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水素の貯蔵・精製や電池の材料に使う水素吸蔵合金を選ぶ、研究・開発・設備・購買の担当の方へ

水素吸蔵合金のメーカー7社比較【2026年】

水素吸蔵合金は、水素を金属の中に取りこんでためておき、
必要なときに出せる合金です。

ABOUT

水素吸蔵合金とは

比較表を見る ↓

水素吸蔵合金とは、水素を金属の中に取りこんでためておき、
冷やすと吸い、温めると出す合金です。
1MPa未満の低い圧力で水素をためられます。
メタルハイドライド(MH)、水素貯蔵合金とも呼びます。

製品の特長

  • 低い圧力で水素をためる(1MPa未満なら高圧ガス保安法の外)
  • 合金の系統で圧力と量が変わる(希土類系・チタン系・AB2系)
  • 粉末・塊・タンク入りで買える(粒度は相談で合わせる)

使うメリット

  • 高圧ボンベより小さくためられる(7,000Lの水素が22Lに)
  • 合金は消防法の非危険物(指定数量の制限を受けない)
  • 水素の精製や電池の負極にも使う(ニッケル水素電池)

選ぶときに注意すること

  1. 水素を入れると熱が出て、出すと冷える。熱を逃がす・与える仕組みを用意する
  2. 合金の系統で使える圧力と温度が変わる。使う温度での平衡圧を確かめる
  3. 各社の数字は温度や圧力の条件が違う。同じ条件で比べてから選ぶ
  4. ニッケル・コバルトを多く使うAB5系は、原料の値段が高い
  5. 値段は公開されていない。量・粒度・合金の調整で見積もりを取る

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。吸蔵量の単位(L/kg・wt%・m³)と測った温度は各社で違う。

LIST

水素吸蔵合金の比較表

水素吸蔵合金13製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

希土類系(AB5系)

4製品
FDK株式会社水素吸蔵合金 ZZ031MPa未満でためる貯蔵用口コミを書く要見積

FDKのAB5系の標準品で、平衡圧は吸蔵0.73MPa、放出0.65MPaと1MPa未満に収まります。最大1.54wt%の水素をため、貯蔵用に使います。寿命は5000サイクルを超えます。

種類
希土類系(AB5系)
合金の系統
AB5系(標準)
水素吸蔵量
最大1.54wt%
圧力
吸蔵0.73MPa、放出0.65MPa、貯蔵1MPa未満
形・粒度
粒度と梱包は相談で選べる
用途
貯蔵用
使う温度
20℃での値
寿命・耐久
5000サイクル超
特長
活性化しやすく、吸蔵・放出が速い
記載なし
比重・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
株式会社三徳水素貯蔵合金 AB5系合金寒冷地や1MPa以上で使う用途口コミを書く要見積

水素を出し入れする圧力が高いAB5系の合金です。寒冷地や、常温で1MPa以上の圧力で使う用途に向きます。三徳はニッケル水素電池の負極用の合金を30年以上作ってきました。

種類
希土類系(AB5系)
合金の系統
AB5系(Ni・Coを60%以上含む)
圧力
常温で1MPa以上の用途向け
用途
寒冷地、高い圧力で出し入れする用途
特長
ニッケル水素電池の負極用で30年以上の実績
記載なし
水素吸蔵量・形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
日本重化学工業株式会社水素吸蔵合金 LaNi5AB5系の基本の合金を試す口コミを書く要見積

ランタンとニッケルでできた、AB5系の基本の合金です。水素吸蔵量は153L/kg、放出の平均解離圧は30℃で2.5atmです。同じ表にはランタンの多いミッシュメタルを使うLm-Ni系もあり、圧力の違う合金を選べます。

種類
希土類系(AB5系)
合金の系統
希土類系(LaNi5)
水素吸蔵量
153L/kg
圧力
放出の平均解離圧2.5atm(30℃)
形・粒度
塊状、粉末(-7mesh・-16mesh・-32mesh・-100meshなど)
比重
8.3
特長
Lm-Ni系など希土類系の規格品も並ぶ
記載なし
用途・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
三井金属株式会社水素吸蔵合金 THS-101低い圧力で出す希土類系口コミを書く要見積

