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COMPARE / HIJOU-TOILET

非常用トイレのメーカー16社比較【⁠2026年⁠】

断水や停電で水洗トイレが使えないときに使う、災害用のトイレ。主なメーカーの携帯トイレ・組み立て式の便座・自動で袋を閉じる型・マンホールトイレを、公式資料の回数・保存期間・規格への適合・耐荷重・価格で並べています。

2026年10月8日更新掲載:16社・24製品並び順:メーカー名の五十音順(掲載料で変えていません)

非常用トイレは、断水や停電、下水道の被害で水洗トイレが使えなくなったときに使う、災害用のトイレです。 内閣府の「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」は、災害用トイレとして携帯トイレ・簡易トイレ・仮設トイレ・マンホールトイレなどを挙げ、トイレの平均的な使用回数を1日5回として備えるよう示しています。

選ぶときに見る3つ

  1. 何回分を備えるか内閣府のガイドラインは、携帯トイレの1日分を、最大想定避難者数に5回をかけた数として出し、まず3日分を目標にするよう示しています。会社なら、帰れない社員の数に1日5回と3日をかけた回数が出発点です。
  2. 何年置いておけるか確かめられた製品の保存の目安は、携帯トイレで7〜15年です。期限を書いていない製品もあります。入れ替えの年を決めておき、期限が来る前に訓練で使い切る計画を立てます。
  3. どこで、どう処理するか携帯トイレと組み立て式は、固めた袋を自治体の区分でごみに出します。マンホールトイレ⁠は下水道に流すか、管や槽にためておく方式で、水を流す手段と、下水道が被災したときの扱いを先に決めておきます。
非常用トイレの仕組みと選び方をくわしく
掲載メーカー
16社
掲載製品
24製品
方式
4種類
確認日
2026-10-08
LIST

