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GUIDE / SSL-CERTIFICATE

SSLサーバー証明書とは?DV・OV・EVの違いと価格、有効期間の短縮への備え

SSLサーバー証明書のDV・OV・EVの違い、公開されている価格、有効期間の短縮とACMEの自動更新を、各社の公式の案内をもとに整理しました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

SSLサーバー証明書は、通信を暗号化し、運営者のドメインや組織を認証局が証明する電子証明書です。暗号化だけならDV、組織の実在を示すならOV、金融やネットショップなどで最も重い審査を選ぶならEVです。有効期間は2029年に47日まで短くなるので、ACMEで更新を自動にできるかも見ます。

SSLサーバー証明書とは

SSLサーバー証明書は、ブラウザとサーバーの間の通信を暗号化し、Webサイトの運営者を認証局が証明する電子証明書です。TLSサーバー証明書とも呼びます。今使われている技術はTLSで、SSLは主要なブラウザで使えなくなりましたが、呼び名として残っています。

DV・OV・EVの違い

選ぶときは「証明する範囲」「更新の手間」「守るサイトの数」の3つを先に決めます。

  • DVは、ドメイン名の利用権だけを確かめます。発行が早く、FujiSSLは最短1分、クイック認証SSL byGMOは最短2分です。
  • OVは、組織の法的実在性まで確かめます。証明書の情報に組織名が入り、会社のサイトで使います。
  • EVは、世界で統一された厳格な基準で審査します。金融、公共、ネットショップのサイトで使います。

価格の見方

  • DVのFujiSSLは、手動で1年1,430円(税込)、ACMEで1年3,080円(税込)に初回基本料1,650円です。
  • OVのJPRSは、JPDirectで1年49,800円(税抜)⁠で⁠す⁠。セコムパスポート for Webは、1年62,150円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。
  • EVのセコムパスポート for Webは、1年149,600円(税込)⁠で⁠す⁠。グローバル・サーバID EVは、1年275,100円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

税込と税抜が混ざっているので、そろえてから比べます。ワイルドカードやマルチドメインは、多くの製品で別の料金です。

有効期間の短縮と自動更新

最大有効期間は、2026年から200日、2027年から100日、2029年から47日へ短くなります。手作業で更新していると、回数がそのまま手間になります。

  • ACMEを使うと、発行から更新までを自動にできます。
  • JPRSのACME対応版は、DVの証明書だけです。有効期間は88日です。
  • セコムパスポート for Webは、OVとEVのどちらにもACME版があります。有効期間は最長90日です。
  • FujiSSLのEVはACMEを使えず、手動かREST APIで更新します。

無料の証明書で足りるか

Let's Encryptは非営利団体が提供する無料の認証局で、発行はDVだけ、有効期限は90日です。AWSのサービスの上で動かすなら、AWS Certificate Managerの証明書を追加料金なしで使えます。CloudflareのUniversal SSLも無料で、Google CloudのCertificate Managerは1プロジェクトで月100証明書まで無料、Fastly TLSはCertainlyなら5ドメインまで無料です。どれも標準はDVで組織の実在は証明しないので、組織名を示したいサイトにはOVかEVを選びます。

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