希土類系(AB5系)の合金で、平均放出圧力は0.4MPaと低めです。水素吸蔵量は1.5wt%で、0〜100℃で使えます。吸蔵圧や平坦性、コバルトを入れるかどうかを、使う側の条件に合わせて設計します。

種類
希土類系(AB5系)
合金の系統
AB5系(希土類系)
水素吸蔵量
1.5wt%
圧力
平均放出圧力0.4MPa
用途
水素の貯蔵、精製
使う温度
0〜100℃
特長
放出圧力の傾き0.4、ヒステリシス0.3
記載なし
形・粒度・比重・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様

チタン系・AB2系

4製品
FDK株式会社水素吸蔵合金 BT4H1長く動かす動力用と貯蔵口コミを書く要見積

水素を多くためるAB2系の標準品で、最大1.81wt%です。平衡圧は吸蔵1.05MPa、放出0.91MPaで、貯蔵の圧力は1MPa未満です。長い時間動かす動力用にも使えます。

種類
チタン系・AB2系
合金の系統
AB2系(標準)
水素吸蔵量
最大1.81wt%
圧力
吸蔵1.05MPa、放出0.91MPa、貯蔵1MPa未満
形・粒度
粒度と梱包は相談で選べる
用途
貯蔵・動力用
使う温度
20℃での値
特長
活性化しやすく、吸蔵・放出が速い
記載なし
比重・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
株式会社三徳水素貯蔵合金 TiFe系合金多くの水素を安くためる口コミを書く要見積

鉄を40〜50%含む合金で、ニッケルやコバルトを多く使うAB5系より原料の値段を下げられます。重量あたりの水素量はAB5系より約20%多く、0.1〜1.0MPaの範囲で放出の終わりまで使えます。ストリップキャスト法で作るので、成分のむらが少ない合金です。

種類
チタン系・AB2系
合金の系統
TiFe系(鉄を40〜50%含む)
水素吸蔵量
AB5系より重量あたり約20%多い
圧力
0.1〜1.0MPaで使う
用途
街区・住宅地・工場などの水素貯蔵
特長
ストリップキャスト法で作る
記載なし
形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
日本重化学工業株式会社水素吸蔵合金 TiFe0.9Mn0.1塊か粉末で買う鉄チタン系の合金口コミを書く要見積

鉄とチタンが主の合金で、水素吸蔵量は174L/kgです。放出の平均解離圧は30℃で3.0atmで、常温に近い温度で水素を出せます。塊状のほか、粉末を-7meshから-100meshまで粒度を合わせて出します。

種類
チタン系・AB2系
合金の系統
チタン系(TiFe0.9Mn0.1)
水素吸蔵量
174L/kg
圧力
放出の平均解離圧3.0atm(30℃)
形・粒度
塊状、粉末(-7mesh・-16mesh・-32mesh・-100meshなど)
比重
6.5
特長
規格品のほか、要望に合わせて作る
記載なし
用途・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
三井金属株式会社水素吸蔵合金 THS-201高めの圧力で多くためる口コミを書く要見積

ラーベス相のAB2系の合金で、水素吸蔵量は1.7wt%で、同じ社の希土類系の1.5wt%より多くためます。平均放出圧力は1.4MPaで、0〜100℃で使えます。チタン系の合金は開発中です。

種類
チタン系・AB2系
合金の系統
AB2系(ラーベス相)
水素吸蔵量
1.7wt%
圧力
平均放出圧力1.4MPa
用途
水素の貯蔵、精製
使う温度
0〜100℃
特長
放出圧力の傾き0.6、ヒステリシス0.4
記載なし
形・粒度・比重・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様

合金入りのタンク(MHタンク)

4製品
那須電機鉄工株式会社水素吸蔵合金タンク 標準タイプ非常用や再エネの水素をためる口コミを書く要見積

自社で作るナノ化鉄チタン合金を詰めたタンクで、納入したまま初期活性化なしで使えます。標準タイプは8m³の水素を10気圧以下でためます。合金は水電解水素で1万回以上の試験をして、特性が落ちていません。

