フライス盤とは?立形・横形・NC・卓上・門形の違いと選び方
刃物を

この
フライス盤は、
フライス盤とは
日本工作機械工業会は、
比較ページでは、
- 立形フライス盤
(汎用) :縦の主軸で 上から 削ります。 ひざ形・ ラム形・ ベッド形が あります (イワシタ 2RC、 静岡鐵工所 VHR-SD、 ニデックオーケーケー MH2V・ MH2P、 山崎技研 YZ- 8WR) - 横形・万能フライス盤:横の
主軸の アーバに 円盤の カッタを 付け、 側面や 深い溝を 削ります (イワシタ 2HB、 静岡鐵工所 SP-CH、 武田機械 TK-HS2N-LH) - NCフライス盤
(CNCフライス盤) :送りを数値制御で 動かします。 工具は 人が 替えます (イワシタ NV2、 牧野フライス製作所 KE-55、 武田機械 TK-VS2000NC、 山崎技研 YZ- 400NCR) - 卓上フライス盤:作業台に
載る 小型機です。 手動と CNCが あります(東洋アソシエイツ LittleMilling9・ LittleMilling11、 ホーザン K-280、 オリジナルマインド KitMill AST200、 エス.ラボ Sprout-3) - 門形・両頭フライス盤:
大きな 板の 面や、 プレートの 四方を 削る 大型機です (中央精機 C25N、 ニイガタ マシンテクノ JK1000、山崎技研 YZ-1121、 浜井産業 2DS-A、 武田機械 BXR800NC、 和田機械 WH210A)
旋盤・ボール盤・マシニングセンタとの違い
- 旋盤:丸い
材料を 回して、 バイトを 当てて 削ります。 フライス盤は 工具の ほうを 回し、 テーブルに 固定した 角物を 削ります - ボール盤:ドリルを
回して 穴を あける 機械です。 フライス盤も 穴は あけられますが、 本来の 仕事は 面と 溝と 段です - マシニングセンタ:工具を
自動で 替えながら、 多くの 加工を 続ける NC工作機械です。 フライス盤は 人が 工具を 替えます。 同じ 部品を たくさん 削るならマシニングセンタ、 1個もの や 手直しなら フライス盤で 足ります
イワシタは、
1個ものと手直し:立形フライス盤(汎用)
縦向きの
- ひざ形・ラム形:イワシタの
2RCは 主軸頭を 前後に 出せる ラム形で、 主軸は NT40・ 40〜4,000min⁻¹、 前後・左右の デジタルスケール が 標準です - タレット形:静岡鐵工所の
VHR-SDは ヘッドが 左右に 旋回し、 部品を 傾けずに 斜め穴を あけられます。 主軸は 20〜6,000min⁻¹の 無段変速です - ベッド形:ニデックオーケーケー
の MH2V・MH2Pは テーブルが 上下せず、 重い 部品を 載せて 削る 作りです - テーブルだけNC:山崎技研
のYZ-8WRは 左右・前後を NCで、 上下を 手で 動かし、 数値を 入れる だけの加工 ガイダンスで 削れます
深い溝と側面:横形・万能フライス盤
横向きの
- イワシタの
2HBと 静岡鐵工所の SP-CHは、 どちらも テーブル 1,100× 280mm・ NT50・ 3.7kWの 横フライス盤です - 静岡鐵工所の
SP-CHは、 バーチカルアタッチメント (オプション)を 付ければ 立フライス盤としても 使えます - 武田機械の
TK-HS2N-LHは テーブル 1,350× 320mmで、 3番・ 5番の 大きい 型式も あります。 立形と 横形を 1台で 兼ねる 万能形 (US形) も 作っています
円弧と同じ部品のくり返し:NCフライス盤
送りを
- 山崎技研
のYZ-400NCRは、 汎用の 操作・加工 ガイダンス・NC プログラム 運転の 3通りで 使えます - 牧野フライス製作所の
KE-55は、 ハンドル 操作の ままで 円弧・ 斜め・ ポケットを 削れ、 MDI運転・ メモリ運転も できます - イワシタの
