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畑や育苗で根こぶ病・苗立枯病・そうか病などの土壌病害を防ぐ土壌殺菌剤を選ぶ、生産者・営農指導・購買の担当の方へ

土壌殺菌剤のメーカー5社比較【2026年】

土壌殺菌剤は、畑や育苗の土に混ぜたり注いだりして、
根こぶ病・苗立枯病・そうか病などの土壌病害を防ぐ農薬です。

ABOUT

土壌殺菌剤とは

比較表を見る ↓

土壌殺菌剤とは、土の中の病原菌が起こす根こぶ病・苗立枯病・そうか病などを、
植える前に土や苗に処理して防ぐ農薬です。
土壌病害用殺菌剤とも呼び、土に混ぜる粉剤、苗に注ぐ液剤・顆粒水和剤、微生物の生物農薬があります。

製品の特長

  • 土に混ぜて根の周りに成分を置く(全面か作条に土壌混和)
  • 植える前の苗に灌注で持たせる(育苗箱・セル苗・苗床)
  • 成分ごとに効く菌が違う(根こぶ病菌・リゾクトニア菌・ピシウム菌)

使うメリット

  • 根こぶ病の菌密度を下げられる(フロンサイド粉剤・オラクル)
  • 少ない成分量で効く剤がある(フロンサイド粉剤は10a当り0.15〜0.2kg)
  • 有機栽培で使える剤がある(ミニタンWG)

選ぶときに注意すること

  1. 作物と病害ごとに使用量と使用回数が決まっている。ラベルの量を守る
  2. 総使用回数は、同じ成分の土壌混和・灌注・散布を合わせて数える
  3. ミニタンWGは生きた菌。4℃でしまっておき、5ヶ月の中で使い切る
  4. モンセレン顆粒水和剤で処理した種いもは、よく風乾してから植え付ける

※成分・剤型・登録番号・包装・有効年限・使用量は、各社の公式の製品ページによる。使う前は製品のラベルと最新の登録内容を確かめてください。

LIST

土壌殺菌剤の比較表

土壌殺菌剤8製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

粉剤を土に混ぜる型

4製品
石原バイオサイエンス株式会社フロンサイド粉剤根こぶ病とばれいしょのそうか病口コミを書く要見積

根こぶ病、ばれいしょのそうか病・粉状そうか病、ねぎの白絹病まで抑えるフルアジナム0.50%の粉剤です。根こぶ病の休眠胞子に殺菌的に効き、続けて使うと菌密度が下がります。ばれいしょは30〜40kgを植付前に全面土壌混和します。

土への入れ方
粉剤を土に混ぜる型
有効成分
フルアジナム0.50%
剤型
粉剤
対象の病害
根こぶ病、そうか病、粉状そうか病、白絹病
登録番号
第17559号
処理のしかた
全面土壌混和
包装
3kg×8袋、20kg×1袋
性状
類白色粉末45μm以下
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ詳細・仕様
住友化学株式会社リゾレックス粉剤リゾクトニア菌の立枯病・白絹病口コミを書く要見積

リゾクトニア菌による立枯病や株腐病などに効くトルクロホスメチル5.0%の粉剤です。花き類・観葉植物の立枯病は50kg/10aを定植前に土壌混和し、ねぎは土寄せ前に株元散布します。登録作物が多く、残効も長く続きます。

土への入れ方
粉剤を土に混ぜる型
有効成分
トルクロホスメチル5.0%
剤型
粉剤
対象の病害
リゾクトニア病害、白絹病
登録番号
第16885号
処理のしかた
土壌混和、株元散布
包装
3kg×8袋、10kg×1袋、20kg×1袋
性状
類白色粉末45μm以下
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ詳細・仕様
日産化学株式会社オラクル粉剤根こぶ病の菌を減らしたいあぶらな科の畑口コミを書く要見積