種類
合金入りのタンク(MHタンク)
合金の系統
ナノ化鉄チタン(自社でメカニカル・アロイング)
水素吸蔵量
8m³
圧力
10気圧以下
形・粒度
タンク(小型も相談)
用途
再エネの余剰電力の貯蔵、非常用燃料電池
寿命・耐久
1万回以上の試験で劣化なし
特長
初期活性化なしで使える
記載なし
比重・使う温度・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
那須電機鉄工株式会社空温式水素吸蔵合金システム MH-QUON再エネの水素をまとめてためる口コミを書く要見積

合金タンクを何本も組み、周りの空気の熱で水素の出し入れをまかなう空温式のシステムです。タンク9本組の例で72Nm³をため、外形は900×1100×2500mmです。貯蔵量と供給量に合わせて組み方を決めます。

種類
合金入りのタンク(MHタンク)
合金の系統
ナノ化鉄チタン(自社でメカニカル・アロイング)
水素吸蔵量
72Nm³(タンク9本組の例)
形・粒度
タンクを複数本組んだシステム
用途
再エネの水素を大量・長期に貯蔵
外形寸法
900×1100×2500mm(9本組の例)
特長
周りの空気の熱で出し入れの熱をまかなう
記載なし
圧力・比重・使う温度・寿命・耐久
公式ページへ詳細・仕様
株式会社日本製鋼所水素吸蔵合金タンク アルミプレートフィン型50Nm³ほどを低い圧力でためる口コミを書く要見積

粉末の合金を塊にした自社のハイドレージを詰めたタンクで、1MPa未満の低い圧力で水素をためます。アルミプレートフィン型は50Nm³の水素をためます。合金は消防法の非危険物なので、指定数量の制限を受けません。

種類
合金入りのタンク(MHタンク)
合金の系統
ハイドレージ(粉末を塊にした合金)
水素吸蔵量
50Nm³
圧力
1MPa未満
用途
持ち運ぶ小型から定置・車載まで設計
特長
合金は消防法の非危険物
記載なし
形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
株式会社日本製鋼所水素吸蔵合金タンク 定置用大型大容量の水素を長くためる口コミを書く要見積

定置用の大型タンクで、1,000Nm³の水素をまとめてためます。1MPa未満の低い圧力でためるので、高圧ガス保安法の規制を受けません。合金の成分を変えて、寒冷地向けや熱帯向けの仕様にできます。

種類
合金入りのタンク(MHタンク)
合金の系統
ハイドレージ(粉末を塊にした合金)
水素吸蔵量
1,000Nm³
圧力
1MPa未満
用途
持ち運ぶ小型から定置・車載まで設計
特長
合金は消防法の非危険物
記載なし
形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様

合金の系統を公式に書いていないもの

1製品
新日本電工株式会社水素吸蔵合金 ニッケル水素電池負極用ニッケル水素電池の負極の材料口コミを書く要見積

ハイブリッド自動車のニッケル水素電池の負極に使う合金です。新日本電工は、この用途の水素吸蔵合金の最大の供給元だと案内しています。民生用の電池にも使われています。

種類
合金の系統を公式に書いていないもの
用途
ハイブリッド自動車、民生用電池
特長
ニッケル水素電池の負極の材料
記載なし
合金の系統・水素吸蔵量・圧力・形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様

希土類系(AB5系)4製品

FDK株式会社

水素吸蔵合金 ZZ03

1MPa未満でためる貯蔵用

FDKのAB5系の標準品で、平衡圧は吸蔵0.73MPa、放出0.65MPaと1MPa未満に収まります。最大1.54wt%の水素をため、貯蔵用に使います。寿命は5000サイクルを超えます。

コスト要見積

種類
希土類系(AB5系)
合金の系統
AB5系(標準)
水素吸蔵量
最大1.54wt%
圧力
吸蔵0.73MPa、放出0.65MPa、貯蔵1MPa未満
形・粒度
粒度と梱包は相談で選べる
用途
貯蔵用
使う温度
20℃での値
寿命・耐久
5000サイクル超
特長
活性化しやすく、吸蔵・放出が速い
記載なし
比重・外形寸法
公式ページへ
株式会社三徳