非常用トイレの比較表

方式を選ぶと、その製品だけに絞れます。

方式で絞る24製品
製品・メーカー方式1セットの回数保存の目安固まる時間携帯トイレの規格耐荷重価格
災害用トイレ排水システム E-WC 流下型アロン化成株式会社マンホールトイレ100人/基(算出例)公式で要確認対象外対象外ふたT-25(⁠T-8もあり)部材の単価のみ公表詳細
災害用トイレ排水システム E-WC 流下貯留型アロン化成株式会社マンホールトイレ5,000Lの槽(算出例)公式で要確認対象外対象外ふたT-25(⁠T-8もあり)公式で要確認詳細
災害用トイレ配管システム 下水道直結型株式会社クボタケミックスマンホールトイレ公式で要確認公式で要確認対象外対象外トイレ蓋T-14公式で要確認詳細
災害用トイレ配管システム 下水道直結貯留型株式会社クボタケミックスマンホールトイレ公式で要確認公式で要確認対象外対象外トイレ蓋T-14公式で要確認詳細
ベンリー袋 防臭袋プラス 100回分セット(⁠BI-100V⁠)株式会社ケンユー携帯トイレ100回分公式で要確認公式で要確認適合(⁠2025年8月)公式で要確認17,600円(税込)詳細
ベンリー袋G 防臭袋プラス 50回分セット(⁠50GBI-6V⁠)株式会社ケンユー携帯トイレ50回分公式で要確認公式で要確認適合(⁠2026年3月)公式で要確認9,460円(税込)詳細
Mzコンパクトイレ 災害・備蓄用トイレセット 100回B(⁠CPT-100B⁠)株式会社香彩堂携帯トイレ100回分公式で要確認公式で要確認適合(⁠2026年2月)公式で要確認公式で要確認詳細
携帯用クイックトイレ 250回分スターライト工業株式会社携帯トイレ250回分(⁠5回分×50)10年(推奨使用期限)約5秒(自社試験)適合(⁠2025年12月)公式で要確認公式で要確認詳細
管路内貯留型 災害用マンホールトイレシステム積水化学工業株式会社マンホールトイレ500人/日(標準仕様)公式で要確認対象外対象外公式で要確認公式で要確認詳細
はばか郎 100(100回分)株式会社セットアップ横浜携帯トイレ100回分10⁠年公式で要確認公式で要確認公式で要確認公式で要確認詳細
はばか郎PLUS 100(100回分)株式会社セットアップ横浜携帯トイレ100回分10⁠年公式で要確認適合(カタログに表示)公式で要確認公式で要確認詳細
災害用緊急トイレセットⅡ(⁠BS-137⁠)株式会社総合サービス携帯トイレ240回分保証7⁠年公式で要確認適合(⁠2025年8月)公式で要確認65,527円(税込)詳細
簡単トイレ圧縮パック100枚入(⁠BS-231⁠)株式会社総合サービス携帯トイレ100回分保証7⁠年公式で要確認適合(⁠2025年8月)公式で要確認28,435円(税込)詳細
非常用トイレ kawaya-dana(⁠カワヤダナ⁠)5回分(DKA5)株式会社タチバナ産業組み立て便座型5回分公式で要確認公式で要確認リストに無し100kg以上(圧縮試験492kg)5,700円(税込)詳細
ラップポン PF-1日本セイフティー株式会社自動密封型30回分(付属の袋)公式で要確認公式で要確認対象外100kg29,700円(税込)詳細
ラップポン・トレッカー WT-4(S)(WT4SE102JH)日本セイフティー株式会社自動密封型約50回(フィルム1巻)5年(消耗品)約90秒で密封対象外150kg189,200円(税込)詳細
災害用トイレ処理セット(⁠NS-100⁠)株式会社ニード携帯トイレ100回分15年(品質保証期限)公式で要確認適合(⁠2025年10月)公式で要確認公式で要確認詳細
災害用トイレ処理セット(⁠NS-500⁠)株式会社ニード携帯トイレ500回分15年(品質保証期限)公式で要確認適合(⁠2025年10月)公式で要確認公式で要確認詳細
ダンボール製簡易トイレ ダンレット富士木材株式会社組み立て便座型約10回分公式で要確認公式で要確認リストに無し200kg4,054円(税込)詳細
マイレット 災害用トイレ処理セット S-100まいにち株式会社携帯トイレ100回分10年(使用期限)公式で要確認リストに無し公式で要確認16,500円(税込)詳細
タンク式連結型マンホールトイレ SF-102C-2300L前澤化成工業株式会社マンホールトイレ公式で要確認公式で要確認対象外対象外公式で要確認公式で要確認詳細
ニオイもムシも出ない携帯トイレ「⁠ムシュウレット」(⁠04342-05⁠)無臭元工業株式会社携帯トイレ100回分10⁠年公式で要確認適合(⁠2025年12月)公式で要確認22,000円(税込)詳細
いつどこ!オイトイレ 2回分(⁠WPB-IDOT-002⁠)和弘プラスチック工業株式会社組み立て便座型2回分公式で要確認公式で要確認リストに無し公式で要確認公式で要確認詳細
簡易便座付オイトイレ 5回セット(⁠WPB-DBT-OT5⁠)和弘プラスチック工業株式会社組み立て便座型5回分公式で要確認公式で要確認リストに無し約100kg公式で要確認詳細

携帯用クイックトイレ 250回分

スターライト工業株式会社

方式
携帯トイレ
1セットの回数
250回分(⁠5回分×50)
保存の目安
10年(推奨使用期限)
固まる時間
約5秒(自社試験)
携帯トイレの規格
適合(⁠2025年12月)
耐荷重
公式で要確認
価格
公式で要確認

はばか郎 100(100回分)

株式会社セットアップ横浜

方式
携帯トイレ
1セットの回数
100回分
保存の目安
10⁠年
固まる時間
公式で要確認
携帯トイレの規格
公式で要確認
耐荷重
公式で要確認
価格
公式で要確認

はばか郎PLUS 100(100回分)

株式会社セットアップ横浜

方式
携帯トイレ
1セットの回数
100回分
保存の目安
10⁠年
固まる時間
公式で要確認
携帯トイレの規格
適合(カタログに表示)
耐荷重
公式で要確認
価格
公式で要確認

ラップポン PF-1

日本セイフティー株式会社

方式
自動密封型
1セットの回数
30回分(付属の袋)
保存の目安
公式で要確認
固まる時間
公式で要確認
携帯トイレの規格
対象外
耐荷重
100kg
価格
29,700円(税込)

