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研究室や品質管理で、酸塩基滴定やアルカリ度の測定に使うフェノールフタレインを選ぶ、分析・品質管理・購買の担当の方へ

フェノールフタレインのメーカー6社比較【2026年】

フェノールフタレインは、酸塩基滴定の終点を、
色の変化で知らせる指示薬です。

ABOUT

フェノールフタレインとは

比較表を見る ↓

フェノールフタレインとは、酸塩基滴定やアルカリ度の測定で、終点を色の変化で示す指示薬です。
pH7.8で無色、pH10.0で紅色になり、強いアルカリでは再び無色に戻ります。
粉末の試薬と、エタノールに溶かした指示薬溶液があります。
フェノールフタレイン溶液・フェノールフタレイン試液とも呼びます。

製品の特長

  • 色の変わり目がはっきりしているpH7.8で無色、pH10.0で紅色
  • 粉末と溶液を選べる溶液は1.0w/v%・1%・10g/Lのように濃度が決まっている
  • JIS K 8799の規格がある純度98.0%以上・吸光度0.60以上

使うメリット

  • 調製の手間が減る溶液なら量って溶かす作業がいらない
  • 少量から買える25gの粉末や100mLの溶液がある
  • 品質をそろえやすい各社が製品規格書を公開している

選ぶときに注意すること

  1. SDSで発がん性・生殖毒性が区分1Bの物質。手袋と保護めがねを着ける
  2. 強いアルカリでは再び無色になる。色が消えても終点とは限らない
  3. 溶液はエタノールを含み、火がつきやすい。火の気から離す
  4. 粉末は水にほとんど溶けない。エタノールに溶かして使う
  5. 試薬は試験研究用。食品・医薬品・家庭用品には使えない

※仕様と価格は2026年10月に取得した各社公式の製品ページ・製品規格書による。価格は各社の表示のままで、税抜・本体価格・税区分の記載なしが混ざる。変色範囲・調製法・危険有害性は富士フイルム和光純薬の製品ページとSDSによる。

LIST

フェノールフタレインの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

フェノールフタレイン10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

粉末(試薬特級など)

6製品
関東化学株式会社フェノールフタレイン 32081-⁠00500g単位でまとめて使う口コミを書く11,000円税抜

JIS K 8799の特級を500g瓶で出していて、滴定で純度98.0%超を示しています。価格は11,000円(税抜)で⁠、在庫と納期を製品ページで確かめられます。

形態
粉末(試薬特級など)
形態
結晶性粉末
グレード
特級(JIS K 8799)
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%超(滴定)
容量
500g
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
変色範囲・主な規格・保存条件・公式の用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
純正化学株式会社フェノールフタレイン 63035-0310規格書で特級の項目を照らす口コミを書く2,500円本体価格

試薬特級の粉末で、製品規格書に純度98.0%(m/m)以上・吸光度0.60以上・変色範囲を載せています。25gは本体価格2,500円です。

形態
粉末(試薬特級など)
グレード
試薬特級
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%(m/m)⁠⁠⁠以上
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸光度0.60以上、エタノール溶状 試験適合
容量
25g
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
形態・保存条件・公式の用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
ナカライテスク株式会社フェノールフタレイン 26724-⁠72JIS特級の粉末を翌営業日に口コミを書く2,460円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

JIS K8799-2020に準じたJIS試薬特級の粉末で、規格書に吸光度0.60以上と変色範囲を載せています。25gの定価は2,460円(税抜)で⁠、標準の納期は翌営業日です。

形態
粉末(試薬特級など)
グレード
JIS試薬特級⁠(GR)
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%以上(質量分率)
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸光度0.60以上、エタノール溶状 試験適合
容量
25g
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
形態・保存条件・公式の用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
林純薬工業株式会社フェノールフタレイン 16001202公式通販で規格書を見て買う口コミを書く1,900円税抜

