口コミを書く

MLCC(積層セラミックコンデンサ)の誘電体、樹脂に混ぜる誘電体フィラー、光触媒、研磨剤や白色顔料の材料として、チタン酸ストロンチウムの粉末を選ぶ開発・品質管理・購買の担当の方へ

チタン酸ストロンチウムのメーカー6社比較【2026年】

チタン酸ストロンチウムは、コンデンサの誘電体や光触媒に使う、
化学式SrTiO3の白い粉末です。

ABOUT

チタン酸ストロンチウムとは

比較表を見る ↓

チタン酸ストロンチウムとは、コンデンサの誘電体や樹脂フィラー、
光触媒に使う白い粉末で、
化学式SrTiO3の複合酸化物です。
STOとも呼び、工業品と研究用の試薬に分かれます。

製品の特長

  • 誘電率が高く損失が小さい(チタン酸バリウムと同じくフィラーに使う)
  • 水やアセトンに溶けにくい白い粉末(融点2080℃)
  • 粒径は0.7μmから1.5μmの品が並ぶ(製法とグレードで変わる)

使うメリット

  • MLCCの誘電体と電極の共材に使える
  • 樹脂に混ぜて誘電特性を変えるフィラーになる
  • 光触媒や研磨剤・白色顔料にも使える

選ぶときに注意すること

  1. 工業品の多くは値段と荷姿を公式に出していない。規格は問い合わせる
  2. 富士チタン工業のST-Aの表は開発中の参考値。採用前に規格を確かめる
  3. チタン工業の表のデータは規格値ではない。規格書を別にもらう
  4. 粉を吸い込まないよう、保護具を着けて扱う

※性質は富士フイルム和光純薬・高純度化学研究所の製品ページ、値と価格は各社の製品ページによる(2026-11-05確認)。

LIST

チタン酸ストロンチウムの比較表

チタン酸ストロンチウム7製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

固相法(焼成法)

2製品
チタン工業株式会社焼成法チタン酸ストロンチウム SW-100硬さの要る研磨剤・白色顔料口コミを書く要見積

適度な硬さと着色力を持たせた、焼成法のチタン酸ストロンチウムです。白色顔料や研磨剤に使います。粒径と比表面積は公式に出していないので、規格を問い合わせます。

製法
固相法(焼成法)
製法
焼成法
主な用途
白色顔料、研磨剤
記載なし
純度・粒径・比表面積・Sr/Ti比・荷姿・CAS RN
公式ページへ詳細・仕様
富士チタン工業株式会社固相法チタン酸ストロンチウム ST-A樹脂に混ぜる誘電体フィラー口コミを書く要見積

Sr/Tiモル比0.99で作る固相法のチタン酸ストロンチウムです。粒径は1.5μm、比表面積は2.0m²/gです。表の値は開発中の参考値なので、採用前に規格を確かめます。

製法
固相法(焼成法)
製法
固相法
粒径
1.5μm
比表面積
2.0m²/g
Sr/Ti比
0.99
主な用途
誘電体材料、樹脂フィラー
記載なし
純度・荷姿・CAS RN
公式ページへ詳細・仕様

湿式法

1製品
チタン工業株式会社湿式法チタン酸ストロンチウム SW-300粒の形をそろえたい用途口コミを書く要見積

粒の形が立方体になる、湿式法のチタン酸ストロンチウムです。同じ会社の焼成法の品と、粒の形で選び分けます。粒径と比表面積は公式に出していないので、規格を問い合わせます。

製法
湿式法
製法
湿式法
主な用途
白色顔料、研磨剤
記載なし
純度・粒径・比表面積・Sr/Ti比・荷姿・CAS RN
公式ページへ詳細・仕様

試薬

2製品
株式会社高純度化学研究所チタン酸ストロンチウム 4N SRF17PB高純度の粉末を少量で使う研究口コミを書く要見積

純度4Nのチタン酸ストロンチウムの粉末で、分析表が付きます。不純物を抑えたい研究や試作に使います。値段と荷姿は公式に出していないので、問い合わせます。

製法
試薬
純度
4N
CAS RN
12060-59-2
記載なし
製法・粒径・比表面積・Sr/Ti比・荷姿・主な用途
公式ページへ詳細・仕様
富士フイルム和光純薬株式会社チタン酸ストロンチウム 粒径1μm 196-19202光触媒の研究・⁠⁠⁠試作口コミを書く9,500円税抜・希望納入価格

