口コミを書く

サーバーやクラウドの管理者権限を、誰がいつ使ったか分かるように管理したい、情報システム・セキュリティ・監査の担当の方へ

特権ID管理(PAM)のメーカー10社比較【2026年】

特権ID管理(PAM)は、管理者権限のIDを、
誰がいつ何に使ったか分かるように貸し出す仕組みです。

ABOUT

特権ID管理とは

比較表を見る ↓

特権ID管理(PAM)⁠と⁠は⁠、サーバーやデータベース、クラウドの管理者権限(特権ID)⁠を⁠、
申請と承認を通して貸し出し、操作を記録する仕組みです。
特権アクセス管理、PAMとも呼びます。

製品の特長

  • IDを一か所にまとめる(サーバー・データベース・クラウド)
  • 申請と承認を通して貸し出す(製品により事後承認や多段階承認)
  • 操作を記録して後から確かめる(録画、コマンドのテキストなど)

使うメリット

  • IDの使い回しを減らせる(個人のIDでログインして使う)
  • パスワードを見せずに使わせられる(自動ログインや非表示の運用)
  • 監査の確認が早くなる(申請と操作ログを突き合わせる)

選ぶときに注意すること

  1. 値段の単位が製品で違う。承認者数、ターゲット数、管理対象の台数を先に数える
  2. 録画を残すなら、記録を置く容量も見積もる
  3. 製品を通らない経路が残ると統制が抜ける。ネットワークの制御も一緒に決める
  4. 古いOSや専用機器は、公式の管理対象の一覧で確かめる
  5. クラウド型で社内のシステムを管理するなら、つなぐ経路を先に決める

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる(価格の税区分は各社の記載のまま。税区分の書いていない製品もある)。

LIST

特権ID管理の比較表

特権ID管理(PAM)13製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

自社環境に置く型

5製品
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社Access Check Essentialアクセス制御と操作記録から始める口コミを書く年額87万円定価、税別、管理対象20台以下

アクセス制御と操作の記録に機能を絞った版です。標準的な導入期間は1ヶ月程度で、仮想マシンのイメージで届きます。範囲を広げるときは、SecureCube Access Checkへ移れます。

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
仮想マシンのイメージで納品
接続の仕方
SSH、RDP、SCPの中継
操作の記録
操作の記録
記載なし
管理対象・申請と承認・多要素認証・パスワードの扱い・管理対象側に入れる物
公式ページへ詳細・仕様
NTTテクノクロス株式会社iDoperation PAM On-premises自社環境に置いて月額で使う口コミを書くServerライセンス38,000円〜(月額)、別にTargetライセンス

自社環境に置くオンプレミス版で、ライセンスの料金表を公開しています。Serverライセンスと、管理するターゲット数に応じたTargetライセンスを組み合わせて料金が決まります。ターゲットが多いときは、定額パックも選べます。

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
オンプレミス版
管理対象
OS、ドメインコントローラ、データベース、ハイパーバイザ、クラウドサービスなど
接続の仕方
特権アクセスエージェント、資格情報貸出
操作の記録
操作ログ点検はiDoperation SCのオプション
記載なし
申請と承認・多要素認証・パスワードの扱い・管理対象側に入れる物
公式ページへ詳細・仕様
ゾーホージャパン株式会社ManageEngine PAM360SSH鍵やSSL証明書もまとめて扱う口コミを書く年間176.1万円〜税別、5アドミニストレーター、25キーの場合

特権アカウントとセッションの管理に加え、SSHとSSLの管理まで一つで扱えます。公式の価格表で年間176.1万円から載っていて、見積もりの前に費用をつかめます。価格はすべて税別です。

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
Windows Server、Linuxに導入
管理対象
Windows、Linux、AWS、データベース、クラウドサービス、K8、ネットワークデバイスなど
接続の仕方
RDP、VNC、SSH、SQL、HTML5ブラウザー
操作の記録
セッションの記録、監視、終了、再生
申請と承認
承認ワークフロー
パスワードの扱い
パスワードのローテーションをスケジュール
記載なし
多要素認証・管理対象側に入れる物
公式ページへ詳細・仕様
ゾーホージャパン株式会社ManageEngine Password Manager Pro承認者数で決まる料金で入れる口コミを書く年間107.8万円〜⁠⁠⁠⁠税別