特級の粉末で、製品規格に純度98.0%以上・吸光度0.60以上・変色範囲を載せています。25gの希望納入価格は1,900円(税抜)で⁠、公式の通販サイトから注文できます。

形態
粉末(試薬特級など)
形態
結晶性粉末
グレード
特級
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%以上(質量分率)
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸光度0.60以上、エタノール溶状 澄明
容量
25g
保存条件
常温
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
公式の用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
富士フイルム和光純薬株式会社フェノールフタレイン 162-01072JIS特級の粉末を少量で買う口コミを書く2,300円税抜

JIS K 8799に合わせた試薬特級の粉末で、規格書に吸光度0.60以上と変色範囲を載せています。25gは2,300円(税抜)で⁠、容量違いの品番もあります。

形態
粉末(試薬特級など)
形態
結晶性粉末
グレード
試薬特級(JIS K 8799)
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%以上(質量分率)
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸光度0.60以上、エタノール溶状 試験適合
容量
25g
保存条件
室温
公式の用途
酸塩基指示薬、フェノールフタレインアルカリ度の測定
CAS RN
77-09-⁠8
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
米山薬品工業株式会社フェノールフタレイン 04180GRの粉末を25gで小口に口コミを書く1,700円税区分の記載なし

GRの粉末を25gで出していて、公式の試薬検索で純度98%と価格を確かめられます。同じページに大きい容量のGRとEPも並んでいます。

形態
粉末(試薬特級など)
グレード
GR
純度・⁠⁠⁠濃度
98%
容量
25g
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
形態・変色範囲・主な規格・保存条件・公式の用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

指示薬溶液(⁠エタノール溶液)

4製品
純正化学株式会社フェノールフタレイン溶液 10g/L 96706-8134濃度を10g/Lで指定する滴定口コミを書く2,900円本体価格

濃度を10g/Lで示したエタノール(90)溶液で、規格書で鋭敏度を確かめています。100mLは本体価格2,900円で、スポイト付きの瓶も別にあります。

形態
指示薬溶液(⁠エタノール溶液)
形態
エタノール(90)⁠溶⁠⁠⁠⁠液
グレード
指示薬溶液
純度・⁠⁠⁠濃度
10g/L
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
鋭敏度 試験適合
容量
100mL
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
保存条件・公式の用途
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
林純薬工業株式会社フェノールフタレイン溶液 1W/V% 45002363JIS K8001どおりの滴定口コミを書く2,500円税抜

JIS K8001(試薬試験方法通則)の指示薬にあたる1W/V%のエタノール溶液です。100mLの希望納入価格は2,500円(税抜)で⁠、保管は常温です。

形態
指示薬溶液(⁠エタノール溶液)
形態
エタノール溶液
グレード
滴定用指示薬 IN
純度・⁠⁠⁠濃度
1W/V%
主な規格
鋭敏度 試験適合
容量
100mL
保存条件
常温
公式の用途
JIS K8001 試薬試験方法通則の指示薬
CAS RN
77-09-8、64-17-⁠5
記載なし
変色範囲
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
富士フイルム和光純薬株式会社フェノールフタレイン溶液 1.0w/v% 163-15733調製済みの液で中和滴定する口コミを書く2,700円税抜

中和滴定用の1.0w/v%のエタノール(90)溶液で、粉末を溶かす手間がありません。規格書で吸収極大波長551〜554nmと吸光度0.40〜0.65を決めています。100mLは2,700円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

形態
指示薬溶液(⁠エタノール溶液)
形態
エタノール(90)⁠溶⁠⁠⁠⁠液
グレード
中和滴定用
純度・⁠⁠⁠濃度
1.0w/v%
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸収極大波長551〜554nm、吸光度0.40〜0.65
容量
100mL
保存条件
室温
公式の用途
強酸-強塩基、弱酸-強塩基の中和滴定の指示薬
CAS RN
77-09-⁠8
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
米山薬品工業株式会社フェノールフタレイン溶液 1% 032671%の滴定用液を小びんで口コミを書く1,600円税区分の記載なし

