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リン酸アルミニウムを選ぶ耐火物・塗料・セラミックス・分析・購買の担当へ

リン酸アルミニウムのメーカー4社比較【2026年】

リン酸アルミニウムは、リン酸とアルミニウムの塩で、
耐火物の結合剤や防錆顔料、セラミックス原料に使う無機化合物です。

ABOUT

リン酸アルミニウムとは

比較表を見る ↓

リン酸アルミニウムとは、耐火物や鋳物砂の結合剤、塗料の防錆顔料、セラミックス原料、分析の試薬に使う、リン酸のアルミニウム塩です。
第一リン酸アルミニウム(酸性リン酸アルミニウム)⁠・第三リン酸アルミニウム・縮合リン酸アルミをまとめた呼び名で、りん酸アルミニウムとも書きます。

製品の特長

  • 第一リン酸アルミニウムは酸性の液耐火物・鋳物砂の結合剤に使う
  • 第三リン酸アルミニウムは不溶性の粉セラミックス原料・難燃剤に使う
  • 縮合リン酸アルミは改質した粉防錆顔料・硬化剤に使う

使うメリット

  • 液と粉、工業品と試薬から、使い方に合う形を選べる
  • 工業品は25kgの缶や紙袋、試薬は500g瓶で買える
  • 銘柄や製品コードで発注すれば、品質の条件をそろえられる

選ぶときに注意すること

  1. 第一リン酸アルミニウム液は酸性の液なので、金属の容器や配管との相性を確かめる
  2. 第三リン酸アルミニウムは水にも酸にも溶けないので、液のバインダーの代わりにはならない
  3. 防錆顔料と硬化剤は、同じ縮合リン酸アルミでも銘柄が違う
  4. 保管と取扱いは、発注する製品のSDSで確認する

※用途・規格は太平化学産業、テイカ、純正化学、関東化学の公式ページによる。テイカの値は代表分析例。確認日は2026年11月5日。

LIST

リン酸アルミニウムの比較表

リン酸アルミニウム6製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

第一リン酸アルミニウム液

1製品
太平化学産業株式会社第一リン酸アルミニウム液 50%耐火物・鋳物砂の結合剤、金属表面処理口コミを書く要見積

この表で唯一の液体で、酸性リン酸アルミニウムを50%に溶かした状態で届きます。耐火物バインダーや鋳物砂用バインダー、金属表面処理剤に、溶かす手間なしで使えます。荷姿は25kgのバッグインボックスかポリ缶です。

種類
第一リン酸アルミニウム液
化学式
Al(H2PO4)3
規格
工業用
含量・濃度
50%
外観・溶けやすさ
水溶液
荷姿
バッグインボックスまたはポリ缶、25kg
主な用途
金属表面処理剤、耐火物バインダー、鋳物砂用バインダー、防炎剤
CAS番号
13530-50-2
分子量
317.94
記載なし
pH・代表値・物性
公式ページへ詳細・仕様

正リン酸アルミニウム(AlPO4)

3製品
関東化学株式会社りん酸アルミニウム 01179-01含量の規格つきで少量を使う口コミを書く5,600円税抜

この表の試薬で、含量の規格を公式ページに出しているのは関東化学だけです。Al2O3として39.7〜44.7%、P2O5として55.3〜60.3%で、規格は鹿1級です。500gで5,600円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
正リン酸アルミニウム(AlPO4)
化学式
AlPO4
規格
鹿1級
含量・濃度
Al2O3として39.7〜44.7%、P2O5として55.3〜60.3%
荷姿
500g
代表値・物性
融点1460℃超(文献値)
CAS番号
7784-30-7
分子量
121.95
記載なし
外観・溶けやすさ・主な用途・pH
公式ページへ詳細・仕様
純正化学株式会社りん酸アルミニウム 84055-1501研究・試作で少量を使う口コミを書く3,800円本体価格

正リン酸アルミニウムを化学用の試薬として500gで買えます。本体価格は3,800円で、公開価格のある試薬の中で安いほうです。純度の数値は公式ページに出ていないので、製品規格書で確かめます。

種類
正リン酸アルミニウム(AlPO4)
化学式
AlPO4
規格
化学用
荷姿
500g
代表値・物性
比重2.560
CAS番号
7784-30-7
分子量
121.95
記載なし
含量・濃度・外観・溶けやすさ・主な用途・pH
公式ページへ詳細・仕様
太平化学産業株式会社第三リン酸アルミニウム タイポリーL2セラミックス原料・難燃剤を袋で買う口コミを書く要見積

