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高温・油・薬品に触れるシールやパッキンの材料に、フッ素ゴムの原料ゴムやゴムシートを選ぶ、設計・生産技術・購買の担当の方へ

フッ素ゴムのメーカー5社比較【2026年】

フッ素ゴムは、熱・油・薬品に強い、
フッ素を含む合成ゴムです。

ABOUT

フッ素ゴムとは

比較表を見る ↓

フッ素ゴムとは、熱・油・薬品に強い、フッ素を含む合成ゴムです。
一般のFKM、強アルカリに強いFEPM(アフラス)、
全フッ素化のFFKM(パーフロ)があります。
ふっ素ゴムとも書きます。

製品の特長

  • 熱に強い(ダイエル2元系は連続230℃⁠⁠⁠まで)
  • 油・燃料・溶剤に強い(FKMの持ち味)
  • 種類で薬品への強さが変わる(FEPMはアルカリ、FFKMは薬品全般)

使うメリット

  • 高温の油に触れるシールが長く持つ(Oリング・オイルシール)
  • 強アルカリやスチームにも使える(FEPM)
  • クリーンな所に使える(FFKMは半導体製造装置)

選ぶときに注意すること

  1. 一般のFKMは強アルカリ・アミンに弱い。そこはFEPMかFFKMにする
  2. FEPMは寒さに弱い。0℃付近でゴム弾性がなくなる品番がある
  3. 原料の物性は標準配合の代表値。配合と加硫で変わる
  4. FFKMの生ゴムは直射日光で架橋しにくくなる。遮光してしまっておく
  5. シートは品番で硬さと厚さが違う。打ち抜く前に確かめる

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとテクニカルデータシートによる(原料ゴムの物性は標準配合の代表値で、保証値ではない⁠)⁠。種類の違いはダイキン工業とAGCの解説による。

LIST

フッ素ゴムの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

フッ素ゴム8製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

FKM(一般のフッ素ゴム)

3製品
タイガースポリマー株式会社フッ素ゴムシート TFB 8010耐油・耐薬品のパッキングの材料口コミを書く要見積

タイガースポリマーのフッ素ゴムシートで、硬さタイプA 81の硬めの品番です。引張強さは16.0MPa、伸びは230%です。打ち抜いて耐食性のパッキングに使います。

ゴムの種類
FKM(一般のフッ素ゴム)
材質
フッ素ゴム
製品の形
ゴムシート
硬さ
タイプA 81
引張強さ
16.0MPa
伸び
230%
主な用途
特殊パッキング素材、耐食性パッキング素材
圧縮永久ひずみ
20%
特長
耐熱老化性はシリコーンゴムより上
記載なし
使用温度・比重・ムーニー粘度・寸法・⁠⁠⁠包装
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ダイキン工業株式会社フッ素ゴム原料 ダイエル G-373高温の油に触れるOリング・オイルシール口コミを書く要見積

ダイエルの二元系で、加硫剤を入れた形で届くので、そのまま練って成形できます。連続使用温度は230℃までで、加硫したゴムは硬さShore A 69、引張強さ13.7MPaです。トランスファー成形や圧縮成形に向く品番です。

ゴムの種類
FKM(一般のフッ素ゴム)
材質
FKM、二元系
製品の形
プレコンパウンド
使用温度
連続使用230℃⁠⁠⁠まで
硬さ
Shore A 69
引張強さ
13.7MPa
伸び
280%
主な用途
Oリング、オイルシール
比重
1.81
ムーニー粘度
30(ML1+10、121℃)
圧縮永久ひずみ
20%(200℃×70h)
包装
20kg
特長
ロール加工性と機械特性のバランスが良好
記載なし
寸法
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社十川ゴムフッ素ゴムシート V-100薄い耐油パッキングの材料口コミを書く要見積

十川ゴムのフッ素ゴムシートで、V-100は0.5mmの薄さから作れます。標準の大きさは幅1m×長さ2mです。高温の油や薬品に触れる所に使い、食品産業向けのシートもあります。

