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試験・研究・検査やヒーターの調整で、交流の電圧を変えたり一定に保ったりする電圧調整器(スライダック・スライドトランス・AVR)を選ぶ、設備・生産技術・品質保証・購買の担当の方へ

電圧調整器(スライダック)のメーカー7社比較【2026年】

電圧調整器は、交流の電圧を

必要な値に変えたり保ったりする機器です。

ABOUT

電圧調整器とは

比較表を見る ↓

電圧調整器とは、交流の電圧を手で変えたり、
自動で一定に保ったりする機器です。
スライダック・スライドトランスとも呼び、
試験や検査の電源、ヒーターや照明の調整に使います。

製品の特長

  • 出力の電圧を連続して変えられる(摺動式は0Vから無段階)
  • 方式は摺動式・AVR・サイリスタ式(手で変えるか、自動で保つか、半導体で絞るか)
  • 単相100Vの1kVAから、三相の41.5kVAの電動型まで

使うメリット

  • 摺動式は出力の波形が入力とほぼ同じ(波形歪を足さない)
  • AVRは入力が揺れても出力を保つ(ASA-10Ⅱは入力85〜115Vで±1%)
  • 摺動式は半導体の電源より瞬時の過電流に強い

選ぶときに注意すること

  1. 摺動式は電圧を自動では保たない。電源の揺れを抑えるならAVRを選ぶ
  2. サイリスタ式は白熱球・ヒーター向けの簡易型。ほかの負荷に使うときはメーカーに確かめる
  3. 定格の出力電流を超えて使わない
  4. 三相・400V・大容量は、電圧や容量を注文時に決める機種が多い

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・カタログの記載。方式の考え方は東京精電・東京理工舎・東洋電源機器・三井電気精機の公式の説明による。

LIST

電圧調整器の比較表

電圧調整器(スライダック)10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

摺動式(スライダック)

4製品
栄和電機株式会社電圧調整器 SP-110C単相100Vの電圧を手で合わせる口コミを書く要見積

ケースに入った単相100V用の据置型で、出力は0〜130Vです。容量は1kVA、最大電流は10Aで、重さは5.5kgです。用途に合わせた作り変えを受けています。

方式
摺動式(スライダック)
相数
単相2線
入力電圧
100V
出力電圧
0〜130V
容量
1kVA
出力電流
10A
寸法・質量
154×200×140mm、5.5kg
特長
ケース入りの据置型、用途に合わせて作り変えできる
記載なし
出力電圧精度・波形
公式ページへ詳細・仕様
東京精電株式会社摺動型電圧調整器 SAT-32-430AT三相200Vから0〜400Vを取る試験口コミを書く要見積

三相200Vを入れて、0〜400Vまで上げられる手動の摺動型です。入力より高い電圧で機器を試すときに使えます。キャスタ付きのケース入りで、容量は20.8kVAです。

方式
摺動式(スライダック)
相数
三相3線
入力電圧
200V
出力電圧
0〜400V
容量
20.8kVA
出力電流
30A
寸法・質量
幅450×高さ1253×奥行870mm、約350kg
特長
手でハンドルを回す、ケース入り、キャスタ付き
記載なし
出力電圧精度・波形
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
東京精電株式会社電動摺動電圧調整器 ESA-32120M三相の大電流を押し釦で調整口コミを書く要見積

パネルの押し釦で出力を上げ下げする電動の摺動型です。三相200Vから0〜240V・120Aまで取れ、全回転は約30秒です。瞬時の過電圧・過電流に強い作りです。

方式
摺動式(スライダック)
相数
三相3線
入力電圧
200V
出力電圧
0〜240V
容量
41.5kVA
出力電流
120A
出力電圧精度・波形
発生波形歪なし
寸法・質量
約350kg
特長
押し釦で昇降圧、全回転約30秒、出力電圧計付き
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社東京理工舎スライドトランス RSA-10試験・検査用電源の電圧合わせ口コミを書く要見積