正リン酸アルミニウムを工業用の25kg紙袋で出しているのは、この表では太平化学産業だけです。用途はセラミックス原料と難燃剤です。水にも酸にも溶けない白色の粉末なので、液のバインダーとは使い方が違います。

種類
正リン酸アルミニウム(AlPO4)
化学式
AlPO4
規格
工業用
外観・溶けやすさ
白色の粉末、水と酸に溶けない
荷姿
紙袋、25kg
主な用途
セラミックス原料、難燃剤
CAS番号
7784-30-7
分子量
121.95
記載なし
含量・濃度・pH・代表値・物性
公式ページへ詳細・仕様

縮合リン酸アルミ

2製品
テイカ株式会社K-WHITE #84 縮合リン酸アルミ塗料の防錆顔料口コミを書く要見積

トリポリリン酸二水素アルミニウムを改質した、塗料向けの無公害防錆顔料です。#84の代表値はpH6.4、平均粒子径3.7μmです。K-WHITEには粒子径や水溶分の違う銘柄があり、塗料に合わせて選べます。

種類
縮合リン酸アルミ
化学式
AlH2P3O10・2H2O を改質
外観・溶けやすさ
白色粉末
主な用途
防錆顔料
pH
6.4(代表分析例)
代表値・物性
平均粒子径3.7μm、真比重3.1(代表分析例)
記載なし
規格・含量・濃度・荷姿・CAS番号・分子量
公式ページへ詳細・仕様
テイカ株式会社縮合リン酸アルミ K-BOND #90水ガラスの硬化剤、耐火物バインダー口コミを書く要見積

水ガラス系の硬化剤・耐火物バインダーに使う縮合リン酸アルミです。#90は酸性度1.7meq/gで、ポットライフが長い銘柄です。早く固めたいときは、同じK-BONDでポットライフが短い銘柄を選びます。

種類
縮合リン酸アルミ
化学式
AlH2P3O10・2H2O を改質
外観・溶けやすさ
白色粉末
主な用途
硬化剤、耐火物バインダー
pH
2.9(代表分析例)
代表値・物性
酸性度1.7meq/g、ポットライフ長い(代表分析例)
記載なし
規格・含量・濃度・荷姿・CAS番号・分子量
公式ページへ詳細・仕様

第一リン酸アルミニウム液1製品

太平化学産業株式会社

第一リン酸アルミニウム液 50%

耐火物・鋳物砂の結合剤、金属表面処理

この表で唯一の液体で、酸性リン酸アルミニウムを50%に溶かした状態で届きます。耐火物バインダーや鋳物砂用バインダー、金属表面処理剤に、溶かす手間なしで使えます。荷姿は25kgのバッグインボックスかポリ缶です。

コスト要見積

種類
第一リン酸アルミニウム液
化学式
Al(H2PO4)3
規格
工業用
含量・濃度
50%
外観・溶けやすさ
水溶液
荷姿
バッグインボックスまたはポリ缶、25kg
主な用途
金属表面処理剤、耐火物バインダー、鋳物砂用バインダー、防炎剤
CAS番号
13530-50-2
分子量
317.94
記載なし
pH・代表値・物性
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正リン酸アルミニウム(AlPO4)3製品

関東化学株式会社

りん酸アルミニウム 01179-01

含量の規格つきで少量を使う

この表の試薬で、含量の規格を公式ページに出しているのは関東化学だけです。Al2O3として39.7〜44.7%、P2O5として55.3〜60.3%で、規格は鹿1級です。500gで5,600円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト5,600円税抜

種類
正リン酸アルミニウム(AlPO4)
化学式
AlPO4
規格
鹿1級
含量・濃度
Al2O3として39.7〜44.7%、P2O5として55.3〜60.3%
荷姿
500g
代表値・物性
融点1460℃超(文献値)
CAS番号
7784-30-7
分子量
121.95
記載なし
外観・溶けやすさ・主な用途・pH
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純正化学株式会社

りん酸アルミニウム 84055-1501

研究・試作で少量を使う

正リン酸アルミニウムを化学用の試薬として500gで買えます。本体価格は3,800円で、公開価格のある試薬の中で安いほうです。純度の数値は公式ページに出ていないので、製品規格書で確かめます。

コスト3,800円本体価格

種類
正リン酸アルミニウム(AlPO4)
化学式
AlPO4
規格
化学用
荷姿
500g
代表値・物性
比重2.560
CAS番号
7784-30-7
分子量
121.95
記載なし
含量・濃度・外観・溶けやすさ・主な用途・pH
公式ページへ
太平化学産業株式会社

