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工場のネットワークと生産設備のセキュリティを担当する方へ

工場向けOTセキュリティのメーカー6社比較【2026年】

工場向けOTセキュリティは、工場のネットワークと生産設備を、サイバー攻撃から守る製品です。

ABOUT

工場向けOTセキュリティとは

比較表を見る ↓

工場向けOTセキュリティとは、工場の生産設備と制御系のネットワークを、サイバー攻撃から守る製品です。
OTセキュリティのOTは、設備を動かす技術(オペレーショナルテクノロジー)を指します。

製品の特長

  • 通信を見る型、通信を止める型、端末を守る型がある
  • 設備の専用プロトコルを読めるIT向けの製品との大きな違い
  • 生産を止めない作り受動の監視やハードウェアバイパス

使うメリット

  • つながっている設備を一覧にできる
  • パッチを当てられない設備を手前で守れる
  • 工場の異常を社内のセキュリティ監視につなげられる連携先は製品で違う

選ぶときに注意すること

  1. 金額を公式に出している製品がないので、見積もりで比べる
  2. 通信を止める型は、故障したときの動きを確かめてから入れる
  3. アクティブな問い合わせを使う製品は、対象の設備で試してから有効にする
  4. 古い端末は、使えるOSを型番ごとに確かめる

※仕様と価格は各社の公式の製品ページ・データシートによる。通信監視型・通信遮断型・端末防御型の分け方はこのページの整理による。

LIST

工場向けOTセキュリティの比較表

工場向けOTセキュリティ7製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

通信監視型

3製品
シスコシステムズ合同会社Cisco Cyber Visionシスコの産業用機器を使う工場口コミを書く要見積

シスコの産業用スイッチとルーターの中でセンサーを動かせるのが違いです。専用の機器を足さずに、配下の設備と通信を見られます。ソフトを動かせない機器があるラインでは、ハードウェア、VM、Dockerのセンサーを使います。

方式
通信監視型
守る先
ネットワークにつながる生産設備
置き方
シスコのスイッチ、ルーターで有効化
見つけ方・止め方
受動の監視とアクティブディスカバリ
産業プロトコル
産業用制御プロトコルをDPIで解読
環境・性能
オンプレミス、AWS、Azure
つなぐ製品
Splunk、QRadar
記載なし
認証
公式ページへ詳細・仕様
Tenable Network Security Japan株式会社Tenable One OT Exposure脆弱性の管理をOTまで広げたい口コミを書く要見積

ファームウェアや既知の脆弱性まで機器ごとに洗い出すのが違いです。受動の監視に、機器の言葉で尋ねるアクティブクエリを足して情報を集めます。IT側のTenable Security Centerと合わせて見られます。

方式
通信監視型
守る先
OT、IoT、ITの資産
見つけ方・止め方
受動の監視と安全なアクティブクエリ
産業プロトコル
産業用プロトコルで機器を識別
つなぐ製品
Tenable Security Center
記載なし
置き方・環境・性能・認証
公式ページへ詳細・仕様
パロアルトネットワークス株式会社Industrial OT Securityセンサーを増やさず資産を見たい口コミを書く要見積

追加のセンサーなしでOT資産を見える形にするとうたうのが違いです。管理していない機器も含めて、リスクを自動で評価して優先順位を付けます。必要な構成は公式に細かく出ていないので、自社の機器で確かめます。

方式
通信監視型
守る先
管理対象と管理対象外のOTデバイス
置き方
追加のセンサー不要
見つけ方・止め方
AIの検出機能で継続して可視化
記載なし
産業プロトコル・環境・性能・つなぐ製品・認証
公式ページへ詳細・仕様

通信遮断型

3製品
TXOne Networks Japan産業用IPS EdgeIPS 103重要な機器を1台ずつ守りたい口コミを書く要見積

重要な機器を1台ずつ守る1対1のIPSです。DINレールに付けられ、脅威防止の処理性能は850Mbpsです。ファンや動く部品のない作りです。

方式
通信遮断型
守る先
重要な機器1台
置き方
DINレールに取り付け
見つけ方・止め方
1対1のIPS
環境・性能
脅威防止850Mbps
記載なし
産業プロトコル・つなぐ製品・認証
公式ページへ詳細・仕様
フォーティネットジャパン合同会社FortiGate Rugged 50G-⁠5GITと同じ管理でOTを守りたい口コミを書く要見積

IT側のFortiGateと同じFortiOSで動く高耐久の次世代ファイアウォールです。温度や湿度の変化、衝撃、振動のある現場に置けます。脅威防御の処理性能は1.1Gbpsです。