水素貯蔵合金 AB5系合金

寒冷地や1MPa以上で使う用途

水素を出し入れする圧力が高いAB5系の合金です。寒冷地や、常温で1MPa以上の圧力で使う用途に向きます。三徳はニッケル水素電池の負極用の合金を30年以上作ってきました。

コスト要見積

種類
希土類系(AB5系)
合金の系統
AB5系(Ni・Coを60%以上含む)
圧力
常温で1MPa以上の用途向け
用途
寒冷地、高い圧力で出し入れする用途
特長
ニッケル水素電池の負極用で30年以上の実績
記載なし
水素吸蔵量・形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ
日本重化学工業株式会社

水素吸蔵合金 LaNi5

AB5系の基本の合金を試す

ランタンとニッケルでできた、AB5系の基本の合金です。水素吸蔵量は153L/kg、放出の平均解離圧は30℃で2.5atmです。同じ表にはランタンの多いミッシュメタルを使うLm-Ni系もあり、圧力の違う合金を選べます。

コスト要見積

種類
希土類系(AB5系)
合金の系統
希土類系(LaNi5)
水素吸蔵量
153L/kg
圧力
放出の平均解離圧2.5atm(30℃)
形・粒度
塊状、粉末(-7mesh・-16mesh・-32mesh・-100meshなど)
比重
8.3
特長
Lm-Ni系など希土類系の規格品も並ぶ
記載なし
用途・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ
三井金属株式会社

水素吸蔵合金 THS-101

低い圧力で出す希土類系

希土類系(AB5系)の合金で、平均放出圧力は0.4MPaと低めです。水素吸蔵量は1.5wt%で、0〜100℃で使えます。吸蔵圧や平坦性、コバルトを入れるかどうかを、使う側の条件に合わせて設計します。

コスト要見積

種類
希土類系(AB5系)
合金の系統
AB5系(希土類系)
水素吸蔵量
1.5wt%
圧力
平均放出圧力0.4MPa
用途
水素の貯蔵、精製
使う温度
0〜100℃
特長
放出圧力の傾き0.4、ヒステリシス0.3
記載なし
形・粒度・比重・寿命・耐久・外形寸法
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チタン系・AB2系4製品

FDK株式会社

水素吸蔵合金 BT4H1

長く動かす動力用と貯蔵

水素を多くためるAB2系の標準品で、最大1.81wt%です。平衡圧は吸蔵1.05MPa、放出0.91MPaで、貯蔵の圧力は1MPa未満です。長い時間動かす動力用にも使えます。

コスト要見積

種類
チタン系・AB2系
合金の系統
AB2系(標準)
水素吸蔵量
最大1.81wt%
圧力
吸蔵1.05MPa、放出0.91MPa、貯蔵1MPa未満
形・粒度
粒度と梱包は相談で選べる
用途
貯蔵・動力用
使う温度
20℃での値
特長
活性化しやすく、吸蔵・放出が速い
記載なし
比重・寿命・耐久・外形寸法
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株式会社三徳

水素貯蔵合金 TiFe系合金

多くの水素を安くためる

鉄を40〜50%含む合金で、ニッケルやコバルトを多く使うAB5系より原料の値段を下げられます。重量あたりの水素量はAB5系より約20%多く、0.1〜1.0MPaの範囲で放出の終わりまで使えます。ストリップキャスト法で作るので、成分のむらが少ない合金です。

コスト要見積

種類
チタン系・AB2系
合金の系統
TiFe系(鉄を40〜50%含む)
水素吸蔵量
AB5系より重量あたり約20%多い
圧力
0.1〜1.0MPaで使う
用途
街区・住宅地・工場などの水素貯蔵
特長
ストリップキャスト法で作る
記載なし
形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
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日本重化学工業株式会社

水素吸蔵合金 TiFe0.9Mn0.1

塊か粉末で買う鉄チタン系の合金

鉄とチタンが主の合金で、水素吸蔵量は174L/kgです。放出の平均解離圧は30℃で3.0atmで、常温に近い温度で水素を出せます。塊状のほか、粉末を-7meshから-100meshまで粒度を合わせて出します。