休眠胞子から出た遊走子を直接殺菌するアミスルブロム0.50%の粉剤です。かぶやブロッコリーは、は種前か定植前に全面土壌混和します。ばれいしょの粉状そうか病と、稲の箱育苗の苗立枯病(ピシウム菌)⁠に⁠も登録があります。

土への入れ方
粉剤を土に混ぜる型
有効成分
アミスルブロム0.50%
剤型
粉剤
対象の病害
根こぶ病、粉状そうか病
登録番号
第22800号
処理のしかた
全面土壌混和
包装
3kg×8、15kg×1
性状
類白色粉末45μm以下
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ詳細・仕様
三井化学クロップ&ライフソリューション株式会社ネビジン粉剤はくさい・キャベツの根こぶ病の土壌混和口コミを書く要見積

あぶらな科の根こぶ病を幅広く抑えるフルスルファミド0.30%の粉剤です。はくさいやブロッコリーは20〜30kg/10aを全面土壌混和し、作条なら20kg/10aで済みます。キャベツやレタスの菌核病にも登録があります。

土への入れ方
粉剤を土に混ぜる型
有効成分
フルスルファミド0.30%
剤型
粉剤
対象の病害
根こぶ病、菌核病
登録番号
第18210号
処理のしかた
全面土壌混和、作条土壌混和
包装
3kg×8、10kg×1
性状
淡黄色粉末45μm以下
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ詳細・仕様

水に薄めて注ぐ型

3製品
日産化学株式会社オラクル顆粒水和剤定植前のセル苗に灌注して根こぶ病を防ぐ口コミを書く要見積

アミスルブロム50.0%の顆粒水和剤で、水に溶かしてセル苗や土に灌注します。菌密度の低い畑は灌注だけで済み、高い畑は本圃の粉剤の土壌混和と組み合わせます。ばれいしょの粉状そうか病は植付前に250g/10aを100㍑/10aの水で処理します。

土への入れ方
水に薄めて注ぐ型
有効成分
アミスルブロム50.0%
剤型
顆粒水和剤
対象の病害
根こぶ病、粉状そうか病
登録番号
第22799号
処理のしかた
セル苗灌注、土壌灌注
包装
300g×20、1.5kg×8
性状
淡褐色水和性細粒
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ詳細・仕様
日本曹達株式会社モンセレン顆粒水和剤てんさいの根腐病と種いもの黒あざ病口コミを書く要見積

リゾクトニア菌に効くペンシクロン50.0%の顆粒水和剤で、残効が長く続きます。てんさいは200倍に薄め、定植前にペーパーポット1冊当り1㍑を灌注します。ばれいしょは種いもを100〜200倍の液に浸けてから植え付けます。

土への入れ方
水に薄めて注ぐ型
有効成分
ペンシクロン50.0%
剤型
顆粒水和剤
対象の病害
根腐病、黒あざ病
登録番号
第20067号
処理のしかた
苗床灌注、種いも浸漬
包装
1kg×10袋
性状
褐色水和性細粒
毒性
普通物
有効年限
4年
公式ページへ詳細・仕様
三井化学クロップ&ライフソリューション株式会社タチガレン液剤稲の箱育苗の苗立枯病とムレ苗口コミを書く要見積

1成分で苗立枯病とムレ苗を防ぐヒドロキシイソキサゾール30.0%の液剤です。稲の箱育苗は、1箱当り500mLを、は種時か発芽後に土壌灌注します。根の生育を促し、除草剤による生育抑制も軽くします。

土への入れ方
水に薄めて注ぐ型
有効成分
ヒドロキシイソキサゾール30.0%
剤型
液剤
対象の病害
苗立枯病、ムレ苗
登録番号
第10331号
処理のしかた
土壌灌注
包装
100ml×60、500ml×20
性状
黄褐色液体
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ詳細・仕様