第三リン酸アルミニウム タイポリーL2

セラミックス原料・難燃剤を袋で買う

正リン酸アルミニウムを工業用の25kg紙袋で出しているのは、この表では太平化学産業だけです。用途はセラミックス原料と難燃剤です。水にも酸にも溶けない白色の粉末なので、液のバインダーとは使い方が違います。

コスト要見積

種類
正リン酸アルミニウム(AlPO4)
化学式
AlPO4
規格
工業用
外観・溶けやすさ
白色の粉末、水と酸に溶けない
荷姿
紙袋、25kg
主な用途
セラミックス原料、難燃剤
CAS番号
7784-30-7
分子量
121.95
記載なし
含量・濃度・pH・代表値・物性
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縮合リン酸アルミ2製品

テイカ株式会社

K-WHITE #84 縮合リン酸アルミ

塗料の防錆顔料

トリポリリン酸二水素アルミニウムを改質した、塗料向けの無公害防錆顔料です。#84の代表値はpH6.4、平均粒子径3.7μmです。K-WHITEには粒子径や水溶分の違う銘柄があり、塗料に合わせて選べます。

コスト要見積

種類
縮合リン酸アルミ
化学式
AlH2P3O10・2H2O を改質
外観・溶けやすさ
白色粉末
主な用途
防錆顔料
pH
6.4(代表分析例)
代表値・物性
平均粒子径3.7μm、真比重3.1(代表分析例)
記載なし
規格・含量・濃度・荷姿・CAS番号・分子量
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テイカ株式会社

縮合リン酸アルミ K-BOND #90

水ガラスの硬化剤、耐火物バインダー

水ガラス系の硬化剤・耐火物バインダーに使う縮合リン酸アルミです。#90は酸性度1.7meq/gで、ポットライフが長い銘柄です。早く固めたいときは、同じK-BONDでポットライフが短い銘柄を選びます。

コスト要見積

種類
縮合リン酸アルミ
化学式
AlH2P3O10・2H2O を改質
外観・溶けやすさ
白色粉末
主な用途
硬化剤、耐火物バインダー
pH
2.9(代表分析例)
代表値・物性
酸性度1.7meq/g、ポットライフ長い(代表分析例)
記載なし
規格・含量・濃度・荷姿・CAS番号・分子量
公式ページへ
Q&A

リン酸アルミニウム選びで、よくある疑問

購買担当の疑問リン酸アルミニウムの価格は?

試薬は公開価格があり、工業用の液・袋物と防錆顔料は見積もりです。純正化学の84055-1501は500gで3,800円(本体価格)、関東化学の01179-01は500gで5,600円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

設備担当の疑問リン酸アルミニウムの種類と違いは?

この表では、第一リン酸アルミニウム液、正リン酸アルミニウム、縮合リン酸アルミの3つに分けました。第一リン酸アルミニウム液は酸性の液で結合剤に、正リン酸アルミニウムは水に溶けない粉でセラミックス原料に、縮合リン酸アルミは防錆顔料や硬化剤に使います。

設備担当の疑問第一リン酸アルミニウムと第三リン酸アルミニウムの違いは?

第一はリン酸の水素が残った酸性の塩で、太平化学産業は50%水溶液で出しています。第三はAlPO4で、水にも酸にも溶けない白色の粉末です。用途も、第一が耐火物バインダーや金属表面処理剤、第三がセラミックス原料や難燃剤と分かれます。

工場長の疑問耐火物のバインダーに使うリン酸アルミニウムは?

太平化学産業の第一リン酸アルミニウム液 50%は、耐火物バインダーと鋳物砂用バインダーを用途に載せています。粉で使うなら、テイカのK-BONDが硬化剤・耐火物バインダーです。

設備担当の疑問防錆顔料のK-WHITEとは?

テイカの縮合リン酸アルミでできた無公害防錆顔料です。トリポリリン酸二水素アルミニウムを改質した白色粉末で、#84の代表値はpH6.4、平均粒子径3.7μmです。

工場長の疑問K-BONDの#80と#90の違いは?

酸性度とポットライフが違います。#80は酸性度4.3meq/gでポットライフが短く、#90は1.7meq/gで長い銘柄です。ポットライフは水ガラス系での相対比較です。

購買担当の疑問リン酸アルミニウムの荷姿は?小口でも買える?

工業用は、太平化学産業の第一リン酸アルミニウム液がバッグインボックスかポリ缶の25kg、第三リン酸アルミニウムが紙袋25kgです。少量なら、純正化学や関東化学の試薬の500g瓶を使います。

設備担当の疑問試薬のりん酸アルミニウムは、何を見て選ぶ?