1%の滴定用の液で、公式の試薬検索に変色範囲pH7.8〜10.0を載せています。100mLは1,600円で、価格に税区分の記載はありません。

形態
指示薬溶液(⁠エタノール溶液)
形態
溶液
グレード
滴定用
純度・⁠⁠⁠濃度
1%
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
容量
100mL
記載なし
主な規格・保存条件・公式の用途・CAS RN
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

粉末(試薬特級など)6製品

関東化学株式会社

フェノールフタレイン 32081-⁠00

500g単位でまとめて使う

JIS K 8799の特級を500g瓶で出していて、滴定で純度98.0%超を示しています。価格は11,000円(税抜)で⁠、在庫と納期を製品ページで確かめられます。

コスト11,000円税抜

形態
粉末(試薬特級など)
形態
結晶性粉末
グレード
特級(JIS K 8799)
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%超(滴定)
容量
500g
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
変色範囲・主な規格・保存条件・公式の用途
公式ページへ
純正化学株式会社

フェノールフタレイン 63035-0310

規格書で特級の項目を照らす

試薬特級の粉末で、製品規格書に純度98.0%(m/m)以上・吸光度0.60以上・変色範囲を載せています。25gは本体価格2,500円です。

コスト2,500円本体価格

形態
粉末(試薬特級など)
グレード
試薬特級
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%(m/m)⁠⁠⁠以上
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸光度0.60以上、エタノール溶状 試験適合
容量
25g
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
形態・保存条件・公式の用途
公式ページへ
ナカライテスク株式会社

フェノールフタレイン 26724-⁠72

JIS特級の粉末を翌営業日に

JIS K8799-2020に準じたJIS試薬特級の粉末で、規格書に吸光度0.60以上と変色範囲を載せています。25gの定価は2,460円(税抜)で⁠、標準の納期は翌営業日です。

コスト2,460円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

形態
粉末(試薬特級など)
グレード
JIS試薬特級⁠(GR)
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%以上(質量分率)
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸光度0.60以上、エタノール溶状 試験適合
容量
25g
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
形態・保存条件・公式の用途
公式ページへ
林純薬工業株式会社

フェノールフタレイン 16001202

公式通販で規格書を見て買う

特級の粉末で、製品規格に純度98.0%以上・吸光度0.60以上・変色範囲を載せています。25gの希望納入価格は1,900円(税抜)で⁠、公式の通販サイトから注文できます。

コスト1,900円税抜

形態
粉末(試薬特級など)
形態
結晶性粉末
グレード
特級
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%以上(質量分率)
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸光度0.60以上、エタノール溶状 澄明
容量
25g
保存条件
常温
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
公式の用途
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

フェノールフタレイン 162-01072

JIS特級の粉末を少量で買う

JIS K 8799に合わせた試薬特級の粉末で、規格書に吸光度0.60以上と変色範囲を載せています。25gは2,300円(税抜)で⁠、容量違いの品番もあります。

コスト2,300円税抜

形態
粉末(試薬特級など)
形態
結晶性粉末
グレード
試薬特級(JIS K 8799)
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%以上(質量分率)
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸光度0.60以上、エタノール溶状 試験適合
容量
25g
保存条件
室温
公式の用途
酸塩基指示薬、フェノールフタレインアルカリ度の測定
CAS RN
77-09-⁠8
公式ページへ
米山薬品工業株式会社

フェノールフタレイン 04180

GRの粉末を25gで小口に

GRの粉末を25gで出していて、公式の試薬検索で純度98%と価格を確かめられます。同じページに大きい容量のGRとEPも並んでいます。

コスト1,700円税区分の記載なし

形態
粉末(試薬特級など)
グレード
GR
純度・⁠⁠⁠濃度
98%
容量
25g
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
形態・変色範囲・主な規格・保存条件・公式の用途
公式ページへ