ゴムの種類
FKM(一般のフッ素ゴム)
材質
フッ素ゴム
製品の形
ゴムシート
主な用途
特殊な用途、食品産業用途
寸法
幅1m×長さ2m、厚さ0.5mm以上
特長
耐薬品性、高温での耐油性
記載なし
使用温度・硬さ・引張強さ・伸び・比重・ムーニー粘度・圧縮永久ひずみ・⁠⁠⁠包装
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

FEPM(アフラス)

3製品
入間川ゴム株式会社FEPMゴム IF-900-⁠AF高温の酸・アルカリに触れるパッキン口コミを書く要見積

入間川ゴムのアフラス配合で、一般のフッ素ゴムより耐薬品性と耐スチーム性が上です。230℃で連続して使え、高温・高濃度の酸やアルカリでもほとんど劣化しません。寒い所ではゴム弾性がなくなるので、低温で動く所には向きません。

ゴムの種類
FEPM(アフラス)
材質
アフラス
製品の形
ゴムシート
使用温度
連続使用230℃
主な用途
耐熱用、耐薬品用パッキン、ダイヤフラム、食品用パッキン、バルブ用シール材
特長
高温・高濃度の酸、アルカリでもほとんど劣化しない
記載なし
硬さ・引張強さ・伸び・比重・ムーニー粘度・寸法・圧縮永久ひずみ・⁠⁠⁠包装
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
AGC株式会社FEPM原料 AFLAS 150Pアルカリ・スチームに触れるシール口コミを書く要見積

AFLASの汎用品番で、一般のFKMが苦手な強アルカリやアミンに強いFEPMです。200℃で連続して使え、条件によっては250℃にも耐えます。標準配合で硬さShore A 71、引張強さ16.8MPaで、給湯器や食品飲料ラインのシールに使われています。

ゴムの種類
FEPM(アフラス)
材質
FEPM、四フッ化エチレン・プロピレン共重合体
使用温度
連続使用200℃、条件により250℃
硬さ
Shore A 71
引張強さ
16.8MPa
伸び
310%
主な用途
Oリング、ガスケット、給湯器用部材、食品飲料製造ライン
比重
1.55
ムーニー粘度
96(ML1+10、100℃)
圧縮永久ひずみ
29%
包装
15kg
特長
強アルカリ・アミンに強い
記載なし
製品の形・寸法
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
タイガースポリマー株式会社FEPMゴムシート アフラスゴム板蒸気配管のパッキングの材料口コミを書く要見積

AGCのアフラスで作ったゴム板で、無機薬品と蒸気に強いのが一般のフッ素ゴムシートとの違いです。硬さはタイプA 82、引張強さは17.6MPaです。蒸気配管や、汚れを嫌う所のパッキングに使います。

ゴムの種類
FEPM(アフラス)
材質
アフラス
製品の形
ゴムシート
硬さ
タイプA 82
引張強さ
17.6MPa
伸び
210%
主な用途
蒸気配管用パッキング素材、耐熱非汚染性パッキング材
圧縮永久ひずみ
27%
特長
耐無機薬品性、耐蒸気性
記載なし
使用温度・比重・ムーニー粘度・寸法・⁠⁠⁠包装
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

FFKM(パーフロ)

2製品
AGC株式会社FFKM原料 AFLAS FFKM PM-3000化学プラントの薬液に触れるシール口コミを書く要見積

AFLAS FFKMの生ゴムで、全フッ素化ゴムなので薬品・油・溶剤にとくに強い品番です。標準配合で引張強さ23.0MPa、250℃×70hの圧縮永久ひずみは7.7%です。直射日光で架橋しにくくなるので、遮光の袋にしまっておきます。

ゴムの種類
FFKM(パーフロ)
材質
FFKM、TFE・PAVE共重合体
製品の形
生ゴム
硬さ
Shore A 73
引張強さ
23.0MPa
伸び
198%
主な用途
化学プラントのOリング、ガスケット
比重
2.05
ムーニー粘度
80(ML1+4、121℃)
圧縮永久ひずみ
7.7%(250℃×70h)
特長
20MPa以上の機械的強度
記載なし
使用温度・寸法・⁠⁠⁠包装
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
ダイキン工業株式会社FFKM原料 ダイエルパーフロ GA-100半導体装置のクリーンなシール口コミを書く要見積