規格と含量を見ます。関東化学の01179-01は鹿1級で、Al2O3として39.7〜44.7%、P2O5として55.3〜60.3%です。純正化学の84055-1501は化学用で、含量は製品規格書で確かめます。

設備担当の疑問第二リン酸アルミニウムやメタリン酸アルミニウムは?

どちらも太平化学産業が工業用で出しています。第二リン酸アルミニウムは水に溶けず、酸とアルカリには溶ける粉で、歯科材料・セラミックス原料に使い、紙袋10kgです。メタリン酸アルミニウムは酸に溶ける粉で、セラミックス原料に使い、紙袋25kgです。

施設管理の疑問リン酸アルミニウムの取り扱いで気をつけることは?

第一リン酸アルミニウム液は酸性の液なので、金属の容器や配管との相性を確かめます。テイカのK-BOND

TYPES

リン酸アルミニウムの種類の違い

第一リン酸アルミニウム液

リン酸の水素が残った酸性のアルミニウム塩を、水に溶かした液です。別名は酸性リン酸アルミニウム液で、耐火物や鋳物砂の結合剤、金属の表面処理、防炎剤に使います。

向いている使い方

  • 耐火物・鋳物砂の結合剤
  • 金属の表面処理

根拠:太平化学産業は、第一リン酸アルミニウム液をリン酸と水酸化アルミニウムから作る50%水溶液として案内しています。(出典1)

この種類の1製品を表で見る

正リン酸アルミニウム(AlPO4)

リン酸1つにアルミニウム1つが付いた塩で、白い粉です。水にほとんど溶けず、セラミックス原料や難燃剤に使います。分析や試作には試薬の500g瓶を使います。

向いている使い方

  • セラミックス原料・難燃剤
  • 研究・試作の試薬

根拠:太平化学産業は、第三リン酸アルミニウムを水にも酸にも溶けない白色の粉末として案内しています。(出典2)

この種類の3製品を表で見る

縮合リン酸アルミ

リン酸が3つつながったトリポリリン酸二水素アルミニウムを、用途に合わせて改質した粉です。塗料の防錆顔料、水ガラスの硬化剤、耐火物の結合剤に使います。

向いている使い方

  • 塗料の防錆顔料
  • 水ガラスの硬化剤・耐火物の結合剤

根拠:テイカは、K-WHITE・K-BONDをトリポリリン酸二水素アルミニウムを素材に用途に応じて改質した製品として案内しています。(出典5)

この種類の2製品を表で見る
MAKERS

リン酸アルミニウムの主なメーカー4社

関東化学株式会社

この表の試薬で、含量の規格を公式ページに出しているのは関東化学だけです。

東京都

純正化学株式会社

正リン酸アルミニウムを化学用の試薬として500gで買えます。

東京都

太平化学産業株式会社

この表で唯一の液体で、酸性リン酸アルミニウムを50%に溶かした状態で届きます。

大阪府

テイカ株式会社

トリポリリン酸二水素アルミニウムを改質した、塗料向けの無公害防錆顔料です。

大阪府

出典
  1. 太平化学産業 第一リン酸アルミニウム液 50%
  2. 太平化学産業 第三リン酸アルミニウム
  3. 太平化学産業 第二リン酸アルミニウム
  4. 太平化学産業 メタリン酸アルミニウム
  5. テイカ 縮合リン酸アルミ
  6. テイカ 縮合リン酸アルミ 製品仕様一覧
  7. 純正化学 りん酸アルミニウム 84055-1501
  8. 関東化学 りん酸アルミニウム 01179-01
掲載基準

業務で使うリン酸アルミニウム(第一リン酸アルミニウム液、第三リン酸アルミニウムなどの正リン酸アルミニウム、トリポリリン酸二水素アルミニウムを素材にした縮合リン酸アルミ)のうち、日本の会社が自社製品として出し、公式ページで現行の仕様を確認できた品を掲載。各社の代表を1〜2品に絞り、工業品は品名と銘柄、試薬は製品コードで区別しています。リン酸そのもの、ナトリウム・カリウム・カルシウムのリン酸塩、ステアリン酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、医薬品の制酸剤は除外し、リン酸とリン酸塩の比較とは物質で線を引いています。富士フイルム和光純薬のサイトに載るりん酸アルミニウムは製造元が海外の会社のため、ナカライテスクは掲載が見つからなかったため、東京化成工業は公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられなかったため載せていません。

リン酸アルミニウムを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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