人工光合成の研究に向けた、粒径1μmの機能性無機材料用の試薬です。純度は99.9+%で、25gを9,500円(税抜)で買えます。少量から光触媒の評価を始められます。

製法
試薬
純度
99.9+%
粒径
1μm
荷姿
25g
CAS RN
12060-59-2
主な用途
人工光合成の半導体光触媒
記載なし
製法・比表面積・Sr/Ti比
公式ページへ詳細・仕様

製法を公式に書いていないもの

2製品
堺化学工業株式会社チタン酸ストロンチウム STシリーズMLCCの誘電体と電極の共材口コミを書く要見積

MLCCの誘電体と電極の共材に向けた、堺化学工業の誘電体粉末です。同じ表にチタン酸カルシウムやジルコン酸ストロンチウムも並び、組成を変えて相談できます。粒径と製法は公式に出していないので、規格は営業に問い合わせます。

製法
製法を公式に書いていないもの
主な用途
MLCC用誘電体、共材
記載なし
製法・純度・粒径・比表面積・Sr/Ti比・荷姿・CAS RN
公式ページへ詳細・仕様
日本化学工業株式会社チタン酸ストロンチウム パルセラム ST誘電体フィラーと基板材料口コミを書く要見積

粒径0.7〜0.9μm、比表面積1.8〜2.1m²/gをそろえた日本化学工業のチタン酸ストロンチウムです。高分子に混ぜて誘電特性を変えるフィラーや、半導体セラミックスのベース材料に使えます。製法は公式に書いていません。

製法
製法を公式に書いていないもの
粒径
0.7〜0.9μm
比表面積
1.8〜2.1m²/g
CAS RN
12060-59-2
主な用途
セラミックコンデンサ、基板材料、光触媒
記載なし
製法・純度・Sr/Ti比・荷姿
公式ページへ詳細・仕様

固相法(焼成法)2製品

チタン工業株式会社

焼成法チタン酸ストロンチウム SW-100

硬さの要る研磨剤・白色顔料

適度な硬さと着色力を持たせた、焼成法のチタン酸ストロンチウムです。白色顔料や研磨剤に使います。粒径と比表面積は公式に出していないので、規格を問い合わせます。

コスト要見積

製法
固相法(焼成法)
製法
焼成法
主な用途
白色顔料、研磨剤
記載なし
純度・粒径・比表面積・Sr/Ti比・荷姿・CAS RN
公式ページへ
富士チタン工業株式会社

固相法チタン酸ストロンチウム ST-A

樹脂に混ぜる誘電体フィラー

Sr/Tiモル比0.99で作る固相法のチタン酸ストロンチウムです。粒径は1.5μm、比表面積は2.0m²/gです。表の値は開発中の参考値なので、採用前に規格を確かめます。

コスト要見積

製法
固相法(焼成法)
製法
固相法
粒径
1.5μm
比表面積
2.0m²/g
Sr/Ti比
0.99
主な用途
誘電体材料、樹脂フィラー
記載なし
純度・荷姿・CAS RN
公式ページへ

湿式法1製品

チタン工業株式会社

湿式法チタン酸ストロンチウム SW-300

粒の形をそろえたい用途

粒の形が立方体になる、湿式法のチタン酸ストロンチウムです。同じ会社の焼成法の品と、粒の形で選び分けます。粒径と比表面積は公式に出していないので、規格を問い合わせます。

コスト要見積

製法
湿式法
製法
湿式法
主な用途
白色顔料、研磨剤
記載なし
純度・粒径・比表面積・Sr/Ti比・荷姿・CAS RN
公式ページへ

試薬2製品

株式会社高純度化学研究所

チタン酸ストロンチウム 4N SRF17PB

高純度の粉末を少量で使う研究

純度4Nのチタン酸ストロンチウムの粉末で、分析表が付きます。不純物を抑えたい研究や試作に使います。値段と荷姿は公式に出していないので、問い合わせます。

コスト要見積

製法
試薬
純度
4N
CAS RN
12060-59-2
記載なし
製法・粒径・比表面積・Sr/Ti比・荷姿・主な用途
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

チタン酸ストロンチウム 粒径1μm 196-19202

光触媒の研究・⁠⁠⁠試作

人工光合成の研究に向けた、粒径1μmの機能性無機材料用の試薬です。純度は99.9+%で、25gを9,500円(税抜)で買えます。少量から光触媒の評価を始められます。