ケースに入った据え置きの摺動式で、100Vを入れて0〜130Vを無段階で取り出せます。出力の波形は入力とほぼ同じで、試験・検査用の電源の細かな調整に使えます。効率は約90%です。

方式
摺動式(スライダック)
相数
単相2線
入力電圧
100V
出力電圧
0〜130V
容量
1kVA
出力電流
10A
出力電圧精度・波形
波形歪率は入力波形と同等
寸法・質量
145×167×136mm、5.6kg
特長
ケース入りの据置型、効率約90%
公式ページへ詳細・仕様

自動電圧調整器(AVR)

5製品
栄和電機株式会社定電圧電源装置 AVR-110C単相100Vの電圧を一定に保つ口コミを書く要見積

入力が85〜115Vで揺れても、出力を100Vに保つ単相の定電圧電源装置です。容量は1kVA、最大電流は10Aです。同じ据置型で、単相200V用は60kVAまでそろえています。

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相
入力電圧
85〜115V
出力電圧
100V
容量
1kVA
出力電流
10A
特長
ケース入りの据置型、単相200V用は60kVAまで
記載なし
出力電圧精度・波形・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
津田特殊電気株式会社自動電圧調整器 SD-3型ノイズ対策を兼ねた大型の安定化口コミを書く要見積

ノイズフィルタートランスを内蔵した静止型の自動電圧調整器です。出力電圧精度は±1.5%以内、波形歪み率は1%以下です。消耗部品が無く、過負荷や出力が定格の±10%を超えると無瞬断でトランスに切り替わります。

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相、三相
入力電圧
100V、200V、400V
出力電圧
100V、200V、400V
容量
50kVA
出力電圧精度・波形
±1.5%以内
寸法・質量
750×700×1700mm、約600kg
特長
ノイズフィルタートランス内蔵、波形歪み率1%以下
記載なし
出力電流
公式ページへ詳細・仕様
株式会社電研精機研究所ノイズカットAVR PMN型ノイズも止めたい精密機器の電源口コミを書く要見積

電圧を一定に保つうえ、高周波ノイズも遮断する自動電圧調整器です。出力電圧精度は±1%で、10kHz〜100MHzのノイズを-40dB以下に落とします。電圧と容量は注文時に決め、単相は100kVA、三相は300kVAまで作れます。

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相、三相
入力電圧
100〜440V、注文時に指定
出力電圧
100〜440V、注文時に指定
容量
単相510VA〜100kVA、三相3kVA〜300kVA
出力電圧精度・波形
±1%
特長
10kHz〜100MHzのノイズを-40dB以下に遮断
記載なし
出力電流・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社東京理工舎オートパワー ASA-10Ⅱ揺れる100V電源の安定化口コミを書く要見積

モータとコントロール回路でスライドトランスを回し、出力を100Vに保つ自動電圧調整器です。入力が85〜115Vで揺れても、出力電圧精度は±1%です。変圧器が基本の回路なので、波形歪やノイズを出しません。

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相2線
入力電圧
85〜115V
出力電圧
100V
容量
1kVA
出力電流
10A
出力電圧精度・波形
±1%
寸法・質量
210×294×167mm、10kg
特長
モータでスライドトランスを動かす、効率90%以上
公式ページへ詳細・仕様
東洋電源機器株式会社摺動型交流安定化電源 AE-1K-1100V機器の電圧を一定に保つ口コミを書く要見積

摺動電圧調整器をサーボモータで動かし、出力を一定に保つ交流安定化電源です。入力が定格の±15%で揺れても、出力精度は±1.0%です。単相は100kVAまで、三相の機種もそろえています。

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相
入力電圧
100V、定格電圧±15%
出力電圧
100V
容量
1kVA
出力電圧精度・波形
±1.0%
寸法・質量
180×340×190mm、9kg
特長
サーボモータで摺動電圧調整器を動かす、容量500VA〜200kVA
記載なし
出力電流
公式ページへ詳細・仕様

