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GUIDE / KATTAKUZAI

滑沢剤とは?ステアリン酸マグネシウム・タルク・硬化油の違いと選び方

打錠のときに粉が臼や杵に付くのを防ぐ医薬品添加剤、滑沢剤の種類と違い、規格、由来、粒子径の見方をまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

滑沢剤は、打錠のときに粉が臼や杵に付くのを防ぐ医薬品添加剤です。成分はステアリン酸塩・タルク・硬化油の3つで、規格と由来、金属塩を避けるかどうかで選びます。

滑沢剤とは

滑沢剤は、打錠のときに粉が臼や杵に付くのを防ぐ医薬品添加剤です。

比較ページには、日本の会社が自社で作る5社8製品を載せました。

3つの種類

  • ステアリン酸塩:ステアリン酸やパルミチン酸のマグネシウム塩、カルシウム塩です。例は太平化学産業のステアリン酸マグネシウム(日局)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。
  • タルク:錠剤の賦形剤と滑沢剤の両方で使います。例は日本タルクの日本薬局方適合タルクです。
  • 硬化油:植物油に水素を添加した粉で、金属成分と遊離酸を含みません。例はフロイント産業のラブリワックス-101です。

選ぶときに見る所

選ぶときは「規格」「由来」「金属塩の有無」の3つを先に決めます。

  • 規格:太平化学産業のステアリン酸カルシウムは、日本薬局方と食品添加物の両方です。
  • 由来:太平化学産業の2品はパームヤシ、ラブリワックスの101はヒマシ、103はナタネです。
  • 金属塩:避けたい処方なら、硬化油のラブリワックスを試します。

タルクの粒子径

  • クラウンタルク 局方PPの粒子径は、14.0μmです。
  • ハイフィラー #17の粒子径は、9.0μmです。

使うときの注意

  • 錠剤の硬度は、滑沢剤を入れると一般に下がります。処方ごとに試し打ちで確かめます。
  • ラブリワックス-101の標準添加量は、多くの処方で0.5〜5%です。
  • 健栄製薬のタルク「ケンエー」は調剤用で、荷姿は500gです。
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