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GUIDE / POTASSIUM-TITANATE

チタン酸カリウムとは?ブレーキ摩擦材や樹脂の補強に使う粉末の種類(繊維状・板状)と、大きさ・かさ密度の見方

ブレーキ摩擦材や樹脂の補強に使うチタン酸カリウムの粉末について、繊維状・板状・試薬の違い、組成、大きさ、かさ密度、メーカーごとの品を公式資料からまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

チタン酸カリウムは、ブレーキの摩擦材や樹脂の補強に使う、繊維状や板状の無機粉末です。形で、繊維状、板状、研究用の試薬に分かれます。選ぶときは「形状」「大きさ」「組成」の3つを先に決めます。値段は各社とも公開していないので、規格と一緒に問い合わせます。

チタン酸カリウムとは

チタン酸カリウムは、カリウムとチタンの酸化物の粉末です。K2Ti6O13の組成は6チタン酸カリウムと呼びます。ブレーキの摩擦調整材、プラスチックの補強材、耐熱塗料に使います。

比較ページには、日本の会社が自社ブランドで作るチタン酸カリウムを、品番やグレードの単位で載せています。

3つの形

  • 繊維状は、細い繊維の形です。例は大塚化学のティスモで、繊維径は0.3〜0.6μmです
  • 板状は、薄い板やうろこの形です。例は大塚化学のテラセス TF-Lと、クボタのTXAX-A、TXAX-MAです
  • 試薬は、研究や試作で少量を使う粉末です。例は高純度化学研究所のKKF19PBとKK008です
  • JFEミネラルのTIBREXは、形状を公式の文字で確かめられなかったので分けていません

組成

  • ティスモ Dの組成は、K2O・8TiO2です
  • ティスモ Nの組成は、K2O・6TiO2です
  • クボタのTXAX-AとTXAX-MAは、どちらもK2Ti6O13です
  • 高純度化学研究所のKKF19PBはおよそK2Ti4O9、KK008はおよそK2Ti2O5です

大きさとかさ密度

  • 大きさの書き方は各社で違います。ティスモは繊維径と繊維長、テラセスは中央径、TXAXは平均長・平均幅・平均厚みです
  • テラセス TF-Lの中央径は15〜45μmで、細かいTF-Sは3〜11μmです
  • TXAX-Aの平均長は140〜160、TXAX-MAの平均長は65〜75です。公式の表に単位は書かれていません
  • かさ密度は、TXAX-Aが0.3〜0.6g/cm³、TXAX-MAが0.1〜0.3g/cm³、テラセス TF-Lが0.3〜1.3g/cm³です

用途で選ぶ

  • プラスチックの補強なら、大塚化学のティスモを比べます。炭素繊維と同等の強度・剛性と公式が書いています
  • ブレーキパッドやクラッチの摩擦材なら、テラセス TF-L、TXAX、TIBREXを比べます
  • 精密ギアやコネクタ、軸受けの添加材なら、JFEミネラルのTIBREXに用途の記載があります
  • 研究で組成を試すなら、高純度化学研究所の試薬です

問い合わせるときに決めておくこと

  • 使い道と、混ぜる相手(樹脂か摩擦材か)を伝えます
  • 欲しい形状と大きさの範囲を伝えます
  • 規格書とSDS、荷姿、値段をまとめて聞きます
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