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GUIDE / OXYGEN-GENERATOR

酸素発生装置とは?PSA式のコンプレッサ内蔵型・別置き型の違いと、純度・発生量・価格の選び方

空気から酸素を取り出す酸素発生装置(PSA式酸素ガス発生装置)の2つの方式、純度と発生量の関係、排水処理・オゾン・養殖・バーナーでの使い方、置き場所と手入れ、価格の出し方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

酸素発生装置は、空気から酸素を取り出し、その場で酸素ガスをつくる装置です。酸素ガス発生装置・O2ジェネレーターとも呼びます。工場や水処理で使う型は、吸着剤で窒素を取るPSA式が主で、圧縮機を内蔵した型と、工場の圧縮空気につなぐ型があります。選ぶときは「何%の純度か」「1時間に何㎥使うか」「圧縮空気はあるか」の3つを先に決めます。

酸素発生装置とは

酸素発生装置は、空気から窒素を吸着剤で取り除き、使う場所の近くで酸素ガスをつくる装置です。ボンベや液体酸素の手配と交換がなくなり、必要な時に必要な量だけ使えます。排水処理、オゾン発生器の原料、焼却炉・溶解炉の燃焼、魚介類の養殖に使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作る装置と、海外メーカーの日本法人が売る自社グループの装置を、各社の代表の型式の単位で載せています。医療用・家庭用の酸素濃縮器、ボンベで届く酸素、深冷分離の大型プラントは載せていません。

2つの方式

  • コンプレッサ内蔵型(PSA式)は、圧縮機と吸着槽を1つの箱に収めた型です。電源をつなぐだけで酸素が出ます。例はIBSの ITO-08、コフロックの Mini-CUBE MOXS と GENE-BASE OECP ⁠⁠⁠です
  • PSA式(コンプレッサ別置き)は、工場の圧縮空気を吸着槽に通して酸素を出す型です。例はIBSの IOHP-100、アトラスコプコの OGP 12 ⁠⁠⁠です
  • アトラスコプコの装置は、ゼオライトモレキュラーシーブを詰めた2つの圧力容器で、空気中の酸素を分けます

純度の決め方

  • PSA式の純度は90%前後です。IBSとコフロックの型は90%以上です
  • アトラスコプコの OGP 12 は、純度を90・93・95%から選べます
  • それより高い純度が要る場合は、ボンベや液体酸素を使います

純度と発生量の関係

  • 同じ装置でも、純度を上げると発生量は減ります
  • アトラスコプコの OGP 12 は、純度90%で13.1Nm³/h、95%で11.4Nm³/hです
  • 発生量は±5%まで変わることがあると、アトラスコプコは書いています

発生量の選び方

  • 少ない量なら、IBSの ITO-08 は8.0NL/minです
  • 中くらいの量なら、IBSの IOHP-100 は10.0Nm³/h、コフロックの GENE-BASE OECP の7.5kWの型は4.2〜6.0Nm³/hです
  • 別置き型は、圧縮機の大きさも合わせて決めます。IBSの IOHP-100 は15kWの圧縮機に合わせています

用途

  • IBSは、排水処理、下水処理施設の硫化水素抑制、焼却炉・溶解炉、魚介類の養殖場、オゾンを用途に書いています
  • コフロックの GENE-BASE OECP は、陸上養殖場での酸素供給向けの型です
  • コフロックの JOX は、金属加工バーナー用とガラス加工バーナー用に使い、露点-55℃以下の乾いた酸素を出します

置き場所・法規・手入れ

  • コフロックの GENE-BASE OECP は屋外に置け、屋外45℃でも連続運転でき、防水性能はIPX3相当です
  • コフロックの Mini-CUBE MOXS は卓上に置け、音は55dB以下、メンテナンスの周期は8,000hです
  • コフロックは OX シリーズを、高圧ガス保安法の第2種圧力容器の適用範囲外と書いています
  • 酸素は燃焼を強めます。油分を避け、換気と火気に気をつけます

費用と省エネ

  • このページの装置は、どれも定価を公式に出していません。見積もりで決めます
  • 主な費用は電気代と定期のメンテナンス費用です
  • コフロックの Mini-CUBE は、DCインバータ制御の圧縮機で消費電力を約40%削減します
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