微生物をまく型

1製品
石原バイオサイエンス株式会社ミニタンWG有機栽培の畑の菌核病口コミを書く要見積

土の中の菌核病菌の菌核にだけ寄生する糸状菌を有効成分にした生物農薬です。野菜類の菌核病は、800gを100ℓの水に溶かし、定植前に全面散布して土と混ぜます。JAS法に適合し、有機農産物にも使えます。

土への入れ方
微生物をまく型
有効成分
コニオチリウム ミニタンス
剤型
水和性細粒
対象の病害
菌核病、黒腐菌核病
登録番号
第21970号
処理のしかた
全面散布して土壌混和
包装
400g×6箱
性状
暗灰色水和性細粒
毒性
普通物
有効年限
4℃で5ヶ月
公式ページへ詳細・仕様

粉剤を土に混ぜる型4製品

石原バイオサイエンス株式会社

フロンサイド粉剤

根こぶ病とばれいしょのそうか病

根こぶ病、ばれいしょのそうか病・粉状そうか病、ねぎの白絹病まで抑えるフルアジナム0.50%の粉剤です。根こぶ病の休眠胞子に殺菌的に効き、続けて使うと菌密度が下がります。ばれいしょは30〜40kgを植付前に全面土壌混和します。

コスト要見積

土への入れ方
粉剤を土に混ぜる型
有効成分
フルアジナム0.50%
剤型
粉剤
対象の病害
根こぶ病、そうか病、粉状そうか病、白絹病
登録番号
第17559号
処理のしかた
全面土壌混和
包装
3kg×8袋、20kg×1袋
性状
類白色粉末45μm以下
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ
住友化学株式会社

リゾレックス粉剤

リゾクトニア菌の立枯病・白絹病

リゾクトニア菌による立枯病や株腐病などに効くトルクロホスメチル5.0%の粉剤です。花き類・観葉植物の立枯病は50kg/10aを定植前に土壌混和し、ねぎは土寄せ前に株元散布します。登録作物が多く、残効も長く続きます。

コスト要見積

土への入れ方
粉剤を土に混ぜる型
有効成分
トルクロホスメチル5.0%
剤型
粉剤
対象の病害
リゾクトニア病害、白絹病
登録番号
第16885号
処理のしかた
土壌混和、株元散布
包装
3kg×8袋、10kg×1袋、20kg×1袋
性状
類白色粉末45μm以下
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ
日産化学株式会社

オラクル粉剤

根こぶ病の菌を減らしたいあぶらな科の畑

休眠胞子から出た遊走子を直接殺菌するアミスルブロム0.50%の粉剤です。かぶやブロッコリーは、は種前か定植前に全面土壌混和します。ばれいしょの粉状そうか病と、稲の箱育苗の苗立枯病(ピシウム菌)⁠に⁠も登録があります。

コスト要見積

土への入れ方
粉剤を土に混ぜる型
有効成分
アミスルブロム0.50%
剤型
粉剤
対象の病害
根こぶ病、粉状そうか病
登録番号
第22800号
処理のしかた
全面土壌混和
包装
3kg×8、15kg×1
性状
類白色粉末45μm以下
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ
三井化学クロップ&ライフソリューション株式会社

ネビジン粉剤

はくさい・キャベツの根こぶ病の土壌混和

あぶらな科の根こぶ病を幅広く抑えるフルスルファミド0.30%の粉剤です。はくさいやブロッコリーは20〜30kg/10aを全面土壌混和し、作条なら20kg/10aで済みます。キャベツやレタスの菌核病にも登録があります。

コスト要見積

土への入れ方
粉剤を土に混ぜる型
有効成分
フルスルファミド0.30%
剤型
粉剤
対象の病害
根こぶ病、菌核病
登録番号
第18210号
処理のしかた
全面土壌混和、作条土壌混和
包装
3kg×8、10kg×1
性状
淡黄色粉末45μm以下
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ

