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粘着テープ・ラベル・保護フィルムを作る工場で、基材に塗る粘着剤を選ぶ開発・品質管理・購買の担当の方へ

粘着剤(感圧接着剤)のメーカー7社比較【2026年】

粘着剤は、テープやラベルに塗って、
押すだけで貼れる面をつくる材料です。

ABOUT

粘着剤とは

比較表を見る ↓

粘着剤とは、テープ・ラベル・保護フィルムの基材に塗って、
押す力だけで貼れる面をつくる材料です。
アクリル系・ゴム系・シリコーン系があり、
溶剤に溶かした溶剤型と、水に分散したエマルション型で出ています。
感圧接着剤・PSAとも呼びます。

製品の特長

  • 押すだけで貼れる(水・溶剤・熱を使わず、常温で接着する)
  • 系統で性質が変わる(アクリル系・ゴム系・シリコーン系)
  • 品番で粘着力を選べる(強粘着から微粘着・再剥離まで)

使うメリット

  • 塗って乾かすだけで粘着面ができる(テープ・ラベル・保護フィルム)
  • 条件に合わせて選べる(耐熱・低温・ノントルエン・光学用)
  • 架橋剤や触媒の量で調整できる(粘着力・保持力)

選ぶときに注意すること

  1. 粘着力は各社の社内の測定値。基材・糊厚・測る時間がそろっていない
  2. 溶剤型は、溶剤を乾かす炉と排気の設備を用意する
  3. エマルション型は凍らせない。屋内で密封してしまっておく
  4. ノントルエン品も、トルエンを少し含むことがある
  5. 架橋剤・触媒の量で粘着力が変わる。配合は各社の資料で確かめる

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・カタログ・技術資料(TDS)による。値はどれも各社の社内の測定値で、保証値ではない。

LIST

粘着剤の比較表

粘着剤(感圧接着剤)12製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

アクリル系(溶剤型)

4製品
綜研化学株式会社アクリル粘着剤 1310DT塩ビのマーキングフィルムの糊口コミを書く要見積

耐可塑剤性・耐ガソリン性・耐熱性を持つ、永久接着の強粘着のアクリル粘着剤です。ラベル・マーキングフィルム・加飾フィルムに使います。トルエンを溶剤に使わないノントルエン品で、不揮発分は35%です。

種類
アクリル系(溶剤型)
系統
アクリル系
形態
溶剤型(ノントルエン)
不揮発分
35%
粘度
8.0Pa・s
粘着力
強
主な用途
ラベル、マーキング、光学、加飾
溶剤
酢酸エチルなど
特長
耐可塑剤性、耐ガソリン性、耐熱性
記載なし
硬化・架橋
公式ページへ詳細・仕様
東亞合成株式会社アクリル粘着剤 S-1511Xラベルにもテープにも使う溶剤型口コミを書く要見積

粘着力と保持力のバランスをとった、ラベルにもテープにも使う溶剤型のアクリル粘着剤です。架橋剤を100対1.0で配合し、対SUSの粘着力は1日後で15.5Nです。溶剤は酢酸エチルとトルエンです。

種類
アクリル系(溶剤型)
系統
アクリル系
形態
溶剤型
不揮発分
40±1%
粘度
3,000〜6,000mPa・s
粘着力
15.5N(SUS、1日後)
主な用途
汎用(各種ラベル・テープ)
溶剤
酢酸エチル、トルエン
硬化・架橋
架橋剤を配合(100対1.0)
特長
粘着性能のバランス良好
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本カーバイド工業株式会社アクリル粘着剤 KP-2230冷えた場所で貼るテープ・ラベル口コミを書く要見積

-10℃の中でもSUSに18Nで貼れる、低温接着型のアクリル粘着剤です。冷えた倉庫や冬の屋外で貼るテープ・ラベルに向きます。固形分と粘度は公式に出ていません。

種類
アクリル系(溶剤型)
系統
アクリル系
形態
溶剤型
粘着力
18N(SUS、-10℃で測定)
特長
低温接着性
記載なし
不揮発分・粘度・主な用途・溶剤・硬化・架橋
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本カーバイド工業株式会社アクリル粘着剤 KP-2559熱がかかる所に貼るテープの糊口コミを書く要見積

