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GUIDE / SILICONE-OIL

シリコーンオイルとは?シリコンオイルの種類(ジメチル・メチルフェニル・変性)と、動粘度・引火点・価格の選び方

離型・潤滑・消泡・熱媒・電気絶縁に使うシリコーンオイル(シリコンオイル)の3つの種類、動粘度の選び方、引火点と耐熱、価格を、メーカーの公式資料の数字で整理します。

2026年11月7日更新

この記事の答え

シリコーンオイルは、熱と寒さに強く、温度で粘度が変わりにくい合成オイルです。シリコンオイルとも呼びます。迷ったらジメチルから見ます。250℃近くまで使うならメチルフェニル、樹脂に混ぜるなら変性です。

シリコーンオイルとは

シリコーンオイルは、ケイ素と酸素の鎖にメチル基などが付いた無色透明の合成オイルです。耐熱性・耐寒性・電気絶縁性に優れ、離型・撥水・消泡にも使います。

比較ページには、メーカーが自社ブランドで売るシリコーンオイルを、品番か系列の単位で載せています。シリコーンスプレー、シリコーン樹脂、消泡剤として仕上がった品は載せていません。

選ぶときは「種類」「動粘度」「使う温度」の3つを先に決めます。

3つの種類

  • ジメチルは、メチル基だけが付いた最も代表的な品です。例は信越化学工業のKF-96、旭化成ワッカーシリコーンのWACKER AK 1000です
  • メチルフェニルは、メチル基の一部をフェニル基に置き換えた品です。例は信越化学工業のKF-54、松村石油のPシリーズです
  • 変性は、有機基を入れて反応性や相溶性を足した品です。例はモメンティブのTSF4703です

動粘度の選び方

  • 信越化学工業のKF-96は、0.65〜100万mm²/sで27種類あります
  • モメンティブのElement14 PDMS 1000-Jは、1,000mm²/sです
  • 防振やダンパーの部材には、冨田マテックスのDMF100-100Mのような超高粘度を使います。粘度は1,000,000mPa·sです

引火点と耐熱

  • KF-96-1,000csの引火点は315℃以上、KF-54は300℃以上です
  • エーゼットのAZ シリコーンオイル 粘度50CSは、引火点が310℃以上で、耐熱は200℃です
  • KF-54は開放系で250℃まで使え、短時間なら300℃に耐えます
  • KF-96は空気中150℃以下ではほとんど変化しません

低温で使うとき

  • 信越化学工業のKF-50は-65℃でも流動性を保ちます
  • KF-96-1,000csの流動点は-50℃以下です

価格

  • 公式に値段を出しているのは、エーゼットのAZ シリコーンオイル 粘度50CSで、4kgで6,980円(税込・通販)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかのメーカーは、種類と荷姿、量で決まるので見積もりを取ります

使うときの注意

  • 絶縁油に使うときは、あらかじめ脱水してから使います
  • 一部の合成ゴムやプラスチックは、触れると縮むことがあります
  • 鉛・セレン・テルルに触れるとゲル化します
  • 成型品の表面に付くと、接着・塗装・印刷に不具合が出ます
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