方式
通信遮断型
守る先
OTのネットワーク
置き方
過酷な環境向けの専用アプライアンス
見つけ方・止め方
次世代ファイアウォール(FortiOS)
産業プロトコル
OTの業界標準とプロトコルに準拠
環境・性能
脅威防御1.1Gbps
記載なし
つなぐ製品・認証
公式ページへ詳細・仕様
Moxa Japan合同会社産業用セキュアルーター EDR-G9010ライン間を1台で分けて守りたい口コミを書く要見積

ルーター、ファイアウォール、VPN、スイッチを10ポートの1台にまとめたのが違いです。IEC 62443-4-2のセキュリティレベル2の認証を取っています。-Tモデルは-40〜75℃の現場で使えます。

方式
通信遮断型
守る先
ゾーン間のネットワーク通信
置き方
10ポートのルーター兼ファイアウォール
見つけ方・止め方
IPS、IDS、DPI、VPN
産業プロトコル
産業用プロトコルをDPIで検査
環境・性能
-40〜75℃(-Tモデル)
認証
IEC 62443-4-2 セキュリティレベル2
記載なし
つなぐ製品
公式ページへ詳細・仕様

端末防御型

1製品
TXOne Networks JapanStellar Protect古いWindowsの端末を守りたい口コミを書く要見積

Windows 2000からWindows 11まで同じ製品で守れるのが違いです。許可したアプリだけを動かすロックダウンで、脅威を実行前に止めます。余力の少ない端末にはKiosk Editionを使います。

方式
端末防御型
守る先
OTのエンドポイント
置き方
端末にICS EditionかKiosk Editionを入れる
見つけ方・止め方
アプリケーションロックダウン、USB制御
環境・性能
Windows 2000〜Windows 11
記載なし
産業プロトコル・つなぐ製品・認証
公式ページへ詳細・仕様

通信監視型3製品

シスコシステムズ合同会社

Cisco Cyber Vision

シスコの産業用機器を使う工場

シスコの産業用スイッチとルーターの中でセンサーを動かせるのが違いです。専用の機器を足さずに、配下の設備と通信を見られます。ソフトを動かせない機器があるラインでは、ハードウェア、VM、Dockerのセンサーを使います。

コスト要見積

方式
通信監視型
守る先
ネットワークにつながる生産設備
置き方
シスコのスイッチ、ルーターで有効化
見つけ方・止め方
受動の監視とアクティブディスカバリ
産業プロトコル
産業用制御プロトコルをDPIで解読
環境・性能
オンプレミス、AWS、Azure
つなぐ製品
Splunk、QRadar
記載なし
認証
公式ページへ
Tenable Network Security Japan株式会社

Tenable One OT Exposure

脆弱性の管理をOTまで広げたい

ファームウェアや既知の脆弱性まで機器ごとに洗い出すのが違いです。受動の監視に、機器の言葉で尋ねるアクティブクエリを足して情報を集めます。IT側のTenable Security Centerと合わせて見られます。

コスト要見積

方式
通信監視型
守る先
OT、IoT、ITの資産
見つけ方・止め方
受動の監視と安全なアクティブクエリ
産業プロトコル
産業用プロトコルで機器を識別
つなぐ製品
Tenable Security Center
記載なし
置き方・環境・性能・認証
公式ページへ
パロアルトネットワークス株式会社

Industrial OT Security

センサーを増やさず資産を見たい

追加のセンサーなしでOT資産を見える形にするとうたうのが違いです。管理していない機器も含めて、リスクを自動で評価して優先順位を付けます。必要な構成は公式に細かく出ていないので、自社の機器で確かめます。

コスト要見積

方式
通信監視型
守る先
管理対象と管理対象外のOTデバイス
置き方
追加のセンサー不要
見つけ方・止め方
AIの検出機能で継続して可視化
記載なし
産業プロトコル・環境・性能・つなぐ製品・認証
公式ページへ

通信遮断型3製品

TXOne Networks Japan

産業用IPS EdgeIPS 103

重要な機器を1台ずつ守りたい

重要な機器を1台ずつ守る1対1のIPSです。DINレールに付けられ、脅威防止の処理性能は850Mbpsです。ファンや動く部品のない作りです。

コスト要見積

方式
通信遮断型
守る先
重要な機器1台
置き方
DINレールに取り付け
見つけ方・止め方
1対1のIPS
環境・性能
脅威防止850Mbps
記載なし
産業プロトコル・つなぐ製品・認証
公式ページへ
フォーティネットジャパン合同会社