水に薄めて注ぐ型3製品

日産化学株式会社

オラクル顆粒水和剤

定植前のセル苗に灌注して根こぶ病を防ぐ

アミスルブロム50.0%の顆粒水和剤で、水に溶かしてセル苗や土に灌注します。菌密度の低い畑は灌注だけで済み、高い畑は本圃の粉剤の土壌混和と組み合わせます。ばれいしょの粉状そうか病は植付前に250g/10aを100㍑/10aの水で処理します。

コスト要見積

土への入れ方
水に薄めて注ぐ型
有効成分
アミスルブロム50.0%
剤型
顆粒水和剤
対象の病害
根こぶ病、粉状そうか病
登録番号
第22799号
処理のしかた
セル苗灌注、土壌灌注
包装
300g×20、1.5kg×8
性状
淡褐色水和性細粒
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ
日本曹達株式会社

モンセレン顆粒水和剤

てんさいの根腐病と種いもの黒あざ病

リゾクトニア菌に効くペンシクロン50.0%の顆粒水和剤で、残効が長く続きます。てんさいは200倍に薄め、定植前にペーパーポット1冊当り1㍑を灌注します。ばれいしょは種いもを100〜200倍の液に浸けてから植え付けます。

コスト要見積

土への入れ方
水に薄めて注ぐ型
有効成分
ペンシクロン50.0%
剤型
顆粒水和剤
対象の病害
根腐病、黒あざ病
登録番号
第20067号
処理のしかた
苗床灌注、種いも浸漬
包装
1kg×10袋
性状
褐色水和性細粒
毒性
普通物
有効年限
4年
公式ページへ
三井化学クロップ&ライフソリューション株式会社

タチガレン液剤

稲の箱育苗の苗立枯病とムレ苗

1成分で苗立枯病とムレ苗を防ぐヒドロキシイソキサゾール30.0%の液剤です。稲の箱育苗は、1箱当り500mLを、は種時か発芽後に土壌灌注します。根の生育を促し、除草剤による生育抑制も軽くします。

コスト要見積

土への入れ方
水に薄めて注ぐ型
有効成分
ヒドロキシイソキサゾール30.0%
剤型
液剤
対象の病害
苗立枯病、ムレ苗
登録番号
第10331号
処理のしかた
土壌灌注
包装
100ml×60、500ml×20
性状
黄褐色液体
毒性
普通物
有効年限
5年
公式ページへ

微生物をまく型1製品

石原バイオサイエンス株式会社

ミニタンWG

有機栽培の畑の菌核病

土の中の菌核病菌の菌核にだけ寄生する糸状菌を有効成分にした生物農薬です。野菜類の菌核病は、800gを100ℓの水に溶かし、定植前に全面散布して土と混ぜます。JAS法に適合し、有機農産物にも使えます。

コスト要見積

土への入れ方
微生物をまく型
有効成分
コニオチリウム ミニタンス
剤型
水和性細粒
対象の病害
菌核病、黒腐菌核病
登録番号
第21970号
処理のしかた
全面散布して土壌混和
包装
400g×6箱
性状
暗灰色水和性細粒
毒性
普通物
有効年限
4℃で5ヶ月
公式ページへ
Q&A

土壌殺菌剤選びで、よくある疑問

購買担当の疑問土壌殺菌剤の価格は、いくら?

今回確かめた公式資料には、どの製品も値段の記載がありません。包装はオラクル粉剤が3kg×8と15kg×1、リゾレックス粉剤が3kg×8袋・10kg×1袋・20kg×1袋、ミニタンWGが400g×6箱などです。製品名と容量を伝えて、JAや農薬販売店に見積もりを取ります。

設備担当の疑問土壌殺菌剤の種類は?粉剤と灌注の違いは?

粉剤は畑にまいて土と混ぜ、根が伸びる層に成分を置きます。灌注は液剤や顆粒水和剤を水で薄め、育苗箱・セル苗・苗床に注いで、植える前の苗に成分を持たせます。ミニタンWGのように、病原菌に寄生する微生物を使う生物農薬もあります。

工場長の疑問根こぶ病に効く土壌殺菌剤は?

