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GUIDE / DEBURRING-ROBOT

バリ取りロボットとは?鋳物・樹脂・機械加工品のバリを自動で取るバリ取りロボットセルの種類(標準セル・小型セル)と、ワークの大きさ・設置寸法・価格の選び方

ロボットにスピンドルを持たせてバリを自動で取るバリ取りロボット(バリ取りロボットセル)の2つの種類、フローティングの仕組み、対象のワークと材質、置く場所の大きさ、テスト加工と値段の決まり方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

バリ取りロボットは、ロボットにスピンドルを持たせ、鋳物や機械加工品のバリを自動で取るセルです。バリ取りロボットセルとも呼びます。A軸とB軸のテーブルで重めのワークを回す標準セルと、幅1mほどの小型セルに分かれます。選ぶときは「ワークの重さ」「バリの種類」「置ける場所」の3つを先に決めます。

バリ取りロボットとは

バリ取りロボットは、多関節ロボットの手首にスピンドルを付け、工具をワークの形にならわせてバリを取る装置です。囲いの中にロボット・テーブル・工具をまとめたセルの形で売られています。

比較ページには、日本のメーカーが自社の製品として型式を付けて案内しているセルを載せています。ロボットの本体だけ、手で使うバリ取り工具、ロボットに付けるスピンドルだけの品は載せていません。

2つの種類

  • 標準セル(A軸・B軸テーブル):重めのワークを、A軸とB軸で回せるテーブルに載せて削ります。例はJOHNANのBurrS Bird standard Be-707Dです
  • 小型セル(幅1m級)⁠:⁠人1人分の場所に、ロボットと回るテーブルを収めます。例はJOHNANのBurrS Bird miniと、スギノマシンのロボットバリ取りセル RDM-Sです

フローティングの仕組み

  • フローティング加工は、工具をワークの形に一定の荷重でならわせ、バリの取り残しと削り過ぎを防ぐ方法です
  • JOHNANは、エアーフロートの圧力を調節する方式です
  • スギノマシンのRDM-Sは、伸縮型のBRQ-EZ01と傾動型のBRQ-EL02を同時に付けられ、機械加工後のバリと鋳造バリを1台で取ります

ワークの大きさと材質

  • BurrS Bird standard Be-707Dは、400×H200mm・10kgまでのワークを削れます
  • BurrS Bird miniは、7kg以下のワークを削れます
  • RDM-Sは、300mm角のインデックステーブルに250mm角までのワークを載せます
  • JOHNANは、アルミ、アルミ鋳物、樹脂、炭素繊維、鍛造品、鉄系金属、特殊合金を加工の対象にしています

置く場所

  • BurrS Bird standardの本体は、W1700×D1700×H2000mmです
  • BurrS Bird miniの本体は、W1000×D1300×H1900mmで、畳1畳以下に置けます
  • RDM-Sは装置幅1,000mmで、人がバリを取っていた場所にそのまま置く作りです

テスト加工と値段

  • 載せた3製品とも、値段は公式に出ていません。JOHNANは、価格はお問い合わせくださいと答えています
  • JOHNANは原則テスト加工をして、導入前に品質を確かめます。スギノマシンは、バリ取り研究所のデバラボで加工テストを受けています
  • 品種が増えたときの治具とティーチングは、JOHNANがアフターサービスで受けています。自社でティーチングしたときの問題は、メーカーが責任を負わないとしています
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