FortiGate Rugged 50G-⁠5G

ITと同じ管理でOTを守りたい

IT側のFortiGateと同じFortiOSで動く高耐久の次世代ファイアウォールです。温度や湿度の変化、衝撃、振動のある現場に置けます。脅威防御の処理性能は1.1Gbpsです。

コスト要見積

方式
通信遮断型
守る先
OTのネットワーク
置き方
過酷な環境向けの専用アプライアンス
見つけ方・止め方
次世代ファイアウォール(FortiOS)
産業プロトコル
OTの業界標準とプロトコルに準拠
環境・性能
脅威防御1.1Gbps
記載なし
つなぐ製品・認証
公式ページへ
Moxa Japan合同会社

産業用セキュアルーター EDR-G9010

ライン間を1台で分けて守りたい

ルーター、ファイアウォール、VPN、スイッチを10ポートの1台にまとめたのが違いです。IEC 62443-4-2のセキュリティレベル2の認証を取っています。-Tモデルは-40〜75℃の現場で使えます。

コスト要見積

方式
通信遮断型
守る先
ゾーン間のネットワーク通信
置き方
10ポートのルーター兼ファイアウォール
見つけ方・止め方
IPS、IDS、DPI、VPN
産業プロトコル
産業用プロトコルをDPIで検査
環境・性能
-40〜75℃(-Tモデル)
認証
IEC 62443-4-2 セキュリティレベル2
記載なし
つなぐ製品
公式ページへ

端末防御型1製品

TXOne Networks Japan

Stellar Protect

古いWindowsの端末を守りたい

Windows 2000からWindows 11まで同じ製品で守れるのが違いです。許可したアプリだけを動かすロックダウンで、脅威を実行前に止めます。余力の少ない端末にはKiosk Editionを使います。

コスト要見積

方式
端末防御型
守る先
OTのエンドポイント
置き方
端末にICS EditionかKiosk Editionを入れる
見つけ方・止め方
アプリケーションロックダウン、USB制御
環境・性能
Windows 2000〜Windows 11
記載なし
産業プロトコル・つなぐ製品・認証
公式ページへ
Q&A

工場向けOTセキュリティ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問OTセキュリティの価格は、いくら?

金額を公式に出している製品はありません。Microsoft Defender for IoTは、環境(サイト)のサイズで価格が変わると書いています。ほかの製品も、台数と拠点の数を伝えて見積もりを取ります。

設備担当の疑問OTセキュリティの種類と違いは?

通信監視型、通信遮断型、端末防御型の3つです。見つけるなら通信監視型のCisco Cyber Vision、止めるなら通信遮断型のEDR-G9010、古い端末を守るなら端末防御型のStellar Protectが合います。

工場長の疑問まず何から入れる?

設備の一覧がないなら、通信監視型で洗い出すところから始めます。Tenable One OT Exposureは、OT、IoT、ITの資産を同じ一覧にまとめます。一覧ができると、止める場所を決められます。

設備担当の疑問監視の製品を入れて、生産は止まらない?

受動の監視は通信を見るだけなので、設備に信号を送りません。Cisco Cyber VisionとTenable One OT Exposureは、これにアクティブな問い合わせを足せます。問い合わせは設備によって影響が違うので、試してから有効にします。

設備担当の疑問ITのファイアウォールやEDRでは足りない?

設備の専用プロトコルと古いOSが壁になります。EDR-G9010は産業用プロトコルをDPIで検査します。Stellar ProtectはWindows 2000から使えます。

設備担当の疑問通信遮断型の機器が壊れたら、ラインは止まる?

配線の途中に入れるので、壊れたときの動きを先に確かめます。TXOneのEdgeIPS Proは全セグメントにハードウェアバイパスを載せています。EdgeIPS 103など他の型番は、データシートで確かめます。

施設管理の疑問暑い場所や盤の中に置ける?

EDR-G9010の-Tモデルは-40〜75℃で使えます。EdgeIPS 103はDINレールに付けられます。FortiGate Ruggedは温度や湿度の変化、衝撃、振動に耐える作りです。

設備担当の疑問古いWindowsのパソコンは守れる?

Stellar Protectは、Windows 2000からWindows 11まで使えます。ICS EditionとKiosk Editionの2つがあり、余力の少ない端末にはKiosk Editionを入れます。

工場長の疑問IEC 62443の認証を取った製品は?