指示薬溶液(⁠エタノール溶液)4製品

純正化学株式会社

フェノールフタレイン溶液 10g/L 96706-8134

濃度を10g/Lで指定する滴定

濃度を10g/Lで示したエタノール(90)溶液で、規格書で鋭敏度を確かめています。100mLは本体価格2,900円で、スポイト付きの瓶も別にあります。

コスト2,900円本体価格

形態
指示薬溶液(⁠エタノール溶液)
形態
エタノール(90)⁠溶⁠⁠⁠⁠液
グレード
指示薬溶液
純度・⁠⁠⁠濃度
10g/L
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
鋭敏度 試験適合
容量
100mL
CAS RN
77-09-⁠8
記載なし
保存条件・公式の用途
公式ページへ
林純薬工業株式会社

フェノールフタレイン溶液 1W/V% 45002363

JIS K8001どおりの滴定

JIS K8001(試薬試験方法通則)の指示薬にあたる1W/V%のエタノール溶液です。100mLの希望納入価格は2,500円(税抜)で⁠、保管は常温です。

コスト2,500円税抜

形態
指示薬溶液(⁠エタノール溶液)
形態
エタノール溶液
グレード
滴定用指示薬 IN
純度・⁠⁠⁠濃度
1W/V%
主な規格
鋭敏度 試験適合
容量
100mL
保存条件
常温
公式の用途
JIS K8001 試薬試験方法通則の指示薬
CAS RN
77-09-8、64-17-⁠5
記載なし
変色範囲
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

フェノールフタレイン溶液 1.0w/v% 163-15733

調製済みの液で中和滴定する

中和滴定用の1.0w/v%のエタノール(90)溶液で、粉末を溶かす手間がありません。規格書で吸収極大波長551〜554nmと吸光度0.40〜0.65を決めています。100mLは2,700円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト2,700円税抜

形態
指示薬溶液(⁠エタノール溶液)
形態
エタノール(90)⁠溶⁠⁠⁠⁠液
グレード
中和滴定用
純度・⁠⁠⁠濃度
1.0w/v%
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
主な規格
吸収極大波長551〜554nm、吸光度0.40〜0.65
容量
100mL
保存条件
室温
公式の用途
強酸-強塩基、弱酸-強塩基の中和滴定の指示薬
CAS RN
77-09-⁠8
公式ページへ
米山薬品工業株式会社

フェノールフタレイン溶液 1% 03267

1%の滴定用液を小びんで

1%の滴定用の液で、公式の試薬検索に変色範囲pH7.8〜10.0を載せています。100mLは1,600円で、価格に税区分の記載はありません。

コスト1,600円税区分の記載なし

形態
指示薬溶液(⁠エタノール溶液)
形態
溶液
グレード
滴定用
純度・⁠⁠⁠濃度
1%
変色範囲
pH7.8〜10.0(無色→⁠⁠⁠紅色)
容量
100mL
記載なし
主な規格・保存条件・公式の用途・CAS RN
公式ページへ
Q&A

フェノールフタレイン選びで、よくある疑問

購買担当の疑問フェノールフタレインの価格は、いくら?

25gの粉末は、林純薬の16001202が1,900円(税抜)、和光の162-01072が2,300円(税抜)、ナカライの26724-72が2,460円(税抜)⁠で⁠す⁠。指示薬溶液の100mLは、林純薬の45002363が2,500円(税抜)、和光の163-15733が2,700円(税抜)⁠で⁠す⁠。米山薬品は税区分の記載がなく、04180の25gが1,700円です。

設備担当の疑問フェノールフタレインの変色範囲は?何色になる?

pH7.8で無色、pH10.0で紅色になります。和光の解説では、強いアルカリでは再び無色に戻ります。和光の溶液は、強酸と強塩基、弱酸と強塩基の中和滴定の指示薬として出しています。

設備担当の疑問フェノールフタレイン溶液の作り方は?