サイリスタ式(電子式)

1製品
三井電気精機株式会社エレクトロスライダー 110Sヒーター・白熱球の簡易な調整口コミを書く要見積

トライアックとダイアックで電圧を絞る、半導体の簡易型電圧調整器です。100Vを入れて20〜98Vに合わせられ、定格電流は10Aです。白熱球やヒーターの調整向けで、装置に組み込んで使います。

方式
サイリスタ式(電子式)
入力電圧
100V
出力電圧
20〜98V
出力電流
10A
特長
組み込み式、本体のつまみで操作
記載なし
相数・容量・出力電圧精度・波形・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様

摺動式(スライダック)4製品

栄和電機株式会社

電圧調整器 SP-110C

単相100Vの電圧を手で合わせる

ケースに入った単相100V用の据置型で、出力は0〜130Vです。容量は1kVA、最大電流は10Aで、重さは5.5kgです。用途に合わせた作り変えを受けています。

コスト要見積

方式
摺動式(スライダック)
相数
単相2線
入力電圧
100V
出力電圧
0〜130V
容量
1kVA
出力電流
10A
寸法・質量
154×200×140mm、5.5kg
特長
ケース入りの据置型、用途に合わせて作り変えできる
記載なし
出力電圧精度・波形
公式ページへ
東京精電株式会社

摺動型電圧調整器 SAT-32-430AT

三相200Vから0〜400Vを取る試験

三相200Vを入れて、0〜400Vまで上げられる手動の摺動型です。入力より高い電圧で機器を試すときに使えます。キャスタ付きのケース入りで、容量は20.8kVAです。

コスト要見積

方式
摺動式(スライダック)
相数
三相3線
入力電圧
200V
出力電圧
0〜400V
容量
20.8kVA
出力電流
30A
寸法・質量
幅450×高さ1253×奥行870mm、約350kg
特長
手でハンドルを回す、ケース入り、キャスタ付き
記載なし
出力電圧精度・波形
公式ページへ
東京精電株式会社

電動摺動電圧調整器 ESA-32120M

三相の大電流を押し釦で調整

パネルの押し釦で出力を上げ下げする電動の摺動型です。三相200Vから0〜240V・120Aまで取れ、全回転は約30秒です。瞬時の過電圧・過電流に強い作りです。

コスト要見積

方式
摺動式(スライダック)
相数
三相3線
入力電圧
200V
出力電圧
0〜240V
容量
41.5kVA
出力電流
120A
出力電圧精度・波形
発生波形歪なし
寸法・質量
約350kg
特長
押し釦で昇降圧、全回転約30秒、出力電圧計付き
公式ページへ
株式会社東京理工舎

スライドトランス RSA-10

試験・検査用電源の電圧合わせ

ケースに入った据え置きの摺動式で、100Vを入れて0〜130Vを無段階で取り出せます。出力の波形は入力とほぼ同じで、試験・検査用の電源の細かな調整に使えます。効率は約90%です。

コスト要見積

方式
摺動式(スライダック)
相数
単相2線
入力電圧
100V
出力電圧
0〜130V
容量
1kVA
出力電流
10A
出力電圧精度・波形
波形歪率は入力波形と同等
寸法・質量
145×167×136mm、5.6kg
特長
ケース入りの据置型、効率約90%
公式ページへ

自動電圧調整器(AVR)5製品

栄和電機株式会社

定電圧電源装置 AVR-110C

単相100Vの電圧を一定に保つ

入力が85〜115Vで揺れても、出力を100Vに保つ単相の定電圧電源装置です。容量は1kVA、最大電流は10Aです。同じ据置型で、単相200V用は60kVAまでそろえています。

コスト要見積

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相
入力電圧
85〜115V
出力電圧
100V
容量
1kVA
出力電流
10A
特長
ケース入りの据置型、単相200V用は60kVAまで
記載なし
出力電圧精度・波形・寸法・質量
公式ページへ
津田特殊電気株式会社