80℃に1週間置いたあとも、SUSに23Nの粘着力を保つ耐熱型のアクリル粘着剤です。日本カーバイド工業が耐熱性の製品として案内しています。固形分と粘度は公式に出ていないので、サンプルで確かめます。

種類
アクリル系(溶剤型)
系統
アクリル系
形態
溶剤型
粘着力
23N(SUS、80℃で1週間置いた後)
特長
耐熱性
記載なし
不揮発分・粘度・主な用途・溶剤・硬化・架橋
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

アクリル系(エマルション型)

2製品
東亞合成株式会社アクリル粘着剤 HV-C9500金属に貼るラベルの水系粘着剤口コミを書く要見積

固形分63±1%の高固形分エマルションで、凝集力が高く金属への接着力が高い品です。対SUSの粘着力は1日後で15.5Nです。東亞合成は汎用のラベル用として案内しています。

種類
アクリル系(エマルション型)
系統
アクリル系
形態
エマルション型
不揮発分
63±1%
粘度
15,000〜20,000mPa・s
粘着力
15.5N(SUS、1日後)
主な用途
汎用
特長
高固形分、高凝集力、金属への接着力が高い
記載なし
溶剤・硬化・架橋
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
トーヨーケム株式会社アクリル粘着剤 BPW 4960-1付箋・メモの貼って剥がす糊口コミを書く要見積

付箋やメモに使う、微球タイプの再剥離のエマルション粘着剤です。対SUSの粘着力は740mNと弱く、貼って剥がす使い方に合わせてあります。1液のまま塗工できます。

種類
アクリル系(エマルション型)
系統
アクリル系
形態
エマルション型
不揮発分
46.0±1.5%
粘度
3,500±500mPa・s
粘着力
740mN(SUS、永久)
主な用途
紙ラベル、メモタック用
溶剤
水系
硬化・架橋
1液
特長
再剥離(微球)
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

ゴム系

1製品
トーヨーケム株式会社ゴム系粘着剤 BPS 5079-1工業用テープのゴム系の糊口コミを書く要見積

1液で使う溶剤型のゴム系粘着剤です。対SUSの粘着力は24時間後で22.9N、5℃の中でも24.5Nを保ちます。PPにも24時間後で17.7N貼れるので、工業用テープに使います。

種類
ゴム系
系統
ゴム系
形態
溶剤型
不揮発分
40.0±1.5%
粘度
2,500±500mPa・s
粘着力
22.9N(SUS、24時間後)
主な用途
工業用テープ
溶剤
トルエン、MEK
硬化・架橋
1液
特長
5℃でも24.5N(SUS)
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

シリコーン系

3製品
信越化学工業株式会社シリコーン粘着剤 KR-100耐熱テープ・マスキングテープの糊口コミを書く要見積

過酸化物(BPO)で硬化させる、高タック・強粘着のシリコーン粘着剤です。ステンレスへの粘着力は糊厚40μmで7.6Nです。耐熱テープやマスキングテープの粘着剤に使います。

種類
シリコーン系
系統
シリコーン系
形態
溶剤型
不揮発分
60%
粘度
100Pa・s
粘着力
7.6N(ステンレス、糊厚40μm)
主な用途
粘着テープ用
溶剤
トルエン、キシレン
硬化・架橋
過酸化物(BPOなど)
特長
高タック、強粘着
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
信越化学工業株式会社シリコーン粘着剤 KR-3700低い温度で硬化させたい耐熱テープ口コミを書く要見積

触媒CAT-PL-50Tで硬化させる付加型のシリコーン粘着剤で、過酸化物型より低い温度で硬化できます。ステンレスへの粘着力は糊厚30μmで8.7Nです。フッ素系セパレーターから軽く剥がせます。