オラクル粉剤(アミスルブロム0.50%)、ネビジン粉剤(フルスルファミド0.30%)、フロンサイド粉剤(フルアジナム0.50%)に根こぶ病の登録があります。オラクルは休眠胞子から出た遊走子を直接殺菌し、フロンサイド粉剤は休眠胞子に効いて菌密度を下げます。セル苗にはオラクル顆粒水和剤を灌注します。

設備担当の疑問苗立枯病を防ぐ土壌殺菌剤は?

稲の箱育苗なら、タチガレン液剤を1箱当り500mL、は種時か発芽後に灌注します。オラクル粉剤は育苗箱の土に混ぜて、ピシウム菌の苗立枯病を防ぎます。リゾクトニア菌の苗立枯病には、リゾレックス粉剤やネビジン粉剤に登録があります。

工場長の疑問ばれいしょのそうか病・粉状そうか病に使える?

フロンサイド粉剤は、そうか病と粉状そうか病に30〜40kgを植付前に全面土壌混和します。オラクル粉剤も粉状そうか病に登録があります。オラクル顆粒水和剤は、植付前に250g/10aを100㍑/10aの水で処理します。

設備担当の疑問土壌殺菌剤の使用量は10a当りどれくらい?

ネビジン粉剤は、はくさいの根こぶ病に20〜30kg/10aを全面土壌混和します。リゾレックス粉剤は、花き類・観葉植物の立枯病に50kg/10aです。フロンサイド粉剤は全面土壌混和で10a当りの有効成分が0.15〜0.2kgと少なく済みます。

工場長の疑問根こぶ病対策で、石灰と一緒に使える?

フロンサイド粉剤は、石灰類と一緒に使うと根こぶ病の防除効果が高まると、石原バイオサイエンスが案内しています。ほかの剤は、混ぜて使う前に製品のラベルで確かめます。

経営者の疑問有機栽培で使える土壌殺菌剤は?

ミニタンWGは糸状菌を有効成分にした生物農薬で、JAS法が定める有機農産物と特別栽培農産物に使えます。野菜類の菌核病には、10a当り800gを100ℓの水に溶かし、定植前にまいて土と混ぜます。

設備担当の疑問てんさい・ばれいしょのリゾクトニア病には?

モンセレン顆粒水和剤は、てんさいの根腐病に200倍の液をペーパーポット1冊当り1㍑、定植前に灌注します。ばれいしょの黒あざ病には、種いもを100〜200倍の液に浸けてから植え付けます。

総務の疑問土壌殺菌剤の有効年限(使用期限)としまい方は?

オラクル粉剤・ネビジン粉剤・リゾレックス粉剤・フロンサイド粉剤・タチガレン液剤は5年、モンセレン顆粒水和剤は4年です。ミニタンWGは生きた菌なので、4℃で5ヶ月です。どれも普通物で、毒物・劇物には当たりません。

施設管理の疑問同じ土壌殺菌剤を毎年使っても効く?

ネビジン粉剤は続けて使うと効果がより安定し、フロンサイド粉剤は使うたびに菌密度を下げていきます。ただし成分ごとに総使用回数の上限があるので、土壌混和・灌注・散布の回数を合わせて数えます。

経営者の疑問土壌殺菌剤を作っているメーカーは?

