口コミを書く
GUIDE / SPIN-COATER

スピンコータとは?スピンコーターの種類(卓上・大型セミオート・全自動)と、回転数・基板サイズ・価格の選び方

基板を回して液を薄く塗るスピンコータの3つの種類、回転数と基板サイズの決め方、滴下のしかた、公開されている価格を、メーカーの公式資料でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

スピンコータは、基板を回して液を薄く均一に塗る装置です。スピンコーター、スピンナーとも呼びます。種類は卓上型・大型セミオート型・全自動型の3つで、基板の大きさと処理の枚数で決めます。

スピンコータとは

基板の中央に液を落とし、高速で回して広げ、薄い膜を付けます。膜厚は主に回転数で決まり、速いほど薄くなります。レジストや樹脂を、ウエハやガラス基板の片面に塗るときに使います。

  • 平らな基板に向きます
  • 真空で基板を吸い付けて回す機種が多いです
  • 回転と時間の条件をプログラムに残せます

3つの種類

  • 卓上型は、実験台で手で滴下して条件を探す型です
  • 大型・セミオート型は、大きい基板を人が載せて塗る型です
  • 全自動型は、ロボットが運んで塗布からベークや現像まで続ける型です

選ぶときに決めること

選ぶときは「基板の大きさ」「回転数」「滴下のしかた」の3つを先に決めます。

基板の大きさ

扱う基板のうち大きいものが載る機種を選びます。角基板は丸基板より小さいサイズまでです。

  • アクティブのACT-300AⅡは、直径150mm、角110mmまでです
  • ミカサのMS-B100は、直径4インチ、75×75mmまでです
  • ミカサのMS-B300は、直径12インチ、200×200mmまでです

回転数

塗る液と狙う膜厚で決めます。重い基板では上限が下がることがあります。

  • ミカサのMS-B100は、20〜8,000rpmです
  • アクティブのACT-300AⅡは、0〜6,000rpmです
  • アクティブのACT-600AⅡは、0〜3,000rpmです

滴下のしかた

試作なら手動で足ります。手順を揃えたいなら滴下装置を足します。

  • ACT-300AⅡは、回転中でも安全カバーの穴から滴下できます
  • MS-B300は、滴下装置を2アームまで付けられます
  • MS-B100は、滴下装置を付けられません

価格

公式に値段を出しているのはアクティブです。ほかの会社は見積もりです。

  • ACT-300AⅡは、本体900,000円です
  • ACT-600AⅡは、3,500,000円〜⁠⁠⁠です

量産の機種

処理の枚数で選びます。

  • SCREENのDT-3000は、毎時450枚以上です
  • エイ・エス・エイ・ピイのハイスペックモデルは、日に1000枚以上です
  • エイ・エス・エイ・ピイのスタンダードモデルは、日に500枚以上です
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