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GUIDE / AD-BOARD

AD変換ボードとは?パソコンに信号を取り込むAD変換ボードの種類(汎用多チャンネル・絶縁・同時サンプリング・高速デジタイザ)と、分解能・変換速度・価格の選び方

センサーのアナログ信号をパソコンに取り込むAD変換ボード(アナログ入力ボード)の4つの種類、分解能と変換速度の見方、絶縁型の使いどころ、価格を、メーカーの公式資料の数字で説明します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

AD変換ボードは、センサーのアナログ信号を数字に変えてパソコンに取り込む基板です。取り込み方で、汎用多チャンネル型・絶縁型・同時サンプリング型・高速デジタイザの4つに分かれます。選ぶときは「信号の速さ」「入力の点数」「現場のノイズ」の3つを先に決めます。

AD変換ボードとは

AD変換ボードは、センサーが出す電圧や電流を数字に変えて、パソコンや組込み機器に取り込む基板です。アナログ入力ボード・A/Dボードとも呼びます。

比較ページには、自社で作るメーカーと、自社ブランドの製品を日本法人が売るメーカーの品を、型番の単位で載せています。販売店が売る他社製品、USB接続の単体データロガーは載せていません。

4つの種類

  • 汎用多チャンネル型は、多くの点を1枚で取ります。PCIE-1805は32ch、PCI-3135は16chです。
  • 絶縁型は、パソコンと入力回路を電気的に分けます。AI-1616LI-PEとPEX-H321416Nがこの型です。
  • 同時サンプリング型は、全チャンネルを同じ瞬間に取ります。APX-520は16ch、PCIE-1803とPCIe-9529は8chです。
  • 高速デジタイザは、速い波形を取ります。APX-5040は400MSps、PCIe-9852は200MS/sです。

選ぶときに見るところ

  • 分解能は、見分けられる電圧の細かさです。AI-80M1202-PEは12bit、PCIE-1805は16bit、APX-520は18bit、PCIE-1803は24bitです。
  • 変換速度は、1chあたりか全チャンネルの合計かを確かめます。PCIE-1805の1MS/sは合計で、PCIE-1803の128kS/sは1chあたりです。
  • 入力レンジは、信号の大きさに合わせます。PCI-3135は±1Vから±10Vまで4種類を切り替えられます。
  • バスは、機械の空きスロットで決まります。PCI Expressの型が多く、PCI-3135はPCIの型です。

絶縁型を選ぶ場面

インバータやモーターの近くで測るときは、絶縁型を選びます。PEX-H321416Nの絶縁耐圧は、公式でDC+500Vと示されています。AI-1616LI-PEは、デジタルアイソレータでパソコン本体と入力回路を分けています。

価格の見方

値段を公式に出しているのは、表の中ではインタフェースです。PEX-H321416Nは77,200円(税抜)、PCI-3135は104,500円(税抜)⁠で⁠す⁠。ほかのメーカーは公式に価格の記載がないので、見積もりで確かめます。

取り付けで気をつけること

  • チャンネルを切り替える型は、点数を増やすと1chあたりの速さが下がります。
  • PCI-3135は、チャンネルを切り替えると変換時間が10μsから100μsに延びます。
  • RFM-ADCFN10-A310MHはFMCの型なので、FMCサイトを持つキャリアボードを別に用意します。
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