ダイエルパーフロの汎用品番で、高純度なので半導体製造プロセスのようなクリーンな所に使えます。連続使用の目安は200℃で、加硫したゴムは硬さShore A 78、200℃×70hの圧縮永久ひずみは16%です。包装は2kgと10kgの2種類です。

ゴムの種類
FFKM(パーフロ)
材質
FFKM、パーオキサイド架橋系
使用温度
連続使用200℃
硬さ
Shore A 78
引張強さ
18.9MPa
伸び
160%
主な用途
半導体製造プロセス
ムーニー粘度
56(⁠100℃⁠)
圧縮永久ひずみ
16%(200℃×70h)
包装
2kg、10kg
特長
クリーン性が非常に優れる
記載なし
製品の形・比重・⁠⁠⁠寸法
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

FKM(一般のフッ素ゴム)3製品

タイガースポリマー株式会社

フッ素ゴムシート TFB 8010

耐油・耐薬品のパッキングの材料

タイガースポリマーのフッ素ゴムシートで、硬さタイプA 81の硬めの品番です。引張強さは16.0MPa、伸びは230%です。打ち抜いて耐食性のパッキングに使います。

コスト要見積

ゴムの種類
FKM(一般のフッ素ゴム)
材質
フッ素ゴム
製品の形
ゴムシート
硬さ
タイプA 81
引張強さ
16.0MPa
伸び
230%
主な用途
特殊パッキング素材、耐食性パッキング素材
圧縮永久ひずみ
20%
特長
耐熱老化性はシリコーンゴムより上
記載なし
使用温度・比重・ムーニー粘度・寸法・⁠⁠⁠包装
公式ページへ
ダイキン工業株式会社

フッ素ゴム原料 ダイエル G-373

高温の油に触れるOリング・オイルシール

ダイエルの二元系で、加硫剤を入れた形で届くので、そのまま練って成形できます。連続使用温度は230℃までで、加硫したゴムは硬さShore A 69、引張強さ13.7MPaです。トランスファー成形や圧縮成形に向く品番です。

コスト要見積

ゴムの種類
FKM(一般のフッ素ゴム)
材質
FKM、二元系
製品の形
プレコンパウンド
使用温度
連続使用230℃⁠⁠⁠まで
硬さ
Shore A 69
引張強さ
13.7MPa
伸び
280%
主な用途
Oリング、オイルシール
比重
1.81
ムーニー粘度
30(ML1+10、121℃)
圧縮永久ひずみ
20%(200℃×70h)
包装
20kg
特長
ロール加工性と機械特性のバランスが良好
記載なし
寸法
公式ページへ
株式会社十川ゴム

フッ素ゴムシート V-100

薄い耐油パッキングの材料

十川ゴムのフッ素ゴムシートで、V-100は0.5mmの薄さから作れます。標準の大きさは幅1m×長さ2mです。高温の油や薬品に触れる所に使い、食品産業向けのシートもあります。

コスト要見積

ゴムの種類
FKM(一般のフッ素ゴム)
材質
フッ素ゴム
製品の形
ゴムシート
主な用途
特殊な用途、食品産業用途
寸法
幅1m×長さ2m、厚さ0.5mm以上
特長
耐薬品性、高温での耐油性
記載なし
使用温度・硬さ・引張強さ・伸び・比重・ムーニー粘度・圧縮永久ひずみ・⁠⁠⁠包装
公式ページへ

FEPM(アフラス)3製品

入間川ゴム株式会社

FEPMゴム IF-900-⁠AF

高温の酸・アルカリに触れるパッキン

入間川ゴムのアフラス配合で、一般のフッ素ゴムより耐薬品性と耐スチーム性が上です。230℃で連続して使え、高温・高濃度の酸やアルカリでもほとんど劣化しません。寒い所ではゴム弾性がなくなるので、低温で動く所には向きません。