和光の解説では、JIS K8001の中和滴定用は、フェノールフタレイン1.0gをエタノール(95)90mLに溶かし、水を足して100mLにします。日局13の試液は、1gをエタノール(95)100mLに溶かします。100mLの試料に2〜3滴を入れて滴定します。

工場長の疑問粉末と指示薬溶液、どちらを買う?

決まった処方で試液を作るなら粉末、すぐ使うなら溶液です。溶液は和光の163-15733が1.0w/v%、純正化学の96706-8134が10g/L、米山薬品の03267が1%と、品番ごとに濃度が決まっています。

設備担当の疑問試薬特級のフェノールフタレインは、規格のどこを見る?

JIS K 8799の特級は、純度98.0%以上、吸光度0.60以上、変色範囲pH7.8〜10.0を決めています。和光・純正化学・ナカライ・林純薬は、この項目を製品規格書で公開しています。

施設管理の疑問フェノールフタレインは水に溶ける?

粉末は水にほとんど溶けず、エタノールに溶けます。そのため指示薬溶液はエタノール溶液で、和光の163-15733と純正化学の96706-8134は、エタノール(90)を溶媒にしています。

総務の疑問フェノールフタレインの危険性・毒性は?

和光のSDSでは、発がん性と生殖毒性が区分1Bです。皮膚や目に付かないよう手袋と保護めがねを着け、施錠して保管します。溶液はエタノールを含むので、火の気から離します。

施設管理の疑問フェノールフタレインの保管方法は?

和光は室温、林純薬は常温での保管としています。和光のSDSでは、容器を遮光し、換気のよい涼しい場所に密閉して保管します。ロットごとの品質は、各社が出す検査成績書で確かめます。

購買担当の疑問500gなど大きい容量はある?

関東化学の32081-00は500gで11,000円(税抜)⁠で⁠す⁠。和光は500gを10,000円(税抜)、米山薬品は500gのGRを11,200円で載せています。溶液なら、林純薬の1W/V%の500mLが3,700円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

設備担当の疑問pH試験用と滴定用の溶液は同じ?

別の品番です。和光は中和滴定用の1.0w/v%溶液と、pH試験用の0.04w/v%溶液を分けています。林純薬も、滴定用指示薬とpH測定用指示薬を別の品番で出しています。

経営者の疑問学校や家庭で使うフェノールフタレインとの違いは?

このページの品は試験研究用の試薬で、和光は医薬品・食品・家庭用品には使えないとしています。業務では、手順書が指定するグレードと濃度に合わせて品番を選びます。

TYPES

フェノールフタレインの形態の違い

ボタンを押すと、表がその形態の製品だけになります。

粉末(試薬特級など)

フェノールフタレインの結晶性粉末です。エタノールに溶かして、自分で指示薬溶液を作ります。JIS K 8799の特級は、純度・吸光度・変色範囲を規格で決めています。

向いている使い方

  • 決まった処方で試液を作る
  • JISや日局の手順で調製する
  • 多くの滴定のために液を作り置く

根拠:フェノールフタレイン1.0gにエタノール(95)90mLを加え、水で100mLにします(JIS K8001、中和滴定用指示薬⁠)⁠。(出典1)

この形態の6製品を表で見る

指示薬溶液(⁠エタノール溶液)

粉末をエタノールに溶かした、そのまま滴下できる液です。濃度は1.0w/v%・1%・10g/Lのように品番ごとに決まっています。中和滴定用とpH試験用で別の品番があります。

向いている使い方

  • すぐ滴定を始めたい
  • 調製のばらつきをなくしたい
  • 少しずつ何本も使い分ける

根拠:強酸-強塩基、または、弱酸-強塩基の中和滴定指示薬。(出典2)