種類
シリコーン系
系統
シリコーン系
形態
溶剤型
不揮発分
60%
粘度
30Pa・s
粘着力
8.7N(ステンレス、糊厚30μm)
溶剤
トルエン
硬化・架橋
付加(触媒CAT-PL-50T)
特長
強粘着、フッ素系セパレーターに対して軽剥離
記載なし
主な用途
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社シリコーン粘着剤 PSA610-SMフッ素樹脂・ポリイミドの耐熱テープ口コミを書く要見積

メチル系のシリコーン粘着剤で、フッ素樹脂・ポリイミド・金属の耐熱テープに使います。ステンレスへの180度ひきはがし粘着力は10.7Nです。硬化には固形分に対してBPOを1.5%加えます。

種類
シリコーン系
系統
シリコーン系(メチル系)
形態
溶剤型
不揮発分
60%
粘度
100Pa・s
粘着力
10.7N(ステンレス)
主な用途
耐熱粘着テープ(フッ素樹脂、ポリイミド、金属)
溶剤
トルエン
硬化・架橋
BPO(固形分に1.5%)
特長
耐熱性、耐候性、耐薬品性
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

系統を公式に書いていないもの

2製品
藤倉化成株式会社UVシロップ LKG-2110溶剤を使わない光学用テープ口コミを書く要見積

溶剤を含まない不揮発分100%のUVシロップで、光学用テープ向けの品です。酸価の無い酸フリーの品です。粘度は5,000mPa・sです。

種類
系統を公式に書いていないもの
形態
無溶剤(UVシロップ)
不揮発分
100%
粘度
5,000mPa・s
主な用途
光学用テープ
溶剤
無溶剤
特長
酸フリー
記載なし
系統・粘着力・硬化・架橋
公式ページへ詳細・仕様
藤倉化成株式会社粘着剤 LKG-1206200℃がかかる微粘着テープ口コミを書く要見積

200℃の耐熱性をうたう、微粘着の工業用テープ向け粘着剤です。不揮発分は40%、粘度は1,500mPa・sです。トルエンを使わないノントルエン品です。

種類
系統を公式に書いていないもの
不揮発分
40%
粘度
1,500mPa・s
粘着力
微粘着
主な用途
工業用テープ
溶剤
ノントルエン
特長
耐熱性(200℃)
記載なし
系統・形態・硬化・架橋
公式ページへ詳細・仕様

アクリル系(溶剤型)4製品

綜研化学株式会社

アクリル粘着剤 1310DT

塩ビのマーキングフィルムの糊

耐可塑剤性・耐ガソリン性・耐熱性を持つ、永久接着の強粘着のアクリル粘着剤です。ラベル・マーキングフィルム・加飾フィルムに使います。トルエンを溶剤に使わないノントルエン品で、不揮発分は35%です。

コスト要見積

種類
アクリル系(溶剤型)
系統
アクリル系
形態
溶剤型(ノントルエン)
不揮発分
35%
粘度
8.0Pa・s
粘着力
強
主な用途
ラベル、マーキング、光学、加飾
溶剤
酢酸エチルなど
特長
耐可塑剤性、耐ガソリン性、耐熱性
記載なし
硬化・架橋
公式ページへ
東亞合成株式会社

アクリル粘着剤 S-1511X

ラベルにもテープにも使う溶剤型

粘着力と保持力のバランスをとった、ラベルにもテープにも使う溶剤型のアクリル粘着剤です。架橋剤を100対1.0で配合し、対SUSの粘着力は1日後で15.5Nです。溶剤は酢酸エチルとトルエンです。

コスト要見積

種類
アクリル系(溶剤型)
系統
アクリル系
形態
溶剤型
不揮発分
40±1%
粘度
3,000〜6,000mPa・s
粘着力
15.5N(SUS、1日後)
主な用途
汎用(各種ラベル・テープ)
溶剤
酢酸エチル、トルエン
硬化・架橋
架橋剤を配合(100対1.0)
特長
粘着性能のバランス良好
公式ページへ
日本カーバイド工業株式会社

