主検査やクロスチェック向けです。届け出に使える方法は、所管の自治体に確かめてください。

施設管理の疑問UV計でCODは測れる?

UV計は紫外線の吸光度を読み、CODとの相関を取って換算します。明電舎のUVAM-222Kは254nmと546nmの2波長を単一光路で測ります。

設備担当の疑問COD計の試薬と廃液の手間は?

CODR-400は試薬使用量が指定計測法の1/20で、交換は1か月に1回です。CODA-500は試薬量が当社従来比1/10です。COD-60Aは1測定の廃液が10mL以下です。

施設管理の疑問COD計の大きさと電源は?

自動測定装置は床置きで、CODR-400が500×450×1500mm、COD-3100が600×600×1600mmです。卓上のHC-607型は310×270×300mmで約5kgです。ハンナのHI 97106は単三アルカリ電池3個で動きます。

TYPES

COD計の測りかたの違い

自動測定装置(滴定式)

試料を自動で採り、100℃で過マンガン酸カリウムと反応させ、滴定まで自動で進めます。排水の放流口につないで決まった周期で測り続けます。塩化物イオンの多い水にはアルカリ性法を使います。

向いている使い方

  • 工場排水の常時監視
  • 排水処理場の放流槽
  • 河川水の監視

根拠:JIS K 0102 工場排水試験方法の「17.100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量(CODMn)」を基礎とした測定方式(出典1)

この測りかたの3製品を表で見る

簡易式(卓上の滴定)

試料を手で採って加熱し、卓上の本体で滴定してCOD値を読みます。自動測定装置より小さく、検体ごとに測ります。レンジによっては希釈して測ります。

向いている使い方

  • 排水の日常の確認
  • 総量規制の測定
  • 環境分析の検体

根拠:排水、湖沼、海域などの有機汚濁の重要な指標として定められているCOD(出典7)

この測りかたの2製品を表で見る

吸光光度式(二クロム酸法)

二クロム酸カリウムの試薬と試料を加熱して反応させ、色の変化を光で読みます。CODCrを測る方式で、手で持てる機種からオンライン型まであります。CODMnとは酸化剤が違います。

向いている使い方

  • 現場でのCODの確認
  • 自主検査やクロスチェック
  • 排水処理の入口と出口の監視

根拠:二クロム酸法(CODCr:CODクロム)を採用しています。(出典8)

この測りかたの3製品を表で見る

UV計(紫外線吸光度式)

水に紫外線を当てて吸光度を連続で読み、CODとの相関で有機汚濁を見ます。試薬を使って酸化しないので、測定に遅れが出ません。CODの値にするには相関を先に取ります。

向いている使い方

  • 放流水の連続監視
  • 高度処理水の監視
  • 工程排水の監視

根拠:本計測器は紫外線吸光度法を利用した連続式有機汚濁モニタです。(出典12)

この測りかたの1製品を表で見る
MAKERS

COD計の主なメーカー7社

株式会社アナテック・ヤナコ

最短約45分の周期で測れるのが、この機種の違いです。

京都府

エンドレスハウザー ジャパン株式会社

二クロム酸法のCODをオンラインで測り続けるのが、この機種の違いです。

東京都

セントラル科学株式会社

電解で滴定する電量滴定法を使い、COD値をmg/L単位で直接読めるのが、この機種の違いです。

東京都

東亜ディーケーケー株式会社

試薬の量を指定計測法の1/20に減らしたのが、この機種の違いです。

東京都

ハンナ インスツルメンツ・ジャパン株式会社

COD専用の吸光光度計で、電池で動かせるのがこの機種の違いです。

千葉県

株式会社堀場製作所

試薬量を当社従来比1/10に抑えたのが、この機種の違いです。

京都府

株式会社明電舎

紫外線の吸光度で有機汚濁を測り続け、測定に遅れが出ないのがこの機種の違いです。

東京都

出典
  1. 東亜ディーケーケー COD自動測定装置 CODR-400
  2. 東亜ディーケーケー CODR-400 カタログ
  3. 東亜ディーケーケー 簡易式COD計 COD-60A
  4. アナテック・ヤナコ COD自動測定装置 COD-3100
  5. HORIBA 自動COD測定装置 CODA-500
  6. セントラル科学 Quick COD HC-607型
  7. セントラル科学 HC-607型 取扱説明書
  8. ハンナ ポータブルCOD計 HI 97106
  9. ハンナ 全窒素・全リン・COD測定器 HI 83314
  10. ハンナ COD/化学的酸素要求量とは
  11. エンドレスハウザー Liquiline System CA80COD
  12. 明電舎 連続式有機汚濁モニタ UVAM-222K カタログ
  13. 東亜ディーケーケー 有機汚濁モニターUV計 OPM-1610 カタログ
掲載基準

工場排水や河川の有機汚濁を測る業務用のCOD計のうち、自社で作る会社か自社ブランドの会社、海外メーカーの日本法人が自社グループの製品として今案内しているものを載せました。全窒素・全りんとCODを同時に測るオンラインの自動測定装置、TOC計、pH計などほかの項目を測る水質計、試薬だけの品、部品は載せていません。海外ブランドの輸入販売品、公式で型の仕様を確かめられなかった製品も除きました。

COD計(化学的酸素要求量計)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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