料金が承認者(管理者)の数で決まり、年間107.8万円から入れます。パスワードを見せないまま、ブラウザーから対象の機器へログオンさせられます。価格はすべて税別です。

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
Windows Server、Linuxに導入
接続の仕方
踏み台としてブラウザーからログオン
操作の記録
セッションのリアルタイム監視、録画
申請と承認
申請、承認フロー
多要素認証
電話認証、トークンなどの2段階認証
パスワードの扱い
非表示のままログオン
管理対象側に入れる物
エージェントあり、なしの両方
記載なし
管理対象
公式ページへ詳細・仕様
株式会社大和総研D-Suite PAM今の申請の仕組みをそのまま活かす口コミを書く要見積

金融業界のシステム運用の現場で生まれた特権ID管理のシステムです。今あるワークフロー製品で承認した作業だけに、アクセスを絞れます。お客様側でサーバを建てないSaaS型は、公式に準備中とあります。

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
自社環境にサーバを導入
管理対象
サーバ、ネットワーク機器、クラウドの管理コンソール
接続の仕方
ゲートウェイ方式、ブラウザのアドオン
操作の記録
Linuxはテキスト、Windowsは動画、Webは静止画
申請と承認
ワークフロー製品と連携
パスワードの扱い
パスワードの隠蔽
管理対象側に入れる物
不要
記載なし
多要素認証
公式ページへ詳細・仕様

クラウドで使う型

2製品
NTTテクノクロス株式会社iDoperation PAM Cloud簡易なPAMから監査向けまで選ぶ口コミを書く基本料金174,000円〜(月額)、年間一括前払い、別にターゲット料金など

簡易なPAMからコンプライアンス向けまで、目的別に4つのエディションを選べるクラウド版です。料金は基本料金、ターゲット料金、ストレージ料金、オプション料金の合計で決まります。操作録画を使わないなら、ストレージ料金はかかりません。

提供形態
クラウドで使う型
提供形態
クラウド版
管理対象
OS、クラウドサービス、データベース、アプリケーション、ディレクトリサービス、ネットワーク機器、コンテナなど
接続の仕方
ゲートウェイ経由、PAM Agent経由
操作の記録
ゲートウェイでのセッション録画、SC Agentでの操作点検
申請と承認
ワークフローでアクセス権限を付与
パスワードの扱い
パスワードの自動変更
記載なし
多要素認証・管理対象側に入れる物
公式ページへ詳細・仕様
Keeper Security APAC株式会社KeeperPAMパスワード管理と一緒に入れる口コミを書く要見積

パスワード管理、シークレット管理、接続管理を一つの画面にまとめたクラウドネイティブの製品です。ファイアウォールを変えずに、ゲートウェイを通して各環境へ入れます。セッションは画面とキーボードの操作を記録します。

提供形態
クラウドで使う型
提供形態
クラウドネイティブ
管理対象
マシン、データベース、ディレクトリ、アカウントなど
接続の仕方
ゼロトラストゲートウェイ
操作の記録
SSH、RDP、VNC、データベース、ブラウザの操作
多要素認証
MFAをインフラに適用
パスワードの扱い
認証情報の自動ローテーション
記載なし
申請と承認・管理対象側に入れる物
公式ページへ詳細・仕様

両方から選べる型

1製品
エンカレッジ・テクノロジ株式会社ESS AdminONEアクセス制御の方式を3つから選ぶ口コミを書く要見積

アクセス制御をアカウント・パスワード管理、ネットワーク制御、SAML認証制御の3つの方式から選べる特権ID管理ツールです。管理サーバーは自社環境に置くソフトウェア版と、同社が運用するクラウド版から選びます。管理対象のシステムの規模や要件に合わせて4つのエディションがあります。

提供形態
両方から選べる型
提供形態
ソフトウェア版、クラウド版
管理対象
Windows Server、Linux、データベース、AWS、Azureなど
接続の仕方
アカウント・パスワード管理方式、ネットワーク制御方式、SAML認証制御方式
操作の記録
操作ログ取得、不正コマンド実行の検出
申請と承認
申請承認ワークフロー
多要素認証
ワンタイムパスワード、IdPとのSAML連携
管理対象側に入れる物
基本は不要
記載なし
パスワードの扱い
公式ページへ詳細・仕様

提供形態を製品ページに書いていないもの

5製品
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社SecureCube Access Check端末に何も入れず中継で管理する口コミを書く要見積