コスト要見積

種類
チタン系・AB2系
合金の系統
チタン系(TiFe0.9Mn0.1)
水素吸蔵量
174L/kg
圧力
放出の平均解離圧3.0atm(30℃)
形・粒度
塊状、粉末(-7mesh・-16mesh・-32mesh・-100meshなど)
比重
6.5
特長
規格品のほか、要望に合わせて作る
記載なし
用途・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
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三井金属株式会社

水素吸蔵合金 THS-201

高めの圧力で多くためる

ラーベス相のAB2系の合金で、水素吸蔵量は1.7wt%で、同じ社の希土類系の1.5wt%より多くためます。平均放出圧力は1.4MPaで、0〜100℃で使えます。チタン系の合金は開発中です。

コスト要見積

種類
チタン系・AB2系
合金の系統
AB2系(ラーベス相)
水素吸蔵量
1.7wt%
圧力
平均放出圧力1.4MPa
用途
水素の貯蔵、精製
使う温度
0〜100℃
特長
放出圧力の傾き0.6、ヒステリシス0.4
記載なし
形・粒度・比重・寿命・耐久・外形寸法
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合金入りのタンク(MHタンク)4製品

那須電機鉄工株式会社

水素吸蔵合金タンク 標準タイプ

非常用や再エネの水素をためる

自社で作るナノ化鉄チタン合金を詰めたタンクで、納入したまま初期活性化なしで使えます。標準タイプは8m³の水素を10気圧以下でためます。合金は水電解水素で1万回以上の試験をして、特性が落ちていません。

コスト要見積

種類
合金入りのタンク(MHタンク)
合金の系統
ナノ化鉄チタン(自社でメカニカル・アロイング)
水素吸蔵量
8m³
圧力
10気圧以下
形・粒度
タンク(小型も相談)
用途
再エネの余剰電力の貯蔵、非常用燃料電池
寿命・耐久
1万回以上の試験で劣化なし
特長
初期活性化なしで使える
記載なし
比重・使う温度・外形寸法
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那須電機鉄工株式会社

空温式水素吸蔵合金システム MH-QUON

再エネの水素をまとめてためる

合金タンクを何本も組み、周りの空気の熱で水素の出し入れをまかなう空温式のシステムです。タンク9本組の例で72Nm³をため、外形は900×1100×2500mmです。貯蔵量と供給量に合わせて組み方を決めます。

コスト要見積

種類
合金入りのタンク(MHタンク)
合金の系統
ナノ化鉄チタン(自社でメカニカル・アロイング)
水素吸蔵量
72Nm³(タンク9本組の例)
形・粒度
タンクを複数本組んだシステム
用途
再エネの水素を大量・長期に貯蔵
外形寸法
900×1100×2500mm(9本組の例)
特長
周りの空気の熱で出し入れの熱をまかなう
記載なし
圧力・比重・使う温度・寿命・耐久
公式ページへ
株式会社日本製鋼所

水素吸蔵合金タンク アルミプレートフィン型

50Nm³ほどを低い圧力でためる

粉末の合金を塊にした自社のハイドレージを詰めたタンクで、1MPa未満の低い圧力で水素をためます。アルミプレートフィン型は50Nm³の水素をためます。合金は消防法の非危険物なので、指定数量の制限を受けません。

コスト要見積

種類
合金入りのタンク(MHタンク)
合金の系統
ハイドレージ(粉末を塊にした合金)
水素吸蔵量
50Nm³
圧力
1MPa未満
用途
持ち運ぶ小型から定置・車載まで設計
特長
合金は消防法の非危険物
記載なし
形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
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株式会社日本製鋼所

水素吸蔵合金タンク 定置用大型

大容量の水素を長くためる

定置用の大型タンクで、1,000Nm³の水素をまとめてためます。1MPa未満の低い圧力でためるので、高圧ガス保安法の規制を受けません。合金の成分を変えて、寒冷地向けや熱帯向けの仕様にできます。

コスト要見積

種類
合金入りのタンク(MHタンク)
合金の系統
ハイドレージ(粉末を塊にした合金)
水素吸蔵量
1,000Nm³
圧力
1MPa未満
用途
持ち運ぶ小型から定置・車載まで設計
特長
合金は消防法の非危険物
記載なし
形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
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合金の系統を公式に書いていないもの1製品

