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ランサムウェアや機器の故障に備えて、会社のサーバーとデータのバックアップを選ぶ、情報システム・総務・経営の担当の方へ

法人向けバックアップ(ランサムウェア対策)のメーカー10社比較【2026年】

法人向けバックアップは、ランサムウェアや故障で失った
会社のデータとサーバーを、元に戻すための備えです。

ABOUT

法人向けバックアップとは

比較表を見る ↓

法人向けバックアップとは、ランサムウェアや機器の故障で失ったデータとサーバーを、
元に戻せるように写しをとっておく製品です。
データ保護製品とも呼びます。
バックアップまで狙う攻撃があるので、
上書きできない保存と戻す手順まで見て選びます。

製品の特長

  • 上書きできない形で残せる(イミュータブル・WORM・改ざん防止)
  • 仮想マシンをバックアップから起動できる(インスタントVM・HyperBoot・LiveBoot)
  • 同じデータをまとめて容量を減らせる(重複排除)

使うメリット

  • 身代金を払わずに戻す道が残る(感染前の世代から戻す)
  • 止まる時間を縮められる(仮想マシンを先に起動する)
  • 遠くに写しを置ける(別の拠点・クラウド)

選ぶときに注意すること

  1. バックアップがあるだけでは足りない。戻す手順を訓練で確かめておく
  2. 感染したままのデータを戻さない。戻す前に感染の有無を調べる
  3. 上書きできない保存は、製品によって別の保存先や機能を組み合わせる
  4. 保存先を社内の同じネットワークだけに置かない

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる。空欄の「記載なし」は、確かめた公式ページに書かれていないものを示す。

LIST

法人向けバックアップの比較表

法人向けバックアップ(ランサムウェア対策)10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

ソフト型

4製品
株式会社アクティファイActiveImage Protectorサーバーをまるごと戻して動かしたい現場口コミを書く要見積

バックアップから仮想マシンを直接起動できる、日本の会社が開発するソフトです。無償のHyperBootを使うと、元のサーバーを直す間も仮想マシンでしのげます。保存先にはS3互換のクラウドも選べます。

方式
ソフト型
提供の形
ソフト
復旧のしかた
バックアップから仮想マシンを直接起動(HyperBoot)
守る対象
物理、仮想、クラウドのサーバー
重複排除
重複排除圧縮
遠隔の保存先
Amazon S3、Azure、Wasabi、S3互換
暗号化
AES256ビット
記載なし
上書きできない保存・容量
公式ページへ詳細・仕様
Arcserve JapanArcserve UDP中堅・中小でも復旧の手を広く持ちたい現場口コミを書く要見積

インスタントVM・ベアメタル復旧・仮想スタンバイと、戻し方を1本のソフトでそろえられます。止められないサーバーは仮想スタンバイで、壊れた機械はベアメタルで戻すと使い分けられます。上書きできない保存には、統合先のArcserve Cyber Resilient Storageを使います。

方式
ソフト型
提供の形
ソフト
上書きできない保存
Arcserve Cyber Resilient Storage(UDP 10.3と統合)
復旧のしかた
インスタントVM、ベアメタル復旧、仮想スタンバイ
守る対象
クラウド、仮想、物理
重複排除
グローバル重複排除
遠隔の保存先
Amazon AWS、Microsoft Azure、NTT Enterprise Cloudなど
記載なし
容量・暗号化
公式ページへ詳細・仕様
日本アイ・ビー・エム株式会社IBM Storage Protect大量データを1台のサーバーで束ねたい現場口コミを書く要見積

1台のサーバーで最大4PBを管理できる、大きなデータ向けのソフトです。管理者コマンドの実行には2つの鍵認証を求めます。テープと変更不可能なオブジェクト・ストレージを保存先に使えます。

方式
ソフト型
提供の形
ソフト
上書きできない保存
変更不可能なオブジェクト・ストレージとテープを使える
守る対象
物理ファイル・サーバー、仮想環境、アプリケーション
容量
1台のサーバーで最大4PB、1日最大100TBを取り込み
重複排除
恒久的な増分、圧縮、重複排除
遠隔の保存先
IBM Cloud Object Storage、AWS S3
暗号化
データの暗号化、管理者コマンドの2つの鍵認証
記載なし
復旧のしかた
公式ページへ詳細・仕様
ヴィーム・ソフトウェア株式会社Veeam Data Platform戻す前に感染の有無を確かめたい現場口コミを書く要見積

