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GUIDE / LITHIUM-TANTALATE

タンタル酸リチウムとは?LTの種類(通常・Black-LT・光学グレード)と選び方

SAWデバイスや光学素子に使うタンタル酸リチウム(LT)の単結晶について、通常のLT・Black-LT・光学グレードの違い、口径・カット角・厚さの見方をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

タンタル酸リチウムは、SAWデバイスや光学素子に使う酸化物の単結晶で、LTとも呼びます。SAWデバイスなら通常のLTかBlack-LT、光を通すなら光学グレードを選びます。信越化学工業と住友金属鉱山の口径は4インチと6インチです。

タンタル酸リチウムとは

タンタル酸リチウムは、圧電性を持つ酸化物の単結晶です。信越化学工業は、シリコンウエハーと同じチョクラルスキー法で育て、ほぼ同じ手法で加工できると案内しています。電波から決まった周波数だけを取り出すSAWデバイスの土台になります。

比較ページには、日本の会社が自社で作るLTを、4社5製品載せました。

3つの種類

  • 通常のLT:SAWデバイスに使います。例は信越化学工業の酸化物単結晶 LTと、住友金属鉱山のタンタル酸リチウム LTです
  • Black-LT:焦電性を改善した品です。例は山寿セラミックスのBlack-LTです
  • 光学グレード:光を通して使います。例は山寿セラミックスの光学グレードLTと、オキサイドのMg:SLTです

口径・厚さ・カット角

  • 信越化学工業の口径は、4インチと6インチです
  • 住友金属鉱山の口径は、4インチと6インチで、直径は100.0mmと150.0mmです
  • 住友金属鉱山の厚さは、200μmと350μmです
  • 住友金属鉱山のカット角は、36〜50°回転Y軸です
  • 住友金属鉱山のNTVは、4μm以下です

通常のLTとBlack-LTの使い分け

  • 工程の温度変化で静電気に困らないなら、通常のLTで足ります
  • 静電気チャージで素子を壊したくないなら、Black-LTを選びます
  • 山寿セラミックスは鉄を添加したBlack-Yellow-LTも作っています

光学グレードの選び方

  • 山寿セラミックスの光学グレードLTは、低吸収の光学特性が特長です
  • オキサイドのMg:SLTは、MgOを添加した化学量論組成の結晶です
  • Mg:SLTの透過域は、290nm〜5500nmです

値段

  • 5製品とも公式に価格を出していません
  • 口径・厚さ・カット角を決めて、各社に問い合わせます
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