コスト9,500円税抜・希望納入価格

製法
試薬
純度
99.9+%
粒径
1μm
荷姿
25g
CAS RN
12060-59-2
主な用途
人工光合成の半導体光触媒
記載なし
製法・比表面積・Sr/Ti比
公式ページへ

製法を公式に書いていないもの2製品

堺化学工業株式会社

チタン酸ストロンチウム STシリーズ

MLCCの誘電体と電極の共材

MLCCの誘電体と電極の共材に向けた、堺化学工業の誘電体粉末です。同じ表にチタン酸カルシウムやジルコン酸ストロンチウムも並び、組成を変えて相談できます。粒径と製法は公式に出していないので、規格は営業に問い合わせます。

コスト要見積

製法
製法を公式に書いていないもの
主な用途
MLCC用誘電体、共材
記載なし
製法・純度・粒径・比表面積・Sr/Ti比・荷姿・CAS RN
公式ページへ
日本化学工業株式会社

チタン酸ストロンチウム パルセラム ST

誘電体フィラーと基板材料

粒径0.7〜0.9μm、比表面積1.8〜2.1m²/gをそろえた日本化学工業のチタン酸ストロンチウムです。高分子に混ぜて誘電特性を変えるフィラーや、半導体セラミックスのベース材料に使えます。製法は公式に書いていません。

コスト要見積

製法
製法を公式に書いていないもの
粒径
0.7〜0.9μm
比表面積
1.8〜2.1m²/g
CAS RN
12060-59-2
主な用途
セラミックコンデンサ、基板材料、光触媒
記載なし
製法・純度・Sr/Ti比・荷姿
公式ページへ
Q&A

チタン酸ストロンチウム選びで、よくある疑問

購買担当の疑問チタン酸ストロンチウムの価格は、いくら?

富士フイルム和光純薬の196-19202は25gで9,500円(税抜の希望納入価格)、100gの198-19201は20,000円です。工業品と高純度化学研究所のSRF17PBは、値段を出していません。

設備担当の疑問チタン酸ストロンチウムの化学式と性質は?

化学式はSrTiO3、CAS RNは12060-59-2、分子量は183.49です。高純度化学研究所の記載では、融点は2080℃、比重は5.1です。水・アセトン・エタノールに溶けにくい白い粉末です。

工場長の疑問固相法と湿式法の違いは?

固相法(焼成法)は原料を混ぜて焼く作り方で、富士チタン工業のST-Aとチタン工業のSW-100がこれです。湿式法は水溶液の中で粒を作り、チタン工業のSW-300は粒の形が立方体になります。チタン工業は2つの製法で作り、どちらも小粒子が特徴と書いています。

設備担当の疑問粒径と比表面積は、どう選ぶ?

粒が細かいほど比表面積は大きくなります。日本化学工業のパルセラム STは0.7〜0.9μmで1.8〜2.1m²/g、富士チタン工業のST-AはD50で1.5μm、2.0m²/gです。富士フイルム和光純薬の試薬は粒径1μmです。

設備担当の疑問Sr/Ti比とは?

ストロンチウムとチタンのモル比です。富士チタン工業のST-Aは0.99です。ほかの会社は公式に出していないので、規格書で確かめます。

設備担当の疑問チタン酸ストロンチウムの純度は?

高純度化学研究所のSRF17PBは4Nで分析表が付き、富士フイルム和光純薬の196-19202は99.9+%です。工業品は純度を公式に出していないので、規格書で確かめます。

工場長の疑問チタン酸ストロンチウムの用途は?

堺化学工業はMLCCの誘電体と共材、日本化学工業はセラミックコンデンサ・基板材料・光触媒に使うとしています。チタン工業は白色顔料と研磨剤、富士チタン工業は樹脂フィラーなどの誘電体材料に出しています。

工場長の疑問光触媒に使うチタン酸ストロンチウムはある?

あります。富士フイルム和光純薬の196-19202は、人工光合成で使う半導体光触媒材料の試薬です。日本化学工業のパルセラム STも、主な用途に光触媒を挙げています。

購買担当の疑問少量で買える?量産の原料はどこに頼む?

少量なら試薬で、富士フイルム和光純薬の196-19202が25gから買えます。量産の原料は、富士チタン工業・チタン工業・堺化学工業・日本化学工業に規格を問い合わせます。

経営者の疑問チタン酸ストロンチウムとチタン酸バリウムの違いは?