戻す前にリストアポイントが汚れていないか確かめる機能まで、1つにまとまったソフトです。感染したままのデータを戻してやり直す失敗を防げます。保存先に不変で暗号化されたVeeam Data Cloud Vaultも選べます。

方式
ソフト型
提供の形
ソフト(強化ソフトウェアアプライアンスとしても動く)
上書きできない保存
イミュータブルバックアップ
復旧のしかた
インスタントリカバリ、継続的データ保護
守る対象
仮想、物理、クラウド、SaaS
遠隔の保存先
Veeam Data Cloud Vault
暗号化
Veeam Data Cloud Vaultは常に暗号化
記載なし
容量・重複排除
公式ページへ詳細・仕様

専用機型(アプライアンス)

4製品
Synology Japan株式会社ActiveProtect アプライアンスWORMを組み込んだ専用機が欲しい現場口コミを書く要見積

WORMを組み込み、バックアップの改ざんと削除を機器の側で防ぐ専用機です。Amazon EC2やAzure VMにそのまま復元でき、別の災害復旧設備を持たなくて済みます。階層化を使うと容量は最大3.72PBです。

方式
専用機型(アプライアンス)
提供の形
専用機
上書きできない保存
組み込み型WORM
復旧のしかた
仮想環境へ直接復元、Amazon EC2とAzure VMにも
守る対象
SaaS、IaaS、仮想マシン、物理デバイス、データベース
容量
階層化使用時に最大3.72PB
重複排除
ソース側とサーバー側の重複排除
記載なし
遠隔の保存先・暗号化
公式ページへ詳細・仕様
デル・テクノロジーズ株式会社PowerProtect Data Domain DD6410中規模の組織で容量を伸ばしたい現場口コミを書く要見積

有効容量12TBから256TBまで選べる、中規模の組織向けの専用機です。Cloud Tierを使うと有効容量は最大768TBまで増やせます。データの不変性と整合性を保つセキュリティの層を重ねて持ちます。

方式
専用機型(アプライアンス)
提供の形
専用機
上書きできない保存
データの不変性を保つ層を持つ
守る対象
オンプレミスとマルチクラウド
容量
有効容量12TB〜256TB、論理容量最大19.2PB
遠隔の保存先
Cloud Tierでクラウドへ(有効容量最大768TB)
記載なし
復旧のしかた・重複排除・暗号化
公式ページへ詳細・仕様
日本電気株式会社iStorage HS3-70希望小売価格を見て予算を組みたい現場口コミを書く423万円〜⁠⁠⁠⁠⁠税別

改ざん防止機能とクローン機能の2つで、ランサムウェアからバックアップを守る専用機です。クローンは容量を使わずに論理的エアギャップをつくれます。容量は8TBから48TBまでの4モデルで、HDDを足さずライセンスで上げられます。

方式
専用機型(アプライアンス)
提供の形
専用機(容量別に4モデル)
上書きできない保存
改ざん防止機能(設定した保護期間)
容量
8TB〜48TB
重複排除
容量を1/20に削減(データ特性や運用形態による)
遠隔の保存先
複数サイトを集約する遠隔バックアップ
暗号化
保存データと転送データを暗号化
記載なし
復旧のしかた・守る対象
公式ページへ詳細・仕様
バラクーダネットワークスジャパン株式会社Barracuda Backup別売ソフトなしで始めたい現場口コミを書く要見積

ハードウェアとソフトウェアが最初からセットされ、追加のライセンスを買わなくて済む専用機です。遠隔の保存先には、日本国内のデータセンターにあるクラウド拠点を選べます。VMware環境は、LiveBootで機器をストレージにしてVMを起動できます。

方式
専用機型(アプライアンス)
提供の形
専用機(ソフト込み)
復旧のしかた
LiveBootで機器をストレージにしてVMを起動
守る対象
システム、アプリケーション、仮想環境
重複排除
重複排除して保存
遠隔の保存先
日本国内のクラウド拠点
暗号化
データを分割して暗号化
記載なし
上書きできない保存・容量
公式ページへ詳細・仕様