端末にも管理対象の機器にもソフトウェアを入れない、ゲートウェイ型の特権ID管理ツールです。いつも使う作業用のツールをそのまま使えます。事後承認や多段階承認など、自社のルールに合わせて申請の流れを組めます。

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
サーバ、ネットワーク機器、クラウドサービスなど
接続の仕方
ゲートウェイ型
操作の記録
操作をログに記録、ログは暗号化
申請と承認
事後承認、多段階承認
多要素認証
二要素認証はオプション
パスワードの扱い
開示せず自動ログイン、一時払い出し
管理対象側に入れる物
不要
記載なし
提供形態
公式ページへ詳細・仕様
Okta Japan株式会社Okta Privileged AccessOktaのログインをサーバーへ広げる口コミを書く要見積

SSOをLinuxとWindowsのサーバーへ広げ、固定のSSHキーやパスワードを減らせます。承認はマルチレベルで組めて、期限付きで許可を出せます。SSHとRDPのセッションも記録します。

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
LinuxとWindowsのサーバー、SaaSのサービスアカウント
接続の仕方
SSH、RDP
操作の記録
SSHとRDPのセッションを記録
申請と承認
複数ステップの承認、期限付きの承認期間
パスワードの扱い
計画的なローテーション
記載なし
提供形態・多要素認証・管理対象側に入れる物
公式ページへ詳細・仕様
QueryPie AI合同会社QueryPie ACPDBとKubernetesも一緒に統制する口コミを書く要見積

データベース、サーバー、Kubernetes、Webアプリケーションのアクセス制御を一つの基盤に集めています。種類ごとにDAC、SAC、KAC、WACの機能を持ちます。WACはログとスクリーンショットを取り、機密データを隠せます。

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
データベース、サーバー、Kubernetes、Webアプリケーション
接続の仕方
DAC、SAC、KAC、WACなどの種類別に制御
操作の記録
セッションを再生、Webはログとスクリーンショット
申請と承認
承認の機能あり
記載なし
提供形態・多要素認証・パスワードの扱い・管理対象側に入れる物
公式ページへ詳細・仕様
日本マイクロソフト株式会社Microsoft Entra Privileged Identity ManagementEntra IDとAzureの権限を絞る口コミを書く要見積

管理者の権限を常に持たせず、必要なときに時間を決めて有効にします。有効にするときに、承認、多要素認証、理由の入力を求められます。使うにはライセンスが必要です。

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
Microsoft Entra ID、Azure、Microsoft 365、Intuneなど
接続の仕方
Just-In-Timeでロールを有効にする
操作の記録
監査履歴をダウンロード
申請と承認
ロールの有効化に承認を要求
多要素認証
ロールの有効化に多要素認証を強制
記載なし
提供形態・パスワードの扱い・管理対象側に入れる物
公式ページへ詳細・仕様
パロアルトネットワークス株式会社Idira PAM常設の権限をなくしたい口コミを書く要見積

作業のあいだだけ権限を作り、終わると自動で捨てるので、使われない認証情報が残りません。クラウドとKubernetesには、エージェントなしで仲介して接続します。セッションは分離して記録し、AIの要約で異常なコマンドを示します。

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
AWS、Azure、GCP、Kubernetes、SaaSなど
接続の仕方
仲介されたアクセス、JIT権限
操作の記録
機密セッションを分離して記録、AIで要約
パスワードの扱い
ボールティング、ゼロスタンディング権限
管理対象側に入れる物
クラウドとKubernetesはエージェントレス
記載なし
提供形態・申請と承認・多要素認証
公式ページへ詳細・仕様

自社環境に置く型5製品

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

Access Check Essential

アクセス制御と操作記録から始める

アクセス制御と操作の記録に機能を絞った版です。標準的な導入期間は1ヶ月程度で、仮想マシンのイメージで届きます。範囲を広げるときは、SecureCube Access Checkへ移れます。

コスト年額87万円定価、税別、管理対象20台以下

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
仮想マシンのイメージで納品
接続の仕方
SSH、RDP、SCPの中継
操作の記録
操作の記録
記載なし
管理対象・申請と承認・多要素認証・パスワードの扱い・管理対象側に入れる物
公式ページへ
NTTテクノクロス株式会社

iDoperation PAM On-premises

自社環境に置いて月額で使う

自社環境に置くオンプレミス版で、ライセンスの料金表を公開しています。Serverライセンスと、管理するターゲット数に応じたTargetライセンスを組み合わせて料金が決まります。ターゲットが多いときは、定額パックも選べます。