新日本電工株式会社

水素吸蔵合金 ニッケル水素電池負極用

ニッケル水素電池の負極の材料

ハイブリッド自動車のニッケル水素電池の負極に使う合金です。新日本電工は、この用途の水素吸蔵合金の最大の供給元だと案内しています。民生用の電池にも使われています。

コスト要見積

種類
合金の系統を公式に書いていないもの
用途
ハイブリッド自動車、民生用電池
特長
ニッケル水素電池の負極の材料
記載なし
合金の系統・水素吸蔵量・圧力・形・粒度・比重・使う温度・寿命・耐久・外形寸法
公式ページへ
Q&A

水素吸蔵合金選びで、よくある疑問

購買担当の疑問水素吸蔵合金の価格は、いくら?

このページの7社は、どこも値段を公開していません。合金の系統・量・粒度で変わるので、各社に見積もりを取ります。FDKと三井金属は、平衡圧などを使う側の条件に合わせて調整します。

設備担当の疑問水素吸蔵合金の種類と違いは?

希土類系(AB5系)、AB2系(ラーベス相)、チタン系に分かれます。FDKの表では、AB5系のZZ03が最大1.54wt%、AB2系のBT4H1が最大1.81wt%です。三徳は、鉄を40〜50%含むTiFe系が、AB5系より重量あたり約20%多くためると案内しています。

設備担当の疑問AB5系とAB2系の違いは?

AB5系は活性化しやすく、水素の出し入れが速い系統です。AB2系は水素の量が多く、長い時間動かす動力用に向きます。三井金属のTHS-101(AB5系)は1.5wt%・平均放出圧力0.4MPa、THS-201(AB2系)は1.7wt%・1.4MPaです。

施設管理の疑問水素吸蔵合金は高圧ガス保安法の対象?

1MPa未満でためるなら、高圧ガス保安法の規制を受けません。日本製鋼所のタンクは1MPa未満、那須電機鉄工のタンクは10気圧以下でためます。FDKのDEZ3B2のように1MPaを超えて使う合金もあるので、使う圧力を確かめます。

総務の疑問消防法の危険物に当たる?

日本製鋼所のハイドレージと那須電機鉄工の合金は、消防法の非危険物です。指定数量の制限を受けないので、置き場所を広く選べます。

工場長の疑問水素吸蔵量はどのくらい?

日本重化学工業の表では、TiFe0.9Mn0.1が174L/kg、LaNi5が153L/kgです。Mg2Niは409L/kgと多いものの、310℃で使う合金です。FDKと三井金属は重量%で書いていて、BT4H1が最大1.81wt%、THS-201が1.7wt%です。

設備担当の疑問平衡圧(解離圧)⁠と⁠は⁠?温度で変わる?

合金が水素を出すときの圧力で、温度で変わります。日本重化学工業の表では、30℃でLaNi5が2.5atm、TiFe0.9Mn0.1が3.0atmです。三徳は、低い温度で使うなら出し入れの圧力が高いAB5系を案内しています。

経営者の疑問水素ボンベと比べてどれだけ小さくなる?

那須電機鉄工の案内では、ボンベと同じ7,000Lの水素を、合金のタンクなら10気圧以下で22Lに収められます。標準タイプの8m³のタンクは、ボンベの7m³より多くためます。

工場長の疑問水素吸蔵合金の寿命は?何回使える?

FDKのAB5系の合金は、寿命が5000サイクルを超えます。那須電機鉄工の合金は、水電解水素で1万回以上の試験をして、特性が落ちていません。

設備担当の疑問粉末の粒度や形は選べる?

日本重化学工業は塊状と粉末を出していて、粉末は-7meshから-100meshまで希望の粒度に合わせます。FDKも粒度と梱包を選べます。日本製鋼所は、粉末を塊にしたハイドレージをタンクに詰めます。

施設管理の疑問水素を出し入れするとき、冷やしたり温めたりする?

