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GUIDE / BOUGO-SAKU

防護柵とは?ガードレール・ガードパイプ・ガードケーブルの種類と違い、A種・B種・C種などの種別、支柱間隔と価格の選び方

道路・橋・歩道に立てる防護柵(ガードレール・ガードパイプ・ガードケーブル・中央分離帯用ワイヤロープ式・コンクリートの剛性防護柵・横断防止柵⁠)の形の違い、強さの種別の決まり方、支柱間隔、色、雪の多い地域と橋の上での選び方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

防護柵は、車が道路の外や、対向車線へ飛び出すのを防ぐ柵です。車両用は、波形の鋼板のガードレール、パイプのガードパイプ、ロープのガードケーブル、中央分離帯専用のボックスビームなどに分かれ、歩道には横断防止柵・転落防止柵があります。選ぶときは「どこに立てるか(路側・分離帯・歩車道境界・橋)」「どの種別にするか(道路の区分・設計速度で決まる)」「雪や景観の条件があるか」の3つを先に決めます。

防護柵とは

防護柵は、道路や橋で、車が道路の外や対向車線へ飛び出すのを防ぐ柵です。ぶつかった車を受け止めて車道へ戻し、歩道の人も守ります。歩道で人や自転車の横断と転落を防ぐ横断防止柵・転落防止柵も、防護柵に入ります。

比較ページには、日本の会社が自社で作る防護柵を、各社の代表の型の単位で載せています。落石防護柵・防雪柵・工事用の仮設フェンス・車止めは、それぞれ別の比較ページにあります。

形の違い

  • ガードレールは、波形の鋼板のビームを支柱で支えます。いちばん広く使い、JFE建材のガードレールB種はビームの板厚3.2mm・幅350mmです
  • ガードパイプは、何本かのパイプをビームにします。向こうが見えて圧迫感が少なく、歩車道境界や都市部でよく使います
  • ガードケーブルは、初張力をかけたワイヤロープを支柱で支えます。見通しがよく、東京製綱のGc-B-6Eは支柱間隔が6mです
  • 中央分離帯用ワイヤロープ式は、2車線道路の分離帯に立て、対向車線への飛び出しを止めます。支柱が細く、ラバーポールと同じくらいの幅に立てられます
  • 剛性防護柵は、コンクリートの壁で車を受け止めます。ケイコンのL型剛性防護柵は、工場で作るプレキャストです
  • 横断防止柵・転落防止柵は、歩道の柵です。日鉄神鋼建材のペーブフェンスは、横断防止柵が高さ800mm、転落防止柵が高さ1,100mmです

種別の決まり方

  • 種別は、車がぶつかったときに耐えられる強さの区分です
  • 路側用はC・B・A・SC・SB・SA・SSの7種別で、分離帯用は末尾にm、歩車道境界用は末尾にpを付けます
  • 道路の区分と設計速度で決まり、設計速度40km/h以下の道路ではC・Cm・Cpを使えます
  • 新幹線や危険物の施設に近い所など、はみ出したときの被害が大きい区間は、強い種別を使います

支柱の間隔

  • JFE建材のガードレールB種は、土中に建てると4m、構造物に建てると2mです
  • 東京製綱のガードケーブルGc-B-6Eは、6mです
  • 中央分離帯用ワイヤロープ式は、Am種が3,000mm、Bm種が4,000mmです
  • 日軽エンジニアリングのアルミ製橋梁用防護柵NB-12SH-75Kは、スパンが2,000mmです

色と景観

  • 景観に配慮した防護柵の整備ガイドラインは、ガードパイプはダークブラウン、ガードレールはグレーベージュとダークブラウンを基本の色に示しています
  • 積水樹脂の標準型Gpは、白とこのガイドラインの3色に対応しています
  • 積水樹脂の景観型GpLMは擬宝珠の形のキャップが付き、専用の支柱にだけ付けられます

雪の多い地域と橋の上

  • 雪が積もると沈降力で防護柵が曲がることがあるので、耐雪型を選びます。JFE建材はガードレール・ガードパイプ・ガードケーブルに耐雪型があります
  • ガードケーブルとガードパイプは吹きだまりを作りにくく、除雪しやすい形です
  • 橋の上は、地覆にアンカーボルトで留める橋梁用を使います。昭和鉄工のダクライトはダクタイル鋳鉄製で、2%の水切り勾配の地覆にそのまま付けられます
  • アルミ製は軽く、さび止めの塗り替えがいりません。日軽エンジニアリングのNB-12SH-75Kは、重さが23.5kg/mです

値段

  • 値段を公式に出しているのは、歩道の柵の2製品です
  • 帝金のSK-LAT54Cは、支柱間隔3m・直線30mのときの参考価格がmあたり78,000円です
  • 昭和鉄工のアーバネクスシリーズは、高さ800mm・3mスパンでmあたり20,000円以下です
  • 車両用防護柵は値段を出していないので、延長と種別を伝えて見積もりを取ります
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