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鋳物・樹脂・機械加工品のバリ取りを、ロボットのセルで自動にしたい生産技術・設備・購買の担当の方へ

バリ取りロボットのメーカー2社比較【2026年】

バリ取りロボットは、ロボットにスピンドルを持たせ、
鋳物や機械加工品のバリを自動で取るセルです。

ABOUT

バリ取りロボットとは

比較表を見る ↓

バリ取りロボットとは、バリ取りロボットセルとも呼ぶ、
ロボットにスピンドルを持たせて
バリを自動で取る装置です。
ワークの形に工具を一定の力でならわせる
フローティングの仕組みで、取り残しと削り過ぎを防ぎます。

製品の特長

  • 工具をワークの形にならわせる(フローティングで一定の荷重)
  • 1台で工具を替えられる(スピンドルを何本も持つ)
  • テーブルでワークを回す(5面を1度に削る)

使うメリット

  • 人によるばらつきが減る(同じ条件で削る)
  • 熟練の人手を別の仕事に回せる
  • 切粉を囲いの中で流せる(クーラント仕様のセルもある)

選ぶときに注意すること

  1. 値段は問い合わせ。ワークを送ってテスト加工してから決める
  2. ワークごとに治具とティーチングが要る
  3. 自社でティーチングし直すと、メーカーが責任を負わないことがある
  4. 切粉の掃除を怠ると、センサの異常や加工不良が出る

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。フローティング加工の説明はスギノマシンの製品ページによる。

LIST

バリ取りロボットの比較表

バリ取りロボット3製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

標準セル(A軸・B軸テーブル)

1製品
JOHNAN株式会社BurrS Bird standard Be-707Dアルミ鋳物など10kgまでのワーク口コミを書く要見積

ファナックのM-10iD/12に最大3本のスピンドルを付けられる標準機です。ワークは400×H200mm・10kgまで載り、加工テーブルはA軸とB軸の両方で回せます。バリの大きさを測ってから削り始めるバリ検出システムをオプションで付けられます。

大きさ
標準セル(A軸・B軸テーブル)
対象ワーク
400×H200mm、10kg
対象の材質・バリ
アルミ、アルミ鋳物、樹脂、炭素繊維、鍛造品、鉄系金属、特殊合金
工具
モーター駆動スピンドル、最大3本
倣いの仕組み
エアーフロート、圧力調節式
ロボット
M-10iD/12、可搬質量12kg
テーブル
A軸・B軸の加工テーブル
本体寸法
W1700×D1700×H2000mm
繰返し位置決め精度
±0.02mm
リーチ
1,441mm
特長
バリ検出システム・重切削はオプション
公式ページへ詳細・仕様

小型セル(幅1m級)

2製品
JOHNAN株式会社BurrS Bird mini狭い場所で7kgまでのワーク口コミを書く要見積

畳1畳以下に置ける回転ステージ付きの小型機です。本体はW1000×D1300×H1900mmで、ロボットはLR Mate 200iD/7L、繰返し位置決め精度は±0.01mmです。扉は手動で、カメラはオプションで付けられます。

大きさ
小型セル(幅1m級)
対象ワーク
7kg以下
対象の材質・バリ
アルミ、アルミ鋳物、樹脂、炭素繊維、鍛造品、鉄系金属、特殊合金
工具
モーター駆動スピンドル
倣いの仕組み
エアーフロート、圧力調節式
ロボット
LR Mate 200iD/7L、可搬質量7kg
テーブル
回転ステージ、B軸はオプション
本体寸法
W1000×D1300×H1900mm
繰返し位置決め精度
±0.01mm
リーチ
911mm
特長
畳1畳以下に置ける小型機、カメラはオプション
公式ページへ詳細・仕様
株式会社スギノマシンロボットバリ取りセル RDM-S機械加工と鋳造のバリを1台で口コミを書く要見積

伸縮型と傾動型の2つのフローティングスピンドルを同時に持てるセルです。ロボットハンドを回すだけで工具を替え、機械加工後のバリと鋳造バリを1台で取ります。装置幅は1,000mmで、人がバリを取っていた場所にそのまま置けます。

大きさ
小型セル(幅1m級)
対象ワーク
250mm角まで
対象の材質・バリ
機械加工後のバリ、鋳造バリ
工具
スピンドルモーター BARRIQUAN 2本
倣いの仕組み
伸縮型 BRQ-EZ01、傾動型 BRQ-EL02
テーブル
300mm角のインデックステーブル
本体寸法
幅1,000mm
特長
切粉が後方に流れる傾斜ベース、クーラント仕様はオプション
記載なし
ロボット・繰返し位置決め精度・リーチ
公式ページへ詳細・仕様