この形態の4製品を表で見る
MAKERS

フェノールフタレインの主なメーカー6社

フェノールフタレインの主なメーカーは、次の6社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

関東化学株式会社

JIS K 8799の特級を500g瓶で出していて、滴定で純度98.0%超を示しています。

東京都

純正化学株式会社

試薬特級の粉末で、製品規格書に純度98.0%(m/m)以上・吸光度0.60以上・変色範囲を載せています。

東京都

ナカライテスク株式会社

JIS K8799-2020に準じたJIS試薬特級の粉末で、規格書に吸光度0.60以上と変色範囲を載せています。

京都府

林純薬工業株式会社

特級の粉末で、製品規格に純度98.0%以上・吸光度0.60以上・変色範囲を載せています。

大阪府

富士フイルム和光純薬株式会社

JIS K 8799に合わせた試薬特級の粉末で、規格書に吸光度0.60以上と変色範囲を載せています。

大阪府

米山薬品工業株式会社

GRの粉末を25gで出していて、公式の試薬検索で純度98%と価格を確かめられます。

大阪府

出典(2026年10月29日確認)

  1. 富士フイルム和光純薬 フェノールフタレイン 試薬特級
  2. 富士フイルム和光純薬 1.0w/v% フェノールフタレイン エタノール(90)⁠溶⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠液
  3. 富士フイルム和光純薬 フェノールフタレイン 製品規格書
  4. 富士フイルム和光純薬 1.0w/v%フェノールフタレイン溶液 製品規格書
  5. 富士フイルム和光純薬 フェノールフタレイン SDS
  6. 富士フイルム和光純薬 フェノールフタレインの製品一覧
  7. 関東化学 フェノールフタレイン 32081-⁠00
  8. 純正化学 フェノールフタレイン 63035-0310
  9. 純正化学 フェノールフタレイン 製品規格書
  10. 純正化学 フェノールフタレイン エタノール(90)⁠溶⁠液⁠ 96706-8134
  11. 純正化学 フェノールフタレイン エタノール(90)溶液 製品規格書
  12. ナカライテスク フェノールフタレイン 26724-⁠72
  13. ナカライテスク フェノールフタレイン 製品規格書
  14. 林純薬工業 フェノールフタレイン 特級 16001202
  15. 林純薬工業 フェノールフタレイン 製品規格
  16. 林純薬工業 1W/V% フェノールフタレイン・エタノール溶液 45002363
  17. 林純薬工業 1W/V% フェノールフタレイン・エタノール溶液 製品規格
  18. 林純薬工業 フェノールフタレインの製品一覧
  19. 米山薬品工業 フェノールフタレイン 04180
  20. 米山薬品工業 フェノールフタレイン溶液(1%)(滴定用) 03267

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:日本法人のある試薬メーカーが自社製品として出すフェノールフタレインの粉末と、フェノールフタレインだけを溶かした指示薬溶液を対象にしています。品番(グレード・純度・濃度・溶媒・容量⁠)の単位で載せ、各社は最大2製品です。メーカーは、公式サイトの製造元表示・自社の製品規格書・会社概要の製造販売の記載で確かめています。医薬品の完成品、チモールブルーやメチルオレンジなどほかの指示薬を混ぜた混合溶液、フェノールフタレインの誘導体(フェノールフタレイン二硫酸など)、教材セットの中の液、海外ブランドの輸入販売元・総代理店、他社製品を扱う販売店、中古・販売終了品は除きます。東京化成工業とメルク(シグマ アルドリッチ)は公式の製品ページの文字を取得できず、キシダ化学は公式サイトが閉じていて、小宗化学薬品は取扱商品の一覧に名前があるだけで仕様と製造元を確かめられず、国産化学は教材セットの液だけだったので、今回は載せていません。pH計は測る装置、ビュレットは滴定の器具、エタノールは溶媒の比較で、このページは指示薬の試薬として線を引いています。公開価格は税抜・本体価格・税区分の記載なしが混ざるので、コストの高い安いは判定していません。並びは形態ごと、会社の五十音順です。

並び順:形態ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

フェノールフタレインを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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