コストServerライセンス38,000円〜(月額)、別にTargetライセンス

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
オンプレミス版
管理対象
OS、ドメインコントローラ、データベース、ハイパーバイザ、クラウドサービスなど
接続の仕方
特権アクセスエージェント、資格情報貸出
操作の記録
操作ログ点検はiDoperation SCのオプション
記載なし
申請と承認・多要素認証・パスワードの扱い・管理対象側に入れる物
公式ページへ
ゾーホージャパン株式会社

ManageEngine PAM360

SSH鍵やSSL証明書もまとめて扱う

特権アカウントとセッションの管理に加え、SSHとSSLの管理まで一つで扱えます。公式の価格表で年間176.1万円から載っていて、見積もりの前に費用をつかめます。価格はすべて税別です。

コスト年間176.1万円〜税別、5アドミニストレーター、25キーの場合

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
Windows Server、Linuxに導入
管理対象
Windows、Linux、AWS、データベース、クラウドサービス、K8、ネットワークデバイスなど
接続の仕方
RDP、VNC、SSH、SQL、HTML5ブラウザー
操作の記録
セッションの記録、監視、終了、再生
申請と承認
承認ワークフロー
パスワードの扱い
パスワードのローテーションをスケジュール
記載なし
多要素認証・管理対象側に入れる物
公式ページへ
ゾーホージャパン株式会社

ManageEngine Password Manager Pro

承認者数で決まる料金で入れる

料金が承認者(管理者)の数で決まり、年間107.8万円から入れます。パスワードを見せないまま、ブラウザーから対象の機器へログオンさせられます。価格はすべて税別です。

コスト年間107.8万円〜⁠⁠⁠⁠税別

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
Windows Server、Linuxに導入
接続の仕方
踏み台としてブラウザーからログオン
操作の記録
セッションのリアルタイム監視、録画
申請と承認
申請、承認フロー
多要素認証
電話認証、トークンなどの2段階認証
パスワードの扱い
非表示のままログオン
管理対象側に入れる物
エージェントあり、なしの両方
記載なし
管理対象
公式ページへ
株式会社大和総研

D-Suite PAM

今の申請の仕組みをそのまま活かす

金融業界のシステム運用の現場で生まれた特権ID管理のシステムです。今あるワークフロー製品で承認した作業だけに、アクセスを絞れます。お客様側でサーバを建てないSaaS型は、公式に準備中とあります。

コスト要見積

提供形態
自社環境に置く型
提供形態
自社環境にサーバを導入
管理対象
サーバ、ネットワーク機器、クラウドの管理コンソール
接続の仕方
ゲートウェイ方式、ブラウザのアドオン
操作の記録
Linuxはテキスト、Windowsは動画、Webは静止画
申請と承認
ワークフロー製品と連携
パスワードの扱い
パスワードの隠蔽
管理対象側に入れる物
不要
記載なし
多要素認証
公式ページへ

クラウドで使う型2製品

NTTテクノクロス株式会社

iDoperation PAM Cloud

簡易なPAMから監査向けまで選ぶ

簡易なPAMからコンプライアンス向けまで、目的別に4つのエディションを選べるクラウド版です。料金は基本料金、ターゲット料金、ストレージ料金、オプション料金の合計で決まります。操作録画を使わないなら、ストレージ料金はかかりません。

コスト基本料金174,000円〜(月額)、年間一括前払い、別にターゲット料金など

提供形態
クラウドで使う型
提供形態
クラウド版
管理対象
OS、クラウドサービス、データベース、アプリケーション、ディレクトリサービス、ネットワーク機器、コンテナなど
接続の仕方
ゲートウェイ経由、PAM Agent経由
操作の記録
ゲートウェイでのセッション録画、SC Agentでの操作点検
申請と承認
ワークフローでアクセス権限を付与
パスワードの扱い
パスワードの自動変更
記載なし
多要素認証・管理対象側に入れる物
公式ページへ
Keeper Security APAC株式会社

KeeperPAM

パスワード管理と一緒に入れる

パスワード管理、シークレット管理、接続管理を一つの画面にまとめたクラウドネイティブの製品です。ファイアウォールを変えずに、ゲートウェイを通して各環境へ入れます。セッションは画面とキーボードの操作を記録します。