自動電圧調整器 SD-3型

ノイズ対策を兼ねた大型の安定化

ノイズフィルタートランスを内蔵した静止型の自動電圧調整器です。出力電圧精度は±1.5%以内、波形歪み率は1%以下です。消耗部品が無く、過負荷や出力が定格の±10%を超えると無瞬断でトランスに切り替わります。

コスト要見積

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相、三相
入力電圧
100V、200V、400V
出力電圧
100V、200V、400V
容量
50kVA
出力電圧精度・波形
±1.5%以内
寸法・質量
750×700×1700mm、約600kg
特長
ノイズフィルタートランス内蔵、波形歪み率1%以下
記載なし
出力電流
公式ページへ
株式会社電研精機研究所

ノイズカットAVR PMN型

ノイズも止めたい精密機器の電源

電圧を一定に保つうえ、高周波ノイズも遮断する自動電圧調整器です。出力電圧精度は±1%で、10kHz〜100MHzのノイズを-40dB以下に落とします。電圧と容量は注文時に決め、単相は100kVA、三相は300kVAまで作れます。

コスト要見積

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相、三相
入力電圧
100〜440V、注文時に指定
出力電圧
100〜440V、注文時に指定
容量
単相510VA〜100kVA、三相3kVA〜300kVA
出力電圧精度・波形
±1%
特長
10kHz〜100MHzのノイズを-40dB以下に遮断
記載なし
出力電流・寸法・質量
公式ページへ
株式会社東京理工舎

オートパワー ASA-10Ⅱ

揺れる100V電源の安定化

モータとコントロール回路でスライドトランスを回し、出力を100Vに保つ自動電圧調整器です。入力が85〜115Vで揺れても、出力電圧精度は±1%です。変圧器が基本の回路なので、波形歪やノイズを出しません。

コスト要見積

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相2線
入力電圧
85〜115V
出力電圧
100V
容量
1kVA
出力電流
10A
出力電圧精度・波形
±1%
寸法・質量
210×294×167mm、10kg
特長
モータでスライドトランスを動かす、効率90%以上
公式ページへ
東洋電源機器株式会社

摺動型交流安定化電源 AE-1K-1

100V機器の電圧を一定に保つ

摺動電圧調整器をサーボモータで動かし、出力を一定に保つ交流安定化電源です。入力が定格の±15%で揺れても、出力精度は±1.0%です。単相は100kVAまで、三相の機種もそろえています。

コスト要見積

方式
自動電圧調整器(AVR)
相数
単相
入力電圧
100V、定格電圧±15%
出力電圧
100V
容量
1kVA
出力電圧精度・波形
±1.0%
寸法・質量
180×340×190mm、9kg
特長
サーボモータで摺動電圧調整器を動かす、容量500VA〜200kVA
記載なし
出力電流
公式ページへ

サイリスタ式(電子式)1製品

三井電気精機株式会社

エレクトロスライダー 110S

ヒーター・白熱球の簡易な調整

トライアックとダイアックで電圧を絞る、半導体の簡易型電圧調整器です。100Vを入れて20〜98Vに合わせられ、定格電流は10Aです。白熱球やヒーターの調整向けで、装置に組み込んで使います。

コスト要見積

方式
サイリスタ式(電子式)
入力電圧
100V
出力電圧
20〜98V
出力電流
10A
特長
組み込み式、本体のつまみで操作
記載なし
相数・容量・出力電圧精度・波形・寸法・質量
公式ページへ
Q&A

電圧調整器選びで、よくある疑問

購買担当の疑問電圧調整器(スライダック)の価格は、いくら?

このページの10製品は、どれも公式サイトに値段を出していません。東京精電と栄和電機は、電圧や容量を用途に合わせて作ると案内しています。型式と台数を決めて、メーカーか販売店に見積もりを頼みます。

設備担当の疑問スライダックとAVRの違いは?