このページは、日産化学・三井化学クロップ&ライフソリューション・住友化学・石原バイオサイエンス・日本曹達の5社の8製品です。石原バイオサイエンスは石原産業の100%子会社です。

TYPES

土壌殺菌剤の土への入れ方の違い

粉剤を土に混ぜる型

粉剤を畑の全面か作条にまき、耕して土と混ぜます。は種や定植の前に処理し、根が伸びる層に成分を置いておきます。根こぶ病・そうか病・リゾクトニア菌の病害に使います。

向いている使い方

  • あぶらな科野菜の根こぶ病対策
  • ばれいしょのそうか病・粉状そうか病
  • 稲の育苗箱の床土

根拠:フロンサイド粉剤は、ばれいしょのそうか病に植付前に全面土壌混和します。(出典6)

この土への入れ方の4製品を表で見る

水に薄めて注ぐ型

液剤や顆粒水和剤を水で薄め、育苗箱・セル苗・苗床に注ぎます。植える前の苗に成分を持たせてから畑に出します。菌密度の低い畑は灌注だけで済むこともあります。

向いている使い方

  • 稲の箱育苗の苗立枯病・ムレ苗
  • キャベツ・ブロッコリーのセル苗
  • てんさいのペーパーポット苗

根拠:オラクル顆粒水和剤は、菌密度の低い圃場では灌注処理で効果が期待できます。(出典2)

この土への入れ方の3製品を表で見る

微生物をまく型

土の中の病原菌に寄生する微生物を有効成分にした生物農薬です。水に溶かして畑にまき、土と混ぜます。有機農産物や特別栽培農産物にも使えます。

向いている使い方

  • 野菜の菌核病対策
  • 有機栽培・特別栽培の畑
  • 広い畑で菌核を減らす

根拠:ミニタンWGの糸状菌は、土の中の菌核病菌の菌核にのみ寄生します。(出典7)

この土への入れ方の1製品を表で見る
MAKERS

土壌殺菌剤の主なメーカー5社

石原バイオサイエンス株式会社

根こぶ病、ばれいしょのそうか病・粉状そうか病、ねぎの白絹病まで抑えるフルアジナム0.50%の粉剤です。

東京都

住友化学株式会社

リゾクトニア菌による立枯病や株腐病などに効くトルクロホスメチル5.0%の粉剤です。

東京都

日産化学株式会社

休眠胞子から出た遊走子を直接殺菌するアミスルブロム0.50%の粉剤です。

東京都

日本曹達株式会社

リゾクトニア菌に効くペンシクロン50.0%の顆粒水和剤で、残効が長く続きます。

東京都

三井化学クロップ&ライフソリューション株式会社

あぶらな科の根こぶ病を幅広く抑えるフルスルファミド0.30%の粉剤です。

東京都

出典
  1. 日産化学 オラクル粉剤
  2. 日産化学 オラクル顆粒水和剤
  3. 三井化学クロップ&ライフソリューション ネビジン粉剤
  4. 三井化学クロップ&ライフソリューション タチガレン液剤
  5. 住友化学 リゾレックス粉剤
  6. 石原バイオサイエンス 石原フロンサイド粉剤
  7. 石原バイオサイエンス ミニタンWG
  8. 日本曹達 モンセレン顆粒水和剤
  9. 石原バイオサイエンス 会社概要
掲載基準

畑・育苗箱・苗床で、土の中の病原菌が起こす根こぶ病・苗立枯病・そうか病・菌核病・リゾクトニア病などを防ぐため、土に混ぜるか灌注して使う殺菌剤で、その会社が自社で登録を持つか自社グループで製剤し、公式の製品ページで今案内していて、成分・剤型・登録番号を確かめられた製品です。石原バイオサイエンスは石原産業の100%子会社で、農薬の製剤と包装も行っています。各社の代表の品を1社2製品まで載せました。クミアイ化学工業が案内するナエファイン粉剤(日本曹達の登録)とネビリュウ(三井化学クロップ&ライフソリューションの登録)は、ほかの会社が登録を持つ品なので載せていません。シンジェンタジャパンは、公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられなかったので載せていません。ガスでくん蒸するクロルピクリン・D-D・ダゾメットは「土壌消毒剤」、土の性質を変える資材は「土壌改良剤」の比較にあります。茎葉にかける殺菌剤、家庭園芸専用の品、販売店が売る他社の品、販売を終えた品は除いています。

土壌殺菌剤を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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