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GUIDE / AIR-SAMPLER

エアサンプラーとは?浮遊菌サンプラーとハイボリウムエアサンプラーの種類(培地・ゼラチンフィルター・ろ紙)と、流量・培地・価格の選び方

空気を吸って浮遊菌や粉じんを集めるエアサンプラーの3つの種類、浮遊菌サンプラーの流量と培地、ISO14698とJIS K 3836、アイソレータ内の採取、ハイボリウムエアサンプラーの使いみち、手入れと校正、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

エアサンプラーは、空気を一定の量だけ吸い込み、中の浮遊菌や粉じんを培地やろ紙に集める装置です。浮遊菌を培地のシャーレに当てる型、ゼラチンのフィルターでこし取る型、粉じんをろ紙に集めるハイボリウムの型に分かれます。選ぶときは「何を集めるか」「流量と吸う量」「培地と手入れ」の3つを先に決めます。

エアサンプラーとは

エアサンプラーは、決まった量の空気を吸い込んで、中の浮遊菌や粉じんを集める装置です。浮遊菌用は空中浮遊菌サンプラーとも呼び、集めたあと培養してコロニーの数を数えます。粉じん用はハイボリウムエアサンプラーと呼び、ろ紙に集めて量ります。

比較ページには、日本の会社(海外メーカーは日本法人)が自社や自社グループの製品として売るエアサンプラーを、代表の型式の単位で載せています。気体を検知管へ送るガス採取ポンプ、その場で濃度を出す粉じん計とパーティクルカウンタは載せていません。

3つの種類

  • 培地に集める型は、吸った空気を寒天培地のシャーレに当てて浮遊菌を集めます。例は柴田科学のIDC-500B、スペクトリス(PMS)のMiniCapt Mobile、ミドリ安全のMBS-1000NIとMBST-2000です
  • ゼラチンフィルターの型は、空気をゼラチンのメンブレンフィルターに通してこし取ります。例はザルトリウスのMD8 Airportです
  • ろ紙に粉じんを集める型は、大きな流量で吸ってろ紙に粉じんを集める据え置き型です。例は柴田科学のHV-500R2です

流量と吸う量

  • ミドリ安全のMBST-2000は、28.3L/minの低い流量です
  • MiniCapt Mobileは、25・50・100L/minの3つのモデルがあります
  • MD8 Airportは、10・20・30・50L/minと、BACTair寒天プレートを使うときの125L/minから選べます
  • 柴田科学のIDC-500Bは、吸う量を50・100・200・500Lの4段階から選びます
  • 柴田科学のHV-500R2は、100〜800L/minです

培地と規格

  • 柴田科学のIDC-500Bは、90mmのシャーレを使います
  • ミドリ安全のMBS-1000NIは培地の厚さ6.5mmまで、MBST-2000は培地面の高さ7mmまでの市販培地を使えます
  • MBS-1000NIは、JIS K 3836の捕集性能の試験で捕集効率99%を示しています
  • MiniCapt Mobileは、ISO 14698に準拠しています

持ち運びと電源

  • 柴田科学のIDC-500Bは0.65kgで、満充電で3時間動きます
  • MiniCapt Mobileは、バッテリを付けて2.1kgです
  • MD8 Airportは約2.5kgで、50L/minなら約4.5時間動きます
  • ハイボリウムのHV-500R2は約8kgで、AC100Vで動きます

手入れと校正

  • 柴田科学のIDC-500Bは、消毒用アルコールでふき取ります。オートクレーブはできません
  • ミドリ安全のMBS-1000NIは、蒸気化過酸化水素滅菌に対応しています
  • MBS-1000NIは、吸引流量・吸引時間の校正と捕集効率の測定も受けられます
  • 柴田科学のハイボリウムエアサンプラーは、本体に校正モードがあります

値段

  • 柴田科学のIDC-500Bは、187,000円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ミドリ安全のMBS-1000NIは、690,000円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 柴田科学のHV-500R2は、720,000円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ミドリ安全のMBST-2000はオープン価格で、ほかの製品は見積りです
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