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GUIDE / PDM-SYSTEM

PDMシステムとは?PLMとの違いと、BOM中心・図面中心・クラウドの種類、BOM管理・対応CAD・費用の選び方

図面・CADデータ・部品表(BOM)⁠・変更履歴を管理するPDMシステムの3つの種類、PLMや文書管理との違い、対応CAD、費用の見方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

PDMシステムは、図面・CADデータ・部品表(BOM)⁠・変更履歴を設計の現場でまとめて管理するソフトです。BOM中心の型、図面・CADデータ中心の型、クラウドの型の3つがあります。部品表を生産管理へ渡すのか、図面の管理だけで足りるのかを先に決めると、選ぶ製品が絞れます。

PDMシステムとは

PDMシステムは、図面やCADデータ、部品表、変更の履歴を1か所で管理するソフトです。製品データ管理(Product Data Management)の略で、製品情報管理とも呼びます。フォルダーで図面を持っていると、どれが最新版か分からない、図面が見つからない、変更がどの製品に効くか調べられない、といった困りごとが出ます。PDMは、図面を部品に結びつけて版を残し、最新版を誰でも見られるようにします。

比較ページには、日本の会社が自社で作るPDMを製品の単位で載せています。製品の一生を通して管理する大型のPLMは、PLMシステムの比較に分けています。販売店が売る他社製品、CADソフト単体は載せていません。

3つの種類

  • BOM中心の型:部品表を軸に図面と文書を結びつけます。例はコアのOpenPDM核、NSWのBase-Right、コネクテッドのFullWEB-PDMです
  • 図面・CADデータ中心の型:図面やCADデータの置き場所と版を整えます。例はアイ・シー・エスのPDMics、トヨタシステムズのExDB Neo PDMです
  • クラウドの型:メーカーのクラウドを月額で使います。例はトモラクのTomorakuPLM、コネクテッドのFullWEB-PDMクラウドです

PLM・文書管理との違い

PDMは設計のデータを管理する仕組みで、PLMは製造や保守の情報まで範囲を広げます。文書管理は文書や図面のファイルを版ごとにしまう仕組みで、PDMはそこに部品表や図面の親子関係を足します。コネクテッドのFullWEB-PDMは、文書管理のFullWEBにBOM機能を足した製品です。

選ぶときに見るところ

選ぶときは「部品表の範囲」「使っているCAD」「置き場所」の3つを先に決めます。

  • 部品表の範囲:設計の部品表だけか、製造や保守の部品表まで持つかを決めます。NSWのBase-Rightは、E-BOMのほかM-BOM・P-BOM・S-BOMまで持てます
  • 使っているCAD:標準で連携するか、別売か、カスタマイズかを確かめます。コアのOpenPDM核は、SolidWorksとAutoCADとの連携を用意しています
  • 置き場所:サーバーを自社で持つか、クラウドを使うかを決めます。トモラクのTomorakuPLMにオンプレミス版はありません
  • 使う人の数:ライセンスの数え方で費用が変わります。Base-Rightはサーバーライセンス制、OpenPDM核は同時接続ライセンスです

値段

値段を公式に出している製品は多くありません。

  • アイ・シー・エスのPDMicsは、最小構成100万円〜(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • コネクテッドのFullWEB-PDMは、サーバーが7,500,000円(5FCAL付き)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • コネクテッドのFullWEB-PDMクラウドは、立ち上げ200,000円、サーバー使用料が月120,000円、クライアント使用料が月50,000円です。公式ページに2022年2月25日時点と書かれた値段です
  • トモラクのTomorakuPLMは、月額10万円〜⁠⁠⁠です

税込か税抜かは製品でそろっていないので、見積もりで確かめます。導入の支援やデータの移行、サーバーの費用は別にかかります。

導入の進め方

図面の持ち方と品番のルールを先に決めます。それから、少ない部署で試して広げます。TomorakuPLMは契約後3〜6か月で本格稼働すると公式に書いています。FullWEB-PDMクラウドは、当月20日までの注文で翌月1日から使えます。

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