クラウド型

2製品
アクロニス・ジャパン株式会社Acronis Cyber Protectバックアップとウイルス対策をまとめたい現場口コミを書く要見積

バックアップにマルウェア対策まで同じエージェントでまとめられます。Acronis Cloudに置いたバックアップは脅威の有無を検査でき、再感染を防げます。インターネットにつながらない環境向けには、別にAcronis Cyber Protect Localがあります。

方式
クラウド型
提供の形
クラウド展開、ローカル展開
上書きできない保存
イミュータブル(不変)ストレージ
復旧のしかた
クラウド上の自動フェイルオーバー
守る対象
Windows、Linux、VMware vSphere、Hyper-⁠V
遠隔の保存先
クラウド、プライベートクラウド、ハイブリッド
記載なし
容量・重複排除・暗号化
公式ページへ詳細・仕様
AIデータ株式会社AOSBOX Business Pro機器を置かず世代でさかのぼりたい現場口コミを書く40,000円〜100GB、1年版、保守込み

機器を置かず、容量に応じた定額でサーバー数を気にせず使えるクラウドです。世代は2世代から無制限まで決められ、感染前のファイルに戻せます。データはAWSの東京リージョンに置きます。

方式
クラウド型
提供の形
クラウドサービス
復旧のしかた
2世代〜無制限の世代管理から復元
守る対象
ユーザー数、サーバー数は無制限
容量
100GB〜
遠隔の保存先
AWS東京リージョン(マルチAZ)
暗号化
AES-256
記載なし
上書きできない保存・重複排除
公式ページへ詳細・仕様

ソフト型4製品

株式会社アクティファイ

ActiveImage Protector

サーバーをまるごと戻して動かしたい現場

バックアップから仮想マシンを直接起動できる、日本の会社が開発するソフトです。無償のHyperBootを使うと、元のサーバーを直す間も仮想マシンでしのげます。保存先にはS3互換のクラウドも選べます。

コスト要見積

方式
ソフト型
提供の形
ソフト
復旧のしかた
バックアップから仮想マシンを直接起動(HyperBoot)
守る対象
物理、仮想、クラウドのサーバー
重複排除
重複排除圧縮
遠隔の保存先
Amazon S3、Azure、Wasabi、S3互換
暗号化
AES256ビット
記載なし
上書きできない保存・容量
公式ページへ
Arcserve Japan

Arcserve UDP

中堅・中小でも復旧の手を広く持ちたい現場

インスタントVM・ベアメタル復旧・仮想スタンバイと、戻し方を1本のソフトでそろえられます。止められないサーバーは仮想スタンバイで、壊れた機械はベアメタルで戻すと使い分けられます。上書きできない保存には、統合先のArcserve Cyber Resilient Storageを使います。

コスト要見積

方式
ソフト型
提供の形
ソフト
上書きできない保存
Arcserve Cyber Resilient Storage(UDP 10.3と統合)
復旧のしかた
インスタントVM、ベアメタル復旧、仮想スタンバイ
守る対象
クラウド、仮想、物理
重複排除
グローバル重複排除
遠隔の保存先
Amazon AWS、Microsoft Azure、NTT Enterprise Cloudなど
記載なし
容量・暗号化
公式ページへ
日本アイ・ビー・エム株式会社

IBM Storage Protect

大量データを1台のサーバーで束ねたい現場

1台のサーバーで最大4PBを管理できる、大きなデータ向けのソフトです。管理者コマンドの実行には2つの鍵認証を求めます。テープと変更不可能なオブジェクト・ストレージを保存先に使えます。

コスト要見積

方式
ソフト型
提供の形
ソフト
上書きできない保存
変更不可能なオブジェクト・ストレージとテープを使える
守る対象
物理ファイル・サーバー、仮想環境、アプリケーション
容量
1台のサーバーで最大4PB、1日最大100TBを取り込み
重複排除
恒久的な増分、圧縮、重複排除
遠隔の保存先
IBM Cloud Object Storage、AWS S3
暗号化
データの暗号化、管理者コマンドの2つの鍵認証
記載なし
復旧のしかた
公式ページへ
ヴィーム・ソフトウェア株式会社

Veeam Data Platform

戻す前に感染の有無を確かめたい現場

戻す前にリストアポイントが汚れていないか確かめる機能まで、1つにまとまったソフトです。感染したままのデータを戻してやり直す失敗を防げます。保存先に不変で暗号化されたVeeam Data Cloud Vaultも選べます。