コスト要見積

ゴムの種類
FEPM(アフラス)
材質
アフラス
製品の形
ゴムシート
使用温度
連続使用230℃
主な用途
耐熱用、耐薬品用パッキン、ダイヤフラム、食品用パッキン、バルブ用シール材
特長
高温・高濃度の酸、アルカリでもほとんど劣化しない
記載なし
硬さ・引張強さ・伸び・比重・ムーニー粘度・寸法・圧縮永久ひずみ・⁠⁠⁠包装
公式ページへ
AGC株式会社

FEPM原料 AFLAS 150P

アルカリ・スチームに触れるシール

AFLASの汎用品番で、一般のFKMが苦手な強アルカリやアミンに強いFEPMです。200℃で連続して使え、条件によっては250℃にも耐えます。標準配合で硬さShore A 71、引張強さ16.8MPaで、給湯器や食品飲料ラインのシールに使われています。

コスト要見積

ゴムの種類
FEPM(アフラス)
材質
FEPM、四フッ化エチレン・プロピレン共重合体
使用温度
連続使用200℃、条件により250℃
硬さ
Shore A 71
引張強さ
16.8MPa
伸び
310%
主な用途
Oリング、ガスケット、給湯器用部材、食品飲料製造ライン
比重
1.55
ムーニー粘度
96(ML1+10、100℃)
圧縮永久ひずみ
29%
包装
15kg
特長
強アルカリ・アミンに強い
記載なし
製品の形・寸法
公式ページへ
タイガースポリマー株式会社

FEPMゴムシート アフラスゴム板

蒸気配管のパッキングの材料

AGCのアフラスで作ったゴム板で、無機薬品と蒸気に強いのが一般のフッ素ゴムシートとの違いです。硬さはタイプA 82、引張強さは17.6MPaです。蒸気配管や、汚れを嫌う所のパッキングに使います。

コスト要見積

ゴムの種類
FEPM(アフラス)
材質
アフラス
製品の形
ゴムシート
硬さ
タイプA 82
引張強さ
17.6MPa
伸び
210%
主な用途
蒸気配管用パッキング素材、耐熱非汚染性パッキング材
圧縮永久ひずみ
27%
特長
耐無機薬品性、耐蒸気性
記載なし
使用温度・比重・ムーニー粘度・寸法・⁠⁠⁠包装
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FFKM(パーフロ)2製品

AGC株式会社

FFKM原料 AFLAS FFKM PM-3000

化学プラントの薬液に触れるシール

AFLAS FFKMの生ゴムで、全フッ素化ゴムなので薬品・油・溶剤にとくに強い品番です。標準配合で引張強さ23.0MPa、250℃×70hの圧縮永久ひずみは7.7%です。直射日光で架橋しにくくなるので、遮光の袋にしまっておきます。

コスト要見積

ゴムの種類
FFKM(パーフロ)
材質
FFKM、TFE・PAVE共重合体
製品の形
生ゴム
硬さ
Shore A 73
引張強さ
23.0MPa
伸び
198%
主な用途
化学プラントのOリング、ガスケット
比重
2.05
ムーニー粘度
80(ML1+4、121℃)
圧縮永久ひずみ
7.7%(250℃×70h)
特長
20MPa以上の機械的強度
記載なし
使用温度・寸法・⁠⁠⁠包装
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ダイキン工業株式会社

FFKM原料 ダイエルパーフロ GA-100

半導体装置のクリーンなシール

ダイエルパーフロの汎用品番で、高純度なので半導体製造プロセスのようなクリーンな所に使えます。連続使用の目安は200℃で、加硫したゴムは硬さShore A 78、200℃×70hの圧縮永久ひずみは16%です。包装は2kgと10kgの2種類です。

コスト要見積

ゴムの種類
FFKM(パーフロ)
材質
FFKM、パーオキサイド架橋系
使用温度
連続使用200℃
硬さ
Shore A 78
引張強さ
18.9MPa
伸び
160%
主な用途
半導体製造プロセス
ムーニー粘度
56(⁠100℃⁠)
圧縮永久ひずみ
16%(200℃×70h)
包装
2kg、10kg
特長
クリーン性が非常に優れる
記載なし
製品の形・比重・⁠⁠⁠寸法
公式ページへ
Q&A

フッ素ゴム選びで、よくある疑問

購買担当の疑問フッ素ゴムの価格は?