標準セル(A軸・B軸テーブル)1製品

JOHNAN株式会社

BurrS Bird standard Be-707D

アルミ鋳物など10kgまでのワーク

ファナックのM-10iD/12に最大3本のスピンドルを付けられる標準機です。ワークは400×H200mm・10kgまで載り、加工テーブルはA軸とB軸の両方で回せます。バリの大きさを測ってから削り始めるバリ検出システムをオプションで付けられます。

コスト要見積

大きさ
標準セル(A軸・B軸テーブル)
対象ワーク
400×H200mm、10kg
対象の材質・バリ
アルミ、アルミ鋳物、樹脂、炭素繊維、鍛造品、鉄系金属、特殊合金
工具
モーター駆動スピンドル、最大3本
倣いの仕組み
エアーフロート、圧力調節式
ロボット
M-10iD/12、可搬質量12kg
テーブル
A軸・B軸の加工テーブル
本体寸法
W1700×D1700×H2000mm
繰返し位置決め精度
±0.02mm
リーチ
1,441mm
特長
バリ検出システム・重切削はオプション
公式ページへ

小型セル(幅1m級)2製品

JOHNAN株式会社

BurrS Bird mini

狭い場所で7kgまでのワーク

畳1畳以下に置ける回転ステージ付きの小型機です。本体はW1000×D1300×H1900mmで、ロボットはLR Mate 200iD/7L、繰返し位置決め精度は±0.01mmです。扉は手動で、カメラはオプションで付けられます。

コスト要見積

大きさ
小型セル(幅1m級)
対象ワーク
7kg以下
対象の材質・バリ
アルミ、アルミ鋳物、樹脂、炭素繊維、鍛造品、鉄系金属、特殊合金
工具
モーター駆動スピンドル
倣いの仕組み
エアーフロート、圧力調節式
ロボット
LR Mate 200iD/7L、可搬質量7kg
テーブル
回転ステージ、B軸はオプション
本体寸法
W1000×D1300×H1900mm
繰返し位置決め精度
±0.01mm
リーチ
911mm
特長
畳1畳以下に置ける小型機、カメラはオプション
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株式会社スギノマシン

ロボットバリ取りセル RDM-S

機械加工と鋳造のバリを1台で

伸縮型と傾動型の2つのフローティングスピンドルを同時に持てるセルです。ロボットハンドを回すだけで工具を替え、機械加工後のバリと鋳造バリを1台で取ります。装置幅は1,000mmで、人がバリを取っていた場所にそのまま置けます。

コスト要見積

大きさ
小型セル(幅1m級)
対象ワーク
250mm角まで
対象の材質・バリ
機械加工後のバリ、鋳造バリ
工具
スピンドルモーター BARRIQUAN 2本
倣いの仕組み
伸縮型 BRQ-EZ01、傾動型 BRQ-EL02
テーブル
300mm角のインデックステーブル
本体寸法
幅1,000mm
特長
切粉が後方に流れる傾斜ベース、クーラント仕様はオプション
記載なし
ロボット・繰返し位置決め精度・リーチ
公式ページへ
Q&A

バリ取りロボット選びで、よくある疑問

購買担当の疑問バリ取りロボットの価格は、いくら?

載せた3製品とも、値段は公式に出ていません。JOHNANはよくある質問で、価格はお問い合わせくださいと答えています。どのメーカーもワークを送るテスト加工を受けているので、加工の結果と一緒に見積もりを取ります。

設備担当の疑問バリ取りロボットの種類と違いは?

セルの大きさで2つに分かれます。JOHNANのBurrS Bird standard Be-707Dは10kgまでのワークをA軸とB軸のテーブルで回す標準のセル、BurrS Bird miniとスギノマシンのRDM-Sは幅1,000mmほどの小型のセルです。

工場長の疑問どれくらいの大きさ・重さのワークが削れる?

BurrS Bird standard Be-707Dは400×H200mm・10kgまで、BurrS Bird miniは7kg以下です。RDM-Sは300mm角のインデックステーブルに、250mm角までのワークを載せます。

設備担当の疑問フローティングとは?力の制御はどうしている?

工具をワークの形に一定の荷重でならわせ、取り残しと削り過ぎを防ぐ仕組みです。JOHNANはエアーフロートの圧力を調節する方式、スギノマシンのRDM-Sは伸縮型のBRQ-EZ01と傾動型のBRQ-EL02を同時に付けられます。

設備担当の疑問鋳物のバリと機械加工のバリ、どちらも取れる?