アクリル粘着剤 KP-2230

冷えた場所で貼るテープ・ラベル

-10℃の中でもSUSに18Nで貼れる、低温接着型のアクリル粘着剤です。冷えた倉庫や冬の屋外で貼るテープ・ラベルに向きます。固形分と粘度は公式に出ていません。

コスト要見積

種類
アクリル系(溶剤型)
系統
アクリル系
形態
溶剤型
粘着力
18N(SUS、-10℃で測定)
特長
低温接着性
記載なし
不揮発分・粘度・主な用途・溶剤・硬化・架橋
公式ページへ
日本カーバイド工業株式会社

アクリル粘着剤 KP-2559

熱がかかる所に貼るテープの糊

80℃に1週間置いたあとも、SUSに23Nの粘着力を保つ耐熱型のアクリル粘着剤です。日本カーバイド工業が耐熱性の製品として案内しています。固形分と粘度は公式に出ていないので、サンプルで確かめます。

コスト要見積

種類
アクリル系(溶剤型)
系統
アクリル系
形態
溶剤型
粘着力
23N(SUS、80℃で1週間置いた後)
特長
耐熱性
記載なし
不揮発分・粘度・主な用途・溶剤・硬化・架橋
公式ページへ

アクリル系(エマルション型)2製品

東亞合成株式会社

アクリル粘着剤 HV-C9500

金属に貼るラベルの水系粘着剤

固形分63±1%の高固形分エマルションで、凝集力が高く金属への接着力が高い品です。対SUSの粘着力は1日後で15.5Nです。東亞合成は汎用のラベル用として案内しています。

コスト要見積

種類
アクリル系(エマルション型)
系統
アクリル系
形態
エマルション型
不揮発分
63±1%
粘度
15,000〜20,000mPa・s
粘着力
15.5N(SUS、1日後)
主な用途
汎用
特長
高固形分、高凝集力、金属への接着力が高い
記載なし
溶剤・硬化・架橋
公式ページへ
トーヨーケム株式会社

アクリル粘着剤 BPW 4960-1

付箋・メモの貼って剥がす糊

付箋やメモに使う、微球タイプの再剥離のエマルション粘着剤です。対SUSの粘着力は740mNと弱く、貼って剥がす使い方に合わせてあります。1液のまま塗工できます。

コスト要見積

種類
アクリル系(エマルション型)
系統
アクリル系
形態
エマルション型
不揮発分
46.0±1.5%
粘度
3,500±500mPa・s
粘着力
740mN(SUS、永久)
主な用途
紙ラベル、メモタック用
溶剤
水系
硬化・架橋
1液
特長
再剥離(微球)
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ゴム系1製品

トーヨーケム株式会社

ゴム系粘着剤 BPS 5079-1

工業用テープのゴム系の糊

1液で使う溶剤型のゴム系粘着剤です。対SUSの粘着力は24時間後で22.9N、5℃の中でも24.5Nを保ちます。PPにも24時間後で17.7N貼れるので、工業用テープに使います。

コスト要見積

種類
ゴム系
系統
ゴム系
形態
溶剤型
不揮発分
40.0±1.5%
粘度
2,500±500mPa・s
粘着力
22.9N(SUS、24時間後)
主な用途
工業用テープ
溶剤
トルエン、MEK
硬化・架橋
1液
特長
5℃でも24.5N(SUS)
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シリコーン系3製品

信越化学工業株式会社

シリコーン粘着剤 KR-100

耐熱テープ・マスキングテープの糊

過酸化物(BPO)で硬化させる、高タック・強粘着のシリコーン粘着剤です。ステンレスへの粘着力は糊厚40μmで7.6Nです。耐熱テープやマスキングテープの粘着剤に使います。

コスト要見積

種類
シリコーン系
系統
シリコーン系
形態
溶剤型
不揮発分
60%
粘度
100Pa・s
粘着力
7.6N(ステンレス、糊厚40μm)
主な用途
粘着テープ用
溶剤
トルエン、キシレン
硬化・架橋
過酸化物(BPOなど)
特長
高タック、強粘着
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信越化学工業株式会社