このページの8製品は、どれも値段を公式に出していません。原料ゴムもシートも見積もりで決まります。原料の包装は、ダイエル G-373が20kg、AFLAS 150Pが15kg、ダイエルパーフロ GA-100が2kgと10kgです。

設備担当の疑問フッ素ゴムの種類と違いは?

骨格の違いで、一般のFKM、アフラスに代表されるFEPM、全フッ素化のFFKMに分かれます。FKMは熱と油、FEPMは強アルカリ・アミン・スチーム、FFKMは薬品全般と高温に強く、この順に使える場面が広がります。

設備担当の疑問フッ素ゴムの耐熱温度は何℃?

ダイキン工業のダイエル2元ポリオール系は連続230℃まで、AGCのAFLAS FEPMは連続200℃で条件により250℃まで使えます。入間川ゴムのIF-900-AFは230℃で連続して使えます。ダイキン工業のFFKMは200〜300℃で連続して使えます。

工場長の疑問FKMとFEPM(アフラス)の違いは?

AGCによると、アフラスは酸・アルカリ・アミンに強く、一般のフッ化ビニリデン系のFKMには無い特長です。スチームや熱水にも強いので、給湯器や食品飲料ラインのシールに使われています。一方で寒さに弱く、入間川ゴムのIF-900-AFは0℃付近でゴム弾性がなくなります。

設備担当の疑問FFKM(パーフロ)⁠と⁠は⁠?FKMとの違いは?

水素をすべてフッ素に置き換えた全フッ素化のゴムです。ダイキン工業によると、FKMが劣化する酸・アルカリ・アミン・溶剤などでも膨潤や劣化が少なく、半導体製造装置のチャンバーやゲートバルブのシールに使います。このページではダイエルパーフロ GA-100とAFLAS FFKM PM-3000を載せています。

設備担当の疑問フッ素ゴムの硬さは?

原料を標準配合で加硫した値では、ダイエル G-373がShore A 69、AFLAS 150Pが71、AFLAS FFKM PM-3000が73、ダイエルパーフロ GA-100が78です。シートでは、タイガースポリマーのTFB 8010がタイプA 81、アフラスゴム板が82です。配合で硬さは変わるので、成形品は配合ごとに確かめます。

購買担当の疑問フッ素ゴムシートの厚さと大きさは?

十川ゴムのフッ素ゴムシートは、標準の大きさが幅1m×長さ2mで、V-100は厚さ0.5mmから作れます。タイガースポリマーは、硬さの違うTFB 8010とTFB 6007、アフラスゴム板を出しています。寸法は品番ごとにメーカーへ確かめます。

工場長の疑問半導体製造装置に使うフッ素ゴムは?

プラズマや薬液にさらされる所はFFKMを使います。ダイエルパーフロ GA-100は高純度で、半導体製造プロセスのようなクリーンな所に使えます。AGCのAFLAS FFKMも金属の溶け出しが少なく、半導体製造プロセスで使えます。

総務の疑問食品ラインに使えるフッ素ゴムは?

AGCによると、AFLAS FEPMは匂いがつきにくく、洗浄のアルカリやスチームにも強いので、食品飲料ラインのパッキンに向きます。十川ゴムには食品産業用途向けのフッ素ゴムシートがあり、入間川ゴムのIF-900-AFも食品用パッキンを用途に入れています。

施設管理の疑問フッ素ゴムの原料はどうしまっておく?

AFLAS FFKM PM-3000は直射日光に当てると赤くなり、架橋しにくくなります。届いたときの袋か、遮光のアルミ袋に入れてしまっておきます。ダイエルは使う前に、SDSとラベルの注意を必ず読みます。

経営者の疑問フッ素ゴムのメーカーは?