コスト要見積

方式
ソフト型
提供の形
ソフト(強化ソフトウェアアプライアンスとしても動く)
上書きできない保存
イミュータブルバックアップ
復旧のしかた
インスタントリカバリ、継続的データ保護
守る対象
仮想、物理、クラウド、SaaS
遠隔の保存先
Veeam Data Cloud Vault
暗号化
Veeam Data Cloud Vaultは常に暗号化
記載なし
容量・重複排除
公式ページへ

専用機型(アプライアンス)4製品

Synology Japan株式会社

ActiveProtect アプライアンス

WORMを組み込んだ専用機が欲しい現場

WORMを組み込み、バックアップの改ざんと削除を機器の側で防ぐ専用機です。Amazon EC2やAzure VMにそのまま復元でき、別の災害復旧設備を持たなくて済みます。階層化を使うと容量は最大3.72PBです。

コスト要見積

方式
専用機型(アプライアンス)
提供の形
専用機
上書きできない保存
組み込み型WORM
復旧のしかた
仮想環境へ直接復元、Amazon EC2とAzure VMにも
守る対象
SaaS、IaaS、仮想マシン、物理デバイス、データベース
容量
階層化使用時に最大3.72PB
重複排除
ソース側とサーバー側の重複排除
記載なし
遠隔の保存先・暗号化
公式ページへ
デル・テクノロジーズ株式会社

PowerProtect Data Domain DD6410

中規模の組織で容量を伸ばしたい現場

有効容量12TBから256TBまで選べる、中規模の組織向けの専用機です。Cloud Tierを使うと有効容量は最大768TBまで増やせます。データの不変性と整合性を保つセキュリティの層を重ねて持ちます。

コスト要見積

方式
専用機型(アプライアンス)
提供の形
専用機
上書きできない保存
データの不変性を保つ層を持つ
守る対象
オンプレミスとマルチクラウド
容量
有効容量12TB〜256TB、論理容量最大19.2PB
遠隔の保存先
Cloud Tierでクラウドへ(有効容量最大768TB)
記載なし
復旧のしかた・重複排除・暗号化
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日本電気株式会社

iStorage HS3-70

希望小売価格を見て予算を組みたい現場

改ざん防止機能とクローン機能の2つで、ランサムウェアからバックアップを守る専用機です。クローンは容量を使わずに論理的エアギャップをつくれます。容量は8TBから48TBまでの4モデルで、HDDを足さずライセンスで上げられます。

コスト423万円〜⁠⁠⁠税別

方式
専用機型(アプライアンス)
提供の形
専用機(容量別に4モデル)
上書きできない保存
改ざん防止機能(設定した保護期間)
容量
8TB〜48TB
重複排除
容量を1/20に削減(データ特性や運用形態による)
遠隔の保存先
複数サイトを集約する遠隔バックアップ
暗号化
保存データと転送データを暗号化
記載なし
復旧のしかた・守る対象
公式ページへ
バラクーダネットワークスジャパン株式会社

Barracuda Backup

別売ソフトなしで始めたい現場

ハードウェアとソフトウェアが最初からセットされ、追加のライセンスを買わなくて済む専用機です。遠隔の保存先には、日本国内のデータセンターにあるクラウド拠点を選べます。VMware環境は、LiveBootで機器をストレージにしてVMを起動できます。

コスト要見積

方式
専用機型(アプライアンス)
提供の形
専用機(ソフト込み)
復旧のしかた
LiveBootで機器をストレージにしてVMを起動
守る対象
システム、アプリケーション、仮想環境
重複排除
重複排除して保存
遠隔の保存先
日本国内のクラウド拠点
暗号化
データを分割して暗号化
記載なし
上書きできない保存・容量
公式ページへ

クラウド型2製品

アクロニス・ジャパン株式会社

Acronis Cyber Protect

バックアップとウイルス対策をまとめたい現場

バックアップにマルウェア対策まで同じエージェントでまとめられます。Acronis Cloudに置いたバックアップは脅威の有無を検査でき、再感染を防げます。インターネットにつながらない環境向けには、別にAcronis Cyber Protect Localがあります。