スライダック(摺動式)は、つまみやハンドルで出力の電圧を変える機器で、電圧を自動で保つ働きはありません。AVRは入力が揺れても出力を保ちます。東京理工舎のASA-10Ⅱは、入力が85〜115Vでも出力を100V±1%に保ちます。

設備担当の疑問スライダック(スライドトランス)の仕組みは?

東京精電の説明では、摺動電圧調整器はトロイダル変圧器と摺動ブラシと摺動機構でできた変圧器です。刷子の位置で出力の電圧が決まり、東京理工舎のRSA-10は0〜130Vを無段階で変えられます。

設備担当の疑問出力電圧はどこまで変えられる?

単相100V入力の摺動式は、東京理工舎のRSA-10と栄和電機のSP-110Cが0〜130Vです。東京精電のSAT-32-430ATは三相200Vを入れて0〜400Vまで上げられます。三井電気精機のエレクトロスライダー110Sは20〜98Vです。

工場長の疑問三相や大容量の電圧調整器はある?

東京精電のESA-32120Mは三相200Vで41.5kVA・120A、SAT-32-430ATは三相で20.8kVAです。AVRなら、電研精機研究所のPMN型は三相300kVAまで、津田特殊電気のSD-3型は50kVAの標準タイプがあります。

設備担当の疑問サイリスタ式(電子式)と摺動式の違いは?

三井電気精機のエレクトロスライダーは、トライアックとダイアックで電力を絞って電圧を変える簡易型で、白熱球やヒーター向けです。摺動式は変圧器なので、出力の波形が入力とほぼ同じです。ヒーターや白熱球のほかに使うなら、摺動式かAVRを選びます。

施設管理の疑問電圧を電動で変えられる?

東京精電のESA-32120Mは、パネルの押し釦で出力を上げ下げする電動の摺動型です。全回転にかかる時間は約30秒で、出力電圧計が付いています。

工場長の疑問AVRの出力電圧精度は?

東京理工舎のASA-10Ⅱと電研精機研究所のPMN型が±1%、東洋電源機器のAE-1K-1が±1.0%、津田特殊電気のSD-3型が±1.5%以内です。東洋電源機器のAE-1K-1は、入力が定格の±15%で揺れても出力を保ちます。

施設管理の疑問ノイズ対策も一緒にしたい

電研精機研究所のノイズカットAVRは、10kHz〜100MHzのノイズを-40dB以下に落とします。津田特殊電気のSD型は、ノイズフィルタートランスを内蔵した静止型のAVRです。

購買担当の疑問容量(kVA)はどう選ぶ?

使う機器の電圧と電流から容量を決めます。単相100V・10Aなら1kVAで、東京理工舎のRSA-10、栄和電機のSP-110C、東京理工舎のASA-10Ⅱがこの大きさです。東洋電源機器のAEシリーズは500VA〜200kVAまでそろえています。

施設管理の疑問電圧調整器の寿命や手入れは?

津田特殊電気のSD型は静止型のAVRで、消耗部品がありません。電研精機研究所のノイズカットAVRには、45年を越えて動いているものがあります。摺動式は刷子が巻線の上を動く作りなので、点検はメーカーの取扱説明書に沿って行います。

TYPES

電圧調整器の方式の違い

摺動式(スライダック)

環状の鉄心に巻いた巻線の上で刷子を動かし、出力の電圧を変える方式です。スライドトランス・摺動型電圧調整器とも呼びます。出力の波形がほとんど崩れず、瞬時の過電流にも強い作りです。ハンドルを手で回す型のほか、押し釦で動かす電動の型もあります。

向いている使い方

  • 試験・検査用の電源の電圧合わせ
  • ヒーターやランプの電圧調整
  • 入力より高い電圧での試験

根拠:摺動電圧調整器は、トロイダル変圧器と摺動ブラシ及び摺動機構によって構成され出力電圧を 可変出来る変圧器です。(出典2)

この方式の4製品を表で見る

自動電圧調整器(AVR)

