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GUIDE / COOKING-ROBOT

調理ロボットとは?飲食店・セントラルキッチン・惣菜工場で使う調理ロボットの種類(炒め・盛付・店頭提供)と、処理能力・電源・価格の選び方

炒め・茹で・盛り付けを自動にする業務用の調理ロボットの3つの種類、処理能力と1回の量、電源と設置の条件、レシピの合わせ方、公開されている価格と補助金を、メーカーの公式資料からまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

調理ロボットは、炒め・茹で・盛り付けなど厨房の手作業を自動でこなす機械です。受け持つ仕事で、炒め・茹での加熱調理型、食品工場の盛付ライン型、店でご飯やソフトクリームを出す店頭提供型に分かれます。選ぶときは「何を任せるか」「1時間に何食か」「電源と置き場所」の3つを先に決めます。

調理ロボットとは

調理ロボットは、レシピや盛る量を登録しておき、加熱・攪拌・味付け・盛り付けを人の代わりにこなす機械です。料理人が少ない店でも同じ味と量を出せるので、飲食チェーンの厨房、セントラルキッチン、惣菜・弁当の工場で使われています。

比較ページには、日本の会社が自社で開発・製造し、調理ロボット・盛付ロボットとして案内している機種を載せています。家庭用の自動調理鍋、配膳ロボット、汎用の産業用ロボット本体、海外ブランドの輸入品は載せていません。

3つの種類

  • 加熱調理型(炒め・茹で):鍋や釜を自動で動かし、加熱から味付けまで受け持ちます。例はTechMagicのI-Robo 2とP-Robo、服部工業のOMNI-01Hです
  • 盛付ライン型:惣菜・弁当の工場で、コンベアの横に置いて食材を容器に盛ります。例はコネクテッドロボティクスのDelibot Sと、アールティのFoodlyです
  • 店頭提供型:店でご飯を決めた量だけ盛る、ソフトクリームを巻いて渡すといった仕事を受け持ちます。例は鈴茂器工のFuwarica GST-FBBと、コネクテッドロボティクスのソフトクリームロボットです

処理能力と1回の量

  • I-Robo 2は1回3人前程度で、炒飯1人前を90秒、野菜炒めを約2分20秒で作ります
  • OMNI-01Hは容量30L・炒め容量6Lの釜で、麻婆豆腐は調理から洗浄まで4分です
  • Delibot Sは1台で400食/時、50〜250g/食を盛ります。台数を並べると1ライン1,200食/時以上です
  • Foodlyの盛付速度は約800食/時で、食材によって変わります
  • Fuwarica GST-FBBは250gを5秒で盛り、量は50〜510gから7パターン決められます
  • ソフトクリームロボットは最大133個/時で巻きます

電源と置き場所

  • 加熱調理型は三相200Vで動きます。I-Robo 2は8.5kWで、給排水・LAN・排気ダクトも用意します。OMNI-01Hは10kWです
  • I-Robo 2の大きさは、幅700×奥行700×高さ1,320mmです。奥行はふつうの厨房機器と同じに作られています
  • P-Roboは幅4,800mm・1,000kgの大型なので、厨房をこのロボットに合わせて作ります
  • 盛付のDelibot Sは100V、Fuwarica GST-FBBはAC100Vで動きます。FoodlyはAC100Vと充電式のバッテリーで動き、キャスターで場所を移せます

レシピと食材の合わせ方

  • TechMagicは、オリジナルレシピを1メニュー40,000円、自社のレシピの適合を1メニュー80,000円で受けています
  • 服部工業はOMNIで1,000件以上のレシピを再現した実績があり、ショールームでテスト調理ができます
  • 盛付ロボットは、食材と容器ごとにつかみ方や量を先に合わせます。Foodlyの食材と容器の学習は、アールティが事前に行います

手入れと寿命

  • I-Robo 2は調理のたびに、お湯と高圧洗浄で鍋を自動で洗います。耐用年数は8年です
  • Fuwarica GST-FBBは部品が少なく、部品を食器洗浄機で洗えます

値段と補助金

  • 値段を公式に出しているのはTechMagicのI-Robo 2だけで、一括購入で5,280,000円です。月額148,000円(5年契約)のプランもあり、運送費は別の見積もりです
  • ほかの製品は公開価格が無く、メーカーに見積もりを頼みます
  • I-Robo 2は、中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)の登録製品です。対象や補助の割合は、申し込む年度の公募要領で確かめます
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