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GUIDE / KANJOUKEI-SYSTEM

勘定系システムとは?銀行・信用金庫の勘定系の種類(オープン勘定系・共同利用型・クラウドネイティブ)と、稼働基盤・採用先・連携の選び方

銀行・信用金庫の預金・融資・為替を処理する勘定系システムの3つの種類、メインフレームとオープン勘定系の違い、単独利用と共同利用型の違い、クラウドで動かすときの見方を、日立・BIPROGY・NTTデータ・富士通の公式資料で整理しました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

勘定系システムは、銀行や信用金庫の預金・融資・為替の取引を記帳し、口座の残高を管理する基幹のシステムです。コアバンキングシステムとも呼びます。誰と何を共有して使うかで、単独利用のオープン勘定系パッケージ、複数の金融機関で使う共同利用型、クラウドの上で作ったクラウドネイティブ型の3つに分かれます。選ぶときは「単独か共同か」「どこで動かすか」「何とつなぐか」の3つを先に決めます。

勘定系システムとは

勘定系システムは、預金・融資・為替の取引を記帳して、口座の残高を管理する銀行の中心のシステムです。営業店の端末・ATM・インターネットバンキングで受けた取引は、最後に勘定系で記帳されます。1980年代から、多くの銀行がメインフレームの第三次オンラインシステムで勘定系を動かしてきました。いまは、これをオープン基盤やクラウドへ移す更改が進んでいます。

比較ページには、日本の会社が自社で開発して提供する勘定系を、各社の代表の製品の単位で載せています。一般企業のERPや会計ソフト、インターネットバンキングだけの製品は載せていません。

3つの種類

  • オープン勘定系パッケージ(単独利用)は、LinuxやWindowsなどのオープン基盤で動く勘定系を1行ごとに入れます。例はOpenStageとBankVisionです
  • 共同利用型は、複数の金融機関が同じセンターや同じアプリを使い、費用を分けます。例は地銀共同センターとOptBAEです
  • クラウドネイティブ型は、はじめからクラウドの上で動かす前提で作り、業務機能ごとのサービスを組み合わせます。例はFujitsu Core Banking xBankです

稼働基盤の見方

  • OpenStageは、Linuxを採用したオープン勘定系パッケージです。パブリッククラウド化は技術検証を進めている段階です
  • BankVisionは、2007年5月に稼働を始め、2022年にMicrosoft Azureの上で国内コアバンキングシステム初のクラウド勘定系として稼働しました
  • Fujitsu Core Banking xBankは、AWSの上で動きます
  • 地銀共同センターは、参加行13行とともに2028年1月に統合バンキングクラウドを適用します

単独利用と共同利用の選び方

  • 自行の商品やチャネルに合わせて作り込みたいなら、単独利用のパッケージを選びます
  • 費用を他の金融機関と分けたいなら、共同利用型を選びます。仕組みが共通なので、自行だけの作り込みは限られます
  • OptBAEは、運用と基盤を共同で使いながら、アプリを単独利用SBI21にするか共通利用にするかを選べます

連携と更改の進め方

  • 営業店・ATM・インターネットバンキングとのつなぎ方を先に確かめます。OpenStageはゲートウェイ機能を持つバンキングハブシステムでつなぎます
  • 外部のサービスとAPIでつなぐなら、BankVisionのResonatexやxBankの内部・外部のAPIのように、APIの仕組みを公式に出している製品を見ます
  • 更改は年単位です。伊予銀行は2023年にOpenStageの採用を決め、稼働は2028年の予定です
  • 載せた製品はどれも価格を公式に出していません。業務の範囲と移行の進め方を決めてから見積もりを取ります
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