シリコーン粘着剤 KR-3700

低い温度で硬化させたい耐熱テープ

触媒CAT-PL-50Tで硬化させる付加型のシリコーン粘着剤で、過酸化物型より低い温度で硬化できます。ステンレスへの粘着力は糊厚30μmで8.7Nです。フッ素系セパレーターから軽く剥がせます。

コスト要見積

種類
シリコーン系
系統
シリコーン系
形態
溶剤型
不揮発分
60%
粘度
30Pa・s
粘着力
8.7N(ステンレス、糊厚30μm)
溶剤
トルエン
硬化・架橋
付加(触媒CAT-PL-50T)
特長
強粘着、フッ素系セパレーターに対して軽剥離
記載なし
主な用途
公式ページへ
モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社

シリコーン粘着剤 PSA610-SM

フッ素樹脂・ポリイミドの耐熱テープ

メチル系のシリコーン粘着剤で、フッ素樹脂・ポリイミド・金属の耐熱テープに使います。ステンレスへの180度ひきはがし粘着力は10.7Nです。硬化には固形分に対してBPOを1.5%加えます。

コスト要見積

種類
シリコーン系
系統
シリコーン系(メチル系)
形態
溶剤型
不揮発分
60%
粘度
100Pa・s
粘着力
10.7N(ステンレス)
主な用途
耐熱粘着テープ(フッ素樹脂、ポリイミド、金属)
溶剤
トルエン
硬化・架橋
BPO(固形分に1.5%)
特長
耐熱性、耐候性、耐薬品性
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系統を公式に書いていないもの2製品

藤倉化成株式会社

UVシロップ LKG-2110

溶剤を使わない光学用テープ

溶剤を含まない不揮発分100%のUVシロップで、光学用テープ向けの品です。酸価の無い酸フリーの品です。粘度は5,000mPa・sです。

コスト要見積

種類
系統を公式に書いていないもの
形態
無溶剤(UVシロップ)
不揮発分
100%
粘度
5,000mPa・s
主な用途
光学用テープ
溶剤
無溶剤
特長
酸フリー
記載なし
系統・粘着力・硬化・架橋
公式ページへ
藤倉化成株式会社

粘着剤 LKG-1206

200℃がかかる微粘着テープ

200℃の耐熱性をうたう、微粘着の工業用テープ向け粘着剤です。不揮発分は40%、粘度は1,500mPa・sです。トルエンを使わないノントルエン品です。

コスト要見積

種類
系統を公式に書いていないもの
不揮発分
40%
粘度
1,500mPa・s
粘着力
微粘着
主な用途
工業用テープ
溶剤
ノントルエン
特長
耐熱性(200℃)
記載なし
系統・形態・硬化・架橋
公式ページへ
Q&A

粘着剤選びで、よくある疑問

購買担当の疑問粘着剤の価格は、いくら?

今回載せた12製品は、どれもメーカーが値段を公式に出していません。量と荷姿で値段が変わるので、各社に見積もりを頼みます。信越化学のKR-100は、1kg缶・18kg缶・180kgドラム缶で出ています。

設備担当の疑問粘着剤と接着剤の違いは?

粘着剤は、水・溶剤・熱を使わず、常温で押す力だけで貼れる材料です。東亞合成の解説では、粘着剤はそのまま使わず、フィルムなどの支持体に塗ったテープやラベルの形で使います。部品どうしを固めてとめる工業用の接着剤は、別のページで比べています。

設備担当の疑問アクリル系・ゴム系・シリコーン系の違いは?

アクリル系は透明で耐候性・耐熱老化性がよく、ラベル・テープ・光学用まで広く使います。ゴム系はトーヨーケムのBPS 5079-1のように、PPや冷えた場所でも貼りやすい工業用テープに使います。シリコーン系は耐熱・耐寒性と電気絶縁性に優れ、ポリイミドやフッ素樹脂の耐熱テープに使います。

工場長の疑問溶剤型とエマルション型の違いは?

