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GUIDE / RESISTOR-ARRAY

抵抗アレイとは?厚膜チップネットワーク・バス型・精密品の種類と違い、選び方

複数の抵抗を1つのチップにまとめる抵抗アレイの種類と違い、サイズと定格電力の見方、独立型とバス型の分け方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

抵抗アレイは、複数の抵抗を1つのチップにまとめて、基板の面積と部品を載せる回数を減らす電子部品です。選ぶときは回路の形、電極の形、許容差の順に決めます。

抵抗アレイとは

抵抗アレイは、複数の抵抗を1つのチップやパッケージにまとめた抵抗器です。ネットワーク抵抗器、チップネットワーク抵抗器とも呼びます。同じ値の抵抗が並ぶ基板で、単体を並べる代わりに使います。

種類と違い

  • 厚膜チップネットワークは、数がいちばん多い型です。ロームのMNR14、釜屋電機のRAC16 4D、北陸電気工業のNCR164、ボーンズのCAY16がこの型です
  • バス型は、複数の抵抗を共通の線でつなぎます。KOAのRBAは8端子から24端子まであります
  • 精密品は、許容差と温度係数を小さく抑えた型です。アルファ・エレクトロニクスのTCBは許容差±0.02%まであります

選び方

選ぶときは「回路の形」「電極の形」「許容差」の3つを先に決めます。

  • 回路の形は、独立型かバス型かで決めます。同じ端子数でも置き換えられません
  • 電極の形は、基板のパターンに合わせます。北陸電気工業はACRシリーズが凸型、NCRシリーズが凹型です
  • 許容差は、回路に要る精度で決めます。北陸電気工業のNCR164は±5%、KOAのCNNは±0.1%と±0.25%です

定格電力とサイズの見方

  • 定格電力は、1素子の値とパッケージ全体の値を分けて見ます。ボーンズのCAY16は、1素子が0.0625W、パッケージ全体が0.250Wです
  • サイズは、ロームのMNR14なら1608が4素子ぶんで、実際の大きさは3.2×1.6mmです

確かめておくこと

  • ロームのMNR14は、既に採用中の客先向けと案内されています。新しい設計では、先に確かめます
  • 値段を公式に出している製品は、このページにはありません。メーカーか商社に見積もりを取ります
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