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GUIDE / CEILING-SPEAKER

天井スピーカーとは?店舗・オフィス・学校で使う天井スピーカーの種類(埋込・露出・兼用・PoE)と、インピーダンス・取付穴・価格の選び方

館内放送やBGMに使う天井スピーカーの4つの種類、ハイインピーダンスとローインピーダンスの違い、アンプとのつなぎ方、非常放送に使える型、取付穴の大きさと値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

天井スピーカーは、天井に付けて館内放送やBGMを流すスピーカーです。シーリングスピーカーとも呼びます。付け方と鳴らし方で、ハイインピーダンスの埋込型・天井面に出す露出型・8Ωでも鳴らせる兼用の埋込型・LANで鳴らすネットワーク型に分かれます。選ぶときは「放送か音楽か」「非常放送に使うか」「アンプの鳴らし方」の3つを先に決めます。

天井スピーカーとは

天井スピーカーは、天井に付けて、事務所・教室・売り場・会議室の全体に声や音楽を届けるスピーカーです。床や壁の場所をとらず、同じ型を何台も並べて部屋のすみずみまで鳴らします。

比較ページには、日本の会社が自社で作る天井スピーカーを、型番の単位で載せています。アンプ、壁掛型やホーン型のスピーカー、パネルだけの製品は載せていません。

4つの種類

  • 天井埋込型(ハイインピーダンス)は、天井に穴を開けて埋め込み、パネルで前を覆います。TOAのCM-1830A、ユニペックスのPR-1360、パナソニック コネクトのWS-TN10がこの型です
  • 天井露出型は、天井面にそのまま出して付けます。TOAのPC-2638A、パナソニック コネクトのWS-4430Aがこの型です
  • 兼用・音楽向けの埋込型は、8Ωでも鳴らせて低い音まで出ます。ヤマハのVXC4、JVCケンウッドのPS-S212とPS-S216、ユニペックスのDCS-60がこの型です
  • ネットワーク型(PoE)は、LANケーブル1本で音声と電源を受けます。ヤマハのVXC2Pがこの型です

ハイインピーダンスとローインピーダンス

  • ハイインピーダンス(100系)は、長い配線で何台もつなぐ館内放送の鳴らし方です
  • ハイインピーダンス専用の型は、ローインピーダンスのアンプにつなぐと音量が上がらず、音が歪みます
  • スピーカーの合計のW数を、アンプの定格出力に合わせてつなぎます
  • TOAのCM-1830Aは3Wと1W、パナソニック コネクトのWS-TN10は6W・3W・1Wを切り換えられます

非常放送に使うとき

  • 指定のパネルと組み合わせて認定を受けた型を使います。指定以外の組み合わせは、非常用放送設備に使えません
  • 非常放送のスピーカーは音の大きさでS級・M級・L級に分かれ、L級は92dB以上です

取付穴と天井の高さ

  • 取付穴は、TOAのCM-1830Aが直径150mm、ヤマハのVXC4とVXC2Pが直径186mm、ユニペックスのDCS-60が直径240〜250mmです
  • システム天井に付けるときは、TOAの資料では天井パネルの板厚1.2mm以下・開口率25%以上が条件です
  • JVCケンウッドのPS-S212は推奨の天井高が約2.5m〜5m、PS-S216は約3.5m〜7mです

値段

  • TOAのCM-1830Aは6,900円、PC-2638Aは11,500円、ユニペックスのPR-1360は6,700円、DCS-60は25,000円です(どれも税抜)
  • ヤマハのVXC4は1ペア44,000円、VXC2Pは1台99,000円です(税込)
  • JVCケンウッドとパナソニック コネクトはオープン価格です

手入れと買い替え

  • パナソニック コネクトは、おおむね10年を超えて使ったスピーカーは買い替えの検討を呼びかけています
  • 高い所のスピーカーには落下防止ワイヤーを付け、地震のあとは取付部の緩みを確かめます
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