溶剤型は、酢酸エチルやトルエンなどの溶剤に溶かした粘着剤です。エマルション型は水に分散させた粘着剤で、東亞合成のHV-C9500は固形分63±1%、トーヨーケムのBPW 4960-1は1液のまま塗工できます。藤倉化成のLKG-2110のように、溶剤を含まない不揮発分100%のUVシロップもあります。

設備担当の疑問粘着剤の固形分(不揮発分)と粘度は、どれくらい?

溶剤型のアクリル系は、東亞合成のS-1511Xが40±1%で3,000〜6,000mPa・s、綜研化学の1310DTが35%で8.0Pa・sです。シリコーン系は、信越化学のKR-100とモメンティブのPSA610-SMがどちらも60%で100Pa・sです。固形分を上げた品は、塗ったあとに飛ばす溶剤が少なくて済みます。

施設管理の疑問耐熱性の高い粘着剤は?

熱がかかるテープには、シリコーン系を使います。信越化学とモメンティブは、ポリイミドやフッ素樹脂の耐熱テープ向けにシリコーン粘着剤を出しています。アクリル系では、日本カーバイド工業のKP-2559が80℃に1週間置いたあとも23N、藤倉化成のLKG-1206が200℃の耐熱性をうたう微粘着の品です。

工場長の疑問低温でも貼れる粘着剤は?

日本カーバイド工業のKP-2230は、-10℃の中でSUSに18Nで貼れます。トーヨーケムのゴム系BPS 5079-1は、5℃の中でもSUSに24.5Nです。冷凍品のラベルや冬の屋外で貼るテープは、低い温度で測った値を見て選びます。

総務の疑問ノントルエンの粘着剤とは?

溶剤にトルエンを使わない粘着剤です。綜研化学は、トルエンの代わりに酢酸エチルなどの溶剤を使うと説明しています。ただし綜研化学のノントルエン品も、500ppm程度のトルエンを含みます。

設備担当の疑問粘着剤に架橋剤や硬化剤は使う?

溶剤型のアクリル系には架橋剤を混ぜて使う品があり、東亞合成のS-1511Xは主剤100に対して架橋剤1.0です。シリコーン系は、過酸化物(BPO)か触媒で硬化させ、付加型は過酸化物型より低い温度で硬化できます。トーヨーケムのBPW 4960-1とBPS 5079-1は1液のまま使います。

設備担当の疑問再剥離の粘着剤は?

貼って剥がす用途には、粘着力を弱めた再剥離の品を使います。トーヨーケムのBPW 4960-1は付箋・メモ用の再剥離品で、対SUSの粘着力は740mNです。藤倉化成のLKG-1206は微粘着で、シリコーン系も再剥離性に優れます。

購買担当の疑問粘着剤のメーカーは?

今回は7社の12製品を載せました。アクリル系は東亞合成・トーヨーケム・日本カーバイド工業・綜研化学、ゴム系はトーヨーケム、シリコーン系は信越化学とモメンティブです。藤倉化成は、系統を公式に書いていない品としてまとめました。

TYPES

粘着剤の種類の違い

アクリル系(溶剤型)

アクリル系の粘着剤を、酢酸エチルやトルエンなどの溶剤に溶かした型です。透明で耐候性がよく、ラベル・テープ・マーキングフィルムまで広く使います。架橋剤を混ぜて粘着力を調整する品があります。

向いている使い方

  • ラベル・マーキングフィルム
  • 耐熱や低温など条件のあるテープ
  • 架橋剤で粘着力を調整したい

根拠:エマルション系や溶剤系・強粘着や弱粘着・自己架橋や二液架橋型など、目的・要求にあったグレードを選択できます。(出典1)

この種類の4製品を表で見る

アクリル系(エマルション型)

アクリル系の粘着剤を、水に細かく分散させた型です。溶剤を使わずに塗工できます。紙ラベルや付箋のような貼って剥がす品にも使います。

向いている使い方

  • 紙ラベル・荷札
  • 付箋・メモの再剥離
  • 溶剤を減らしたい工場

根拠:1液仕様の水系エマルションタイプのアクリル系粘着剤です。(出典4)

