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GUIDE / ALUMINUM-PHOSPHATE

リン酸アルミニウムとは?第一リン酸アルミニウム液・第三リン酸アルミニウム・縮合リン酸アルミの違いと、用途・荷姿・価格の選び方

耐火物や鋳物砂の結合剤、塗料の防錆顔料、セラミックス原料、分析の試薬に使うリン酸アルミニウムの3つの種類、第一と第三の違い、防錆顔料K-WHITEと硬化剤K-BONDの銘柄、工業品と試薬の荷姿と値段を、メーカー公式の資料からまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

リン酸アルミニウムは、リン酸とアルミニウムの塩です。この表では、酸性の液になる第一リン酸アルミニウム液、水に溶けない粉の正リン酸アルミニウム、改質した粉の縮合リン酸アルミの3つに分けました。結合剤なら第一リン酸アルミニウム液かK-BOND、防錆顔料ならK-WHITE、セラミックス原料なら第三リン酸アルミニウム、分析や試作なら試薬の500g瓶を選びます。

リン酸アルミニウムとは

リン酸アルミニウムは、リン酸とアルミニウムの塩をまとめた呼び名で、りん酸アルミニウムとも書きます。耐火物や鋳物砂の結合剤、塗料の防錆顔料、セラミックス原料、分析の試薬に使います。

比較ページには、日本の会社が自社製品として出すリン酸アルミニウムを、品名・銘柄・製品コードの単位で載せています。リン酸そのものや、ナトリウム・カリウム・カルシウムのリン酸塩、ステアリン酸アルミニウム、医薬品の制酸剤は載せていません。

3つの種類

  • 第一リン酸アルミニウム液は、酸性の液です。例は太平化学産業の第一リン酸アルミニウム液 50%です
  • 正リン酸アルミニウム(AlPO4)は、水に溶けない白い粉です。例は太平化学産業の第三リン酸アルミニウム タイポリーL2と、純正化学・関東化学の試薬です
  • 縮合リン酸アルミは、トリポリリン酸二水素アルミニウムを改質した粉です。例はテイカのK-WHITEとK-BONDです

第一と第三の違い

  • 第一リン酸アルミニウムは、リン酸の水素が残った酸性の塩です。太平化学産業は、リン酸と水酸化アルミニウムから作る50%水溶液で出しています
  • 第三リン酸アルミニウムは、水にも酸にも溶けない白色の粉末です
  • 用途は、第一が金属表面処理剤・耐火物バインダー・鋳物砂用バインダー・防炎剤、第三がセラミックス原料・難燃剤です

結合剤と防錆顔料の選び方

  • 液で使う結合剤なら、太平化学産業の第一リン酸アルミニウム液 50%です
  • 粉で使う硬化剤・耐火物バインダーなら、テイカのK-BONDです。#80は酸性度4.3meq/gでポットライフが短く、#90は1.7meq/gで長い銘柄です
  • 塗料の防錆顔料なら、テイカのK-WHITEです。#84の代表値は、pH6.4、平均粒子径3.7μmです

荷姿と値段

  • 太平化学産業の第一リン酸アルミニウム液は、バッグインボックスかポリ缶の25kgです。第三リン酸アルミニウムは紙袋25kgです
  • 少量なら試薬の500g瓶です。純正化学の84055-1501は3,800円(本体価格)、関東化学の01179-01は5,600円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 工業用の液・袋物とテイカの銘柄は、公式に値段が出ていないので見積もりです

試薬を選ぶとき

  • 関東化学の01179-01は鹿1級で、含量はAl2O3として39.7〜44.7%、P2O5として55.3〜60.3%です
  • 純正化学の84055-1501は化学用で、含量は製品規格書で確かめます
  • 保管と取扱いは、発注する製品のSDSで確認します
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