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GUIDE / XYLITOL

キシリトールとは?業務用原料・試薬の違いと純度・荷姿・価格の選び方

キシリトールの日本薬局方・食品添加物の原料、一般試薬、分析標準品の違い、純度の測定方法、粒状と粉末、包装量と価格をメーカー公式資料から整理しました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

キシリトールは、食品添加物の甘味料や医薬品の原料、試験研究に使う糖アルコールです。業務で選ぶときは、日本薬局方・食品添加物の原料、一般試薬、分析標準品のどれを使うかを先に決めます。次に純度の測定方法、粒状か粉末か、包装量、保存条件を照らし合わせます。試薬を食品や医薬品の原料に回しません。

キシリトールとは

キシリトールは、白樺やトウモロコシの芯から得るキシロースを原料に作る糖アルコールです。キシリットとも呼びます。Bフードサイエンスは、甘味度を砂糖の97%と案内し、冷涼感のある甘味として、ガム・練り歯磨き・マウスウォッシュへの使用例を紹介しています。

成分名が同じでも、食品や医薬品に配合する原料と、研究用の試薬では、メーカーが保証する用途が違います。比較ページは、完成食品・甘味料ブレンド・家庭用の小分け品を除き、業務用の原料と試薬を製品名・規格・品番ごとに載せています。

用途・保証規格で分ける

  • 食品添加物・日本薬局方の原料は、食品や医薬品の配合に使います。Bフードサイエンスは、日本薬局方・食品添加物の白色粒状品と、食品添加物の白色粉末50Mを案内しています
  • 一般試薬は、糖や甘味料の研究、物性の試験に使います。富士フイルム和光純薬の和光特級、純正化学の純正特級、ナカライテスクのナカライ規格特級など、各社の規格名で選びます
  • 分析標準品は、HPLCなどで定量するときに使います。富士フイルム和光純薬の241-00731は高速液体クロマトグラフ用、関東化学の46100-96は食品分析用の標準品です

富士フイルム和光純薬は、試薬を試験・研究の目的のみに使い、食品・医薬品・家庭用品として使えないと明記しています。試作の段階でも、口に入るものは食品添加物の規格品で手配します。

純度は測定方法まで比べる

純度の数字だけで良し悪しを決めません。測定方法と規格の表記をそろえて見ます。

  • 富士フイルム和光純薬の248-00545は、規格含量98.0%以上で、測定は滴定法です
  • 純正化学の25140-0401は、純度98.0%以上で、測定はGCです
  • ナカライテスクの36718-65は、純度98.0%以上で、測定は滴定です
  • サーモフィッシャーのA16944.36は、製品名に99%を掲げ、仕様欄の含量はシリル化GCで98.5%以上です

純正化学の製品規格書は、純度のほかに乾燥減量1.0%以下、融点93〜95℃、pH5.0〜7.0を規格値に入れています。受け入れ検査で項目を照らし合わせるときに使えます。

粒状と粉末の50M

Bフードサイエンスは、白色粒状のキシリトールと、白色粉末の50Mを別の製品名で案内しています。取得した資料に粒径の数値やふるい通過率はないため、50Mをそのまま粒径に換算しません。

  • 粉どうしを混ぜる配合では、両方のサンプルを取り寄せて混ざり方を確かめます
  • 発注書には、製品名と保証規格(日本薬局方・食品添加物)を並べて書きます

包装量と価格

  • Bフードサイエンスの原料は、20kgのダンボール箱で、内装はポリ袋です。公開価格はなく、量と規格を伝えて見積もりを取ります
  • ナカライテスクの36718-65は、500g包装で税抜9,700円です
  • 富士フイルム和光純薬の248-00545は、500g包装で税抜11,200円です。25g包装の244-00542は税抜2,900円です
  • 純正化学の25140-0401は、500g包装で本体価格12,000円です。25g包装の25140-0410は1,800円です
  • 関東化学の標準品46100-96は、500mg包装で税抜5,900円です
  • 富士フイルム和光純薬の標準品241-00731は、1g包装で税抜7,900円です
  • サーモフィッシャーのA16944.36は500g包装で、価格は見積もりです

価格は2026年10月28日にメーカー公式資料で確かめたものです。包装量も用途も違うので、総額だけでは比べられません。

保存条件と納期

  • 富士フイルム和光純薬の248-00545と241-00731は、室温保存です
  • サーモフィッシャーのA16944.36は、吸湿性があるとして、不活性ガス下で水分と酸化剤を避けるよう案内しています
  • 確認時点の標準納期は、ナカライテスクの36718-65が翌営業日、関東化学の46100-96が3営業日です。純正化学の25140-0401は在庫を問い合わせます
  • 在庫と納期は変わるので、発注のときに必要量と納入希望日を伝えて再確認します

国内で作っているメーカー

Bフードサイエンスは、沿革で1995年に「局方キシリトール」、1998年に「食添キシリトール」の製造を始めたと案内しています。本社と名古屋工場を持つ糖アルコールのメーカーです。

出典は比較ページ末尾の各メーカー公式製品ページと、Bフードサイエンスの製品総合カタログ・会社沿革、純正化学の製品規格書です。

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