PET樹脂とは?固有粘度・融点・成形用グレードと再生PETの選び方
成形品・ボトル・

この
ポリエチレンテレフタレート
PET樹脂とは
PETは
PET樹脂の
原料設計による4つの区分
- ホモPETは、
共重合なしの 樹脂です。 帝人の TRN-8550FFは 射出・ 射出ブロー・ シート向け、 ユニチカの NEH-2050は 低AAの インジェクションブロー 向けです - 共重合・
変性PETは、 成形性を 調整した 樹脂です。 クラペット KS710B-8Sは ダイレクトブロー と フィルム・ シート成形、 ベルペット E-03は 異形押出に 使います - GF強化PETは、
ガラス繊維を 配合した 成形用樹脂です。 バイロペット EMC-330Kは ハイサイクル、 EMC-133Tは 難燃性と 耐加水分 解性を 持ちます - 再生PETは、
使用済みPETを 原料に 戻した 樹脂です。 MR-PETは メカニカル、 HELIXは ケミカルリサイクル で 作ります。 比較表では 再生材を 先に この 区分へ まとめています
固有粘度(IV値)の読み方
粘度の
- 帝人の
TRN-8550FFは、 極限粘度が 自社法で 0.77 dl/gです - クラレの
KS710B-8Sは、 IV値が ISO 1628-5で 1.20 dl/gです - ユニチカの
NEH-2050は、 IV値が 0.78です。 公式表の 単位欄は 「—」で、 測定法も 示していないため、 dl/gと 補っていません - MR-PETの
0.80は、 再縮合重合で 回復させる 基準となる IV値の 説明です。 個々の 納入ロットの 保証値として 使いません
融点と成形温度・耐熱性を分ける
融点の
- 帝人の
TRN-8385FCは、 DSCに よる 融点が 238℃です。 結晶 化速度が 遅く、 厚肉成形品・ 特殊シートに 使います - クラレの
KS710B-8Sは、 ISO 11357に よる 融点が 233℃です。 同じ 資料の Tgは 82.7℃で、 融点とは 別の 項目です - ユニチカの
SA-8339Pは、 一般物性表の 融点が 235℃です。 当該表は 融点の 測定法を 示していません
強化材・添加剤と乾燥
- バイロペット
EMC-330Kは、 GF30% 強化の ハイサイクルグレードです。 EMC-133Tも GF30% 強化ですが、 難燃性と 耐加水分 解性を 持ちます - EMC-133Tの
難燃性は、 IEC60695-11-10で 1.6mm 厚の V-0相当です。 規格と 厚さ、 「相当」の 表記を 含めて 確認します - Arnite AV2 370 XL-Tは、
ガラス 35% 強化で 低脱ガス・熱伝導性を 持つ射出成形グレードです - バイロペットの
公式資料は、 成形前の 予備乾燥を 求めています。 水分率は 0.025%以下、 より 好ましくは 0.020%以下です。 乾燥後に 大気中へ 置くと 再び吸湿する ため、 搬送と 保管も 管理します
再生PETは方式と含有率を確認する
MR-PETは、
- HELIXの
リサイクル 材料含有率は、 72%以上と 公表されています。 ケミカルリサイクル という 方式名から、 全量が 再生原料と 判断しません - HELIXには
BHETとしての 販売も あります。 この 比較では 再重合後の PET樹脂だけを 扱います - MR-PETと
HELIXは 個別品番が 非公開です。 用途・必要な 粘度・ 色調・ ロット規格を 伝え、 供給できる グレードを メーカーと 決めます
食品接触と見積もりの確認点
食品容器に
掲載品の
数値は