水素を入れると熱が出て、出すと冷えるので、熱を逃がしたり与えたりします。日本重化学工業のタンクは、冷却と加熱の熱媒を流す部分を持ちます。那須電機鉄工のMH-QUONは、周りの空気の熱で出し入れの熱をまかないます。

TYPES

水素吸蔵合金の種類の違い

希土類系(AB5系)

ランタンなどの希土類とニッケルを主にした合金です。活性化しやすく、水素の出し入れが速い系統です。ニッケルやコバルトを多く使うので、原料の値段は高めです。

向いている使い方

  • 寒冷地や低い温度で使う
  • 1MPa以上の圧力で出し入れする
  • ニッケル水素電池の負極

根拠:AB5合金は活性化の容易さ、良好な反応速度等、使い勝手に優れた特長を備えています。(出典4)

この種類の4製品を表で見る

チタン系・AB2系

鉄とチタン、チタンとマンガンなどを主にした合金と、ラーベス相のAB2系の合金です。重量あたりの水素量が多く、鉄を多く使う系統は原料の値段を下げられます。

向いている使い方

  • 多くの水素を安くためる
  • 長い時間動かす動力用
  • 常温で1MPa未満の貯蔵

根拠:水素貯蔵量もAB5系合金と比べ、重量ベースで約20%増加可能です(図1)。(出典3)

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合金入りのタンク(MHタンク)

合金を容器に詰め、水素をそのまま出し入れできる形にしたタンクです。1MPa未満の低い圧力でためるので、高圧ガス保安法の規制を受けません。水素を入れると熱が出るので、熱を逃がす仕組みと一緒に設計します。

向いている使い方

  • 再エネの余剰電力を水素でためる
  • 非常用の燃料電池の水素
  • 置き場所が狭い工場や街中

根拠:高圧ガス保安法による規制を受けない低圧力(1MPa未満)で水素を貯蔵します。(出典8)

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MAKERS

水素吸蔵合金の主なメーカー7社

FDK株式会社

FDKのAB5系の標準品で、平衡圧は吸蔵0.73MPa、放出0.65MPaと1MPa未満に収まります。

東京都

株式会社三徳

水素を出し入れする圧力が高いAB5系の合金です。

兵庫県

新日本電工株式会社

ハイブリッド自動車のニッケル水素電池の負極に使う合金です。

東京都

那須電機鉄工株式会社

自社で作るナノ化鉄チタン合金を詰めたタンクで、納入したまま初期活性化なしで使えます。

東京都

日本重化学工業株式会社

ランタンとニッケルでできた、AB5系の基本の合金です。

東京都

株式会社日本製鋼所

粉末の合金を塊にした自社のハイドレージを詰めたタンクで、1MPa未満の低い圧力で水素をためます。

東京都

三井金属株式会社

希土類系(AB5系)の合金で、平均放出圧力は0.4MPaと低めです。

出典
  1. 日本重化学工業 水素吸蔵合金
  2. 日本重化学工業 水素貯蔵システム
  3. 三徳 水素貯蔵(吸蔵)⁠合⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠金
  4. FDK 水素吸蔵合金
  5. 三井金属 水素吸蔵合金
  6. 新日本電工 水素吸蔵合金
  7. 那須電機鉄工 水素吸蔵合金システム
  8. 日本製鋼所 水素吸蔵合金による水素貯蔵容器
  9. 日本重化学工業 水素吸蔵合金の事業
掲載基準

水素の貯蔵・輸送・精製や、ニッケル水素電池の負極に使う水素吸蔵合金(メタルハイドライド・水素貯蔵合金)と、その合金を詰めた低い圧力の水素貯蔵タンク(MHタンク)で、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式で確かめられた製品。各社の代表の型を1社2製品まで載せています。ニッケル水素電池の完成品はニッケル水素電池のページで扱い、高圧の水素ボンベや蓄圧器はここに載せていません。新日本電工は型番と仕様の数字を公開しておらず、合金の系統も公式に書いていないので、種類を分けずに載せています。日本重化学工業のMHタンクは導入事例の案内だけなので、合金だけを載せています。通販サイトに出ている水素吸蔵合金キャニスターは製造元を公式で確かめられず、載せていません。

水素吸蔵合金を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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