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GUIDE / CENTERING-VISE

センタリングバイスとは?5軸加工で使うセルフセンタリングバイスの種類(手動・ロボット搬送・空圧)と、締付力・繰り返し精度・価格の選び方

ワークを中心基準でつかむセンタリングバイスの3つの種類、マシンバイスとの違い、掴み代、締付力、繰り返し精度、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

センタリングバイスは、2つの口金が中央に寄り、ワークの中心を一定に保つバイスです。セルフセンタリングバイス、センタークランプバイスとも呼びます。動かし方で、手動ねじ式・ロボット搬送対応・空圧式に分かれます。選ぶときは「人が締めるか自動か」「どこまで強く締めるか」「掴み代はいくつか」の3つを先に決めます。

センタリングバイスとは

センタリングバイスは、2つの口金が外側から中心に向かって動き、ワークの中心を同じ場所に定めるバイスです。ワークの幅がばらついても中心がずれないので、5軸加工機で多く使います。

比較ページには、自社で作るか自社ブランドで売る会社と、海外メーカーの日本法人の製品を、代表の型の単位で載せています。油圧で締める型と片側固定のマシンバイスは載せていません。

3つの種類

  • 手動ねじ式:ねじを回して締めます。例は北川鉄工所の V75V13C、津田駒工業の V5X-80S、ファーステックの PQV125130、ロームヘルド・ハルダーの MC-P100Z、シュンクの KSC-5X、イマオの IMG125X180-STD ⁠⁠です
  • ロボット搬送対応:バイスごとロボットで運びます。例はナベヤの NE75-150-2B-2G ⁠⁠です
  • 空圧式:エアーで開け閉めします。例はナベヤの NEP85-160 ⁠⁠です

マシンバイスとの違い

  • 一般のマシンバイスは、片側の口金を固定して反対側を動かします。ワークの幅が変わると中心もずれます
  • センタリングバイスは、2つの口金が一緒に中央へ寄ります。中心は同じ場所のままです

締付力と掴み代

  • シュンクの KSC-5X 125-400-142 は、最大把持力が40kNです
  • ロームヘルド・ハルダーの MC-P100Z は、締付力が25kNです
  • 北川鉄工所の V75V13C は、締付力が20kNで、掴み代は最小3.5mmです
  • 津田駒工業の V5X-80S は、ハンドルトルク80N・m時の締付力が15kNです
  • イマオの IMG125X180-STD は、掴み代が3.5mmで、前加工なしでつかめます

精度の見方

  • ファーステックの PQV125130 は、繰り返し精度が0.005mmです
  • 北川鉄工所の V75V13C は、繰り返し精度が±0.01mmです。ジョーの中央付近で測った値で、中央から離れるほど大きくなります
  • ナベヤの NE75-150-2B-2G は、センタリング精度が±0.02、繰り返し位置決め精度が±0.01です
  • 津田駒工業の V5X-80S は、センタリング精度と再現精度がどちらも±0.010mmです
  • 測り方は各社で違うので、数字だけでなく条件も見て比べます

値段

  • ナベヤの NE75-150-2B-2G は、260,000円です
  • イマオの IMG125X180-STD は、550,000円です
  • ナベヤの NEP85-160 は、935,000円です
  • どれも税の区分の記載がないページの値段です。ほかの製品は、公式ページに値段が出ていません
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