コスト要見積

提供形態
クラウドで使う型
提供形態
クラウドネイティブ
管理対象
マシン、データベース、ディレクトリ、アカウントなど
接続の仕方
ゼロトラストゲートウェイ
操作の記録
SSH、RDP、VNC、データベース、ブラウザの操作
多要素認証
MFAをインフラに適用
パスワードの扱い
認証情報の自動ローテーション
記載なし
申請と承認・管理対象側に入れる物
公式ページへ

両方から選べる型1製品

エンカレッジ・テクノロジ株式会社

ESS AdminONE

アクセス制御の方式を3つから選ぶ

アクセス制御をアカウント・パスワード管理、ネットワーク制御、SAML認証制御の3つの方式から選べる特権ID管理ツールです。管理サーバーは自社環境に置くソフトウェア版と、同社が運用するクラウド版から選びます。管理対象のシステムの規模や要件に合わせて4つのエディションがあります。

コスト要見積

提供形態
両方から選べる型
提供形態
ソフトウェア版、クラウド版
管理対象
Windows Server、Linux、データベース、AWS、Azureなど
接続の仕方
アカウント・パスワード管理方式、ネットワーク制御方式、SAML認証制御方式
操作の記録
操作ログ取得、不正コマンド実行の検出
申請と承認
申請承認ワークフロー
多要素認証
ワンタイムパスワード、IdPとのSAML連携
管理対象側に入れる物
基本は不要
記載なし
パスワードの扱い
公式ページへ

提供形態を製品ページに書いていないもの5製品

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

SecureCube Access Check

端末に何も入れず中継で管理する

端末にも管理対象の機器にもソフトウェアを入れない、ゲートウェイ型の特権ID管理ツールです。いつも使う作業用のツールをそのまま使えます。事後承認や多段階承認など、自社のルールに合わせて申請の流れを組めます。

コスト要見積

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
サーバ、ネットワーク機器、クラウドサービスなど
接続の仕方
ゲートウェイ型
操作の記録
操作をログに記録、ログは暗号化
申請と承認
事後承認、多段階承認
多要素認証
二要素認証はオプション
パスワードの扱い
開示せず自動ログイン、一時払い出し
管理対象側に入れる物
不要
記載なし
提供形態
公式ページへ
Okta Japan株式会社

Okta Privileged Access

Oktaのログインをサーバーへ広げる

SSOをLinuxとWindowsのサーバーへ広げ、固定のSSHキーやパスワードを減らせます。承認はマルチレベルで組めて、期限付きで許可を出せます。SSHとRDPのセッションも記録します。

コスト要見積

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
LinuxとWindowsのサーバー、SaaSのサービスアカウント
接続の仕方
SSH、RDP
操作の記録
SSHとRDPのセッションを記録
申請と承認
複数ステップの承認、期限付きの承認期間
パスワードの扱い
計画的なローテーション
記載なし
提供形態・多要素認証・管理対象側に入れる物
公式ページへ
QueryPie AI合同会社

QueryPie ACP

DBとKubernetesも一緒に統制する

データベース、サーバー、Kubernetes、Webアプリケーションのアクセス制御を一つの基盤に集めています。種類ごとにDAC、SAC、KAC、WACの機能を持ちます。WACはログとスクリーンショットを取り、機密データを隠せます。

コスト要見積

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
データベース、サーバー、Kubernetes、Webアプリケーション
接続の仕方
DAC、SAC、KAC、WACなどの種類別に制御
操作の記録
セッションを再生、Webはログとスクリーンショット
申請と承認
承認の機能あり
記載なし
提供形態・多要素認証・パスワードの扱い・管理対象側に入れる物
公式ページへ
日本マイクロソフト株式会社

Microsoft Entra Privileged Identity Management

Entra IDとAzureの権限を絞る

管理者の権限を常に持たせず、必要なときに時間を決めて有効にします。有効にするときに、承認、多要素認証、理由の入力を求められます。使うにはライセンスが必要です。

コスト要見積

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
Microsoft Entra ID、Azure、Microsoft 365、Intuneなど
接続の仕方
Just-In-Timeでロールを有効にする
操作の記録
監査履歴をダウンロード
申請と承認
ロールの有効化に承認を要求
多要素認証
ロールの有効化に多要素認証を強制
記載なし
提供形態・パスワードの扱い・管理対象側に入れる物
公式ページへ
パロアルトネットワークス株式会社