この種類の2製品を表で見る

ゴム系

ゴムを主な原料にした粘着剤です。トーヨーケムのBPS 5079-1は、PPや5℃の中でも粘着力を保ちます。工業用テープに使います。

向いている使い方

  • 工業用テープ
  • PPなど貼りにくい面
  • 冷えた場所で貼る

根拠:1 液型ゴム系粘着剤です。(出典5)

この種類の1製品を表で見る

シリコーン系

シリコーンを主な原料にした粘着剤です。耐熱・耐寒性、再剥離性、電気絶縁性に優れます。過酸化物で硬化させる型と、触媒で付加硬化させる型があります。

向いている使い方

  • 耐熱テープ・マスキングテープ
  • ポリイミド・フッ素樹脂のテープ
  • 電気絶縁テープ

根拠:シリコーン粘着剤は、耐熱性、耐寒性、再剥離性、電気絶縁性に優れ、さまざまな被着体に対し優れた粘着性を発揮します。(出典9)

この種類の3製品を表で見る
MAKERS

粘着剤の主なメーカー7社

信越化学工業株式会社

過酸化物(BPO)で硬化させる、高タック・強粘着のシリコーン粘着剤です。

東京都

綜研化学株式会社

耐可塑剤性・耐ガソリン性・耐熱性を持つ、永久接着の強粘着のアクリル粘着剤です。

東京都

東亞合成株式会社

粘着力と保持力のバランスをとった、ラベルにもテープにも使う溶剤型のアクリル粘着剤です。

東京都

トーヨーケム株式会社

付箋やメモに使う、微球タイプの再剥離のエマルション粘着剤です。

東京都

日本カーバイド工業株式会社

-10℃の中でもSUSに18Nで貼れる、低温接着型のアクリル粘着剤です。

東京都

藤倉化成株式会社

溶剤を含まない不揮発分100%のUVシロップで、光学用テープ向けの品です。

東京都

モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社

メチル系のシリコーン粘着剤で、フッ素樹脂・ポリイミド・金属の耐熱テープに使います。

東京都

出典
  1. 東亞合成 粘着剤(アロンタック)
  2. 東亞合成 アロンタック 製品カタログ
  3. トーヨーケム 粘着剤 製品ラインナップ
  4. トーヨーケム オリバイン BPW 4960-1(TDS)
  5. トーヨーケム オリバイン BPS 5079-1(TDS)
  6. 日本カーバイド工業 アクリル溶剤系樹脂溶液 ニッセツ
  7. 綜研化学 ラベル・マーキング用粘着剤 SKダイン
  8. 綜研化学 環境配慮型粘着剤
  9. 信越シリコーン 粘着剤
  10. 信越シリコーン シリコーン粘着剤 カタログ
  11. モメンティブ 剥離剤・粘着剤
  12. モメンティブ PSA610-SM(TDS)
  13. 藤倉化成 化成品 樹脂材料(粘着剤)
掲載基準

粘着テープ・ラベル・保護フィルムを作る会社が、基材に塗って使う粘着剤(感圧接着剤)のうち、日本法人のあるメーカーが自社で作り、日本語の公式ページで品番と数字を出している製品を、品番の単位で載せました。工業用の接着剤(接着剤のページ)、仕上がった粘着テープ・両面テープ・保護フィルム、粘着付与剤などの原料は載せていません。サイデン化学とDICは公式ページに品番ごとの数字が無く、ボスティック・ヘンケルは日本語の公式ページで品番の値を確かめられなかったので、今回は外しました。藤倉化成の2製品は公式に系統(アクリル系など)が書かれていないので、「系統を公式に書いていないもの」にまとめました。粘着力は各社の社内の測定値で、基材・糊厚・測る時間がそろっていません(多くは幅25mmあたりの値)。

粘着剤(感圧接着剤)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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