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GUIDE / EMAIL-SECURITY

メールセキュリティとは?クラウド型・自社設置型・アーカイブの違いと選び方

受信メールの攻撃を止めるクラウド型と自社設置型、送受信メールを残すアーカイブ型の違いと、価格、使えるメール環境の見方をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

メールセキュリティは、受信メールの攻撃を止める製品と、送受信メールを残して探す製品に分かれます。Microsoft 365やGoogle Workspaceを使っているならクラウド型、メールサーバーを自社で動かしているなら自社設置型、監査や訴訟に備えるならアーカイブ型から見ます。

メールセキュリティとは

業務メールを狙うフィッシング、ランサムウェア、ビジネスメール詐欺を止め、送受信したメールを残して探せるようにする製品とサービスです。メールセキュリティシステムとも呼びます。

メールセキュリティの比較ページは、自社で開発・提供する日本の会社と、日本語の公式ページで日本法人を確かめた海外メーカーの製品に絞って並べました。送信時の確認や保留は、メール誤送信防止ツールの比較で扱います。

クラウド型・自社設置型・アーカイブ型の違い

選ぶときは「今のメール環境」「止めたい攻撃」「残す目的」の3つを先に決めます。

  • クラウド型は、自社に機器を置かずに受信メールを調べます
  • 自社設置型は、自社のサーバーや機器で受信メールを調べます
  • アーカイブ型は、攻撃を止めるのではなく、監査や訴訟に備えてメールを残します

受信対策とアーカイブは別の働きです。片方を入れても、もう片方は埋まりません。

ゲートウェイとAPIの違い

クラウド型は、メールサーバに届く前に調べる形と、メールサービスにAPIでつなぐ形に分かれます。

  • Barracuda Email Gateway Defense は、メールサーバに配信される前にすべてのメールを調べます
  • Check Point Email Security は、APIでつなぎ、MXレコードを変えずに導入できます
  • Proofpoint Core Email Protection は、APIとゲートウェイのどちらでも導入できます
  • FortiMail は、ゲートウェイとGraph APIのどちらでもクラウドメールを守れます

根拠はBarracudaの製品説明、Check Pointの製品説明、Proofpointの製品説明、FortiMailの製品説明です。

標的型メール対策で見るところ

添付とURLをどこまで調べるかで差が出ます。

  • Proofpoint Core Email Protection は、サンドボックス、URL抽出、回避検知、ブラウザ分離を持ちます
  • Active! zone は、添付のマクロを除き、受信者の目視確認を足します
  • HENNGE Cloud Protection は、サンドボックスで不審なファイルを動的に解析します

パスワード付きZipの中身は、Active! zone ではサンドボックスオプションで調べます。

メールアーカイブの選び方

残す目的で見るところが変わります。

  • 監査や訴訟に備えるなら、Enterprise Audit はEDRMの流れに沿って監査できます
  • 大規模に残すなら、WISE Audit は約1,400社、約350万ユーザーの導入実績があります(2025年3月末時点)
  • 証拠として残すなら、m-FILTER Archive は改竄検知で証拠性を保って全文を保存します
  • 今の経路を変えたくないなら、Active! vault は既存のMTAから転送する方式です
  • 社内に控えを置くなら、Barracuda Message Archiver はクラウドメールの控えも社内で持てます

価格の見方

公式に価格を出している製品は多くありません。

  • Cloud Mail SECURITYSUITE は、月額200円からです
  • HENNGE One Cybersecurity Edition は、月300円からです
  • Active! zone は、100名で288,000円/年(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • Active! vault は、100名で192,000円/年(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • WISE Audit は、セットライセンスが2,000円/ユーザー・年(税別)で、初回は2,000ユーザー以上です

税の扱いと含まれる範囲が製品ごとに違うので、同じ条件で見積もりを取ってから比べます。

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