比べた製品で認証を公式に書いているのは、EDR-G9010です。IEC 62443-4-2のセキュリティレベル2を取っています。ほかの製品は、認証の範囲を各社に確かめます。

設備担当の疑問社内のSIEMとつなげる?

Cisco Cyber VisionはSplunkやQRadarと統合できます。Microsoft Defender for IoTはMicrosoft Sentinelとつながります。Tenable One OT ExposureはTenable Security Centerと合わせて見られます。

TYPES

工場向けOTセキュリティの方式の違い

通信監視型

ネットワークを流れる通信を見て、つながっている設備を洗い出し、怪しい動きを知らせる型です。ラインの通信を止めずに始められます。Cisco Cyber Vision、Microsoft Defender for IoT、Tenable One OT Exposure、Industrial OT Securityがここに入ります。

向いている使い方

  • 工場にどんな設備がつながっているか分からない
  • 生産を止めずに監視から始めたい
  • 社内のセキュリティ監視と情報をまとめたい

根拠:Cyber Vision は、産業用制御プロトコルのディープ パケット インスペクション( DPI )を使用してネットワーク通信を受動的にキャプチャおよびデコードする(出典1)

この方式の3製品を表で見る

通信遮断型

ラインや設備の手前に機器を入れて、通信を調べて止める型です。監視だけでは止められない攻撃を防げます。配線の途中に入れるので、置く場所と故障時の動きを先に決めます。FortiGate Rugged、EDR-G9010、EdgeIPS 103がここに入ります。

向いている使い方

  • ラインの間で感染を広げたくない
  • パッチを当てられない設備を手前で守りたい
  • 盤の中やDINレールに機器を付けたい

根拠:FortiGate Rugged NGFWをはじめとするフォーティネットの高耐久性製品は、過酷な環境でのシステムの接続と保護に必要な耐久性と耐性を備えた専用アプライアンスです。(出典5)

この方式の3製品を表で見る

端末防御型

操作用のパソコンなどの端末にソフトを入れて、許可したアプリだけを動かす型です。サポートが切れた古いWindowsを守る場面で使います。Stellar Protectがここに入ります。

向いている使い方

  • 古いWindowsのパソコンが動き続けている
  • USBメモリの持ち込みを制限したい
  • 端末の余力が少なく重いソフトを入れられない

根拠:Stellar Protectは、Windows 2000からWindows 11まで防御ファーストのセキュリティを提供します。(出典8)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

工場向けOTセキュリティの主なメーカー6社

シスコシステムズ合同会社

シスコの産業用スイッチとルーターの中でセンサーを動かせるのが違いです。

東京都

TXOne Networks Japan

重要な機器を1台ずつ守る1対1のIPSです。

東京都

Tenable Network Security Japan株式会社

ファームウェアや既知の脆弱性まで機器ごとに洗い出すのが違いです。

東京都

パロアルトネットワークス株式会社

追加のセンサーなしでOT資産を見える形にするとうたうのが違いです。

東京都

フォーティネットジャパン合同会社

IT側のFortiGateと同じFortiOSで動く高耐久の次世代ファイアウォールです。

東京都

Moxa Japan合同会社

ルーター、ファイアウォール、VPN、スイッチを10ポートの1台にまとめたのが違いです。

東京都

出典
  1. Cisco Cyber Vision データシート
  2. Microsoft Defender for IoT ⁠⁠⁠⁠⁠⁠概要
  3. Tenable One OT Exposure
  4. Industrial OT Security
  5. フォーティネットの高耐久性製品
  6. Moxa EDR-G9010シリーズ
  7. TXOne EdgeIPS
  8. TXOne Stellar Protect
  9. Microsoft Defender for IoT ⁠⁠⁠⁠⁠⁠価格
掲載基準

工場のネットワークと生産設備を守る法人向けの製品のうち、自社で開発して自社のブランドで提供し、日本法人または日本の拠点と日本語の公式ページを確かめられた会社の製品を載せました。社内LANの端末を止めるNAC、IT向けのEDRとSIEMは別のページで比べます。Nozomi Networks、Claroty、Armis、Dragosは日本語の公式ページで日本法人を確かめられず除きました。NTTドコモビジネスのOsecT、フエニックス・コンタクトのmGuardは、公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられず除きました。OPSWATは会社案内のページを取れず日本法人を確かめられないため除きました。三菱電機、日立、NEC、横河電機は、OT向けの自社製品の公式ページをたどれず除きました。代理店が売る他社製品も除きました。

工場向けOTセキュリティを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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