コスト要見積

方式
クラウド型
提供の形
クラウド展開、ローカル展開
上書きできない保存
イミュータブル(不変)ストレージ
復旧のしかた
クラウド上の自動フェイルオーバー
守る対象
Windows、Linux、VMware vSphere、Hyper-⁠V
遠隔の保存先
クラウド、プライベートクラウド、ハイブリッド
記載なし
容量・重複排除・暗号化
公式ページへ
AIデータ株式会社

AOSBOX Business Pro

機器を置かず世代でさかのぼりたい現場

機器を置かず、容量に応じた定額でサーバー数を気にせず使えるクラウドです。世代は2世代から無制限まで決められ、感染前のファイルに戻せます。データはAWSの東京リージョンに置きます。

コスト40,000円〜100GB、1年版、保守込み

方式
クラウド型
提供の形
クラウドサービス
復旧のしかた
2世代〜無制限の世代管理から復元
守る対象
ユーザー数、サーバー数は無制限
容量
100GB〜
遠隔の保存先
AWS東京リージョン(マルチAZ)
暗号化
AES-256
記載なし
上書きできない保存・重複排除
公式ページへ
Q&A

法人向けバックアップ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問法人向けバックアップの価格は、いくら?

公式に値段を出しているのは2製品です。日本電気のiStorage HS3-70は423万円〜(税別)、AOSBOX Business Proは100GBの1年版が40,000円(保守込み)⁠で⁠す⁠。ほかの8製品は公式ページに値段が無く、見積もりで確かめます。

設備担当の疑問ソフト型と専用機型とクラウド型の違いは?

ソフト型は自社のサーバーに入れ、保存先を別に用意します。専用機型は機器ごと買うので、組み合わせを調べる手間が減ります。クラウド型は保存先を事業者に預けるので、機器を置かずに済みます。

設備担当の疑問イミュータブルとは?ランサムウェア対策に効くのはなぜ?

イミュータブルは、決めた期間は書き換えも消すこともできない保存のしかたです。バックアップまで暗号化する攻撃があるので、消せない写しが残っていれば戻す道が残ります。Veeamは、ランサムウェア攻撃の93%が最初にバックアップを標的にすると書いています。

工場長の疑問復旧の速さは、どこで比べる?

仮想マシンをバックアップから直接起動できるかを見ます。ActiveImage ProtectorはHyperBoot、Barracuda BackupはLiveBoot、Arcserve UDPはインスタントVMを持ちます。Barracudaは、VMを数分以内にブートできると書いています。

設備担当の疑問上書きできない保存は、どの製品で使える?

iStorage HS3-70は保護期間を決める改ざん防止機能、ActiveProtectは組み込み型のWORM、Arcserve UDPは統合先のArcserve Cyber Resilient Storageで持ちます。Veeam Data Platform、IBM Storage Protect、Acronis Cyber Protect、PowerProtect DD6410にも公式の案内があります。

施設管理の疑問容量はどれくらいのものがある?

iStorage HS3-70は8TBから48TBの4モデルです。PowerProtect DD6410は有効容量12TBから256TBで、Cloud Tierを使うと最大768TBです。ActiveProtectは階層化を使うと最大3.72PBです。

設備担当の疑問NASがあれば、バックアップ製品はいらない?

NASは社内のネットワークからつながるので、感染した端末から暗号化されることがあります。NASをバックアップ先に使うなら、世代を分けて残す機能と、別の場所に写しを置く手を一緒に決めます。

経営者の疑問クラウドに預けるのは安全?

預け先の場所と暗号化を確かめます。AOSBOX Business ProはAWSの東京リージョンでマルチAZの冗長化を行い、AES-256で暗号化します。Barracuda Backupの遠隔の保存先は、日本国内のデータセンターです。

総務の疑問重複排除で、どのくらい容量が減る?

データの中身と使い方で変わります。iStorage HS3-70は容量を1/20に削減と書いていますが、データ特性や運用形態に大きく依存すると添えています。実データで試してから容量を決めます。

施設管理の疑問導入したあと、手入れは何をする?