入力の電圧が揺れても、出力を決めた値に保つ方式です。モーターでスライドトランスを動かす摺動型と、可動部の無い静止型があります。ノイズを遮断する機能を持たせた機種もあります。

向いている使い方

  • 電圧の揺れる工場の電源の安定化
  • 精密機器・検査装置の電源
  • ノイズ対策を兼ねた電源

根拠:摺動電圧調整器と、サーボモータを含む制御系によって構成された、安定化電源装置です。(出典5)

この方式の5製品を表で見る

サイリスタ式(電子式)

トライアックなどの半導体で電力を絞り、電圧を変える方式です。小さく軽く、装置に組み込みやすい作りです。白熱球やヒーターの調整に向きます。

向いている使い方

  • ヒーターの出力調整
  • 白熱球の調光
  • 装置に組み込む簡易な調整

根拠:双方向サイリスタ(トライアック)とトリガーダイオード(ダイアック)を用いた簡易型電圧調整器、白熱球・ヒーター等に最適です。(出典10)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

電圧調整器の主なメーカー7社

栄和電機株式会社

ケースに入った単相100V用の据置型で、出力は0〜130Vです。

神奈川県

津田特殊電気株式会社

ノイズフィルタートランスを内蔵した静止型の自動電圧調整器です。

大阪府

株式会社電研精機研究所

電圧を一定に保つうえ、高周波ノイズも遮断する自動電圧調整器です。

東京都

東京精電株式会社

三相200Vを入れて、0〜400Vまで上げられる手動の摺動型です。

東京都

株式会社東京理工舎

ケースに入った据え置きの摺動式で、100Vを入れて0〜130Vを無段階で取り出せます。

埼玉県

東洋電源機器株式会社

摺動電圧調整器をサーボモータで動かし、出力を一定に保つ交流安定化電源です。

神奈川県

三井電気精機株式会社

トライアックとダイアックで電圧を絞る、半導体の簡易型電圧調整器です。

千葉県

出典
  1. 東京精電 400V出力 摺動型電圧調整器 SAT-32-430AT
  2. 東京精電 電動操作型 摺動型電圧調整器 ESA-32120M
  3. 東京理工舎 スライドトランス RSA・RSC・RTCシリーズ
  4. 東京理工舎 安定化電源 ASAシリーズ
  5. 東洋電源機器 摺動型交流安定化電源 AEシリーズ
  6. 津田特殊電気 AVR(自動電圧調整器)
  7. 電研精機研究所 ノイズカットAVR PMN型
  8. 栄和電機 電圧調整器 据置型
  9. 栄和電機 定電圧電源装置 据置型
  10. 三井電気精機 エレクトロスライダー
掲載基準

試験・研究・検査の電源や、ヒーター・照明の調整に使う交流の電圧調整器に限ります。手やモーターで電圧を変える摺動式(スライダック・スライドトランス)、出力を一定に保つ自動電圧調整器(AVR)、半導体で電圧を絞るサイリスタ式です。メーカーが自社で作り、公式サイトで今案内している製品で、日本法人のある会社だけを載せています。型式が多いので、1社1〜2製品の代表の型式に絞り、並びは方式ごとに会社の五十音順です。直流安定化電源(別の比較ページ)、電源トランス(別の比較ページ)、ヒーターの温度制御に使うサイリスタ式電力調整器(温度調節器の比較ページ)、周波数も変える交流電源、配電線用の自動電圧調整器、発電機用のAVR、海外旅行用の変圧器、代理店や商社が売る他社製品は除いています。YAMABISHI(ボルトスライダーと自動電圧調整器が今の製品一覧に無い)、日本ヒーター(スライド式電圧調整器TR型を自社で作っているか公式で確かめられない)、スワロー電機(仕様が画像のカタログだけで文字として読めない)、日章工業(公式サイトに電圧調整器の案内が無い)も今回は載せていません。

電圧調整器(スライダック)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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