掲載基準:災害時に使うトイレ(携帯トイレ・組み立て式の便座・袋を自動で密封する型・マンホールトイレ⁠の下部構造)で、自社で製造しているか、自社の製品として販売していることが公式サイトで確かめられ、現在案内されているもの。他社製品の販売代理・取り扱い、製造者や販売者が公式で確かめられないもの、販売終了品、レンタル専用の仮設トイレは除いています。

並び順:メーカー名の五十音順。おすすめ順ではありません。

「公式で要確認⁠」⁠:公式の資料で数値を確かめられなかった項目です。対応していない、という意味ではありません。

TYPES

非常用トイレの方式の違い

同じ非常用トイレでも、袋を便器にかけるだけの携帯トイレから、下水道につないで使うマンホールトイレまで、置き方と処理の仕方がまったく違います。今あるトイレの個室が使えるか、便器ごと用意するか、屋外に何基も並べるかで選びます。

携帯トイレ

洋式便器や便座に袋をかけて使い、粉の凝固剤をふりかけるか、袋の中の吸収シートで水分を固めます。使うたびに袋の口を結んで捨てます。掲載している製品でいちばん多い型で、かさが小さく、備蓄しやすいのが特長です。

向いている備え方:建物のトイレの個室がそのまま使える事務所・避難所。社員や避難者の人数と回数に合わせた備蓄。

組み立て便座型

段ボールなどの箱を組み立てて便座にし、袋と凝固剤を組み合わせて使います。便器が壊れた・トイレの個室が足りない場所でも、置いた所がトイレになります。

向いている備え方:便器が使えない部屋、車の中、個室が足りない避難所の追加分。

自動密封型

本体が1回ごとに袋を熱で閉じて、排せつ物を密封します。凝固剤と組み合わせ、においを閉じ込めます。電源(AC・充電池・車⁠)⁠が要る製品があります。

向いている備え方:においを抑えたい屋内、介護が必要な人のいる避難所や施設。

マンホールトイレ

下水道につながる管やマンホール⁠の上に便座と囲い(テントなど⁠)⁠を置いて使います。メーカーが出しているのは主に地下の管・マス・ふた(下部構造)で、便器や上屋は組み合わせて使います。下水道へ流す型と、管や槽にためておく型があります。

向いている備え方:学校・公園など避難所の敷地に、前もって工事で整える自治体・施設。

MAKERS

非常用トイレの主なメーカー16社

アロン化成株式会社東京都災害用トイレ排水システム E-WC 流下貯留型・災害用トイレ排水システム E-WC 流下型
株式会社クボタケミックス兵庫県災害用トイレ配管システム 下水道直結貯留型・災害用トイレ配管システム 下水道直結型
株式会社ケンユー広島県ベンリー袋G 防臭袋プラス 50回分セット(⁠50GBI-6V)・ベンリー袋 防臭袋プラス 100回分セット(⁠BI-100V⁠)
株式会社香彩堂埼玉県Mzコンパクトイレ 災害・備蓄用トイレセット 100回B(⁠CPT-100B⁠)
スターライト工業株式会社大阪府携帯用クイックトイレ 250回⁠分
積水化学工業株式会社大阪府管路内貯留型 災害用マンホールトイレシステム
株式会社セットアップ横浜神奈川県はばか郎 100(⁠100回分)・はばか郎PLUS 100(⁠100回分)
株式会社総合サービス東京都災害用緊急トイレセットⅡ(⁠BS-137⁠)・簡単トイレ圧縮パック100枚入(⁠BS-231⁠)
株式会社タチバナ産業東京都非常用トイレ kawaya-dana(⁠カワヤダナ)5回⁠分(DKA5)
日本セイフティー株式会社東京都ラップポン PF-1・ラップポン・トレッカー WT-4(S)(WT4SE102JH)
株式会社ニード東京都災害用トイレ処理セット(⁠NS-100⁠)・災害用トイレ処理セット(⁠NS-500⁠)
富士木材株式会社静岡県ダンボール製簡易トイレ ダンレット
まいにち株式会社大阪府マイレット 災害用トイレ処理セット S-100
前澤化成工業株式会社東京都タンク式連結型マンホールトイレ SF-102C-2300L
無臭元工業株式会社東京都ニオイもムシも出ない携帯トイレ「⁠ムシュウレット」(⁠04342-05⁠)
和弘プラスチック工業株式会社大阪府いつどこ!オイトイレ 2回分(⁠WPB-IDOT-002⁠)・簡易便座付オイトイレ 5回セット(⁠WPB-DBT-OT5⁠)
FAQ