戻せるかを定期的に試します。保存先の空き容量、失敗の通知、機器やソフトの更新も見ます。iStorage HS3-70は、HDDを足さずライセンスで容量を上げられます。

TYPES

法人向けバックアップの方式の違い

ソフト型

自社のサーバーやクラウドにバックアップのソフトを入れて使う型です。保存先のストレージは別に用意します。今ある機器を活かせますが、保存先を上書きできない形にする設定は自分たちで決めます。

向いている使い方

  • 今あるサーバーや保存先を活かす
  • 仮想環境と物理サーバーをまとめて守る
  • 戻し方を細かく選びたい

根拠:IBM Storage Protectは、データのバックアップおよび復旧ソフトウェアです。(出典8)

この方式の4製品を表で見る

専用機型(アプライアンス)

バックアップ専用の機器を買って置く型です。ハードウェアとソフトウェアがそろっていて、組み合わせを調べる手間が減ります。容量は機器のモデルで決まります。

向いている使い方

  • 機器の組み合わせを調べる手間を減らす
  • 社内に保存先を持ちたい
  • 改ざん防止を機器の側で持たせたい

根拠:必要なハードウェアとソフトウェアは専用機として既にセットアップ済みです。(出典4)

この方式の4製品を表で見る

クラウド型

事業者のクラウドにバックアップを預けて使う型です。保存先の機器を社内に置かずに済み、社内の機器と一緒に壊れません。戻す量が多いと回線の速さが戻す時間を左右します。

向いている使い方

  • 保存先の機器を置きたくない
  • 拠点が被災しても別の場所から戻す
  • 少ない容量から始めたい

根拠:ランサムウェア被害や自然災害に遭った際、遠隔地や別端末からでも保存データを復元することができます。(出典11)

この方式の2製品を表で見る
MAKERS

法人向けバックアップの主なメーカー10社

株式会社アクティファイ

バックアップから仮想マシンを直接起動できる、日本の会社が開発するソフトです。

東京都

アクロニス・ジャパン株式会社

バックアップにマルウェア対策まで同じエージェントでまとめられます。

Arcserve Japan

インスタントVM・ベアメタル復旧・仮想スタンバイと、戻し方を1本のソフトでそろえられます。

AIデータ株式会社

機器を置かず、容量に応じた定額でサーバー数を気にせず使えるクラウドです。

Synology Japan株式会社

WORMを組み込み、バックアップの改ざんと削除を機器の側で防ぐ専用機です。

東京都

デル・テクノロジーズ株式会社

有効容量12TBから256TBまで選べる、中規模の組織向けの専用機です。

東京都

日本電気株式会社

改ざん防止機能とクローン機能の2つで、ランサムウェアからバックアップを守る専用機です。

東京都

日本アイ・ビー・エム株式会社

1台のサーバーで最大4PBを管理できる、大きなデータ向けのソフトです。

東京都

バラクーダネットワークスジャパン株式会社

ハードウェアとソフトウェアが最初からセットされ、追加のライセンスを買わなくて済む専用機です。

東京都

ヴィーム・ソフトウェア株式会社

戻す前にリストアポイントが汚れていないか確かめる機能まで、1つにまとまったソフトです。

出典
  1. 日本電気 iStorage HS3-70
  2. Dell PowerProtect Data Domain DD6410
  3. Synology ActiveProtect
  4. Barracuda Backup
  5. アクティファイ ActiveImage Protector
  6. Arcserve UDP
  7. Arcserve Cyber Resilient Storage
  8. IBM Storage Protect
  9. Veeam Data Platform
  10. Acronis Cyber Protect
  11. AOSBOX Business Pro
掲載基準

会社のサーバー・仮想環境・業務データを守るバックアップのソフト、専用機、クラウドサービスで、日本の会社または日本法人を持つ会社が自社ブランドで案内し、公式の日本語ページで今の案内と仕様を確かめられた製品です。ファイル共有が主のNASは法人向けNASの比較に、ファイルの保管と共有のサービスは法人向けクラウドストレージの比較に載せるので、ここでは除きます(Synologyはバックアップ専用機のActiveProtectだけ載せます)。バッファローのTeraStationとQNAPのNASも同じ理由で除いています。RubrikとCohesityは公式サイトが取得を拒み、VeritasのNetBackupは公式ページを取れず、仕様を確かめられませんでした。CommvaultとDruvaは日本語の公式ページで日本法人を確かめられなかったので載せていません。販売代理店が売る他社製品、家庭用だけの製品は除いています。

法人向けバックアップ(ランサムウェア対策)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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