NV2は、 ひざ形の 構えの まま NCで 動かす機種で、 主軸は NT50です - 武田機械の
TK-VS2000NCは コラムが 動く 形で、X軸 2,000mm・ 3,300mm・ 4,000mmから 選べます
小物の試作と教育:卓上フライス盤
作業台に
- 手動:東洋アソシエイツの
LittleMilling9は 50.0kg・ 100Vで、 モールステーパ 3番の 主軸です。 LittleMilling11は 左右の 自動送りが 標準です。 ホーザンの K-280は フライス盤と ボール盤の 兼用機です - CNC:オリジナルマインド
の KitMill AST200は 鋳鉄の フレームで、 削れる 材料に 鋼材を 挙げています。 エス.ラボの Sprout-3は 主軸が 24,000min⁻¹まで 回り、 テーブルは 360× 640mmです
大きな板とプレートの四方:門形・両頭フライス盤
- 門形
(プラノミラー) :中央精機のC25Nは テーブル 1,000× 2,400mmに 4,000kgまで 載せられます。 ニイガタ マシンテクノ の JK1000は 電磁チャックで 鋼板を 吸着して 上面を 削ります。 山崎技研の YZ-1121は ハンドル 操作の まま 大物を 削れる 門形の NCフライス盤です - 両頭:浜井産業の
2DS-Aと 武田機械の BXR800NCは、 向かい合う 主軸で 両面を 同時に 削って 平行度を出し、 モールドベースの 四側面を 削ります。 和田機械の WH210Aは、 小物の 両側面を 量産で 削る 機械です
仕様表の読み方
- テーブルと
移動量 :部品と万力・ 治具が 載るか、 削りたい 範囲まで 動くかを 見ます - 主軸テーパ:
NT40・ NT50のように 数字が 大きい ほど、 主軸と 工具の 付け根が 太く、 重い 削りに 耐えます。 今ある 工具と ホルダに 合わせます - 主軸回転数と
主軸モーター :小径の工具で アルミを 削るなら回転数、 鋼を 重く 削るなら モーターの 出力を 見ます - 送り・制御:
手動か、 自動送りか、 NCかを 見ます。 汎用と NCを 切り 替えられる 機種も あります - 大きさ・
質量と電源 :2RCは2,500kg・ 総電源容量 7kVAです。 入れる 前に 床の 強さ・ 搬入経路・電源を 確かめます
値段
値段を
- 卓上の
手動機 :ホーザンのK-280が 127,000円、 東洋アソシエイツの LittleMilling9が 275,000円、 LittleMilling11が 429,000円 (いずれも税抜)。 この 3製品は 同じ級 (左右の移動量300mm以下) なので、 比較表で 安め・平均的・ 高めを 付けています - 卓上の
CNC機 :オリジナルマインドの KitMill AST200が 1,098,000円〜(税込) - 工場向けの
ひざ形 :イワシタの価格表 (2026年4月1日現在の 現金販売価格)で、 2RCが 9,140,000円、 2HBが 9,500,000円、 NV2が 13,400,000円です。 方式が 違うので、 安い・高いの 判定は していません
ほかの
使うときの安全の決まり
労働安全衛生規則には、
- 刃物の
掃除・ 検査・ 修理・ 取替え・ 調整は、 機械の 運転を 止めてから やります (第108条) - 回る
刃物に 手が 巻き込まれる おそれが ある ときは、 手袋を 使わせません (第111条) - 切りくずが
飛んで 危ない ときは、 囲いを 付けるか 保護具を 使わせます (第106条)
フライス盤のメーカー14社を比べる
種類・汎用と
加工機械・工具フライス盤の立形・横形の
加工機械・工具マシニングセンタ小型の
加工機械・工具工作機械のCNC旋盤・立形と