どちらもペロブスカイト型の複合酸化物で、日本化学工業はチタン酸ストロンチウムをチタン酸バリウムと同じく高誘電率・低損失のフィラーとして出しています。このページはチタン酸ストロンチウムの粉末だけを比べ、チタン酸バリウムは別の比較ページで扱います。

TYPES

チタン酸ストロンチウムの製法の違い

固相法(焼成法)

原料の粉を混ぜて高い温度で焼き、チタン酸ストロンチウムにする作り方です。富士チタン工業は固相法、チタン工業は焼成法と書いています。誘電体フィラーや、硬さを生かした研磨剤・白色顔料に使います。

向いている使い方

  • 樹脂に混ぜる誘電体フィラー
  • 研磨剤・白色顔料
  • 組成をそろえた工業品が要る

根拠:厳密な品質管理により製造された固相法「チタン酸カルシウム」「チタン酸ストロンチウム」を(出典1)

この製法の2製品を表で見る

湿式法

水溶液の中で粒を作る作り方です。チタン工業のSW-300は、粒の形が立方体になります。粒の形をそろえたいときに、焼成法の品と選び分けます。

向いている使い方

  • 粒の形をそろえたい
  • 小さな粒が要る
  • 焼成法の品と比べたい

根拠:SW-300 | 粒子形状が立方体であることを特徴とする湿式法チタン酸ストロンチウム(出典3)

この製法の1製品を表で見る

試薬

研究や試作で少量を使う瓶入りの品です。富士フイルム和光純薬は人工光合成の光触媒向けに粒径1μmの品を出し、高純度化学研究所は純度4Nの粉末を出しています。純度と分析表で選びます。

向いている使い方

  • 光触媒の研究
  • 少量で試したい
  • 純度を規格でそろえたい

根拠:本品は、人工光合成で使用される半導体光触媒材料です。(出典6)

この製法の2製品を表で見る
MAKERS

チタン酸ストロンチウムの主なメーカー6社

株式会社高純度化学研究所

純度4Nのチタン酸ストロンチウムの粉末で、分析表が付きます。

埼玉県

堺化学工業株式会社

MLCCの誘電体と電極の共材に向けた、堺化学工業の誘電体粉末です。

大阪府

チタン工業株式会社

適度な硬さと着色力を持たせた、焼成法のチタン酸ストロンチウムです。

山口県

日本化学工業株式会社

粒径0.7〜0.9μm、比表面積1.8〜2.1m²/gをそろえた日本化学工業のチタン酸ストロンチウムです。

東京都

富士チタン工業株式会社

Sr/Tiモル比0.99で作る固相法のチタン酸ストロンチウムです。

大阪府

富士フイルム和光純薬株式会社

人工光合成の研究に向けた、粒径1μmの機能性無機材料用の試薬です。

大阪府

出典
  1. 富士チタン工業 固相法チタン酸化合物
  2. 富士チタン工業 製品情報
  3. チタン工業 チタン酸塩
  4. 堺化学工業 電子材料
  5. 日本化学工業 複合酸化物 パルセラム
  6. 富士フイルム和光純薬 チタン酸ストロンチウム 196-19202
  7. 高純度化学研究所 チタン酸ストロンチウム SRF17PB
掲載基準

MLCCなど電子部品の誘電体、樹脂フィラー、光触媒、研磨剤・白色顔料の材料、研究に使うチタン酸ストロンチウム(SrTiO3)の粉末で、日本の会社が自社で作り、公式サイト・製品ページで今の製法・純度・粒径・比表面積・価格のどれかを確かめられた品を、1社1〜2製品載せています。工業品は富士チタン工業・チタン工業・堺化学工業・日本化学工業の品、試薬は富士フイルム和光純薬・高純度化学研究所の品です。堺化学工業と日本化学工業は製法を公式に書いていないので、製法の分類に入れていません。富士チタン工業のST-Aは、公式の表が開発中の参考値です。単結晶基板・スパッタリングターゲット・タブレット、分散体、ニオブなどを加えた複合品は対象外です。戸田工業は製品ページにチタン酸ストロンチウムの粉末が無く、関東化学は製品検索の結果をこちらから取れず、三津和化学薬品は製品の一覧に名前があるだけで品番と製造元を確かめられなかったため、載せていません。チタン酸バリウムはbarium-titanate、炭酸ストロンチウムなどのストロンチウム化合物はstrontium、酸化チタンはtitanium-dioxideの比較ページで扱います。

チタン酸ストロンチウムを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