Idira PAM

常設の権限をなくしたい

作業のあいだだけ権限を作り、終わると自動で捨てるので、使われない認証情報が残りません。クラウドとKubernetesには、エージェントなしで仲介して接続します。セッションは分離して記録し、AIの要約で異常なコマンドを示します。

コスト要見積

提供形態
提供形態を製品ページに書いていないもの
管理対象
AWS、Azure、GCP、Kubernetes、SaaSなど
接続の仕方
仲介されたアクセス、JIT権限
操作の記録
機密セッションを分離して記録、AIで要約
パスワードの扱い
ボールティング、ゼロスタンディング権限
管理対象側に入れる物
クラウドとKubernetesはエージェントレス
記載なし
提供形態・申請と承認・多要素認証
公式ページへ
Q&A

特権ID管理選びで、よくある疑問

購買担当の疑問特権ID管理ツールの価格は、いくら?

公式に価格を出している製品では、Access Check Essentialが管理対象20台以下で年額87万円(税別)、Password Manager Proが年間107.8万円から(税別)、PAM360が年間176.1万円から(税別)⁠で⁠す⁠。iDoperation PAM Cloudは基本料金が月額174,000円からで、別にターゲット料金がかかります。ほかの製品は見積もりです。

設備担当の疑問特権ID管理(PAM)⁠と⁠は⁠?ID管理との違いは?

管理者権限のIDを貸し出し、使った記録を残す仕組みです。一般の社員のIDを扱うID管理と違い、サーバーやデータベース、クラウドの管理者のIDに絞って、申請、承認、操作の記録までを扱います。

設備担当の疑問PAMの種類と違いは?

管理サーバーの置き場所で分かれます。D-Suite PAMやPAM360は自社環境に置き、KeeperPAMやiDoperation PAM Cloudはクラウドで使います。ESS AdminONEは、ソフトウェア版とクラウド版を選べます。

設備担当の疑問ゲートウェイ型とエージェント型の違いは?

ゲートウェイ型は、中継のサーバーを通して対象へ入ります。SecureCube Access CheckとD-Suite PAMは、管理対象の機器に何も入れずに使えます。iDoperation PAM Cloudはゲートウェイ経由とPAM Agent経由の両方を使えます。

施設管理の疑問パスワードを担当者に見せずに使わせられる?

使わせられます。SecureCube Access CheckとPassword Manager Proは、パスワードを見せないまま対象へ自動でログインさせられます。D-Suite PAMは個人のIDでログインし、作業を選ぶと対象へ入ります。

工場長の疑問操作の録画やログはどこまで残せる?

製品で違います。D-Suite PAMはLinuxをテキスト、Windowsを動画、Webを静止画で残します。KeeperPAMはSSH、RDP、VNC、データベース、ブラウザの操作を記録します。Access Check Essentialは操作の記録に機能を絞っています。

設備担当の疑問クラウドの管理者権限も管理できる?

できます。ESS AdminONEはAWSのIAMユーザーとEntra IDを管理します。D-Suite PAMはAWS、Azure、OCIの管理コンソールを扱います。Microsoft Entra Privileged Identity ManagementはEntra IDとAzureなどのロールを時間で区切って渡します。

総務の疑問導入にはどのくらいかかる?

公式に期間を書いているのはAccess Check Essentialで、標準的な導入期間は1ヶ月程度です。仮想マシンのイメージで届きます。ほかの製品は、管理対象の数と申請の流れで変わるので、見積もりのときに確かめます。

経営者の疑問外資と国産のどちらを選ぶ?

今の申請の流れに合わせるなら、申請と承認の細かな設定を公式に書く製品から見ます。SecureCube Access Checkは事後承認や多段階承認を組めます。D-Suite PAMは今のワークフロー製品と連携します。Idira PAMやOkta Privileged Accessは、常設の権限を減らす使い方を前に出しています。

設備担当の疑問常設の特権をなくすJITとは?