RDM-Sは伸縮型と傾動型のスピンドルを1台に持ち、機械加工後のバリと鋳造バリの両方を取ります。JOHNANは、アルミ、アルミ鋳物、樹脂、炭素繊維、鍛造品、鉄系金属、特殊合金を加工の対象にしています。

施設管理の疑問置くのにどれくらいの場所が要る?

BurrS Bird standardはW1700×D1700×H2000mm、BurrS Bird miniはW1000×D1300×H1900mmで、畳1畳以下に置けます。RDM-Sは装置幅1,000mmで、人がバリを取っていた場所にそのまま置く作りです。

設備担当の疑問樹脂のバリもロボットで取れる?

JOHNANは樹脂を加工の対象に入れていて、ステアリングやドア内装部品、浴槽などの樹脂部品の加工例を公式に載せています。樹脂の当て方は形で変わるので、テスト加工で確かめます。

設備担当の疑問使うロボットのメーカーは選べる?

JOHNANは主にファナック製のロボットを使い、標準機はM-10iD/12、miniはLR Mate 200iD/7Lです。ほかのメーカーは相談で決めます。

工場長の疑問導入前に、うちのワークで試せる?

試せます。JOHNANは原則テスト加工をして、導入前に品質を確かめます。スギノマシンはバリ取り研究所のデバラボで、加工テストの依頼を受けています。

工場長の疑問品種が増えたら、ティーチングは自社でできる?

JOHNANは、自社でティーチングしてもよいが、問題が起きたときの責任は負わないとしています。アフターサービスで、品種の治具設計・製作とロボットティーチング、予備品販売を受けています。

経営者の疑問バリ取りロボットに補助金は使える?

JOHNANは、ロボット導入補助金の申請をサポートしています。使える補助金は年度と地域で変わるので、申請の前に募集の要項を確かめます。

TYPES

バリ取りロボットの大きさの違い

標準セル(A軸・B軸テーブル)

10kgほどのワークを、A軸とB軸で回せる加工テーブルに載せて削るセルです。スピンドルを何本も持てるので、工具を替えながら1台で仕上げます。本体はW1700×D1700mmと広めです。

向いている使い方

  • アルミ鋳物の大きめの部品
  • 1つのワークで工具を替えて削る
  • 1回で複数のワークを並べて取る

根拠:標準機(例:Be-700シリーズ)のスペックは、ワーク重量 10kg、ワークサイズ 400xH200(mm)です。(出典2)

この大きさの1製品を表で見る

小型セル(幅1m級)

幅1mほどの小さな囲いに、ロボットと回るテーブルを収めたセルです。人がバリを取っていた作業台の場所にそのまま置けます。ワークは250mm角・7kgほどまでです。

向いている使い方

  • 人の作業場所をそのまま置き換える
  • 小さな機械加工品のバリ
  • 狭い工場に入れたい

根拠:人がバリ取り作業していたスペースにそのまま設置する事を想定された、装置幅1000mmのコンパクト設計です(出典3)

この大きさの2製品を表で見る
MAKERS

バリ取りロボットの主なメーカー2社

JOHNAN株式会社

ファナックのM-10iD/12に最大3本のスピンドルを付けられる標準機です。

大阪府

株式会社スギノマシン

伸縮型と傾動型の2つのフローティングスピンドルを同時に持てるセルです。

富山県

出典
  1. JOHNAN バリ取りロボットシステムの製品仕様
  2. JOHNAN バリ取りロボットシステム よくある質問
  3. スギノマシン ロボットバリ取りセル RDM-S
  4. JOHNAN 素材・用途別加工例
  5. JOHNAN バリ取りロボットシステム
掲載基準

鋳物・樹脂・機械加工品のバリを、多関節ロボットとスピンドル・フローティング機構を組み合わせたセルで自動で取るバリ取りロボット(バリ取りロボットセル)で、日本法人のメーカーが自社の製品として型式を付け、公式サイトで今案内していて仕様を公式の文字で確かめられたものを載せています。ロボットの本体だけ(産業用ロボットのページ)、手で使うバリ取り工具(バリ取り工具のページ)、ロボットの手首に付けるスピンドルやフローティングツールだけの品、力覚センサ(6軸力覚センサのページ)、ブラスト・バレルなどロボットを使わない装置は入れていません。型式の無い受注生産のシステムだけを案内する会社(藤本工業・FINESYSTEMなど)、商社、公式の製品ページが見つからない会社(不二越のNS-Platform バリ取りセル⁠)⁠、工具だけを作る会社(ジーベックテクノロジー)は除きました。

バリ取りロボットを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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