口コミを書く
GUIDE / HOIRO

ホイロとは?ベーカリーで使うホイロとドウコンディショナーの種類(発酵専用・1室・2室独立)と、天板の枚数・温度・電源・価格の選び方

パン生地を焼く前に発酵させるホイロ(発酵器)と、冷凍・冷蔵からホイロまでを自動で切り替えるドウコンディショナーの違い、1室と2室独立の使い分け、天板の枚数・温度と湿度の範囲・電源・値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

ホイロは、パン生地を焼く前に、温度と湿度を保って発酵させる機械です。発酵だけを受け持つホイロと、冷凍・冷蔵からホイロまでを1台で切り替えるドウコンディショナーがあり、ドウコンディショナーには1室の型と2室独立の型があります。選ぶときは「冷凍生地を使うか」「天板を何枚入れるか」「電源は何か」の3つを先に決めます。

ホイロとは

ホイロは、成形したパン生地を焼く前に、温度と湿度を保って膨らませる発酵器です。ドウプルーファーとも呼びます。愛工舎製作所は、ホイロを焼く前の最終発酵を受け持つ機械として案内しています。

ドウコンディショナー(ドウコン)は、冷やす機能を持ったホイロです。生地を冷凍・冷蔵して止めておく工程から、解凍・発酵までを1台で自動で切り替えます。フジマックのドウコンディショナーは、フリーズ・リタード・プレホイロ・ホイロを受け持ちます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るホイロとドウコンディショナーを、各社の代表の型の単位で載せています。業務用冷蔵庫・リターダー・フリーザーだけの機器、オーブンと一体の機器、海外メーカーの輸入品は載せていません。

3つの種類

  • ホイロ(発酵専用)は、焼く前の最後の発酵だけを受け持ちます。例は愛工舎製作所のADP-6216D、コトブキベーキングマシンのKNH-36RS、マルゼンの架台ホイロMBKH-5Eです
  • フクシマガリレイのQBX-132HRST1は、冷蔵の機能を持つホイロで、0〜40℃で使えます
  • ドウコンディショナー(1室)は、1つの部屋で冷凍・冷蔵・ホイロを切り替えます。例はフジマックのFRDCT121CA、ホシザキのHDC-7S1TAです
  • ドウコンディショナー(2室独立)は、上下の部屋を別々に動かします。例はフクシマガリレイのBDX-236STX、ホシザキのHDC-32D2A3、コトブキベーキングマシンのKDM-32Tです

天板の枚数と大きさ

  • ホシザキのHDC-7S1TAは、欧州天板か六取天板が7枚で、高さ850mmのテーブル形です
  • マルゼンのMBKH-5Eは、天板が10枚で、高さ1000mmの架台にオーブンを載せて使います
  • フジマックのFRDCT121CAは、間口780mmに8取天板が12枚入ります
  • 愛工舎製作所のADP-6216Dは、600×400mmの天板が32枚入ります
  • コトブキベーキングマシンのKNH-36RSは、2枚×18段で36枚入ります
  • 2室の型では、ホシザキのHDC-32D2A3が六取天板16枚ずつで、間口は750mmです

温度と湿度

  • コトブキベーキングマシンのKDM-32Tは、温度が-10〜50℃、湿度が50〜90%です
  • フクシマガリレイのBDX-236STXは、温度が-15〜40℃、湿度が60〜90%です
  • フクシマガリレイのQBX-132HRST1は、温度が0〜40℃、湿度は90%までです
  • ホシザキのドウコンディショナーは、湿度を50%まで下げられます。メロンパンやドーナツの生地も、低い湿度のホイロ運転で発酵させられます

電源

  • ホシザキのHDC-7S1TAは、単相100Vで使えます
  • マルゼンのMBKH-5Eは、単相200Vです
  • 愛工舎製作所のADP-6216D、フクシマガリレイのBDX-236STXとQBX-132HRST1、ホシザキのHDC-32D2A3は、三相200Vです。動力の配線があるか先に確かめます

値段

  • マルゼンのMBKH-5Eは、598,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • フクシマガリレイのQBX-132HRST1は、1,428,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ホシザキのHDC-7S1TAは、1,734,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • フクシマガリレイのBDX-236STXは、2,328,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ホシザキのHDC-32D2A3はオープン価格です。ほかの会社は値段を公式に出していません

選ぶ順番

  1. 冷凍生地や前の晩の仕込みを使うなら、冷やす機能のあるドウコンディショナーにします。焼く直前の発酵だけなら、ホイロで足ります
  2. 生地の種類が多く、冷蔵と発酵を同時に回すなら、2室独立の型にします
  3. 1回に焼く天板の枚数と、天板のサイズ(六取・八取・欧州)⁠か⁠ら⁠、収容枚数を決めます
  4. 電源(単相100V・単相200V・三相200V)と、加湿の給水・排水を確かめます
  5. 手入れは、庫内を水洗いできる型や、加湿のダクトを自動で洗う型があります
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