非常用トイレのよくある質問

非常用トイレは、何回分備えればいいですか?
内閣府の「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン⁠」(令和6年12月改定)は、携帯トイレの1日分を、最大想定避難者数に5回をかけた数として出し、まず3日分を目標にするよう示しています。東京都も、1人1日5回を3日間で、15回分ほど備えるよう勧めています。たとえば帰れない社員が50人なら、1日5回を3日間で750回分です。100回分の箱なら8箱になります。
非常用トイレは、何年くらい保存できますか?
メーカーが示す保存の目安は、ニードが15年(品質保証期限)、セットアップ横浜・まいにち・無臭元工業・スターライト工業が10年、総合サービスが保証7年です。日本セイフティーのラップポンは、専用の消耗品が未開封で5年保証です。ケンユーと香彩堂の製品は、年数の記載を公式で確かめられませんでした。どれも期限のない製品ではないので、入れ替えの年を決めておき、期限が近い分は訓練で使います。
使ったあとの袋は、何ごみになりますか?
自治体の区分によります。セットアップ横浜・香彩堂・無臭元工業・和弘プラスチック工業は、袋の口を結んで可燃ごみとして出すよう案内し、出し方は自治体のルールに従うよう書いています。スターライト工業は、トイレや下水には流さないよう注意しています。災害のあとはごみの収集が止まることがあるので、固めた袋をためておく場所(ふた付きの箱など⁠)⁠も決めておきます。
マンホールトイレ⁠と携帯トイレは、どう使い分けますか?
使い始められる時期と、要る準備が違います。携帯トイレは、建物のトイレの個室に袋をかければすぐ使えます。マンホールトイレは、前もって避難所の敷地に管やマスを工事で整えておき、災害時に便座と囲いを置いて使います。国土交通省の「⁠マンホールトイレ整備・運用のためのガイドライン」(⁠2025年版)は、下水道に直接流す本管直結型・流下型は下流の下水道や処理場が被災していないときに使うのが原則で、流下型と貯留型は流すための水と送水の手段が要るとしています。発災直後は携帯トイレ、その後マンホールトイレ⁠や仮設トイレへ、と組み合わせて考えます。
携帯トイレの規格は、ありますか?
日本トイレ研究所が「携帯トイレに関する規格 Ver.1.0⁠」⁠を定め、構造・吸収性能・表示を必須、防臭性能を任意の項目として評価した製品のリストを公開しています(⁠2026年4月21日更新で15件⁠)⁠。このページの比較表の「携帯トイレの規格」欄は、このリストに型式が載っているかどうかです。リストに無いことは、その製品の性能が低いという意味ではありません。
トイレは、避難者何人に1つ要りますか?
内閣府のガイドラインは、スフィア基準をもとに、災害発生当初は避難者50人あたり1基、避難が長くなる場合は20人あたり1基、女性用と男性用の比率は3:1を目安としています。国土交通省のマンホールトイレのガイドライン(⁠2025年版)も、マンホールトイレ⁠の必要数を50人に1基を目安としています。1基で1時間に30回使えるとすると、1日16時間で480回、1人1日5回なら96人分という算定も載っています。
マンホールトイレ⁠の方式には、どんな違いがありますか?
国土交通省のガイドライン(⁠2025年版)は、地下の部分(下部構造)を、下水道の本管にそのまま流す「本管直結型⁠」⁠、管の上流にためた水で流す「流下型⁠」⁠、管や槽にためておく「貯留型⁠」⁠に分けています。貯留型には、管の中にためてまとめて流す「管路内貯留型」と、下流に貯留槽を設ける「流下貯留型⁠」⁠があります。貯留型は下水処理場が被災しても一定期間使えますが、ためられる量に限りがあり、汲み取りが要る場合があります。
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