必要なときだけ権限を持たせる考え方です。Idira PAMは作業のあいだだけ権限を作り、終わると自動で捨てます。Microsoft Entra Privileged Identity Managementは、ロールを有効にするときに承認や多要素認証を求められます。

TYPES

特権ID管理の提供形態の違い

自社環境に置く型

管理サーバーを自社のサーバーや仮想環境に置く型です。ログや認証情報を自社の環境の中に置けます。サーバーの運用とバージョンアップは自社で受け持ちます。

向いている使い方

  • ログを社外に置きたくない
  • 社内のネットワークに閉じたシステムを管理する
  • 仮想環境に入れて試してから広げる

根拠:ゲートウェイ方式を採用しているため、お客様環境へのS2Aサーバの導入を行うだけで利用でき、管理対象システムへのエージェントのインストールが不要です。(出典8)

この提供形態の5製品を表で見る

クラウドで使う型

管理の基盤をクラウドのサービスとして使う型です。管理サーバーを自社で建てません。社内のシステムにつなぐときは、ゲートウェイを置くなどして経路を作ります。

向いている使い方

  • 管理サーバーの運用を増やしたくない
  • 小さく始めて管理対象を増やす
  • クラウドやSaaSの管理者IDが多い

根拠:KeeperPAMはクラウドネイティブのゼロ知識プラットフォームであり(出典9)

この提供形態の2製品を表で見る

両方から選べる型

同じ製品で、自社環境に置くソフトウェア版とクラウド版を選べる型です。ESS AdminONEは、クラウド版でもソフトウェア版と機能の差がありません。

向いている使い方

  • 置き場所をあとで見直す可能性がある
  • 機能をそろえたまま運用を任せたい
  • 拠点やシステムで事情が違う

根拠:ソフトウェア提供 によりお客様環境に構築する方式と、弊社で環境をご用意し、ご利用いただく クラウド提供方式 からご選択いただけます。(出典4)

この提供形態の1製品を表で見る
MAKERS

特権ID管理の主なメーカー10社

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

アクセス制御と操作の記録に機能を絞った版です。

東京都

NTTテクノクロス株式会社

自社環境に置くオンプレミス版で、ライセンスの料金表を公開しています。

東京都

エンカレッジ・テクノロジ株式会社

アクセス制御をアカウント・パスワード管理、ネットワーク制御、SAML認証制御の3つの方式から選べる特権ID管理ツールです。

東京都

Okta Japan株式会社

SSOをLinuxとWindowsのサーバーへ広げ、固定のSSHキーやパスワードを減らせます。

東京都

Keeper Security APAC株式会社

パスワード管理、シークレット管理、接続管理を一つの画面にまとめたクラウドネイティブの製品です。

東京都

QueryPie AI合同会社

データベース、サーバー、Kubernetes、Webアプリケーションのアクセス制御を一つの基盤に集めています。

東京都

ゾーホージャパン株式会社

特権アカウントとセッションの管理に加え、SSHとSSLの管理まで一つで扱えます。

神奈川県

株式会社大和総研

金融業界のシステム運用の現場で生まれた特権ID管理のシステムです。

東京都

日本マイクロソフト株式会社

管理者の権限を常に持たせず、必要なときに時間を決めて有効にします。

東京都

パロアルトネットワークス株式会社

作業のあいだだけ権限を作り、終わると自動で捨てるので、使われない認証情報が残りません。

東京都

出典
  1. SecureCube Access Check
  2. Access Check Essential
  3. iDoperation PAM ⁠⁠⁠⁠⁠⁠価格
  4. ESS AdminONE 構成と稼働要件
  5. ESS AdminONE Cloud
  6. Password Manager Pro
  7. PAM360
  8. D-Suite PAM
  9. KeeperPAM
  10. Microsoft Entra Privileged Identity Management
  11. Okta Privileged Access
  12. Idira PAM
  13. QueryPie ACP
掲載基準

企業がサーバー・データベース・ネットワーク機器・クラウドの特権IDを管理するために使う、自社で開発または自社ブランドで提供する製品を載せました。外資は、日本語の公式ページで日本の法人を確かめた会社だけです。ZTNA(ztna)は社内アプリへの接続の比較で、ここでは特権IDの貸し出しと操作の記録を主な役目にする製品に絞りました。除いた会社は、公式の日本語ページで日本の法人を確かめられなかったBeyondTrust、Delinea、WALLIX、Saviynt、公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられなかったOne Identity、公式に「Delineaを活用した」とあるIBM Verify 特権 ID、ZTNAの比較に載せたIIJ Safous 特権リモートアクセスです。提供形態を製品ページに書いていない製品は「提供形態を製品ページに書いていないもの」に入れました。

特権ID管理(PAM)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