原料ゴムは、ダイキン工業のダイエルとAGCのAFLASを載せています。シートはタイガースポリマー・十川ゴム・入間川ゴムで、タイガースポリマーと入間川ゴムはアフラスを使ったシートも出しています。

TYPES

フッ素ゴムのゴムの種類の違い

ボタンを押すと、表がそのゴムの種類の製品だけになります。

FKM(一般のフッ素ゴム)

フッ化ビニリデンを主にした、いちばん広く使うフッ素ゴムです。2元系と、4フッ化エチレンを足した3元系があり、熱と油・燃料に強いのが持ち味です。強アルカリやアミンには弱いので、そこはFEPMかFFKMにします。

向いている使い方

  • 高温の油に触れるOリング・オイルシール
  • 燃料ホース
  • 耐油・耐薬品のパッキング

根拠:フッ素ゴムは、他の合成ゴムに比べ、圧倒的な耐熱性・耐油性・耐薬品性を有します。(出典1)

このゴムの種類の3製品を表で見る

FEPM(アフラス)

4フッ化エチレンとプロピレンを合わせたフッ素ゴムで、AGCのアフラスがこの型です。一般のFKMが苦手な強アルカリ・アミン・スチームに強く、電気も通しにくいゴムです。寒さには弱く、0℃付近でゴム弾性がなくなる品番もあります。

向いている使い方

  • スチーム・熱水の配管
  • 洗浄のアルカリに触れる食品ライン
  • アミン入りの油に触れるシール

根拠:AFLAS®は、酸、アルカリ、アミンといった強活性の薬品に対して優れた耐薬品性・耐久性を有します。(出典6)

このゴムの種類の3製品を表で見る

FFKM(パーフロ)

水素をすべてフッ素に置き換えた全フッ素化のゴムで、フッ素ゴムの中で耐熱性と耐薬品性がもっとも高い型です。FKMが傷む薬品でも膨らみにくく、半導体製造装置や化学プラントのシールに使います。

向いている使い方

  • 半導体製造装置のチャンバー・ゲートバルブ
  • 強い腐食性の薬品を通すポンプ・バルブ
  • 300℃近い高温のシール

根拠:・圧倒的な耐薬品性:酸・アルカリ・アミン・溶剤・燃料・ケトン・エステルなど、FKMが劣化する薬品に対しても、FFKMは膨潤・劣化が少なくシール性能を長期間維持します。(出典4)

このゴムの種類の2製品を表で見る
MAKERS

フッ素ゴムの主なメーカー5社

フッ素ゴムの主なメーカーは、次の5社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

入間川ゴム株式会社

入間川ゴムのアフラス配合で、一般のフッ素ゴムより耐薬品性と耐スチーム性が上です。

埼玉県

AGC株式会社

AFLASの汎用品番で、一般のFKMが苦手な強アルカリやアミンに強いFEPMです。

東京都

タイガースポリマー株式会社

タイガースポリマーのフッ素ゴムシートで、硬さタイプA 81の硬めの品番です。

大阪府

ダイキン工業株式会社

ダイエルの二元系で、加硫剤を入れた形で届くので、そのまま練って成形できます。

大阪府

株式会社十川ゴム

十川ゴムのフッ素ゴムシートで、V-100は0.5mmの薄さから作れます。

大阪府

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:シール・パッキン・ホースの材料にするフッ素ゴムのうち、原料ゴム(FKM・FEPM・FFKMの生ゴムとプレコンパウンド)と⁠、加工用のフッ素ゴムシートで、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式資料で確かめられた品番を、1社2製品まで載せています。Oリングはo-ring、ガスケットに打ち抜いた完成品はgasket、フッ素樹脂はfusso-jushi、NBR・EPDM・シリコーンのゴムシートはrubber-sheetの比較で扱います。ケマーズ(バイトン)・シエンスコ(テクノフロン)・スリーエムは公式サイトがこちらから開けず、マクセルクレハのフッソゴムシートは品番ごとの仕様が文字で取れず、ユニマテックは公式サイトに品番の案内が見つからなかったので、今回は載せていません。信越化学工業のフロロシリコーンゴムはシリコーンゴムの仲間なので除き、バルカーとニチアスのフッ素ゴム品はOリング・ガスケットなどの完成品なので別のページにあります。スポンジシート、中古品、代理店が売る他社の製品は除いています。並びは種類ごとに会社の五十音順です。

並び順:ゴムの種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

フッ素ゴムを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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